マーフィー
April 30, 2011 20:14
◆YB2−8G◆
負ければ、横浜と入れ替えで最下位転落の危機に立たされた巨人はこの大事な一戦でプロ初登板初先発となるドラフト4位ルーキー・小山を抜擢。坂本の先頭打者弾で2点の援護を貰った小山だが、4回までに2点を失って降板となった。同点で迎えた6回、寿司職人ラミレスの4号2ランでようやく勝ち越した巨人は8回には3四死球で貰った満塁のチャンスに代打・亀井が2点二塁打。9回には長野がダメ押しの2ラン。連敗を3で止め、最下位転落を免れた。2番手として2回を無失点に抑えた謎の新助っ人・アルバラデホは来日初勝利。
◆D5−4C◆
名手・川相を退団させると言う球団史に残る愚行を犯し、開幕ダッシュに失敗している中日だが、既に、巨人のスタッフと化してしまった川相に頼る事は不可能な状況とあって、川井を先発起用。初回に1点、2回にも今季初スタメンの小山の一発で3点と早くも4点のリードを貰ったもののの、カワイであって、川相ではない川井ではチームの悪い空気を変える事は出来ず、5回に四球を連発して、満塁のピンチ。四球で野手のリズムを崩してしまったか、森野のエラーで2点を失うと、代打・小窪にタイムリーを浴びた後、自らの暴投で同点としてしまい、この限りでKO。しかし、同点で迎えた8回、中日はベンちゃんのタイムリー二塁打で勝ち越し。最後は岩瀬が締めて、辛くも逃げきった。
◆T6−2S◆
ホワイトセルのタイムリーで初回から先制された阪神だが、その裏、同点に追い付き、なおも満塁のチャンスにJ.マッケンジーが走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、一気に3点を勝ち越し。3回には新井貴の2号ソロが飛び出すと、7回にも1点を加えて、試合を決定付けた。ヤクルトは10残塁3併殺と言う拙攻が大きく響き、15日ぶりの連敗を喫した。
◆M1−0H◆
和田同様好投報われずに今季白星のない杉内。この日は立ち上がりからピリッとせず、6回まで毎回安打を浴びながらも、再三再四のピンチであと1本を許さない粘りの投球を展開。何とか杉内を援護したいソフトバンク打線だったが、マーフィーの前に7回まで散発4安打と沈黙。いつまでも貰えない援護についに根負けしたか、杉内はその裏、清田,岡田と連続二塁打を浴びて、ついに先制点を献上。8回二死一、二塁のチャンスを潰したソフトバンクは9回にも一死満塁と絶好のチャンスを掴み、マーフィーをKOするが、代わった薮田の前に後続を断たれて、完封負け。杉内は11安打4四球を許しながら1点で凌いだものの、またも打線に見殺しにされる形で今季初黒星。
◆F9−6L◆
元気のない西武打線がこの日は序盤から繋がりを見せる。初回にフェルナンデスのタイムリーで先制したのを皮切りに、2回にも1点、3回には4長短打を集中して3点を加えると、5回にもエラー絡みで1点を追加し、5点のリード。しかし、その裏から平野が突然崩れ、稲葉の今季初アーチとなる3ラン等で一気に追い付かれて、KO。これで流れを引き寄せた日本ハムは6回には大野の今季アーチで勝ち越すと、7回には鵜久森,トンガの連続タイムリーでダメ押しの2点を追加した。西武は5点のリードを守れず、4連敗となった。
◆E3−1Bs◆
開幕から4番の座を守っていたティー岡田だが、前日の3三振に岡田監督がぶち切れてスタメン落ち。代わって後藤が4番に入るなどテコ入れが奏功したか、初回から北川のタイムリーで先制。しかし、先発・中山が2回に山崎に被弾。嶋にもタイムリー二塁打をあび、あっさり勝ち越しを許してしまう。テコ入れ効果があったのは初回だけで2回以降は走者を出しても残塁の山を築くばかり。6回一死一、二塁のチャンスではスタメン落ちのティー岡田が代打で起用されるも三振に倒れて、汚名返上ならず。その裏、聖沢のタイムリー二塁打でダメ押し点を献上。9回にティー岡田が名誉挽回の二塁打を放つなど、一発逆転のチャンスを掴んだものの、後続を断たれた。楽天は今季初の3連勝。
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September 21, 2010 23:55
◆G4−3YB◆
V4へ望みを繋ぐ為、全戦必勝体勢で臨む巨人は2回、先頭の阿部がライトスタンドへ42号ソロを叩き込み、1点を先制。4回には先頭のガッツが34号ソロを放り込み、2点目を追加。一死後、阿部,矢野と連打を浴びせたが、江戸川,脇谷と打ち上げて、1点止まり。5回まで二塁も踏めずにいた横浜は6回、一死から石川,ハーパーと連打し、4,5番に繋いだが、村田,スレッジがあえなく凡退し、二者残塁。巨人は7回、脇谷,代打・マッスル千代の富士と連打を浴びせて、無死一、三塁とすると、坂本がライトへ犠飛を打ち上げ、3点目。しかし、8回、この回から代わった2番手・久保が球団新記録となる74試合目の登板を台無しにするよもやの大乱調。いきなり代打・藤田,内川と連打されると、一死後、ハーパーにライトポール直撃の17号3ランを浴び、一気に試合は振り出しに戻り、その儘、延長にもつれ込んだ。巨人は10回、2四球で二死一、二塁のチャンスで先制弾を含む3安打と当たっている阿部が登場するも、阿部の痛烈な低空ライナーはバックホームに備えて浅めに守っていた内川にダイレクトで抑えられ、サヨナラならず。直後の11回、横浜は先頭の村田がレフト線へ二塁打。二死後、下園のセンター前へ抜けようかと言う打球を坂本にダイビングで抑えられ、内野安打止まり。ここで代打・橋本が起用されるも、空振り三振に倒れて、二者残塁。ラストイニングとなった12回、巨人は一死から坂本が左中間スタンドへ大台に乗せる30号ソロを叩き込み、劇的なサヨナラ勝ちで優勝戦線に辛くも踏み留まった。5番手・越智は1回を三者凡退に斬って取り、4勝目。
◆D3−0T◆
勝てばマジック点灯となる阪神は初回二死一、二塁のチャンスにブラゼルがセカンドゴロと凡退。3回にも二死一、二塁のチャンスを掴むが、新井がセカンドゴロに終わり、またも二者残塁。一方、中日も3回まで毎回走者を出しながらあと一本が出ずにいたが、4回、一死からベンちゃん,ブランコの連打で一、三塁とした所で野本がセンターへ犠飛を打ち上げ、ついに1点を先制。6回には二死二塁からまたも野本がレフト前へタイムリーを放ち、1点を追加。8回にはマット・マートンのエラーでダメ押しの3点目。9回は浅尾−岩瀬と繋いで、完封リレーを達成。阪神のマジック点灯を阻止し、再びゲーム差を2.5と広げた中日は今季のAクラスが確定した。先発のウッチャンは8回を散発4安打無失点の好投で13勝目。
◆C5−2S◆
ヤクルトは初回、二死走者なしから畠山がライト前へ弾き返すと、ホワイトセルがタイムリー二塁打を浴びせて、1点を先制。続く飯原もセンター前へタイムリーを放ち、1点を追加。2点を追う広島は4回、一死から栗原が2試合連続の13号ソロを叩き込むと、二死後、ルパン広瀬,石井タクローと連打を浴びせるが、石原が打ち上げて、1点止まり。しかし、6回、栗原の二塁打,ルパン広瀬の四球で二死一、二塁とすると、石井タクローがセンター前へタイムリーを放ち、ついに同点。ヤクルトは8回、鬼崎,ホワイトセルの連打で一、二塁とするも、後続3人が凡退し、二人の走者は釘付け。ピンチを脱した広島はその裏、先頭の栗原がこの日2本目となる14号ソロを叩き込み、ついに勝ち越し。更に、この後、石井タクローのタイムリー二塁打,丸の犠飛で2点を追加。最後は横山が締めて、逃げきった。3番手の上野は1回を無失点に抑え、2年ぶりの白星。
◆F4−3Bs◆
高橋由伸,中山の両先発が上々の滑り出しを見せ、両軍3回まで無得点。試合が動いたのは4回。偽バファローズは先頭の森山がレフト線へ二塁打を浴びせると、後藤のセカンドゴロで三進。カブレラが歩いて、一、三塁となった所で2週間ぶりにスタメン復帰のティー岡田がレフト前へ先制のタイムリー。その裏、日本ハムはヒットの小谷野を糸井が送って、一死二塁。続く鵜久森が三振に倒れた所で岡田監督は何を思ったか、先発・中山から比嘉にスイッチする謎の継投を展開するが、これが裏目。陽はライト前へ弾き返して、小谷野が同点のホームイン。5回の二死満塁のチャンスは潰してしまったが、続く6回、二死二塁から飯山がタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。8回にも一死一、三塁からまたも飯山がタイムリーを放つと、田中の犠飛で4点目。土壇場9回、粘る偽バファローズは守護神・武田久に対し、二死走者なしからカブレラ,ティー岡田,バルディリスと3連打で1点。なおも二、三塁の場面で北川がセンター前ヒット。三塁走者・大引に続いて、二塁走者・バルディリスが一気に同点のホームを狙ったが、糸井の好返球の前に間一髪タッチアウトとなり、ゲームセット。辛くも逃げきった日本ハムは3位を死守。2番手・林は1回1/3をパーフェクトに抑え、2勝目が転がり込んだ。
◆E1−12M◆
鬼門・宮城をついに突破したロッテ打線が覚醒したかのごとく大爆発。初回にタイムリーエラーで先制すると、3回には井口の15号2ラン,清田,大松の連続タイムリーで一挙5得点。続く4回には一死から連打で作ったチャンスでサブローが18号3ランを叩き込むと、5回には二死一、二塁から今江が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、11点目。9回にも今江のタイムリーでダメ押し。投げては先発・マーフィーが8回を投げて、エラー絡みで失った1点のみに抑えて、12勝目を飾った。
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August 24, 2010 23:23
◆G6−4D◆
グライシンガー,ウッチャンが互いに譲らぬ投げ合いを見せ、0−0の儘、中盤へ突入。迎えた4回、巨人は先頭のガッツが四球で歩くと、一死後、阿部のヒット,江戸川の四球で満塁のチャンス。ここで長野,脇谷と連続タイムリーを浴びせて、2点を先制。更に、二死後、坂本もレフト前へ2点タイムリーを放ち、この回4点。今度こそ今季初白星かと思われたグライシンガーだったが、直後の5回、先頭のブランコに川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに26号ソロを被弾。一死後、連打と犠打で二死二、三塁となった所で荒木,藤井の連続タイムリーで追い付かれ、あえなくKO。4−4の儘、迎えた8回、巨人は中日2番手・清水に対し、先頭のガッツがライトスタンドへ26号ソロわ叩き込み、ついに勝ち越し更に、一死後、阿部が四球を選ぶと、江戸川のバントがエラーを誘い、一、二塁となった所で長野がタイムリーを放ち、6点目。最後は守護神・クルーンが3人でピシャリと締め括った。巨人は4連勝で首位返り咲き。3番手の越智は1回を無失点に抑え、3勝目を挙げた。
◆T4−5C◆
首位転落の危機に瀕している阪神は初回、一死から平野が内野安打で出ると、鳥谷が14号先制2ラン。更に、新井が二塁打で続くと、二死後、キュラソ星人にもタイムリー二塁打が飛び出し、この回3点。直後の2回、広島は一死一塁から岩本の9号2ランで1点差と詰め寄るが、その裏、阪神は藤川俊,ソニックの連打で一、三塁とした所でマット・マートンが犠飛を打ち上げ、4点目。2点を追う広島は4回、二死から倉がヒットで出ると、投手の篠田がタイムリー二塁打。6回には一死二塁から梵が同点タイムリー二塁打を放ち、阪神先発・ソニックをKO。4−4で迎えた土壇場9回、阪神は同点の場面ながら守護神・藤川球を投入。しかし、一死から嶋にライトスタンドへ10号ソロを被弾し、勝ち越し点を献上。その裏、阪神は二死から四球とヒットで一、二塁と一打同点のチャンスを作るが、最後はブラゼルが打ち上げて、4連敗となり、首位転落となった。広島3番手のチュークは1回を3人で打ち取り、来日初白星。
◆S13−5YB◆
0−0で迎えた3回、ヤクルトは青木,田中と連続内野安打を浴びせると、飯原の犠打で二、三塁のチャンス。ここでホワイトセルがセンター前へ先制の2点タイムリーを放つと、続く畠山がタイムリー二塁打。更に、相川が死球を食らった後、宮本のタイムリー内野安打、カスティーヨ,川端の相次ぐタイムリーエラーで一挙6点を獲得。直後の4回、ハーパーの12号ソロで1点を返されるが、その裏、ホワイトセルが11号ソロをぶち込んで、再び6点差に拡大。7−1の儘、迎えた7回、横浜は二死二塁から内川のタイムリーで応戦するも、その裏、ヤクルトは4安打3四球の集中攻撃でまたも6点を奪い、試合を決定付けた。ヤクルト先発・村中は7回1/3を投げて5失点ながら、打線の援護に恵まれ、9勝目を飾った。
◆H5−4Bs◆
初回、ソフトバンクは先頭の川崎がレフト前に弾き返すと、一死後、連続四死球で満塁のチャンス。ここでハマのスペランカーがレフトスタンドへ20号グランドスラムを叩き込み、一気に4点を先制。更に、この後、二死満塁としたものの、川崎が倒れて、追加点ならず。4回には二死から内野安打で出た本多が二盗を決めると、続く森本がライト前へタイムリー。偽バファローズ先発・近藤はこの回限りで降板となった。4回まで毎回走者を出しながら、攻めあぐねていた偽バファローズは5回、坂口の4号ソロでようやく1点を返すと、続く6回には一死二塁からティー岡田が31号2ランを叩き込み、2点差。土壇場9回には守護神・馬原から先頭のティー岡田が右中間突破の三塁打を浴びせると、一死後、暴投で生還し、1点差。二死後、カラバイヨがヒットで繋ぐと、代走・金子圭が二盗を決めて、一打同点のチャンス。しかし、最後は下山が見逃し三振に倒れて、あと一歩及ばなかった。ソフトバンク先発のホールトンは5回1/3を投げて3失点で約1ヶ月ぶりの7勝目。
◆E4−1F◆
日本ハム先発・ケッペルに対し、楽天は初回、聖沢の内野安打,鶴岡のエラーでチャンスを作ると、鉄平,山崎と連続タイムリーを浴びせて、3点を先制。更に、二死後、草野がヒットで繋ぐと、スタメン復帰の嶋がライト前へタイムリーを放ち、4点目。ケッペルは2回以降は完全に立ち直り、6回までノーヒットに抑える完璧な投球を展開。6回まで僅か1安打と沈黙していた日本ハムは7回、一死から糸井が二塁打を浴びせると、二死後、トンガがタイムリー二塁打を放ち、ようやく1点を返すが、反撃もここまでだった。楽天先発の岩隈は8回を投げて、1失点に抑え、8勝目。
◆M9−2L◆
西武は初回、ヒットの片岡が二盗を決めた後、栗山のセカンドゴロの間に三進すると、中島のセンターフライで先制のホームイン。その裏、ロッテは西岡のヒット,金の四球で二死一、三塁とした所でフクーラがライト前へ同点タイムリー。追い付かれた西武は直後の2回、ブラウン,高山のヒットで二死一、二塁とした所で佐藤がタイムリーを浴びせて、再び勝ち越し。その後も、3回二死満塁,4回一死満塁,5回一死二塁と再三チャンスを掴みながら、追加点を奪えない。一方、ロッテは5回、連打と四球で無死満塁のチャンス。ここから井口,金と連続三振に倒れるも、フクーラが2点タイムリー内野安打を放ち、逆転に成功。更に、ミャオの暴投で1点を加えると、サブローが16号2ランを放り込み、この回大量5点のビッグイニングを形成。これで一気に流れを引き寄せたロッテは続く6回には西岡,井口のタイムリーで2点を追加。8回には今江のタイムリーでダメ押しの9点目。先発のマーフィーは6回を2失点で切り抜け、11勝目をマークした。敗れた西武はこれで4連敗。
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July 18, 2010 21:46
◆YB8−7G◆
0−0で迎えた4回、横浜は石川,ハーパーと連打を浴びせると、一死後、スレッジ,カスティーヨの連続タイムリーで2点を先制。続く5回には内川,ハーパーのヒットで一死一、三塁とした所で村田がタイムリーを放ち、3点目。横浜先発・大家の前に5回までパーフェクトに抑え込まれていた巨人は6回、先頭の脇谷がようやく初安打。江戸川も二塁打で続くと、マッスル千代の富士の犠飛でまず1点。ここから坂本,松本と連打を浴びせ、1点差と詰め寄り、大家をKOすると、二死後、寿司職人ラミレスが2点タイムリーを放ち、逆転に成功。更に、阿部の30号2ラン,長野の14号ソロと連続アーチで3点を加え、この回大量7点のビッグイニングを形成。8回には無死満塁と絶好の追加点のチャンスを掴みながら、阿部が三振,長野が最悪のセカンドゴロゲッツーと前の打席で一発を放った二人がぶち壊し、無得点。このチャンスブレイクが後の悪夢を生む事になろうとは…。その裏、5番手・越智がスレッジに19号ソロを被弾し、3点差で迎えた土壇場9回、守護神・クルーンに全てを託すが、これが裏目。代わりばな橋本に痛打されると、一死後、連続四球で満塁の大ピンチ。完全に悪い時のクルーンだったが、既に、山口,越智は使用済。昨日、決勝打を浴びている久保は使いづらかったのか、一発さえ浴びなければ逆転されない状況に楽観視してしまったのか、その儘、クルーンは続投となるが、ここでハーパーに右中間スタンドへ5号グランドスラムをぶち込まれ、逆転サヨナラ負け。巨人の逆転サヨナラ満塁被弾は実に44年ぶりだが、クルーンは横浜時代にも3点差でのお釣りなし逆転サヨナラ満塁弾を浴びており、2度の被弾は史上初だ。今季初登板となった横浜5番手・秦は1回無失点で3年ぶりの白星が転がり込んだ。
◆C0−6D◆
中日は初回、一死から大野の三塁打の後、森野のタイムリーで先制。しかし、2回にはヒットのセサルが二盗を仕掛けて憤死。この後、堂上直にヒットが出るなど、チグハグな攻撃で無得点。3回にはヒットのを荒木を大島の犠打で二進させるが、森野,ブランコの3,4番が連続三振。相次ぐ拙攻に川相不在では一発に賭けるしかないと察知したベンちゃんが4回に25号ソロを叩き込むと、一死後、谷繁も川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに7号ソロを放り込み、2点を追加。続く5回には四球の大島を一塁に置いて、ブランコが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに21号2ラン。更に、7回には一死一、三塁からまたもブランコがライトへ犠飛を打ち上げ、6点目。その裏、広島は一死から四球と連打で満塁とするも、小窪,倉と倒れて、三者残塁。このピンチを切り抜けた中日先発・ウッチャンは8,9回と3人ずつで斬って取り、3安打完封で8勝目。敗れた広島は3戦連続完封での3連戦3連敗と言う屈辱に見舞われた。
◆S4−11T◆
デーゲームで巨人が敗れ、その差を詰めたい阪神は初回、二死から3連続四死球で満塁と絶好の先制チャンスにキュラソ星人が三振に倒れて、三者残塁。続く2回にも無死二塁のチャンスを逃すと,3,4回と立て続けにゲッツーを食らう拙攻三昧。阪神がもたついている隙にヤクルトは4回、一死一塁からホワイトセルが先制タイムリー二塁打を浴びせると、二死後、相川にもタイムリーが飛び出し、2点のリード。追いかける阪神は7回、一死二、三塁のチャンスに代打・林が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、一気に同点。続いて代打の悠久の若虎・桧山が四球を選ぶと、鳥谷のセカンドゴロの間に勝ち越しに成功。更に、平野がタイムリー二塁打を浴びせると、マット・マートンが10号2ランをぶち込んで、この回一挙6点。その裏、ヤクルトは青木の2点タイムリー二塁打で応戦するが、直後の8回、阪神はJ.マッケンジーが17号ソロを叩き込み、7点目。9回には4長短打で4点を奪い、試合を決定付けた。先発・メッセンジャーは6回2失点で2勝目。これで阪神は再び首位巨人に0.5差と肉迫した。
◆Bs2−4H◆
初回、ソフトバンクは一死から本多が二塁打で出ると、続くオーティズのセンター前タイムリーで先制のホームイン。一方、偽バファローズは2回、一死からヒットのバルディリスを鈴木が送った所で山崎浩が同点のタイムリー二塁打。4回には四球のバルディリスを鈴木が送る2回と同じパターンでチャンスを作ると、ここでは山崎浩はサードゴロに倒れたものの、続く濱中がタイムリー二塁打を浴びせて、勝ち越しに成功。1点を追うソフトバンクは6回、田上の四球,本多のヒットで二死二、三塁とした所で小久保がセンター前へ2点タイムリーを浴びせて、逆転に成功。続く7回には二死走者なしから松田がレフトスタンドへ9号ソロを叩き込み、4点目。その裏から摂津−ファルケンボーグ−馬原と繋ぐ必勝リレーで逃げ切った。先発の陽は5回を投げて2失点で2年ぶりの白星。
◆E3−2F◆
楽天は2回、先頭の 山崎がレフトスタンドへ2打席連続となる17号先制アーチを叩き込むと、二死後、リンデンにも5号ソロが飛び出して、この回2点。直後の3回、日本ハムは大野,金子誠の連打で一、三塁とすると、一死後、村田が犠飛を打ち上げて、1点差。しかし、その裏、楽天は先頭の聖沢が四球を選ぶと、一死後、鉄平がタイムリー二塁打を放って、再び点差は2点に拡大。3−1の儘、迎えた8回、この回から継投モードに入った楽天に対し、日本ハムは田中の四球,村田のヒットで一、二塁とすると、一死後、小谷野がライト前へタイムリーを放ち、1点差。なおも一、二塁のチャンスだったが、糸井,陽と倒れて、同点ならず。9回は小山の前に三者凡退に仕留められ、あと一歩及ばなかった。楽天先発・永井は7回を1失点の好投で自身の連敗を4で止め、5勝目をあげた。
◆M9−1L◆
4連勝中の西武だが、この日は先発・帆足が大乱調。初回、いきなり西岡,今江,井口の3連打で先制を許すと、二死後、サブローにもタイムリーを浴び、2失点。続く2回には一死二塁から4連続単打を浴びて、3点を失い、あえなくKO。勢い付くロッテは3回には満塁から2つの押し出し四球で2点を追加すると、4回にも一死一、三塁から岡田の犠飛で1点を追加。7回にも井口の犠飛でダメ押しの9点目。西武は6回に内野ゴロの間に1点を返し、完封を免れるのが精一杯だった。ロッテ先発・マーフィーは大量援護をバックに余裕の投球で10三振を奪い、1失点完投で8勝目をマークした。
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July 11, 2010 22:19
◆D5−3G◆
連敗が止まらない巨人はこの日も先発・オビスポが立ち上がりから大炎上。初回、いきなり荒木に二塁打を浴びると、大島に簡単に犠打を許した後、森野にタイムリー二塁打を浴びて、先制点を献上。続くベンちゃんにもタイムリーを許すと、ブランコには川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに20号2ランをぶち込まれて、悪夢の4失点。追いかける巨人は4回、一死からガッツが二塁打で出ると、寿司職人ラミレスの29号2ラン,阿部の29号ソロと連続アーチで1点に詰め寄るが、その裏、中日は荒木が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2号ソロを放ち、5点目。巨人は5回以降、毎回安打を浴びせながら、中日の小刻みな継投の前にどうしてもあと一本が出ず、2点ビハインドの儘、ゲームセットとなり、今季初の4連敗。中日先発・ウッチャンは5回3失点で降板と不本意な内容ながら、リリーフの援護を仰いで7勝目。
◆S3−2C◆
初回、広島はヒットの東出を梵が送ると、赤松がセンター前へ先制のタイムリー。その裏、ヤクルトは青木,田中の連続内野安打で一、三塁とすると、飯原がショートゴロゲッツーに倒れる間に青木が同点のホームイン。続く2回には先頭の相川がレフトスタンドへ8号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。1点を追う広島は5回、二死走者なしから赤松がレフトスタンドへ3号同点ソロを放り込むが、その裏、ヤクルトは青木,ホワイトセルのヒット等で一死満塁とした所で畠山がライトへ犠飛を打ち上げ、再び勝ち越し。広島は8回、赤松,木村のヒットで一死一、二塁のチャンスを作るが、岩本,石井タクローと倒れて、同点ならず。土壇場9回、ヤクルトは守護神・林を投入し、逃げ切りを図るが、代わりばな石原に二塁打を浴び、一打同点のピンチ。しかし、ここで代打で登場した求道者・前田をライトフライに退けると、東出,梵と打ち取って、1点のリードを守りきった。ヤクルトはこれで3連勝となり、単独4位に浮上。先発・由規は6回を2失点に抑え、5勝目をマーク。
◆T7−3YB◆
横浜先発・大家に対し、阪神は2回一死から両リーグ一番乗りとなるブラゼルの30号ソロ,J.マッケンジーの15号ソロと連続アーチで2点を先制。続く3回にはスレッジ,大家,石川と3エラーをかます横浜の拙守に乗じて、一挙4点を追加。大量6点を追う横浜は4回に内川の5号ソロでようやく1点を返すと、6回にも内川の2打席連続6号ソロが飛び出し、2点目。しかし、阪神は7回、先頭の平野が二塁打を浴びせると、一死後、新井がタイムリーを放って、ダメを押した。先発・メッセンジャーは6回2失点で来日初勝利。これで首位巨人に0.5差と肉迫した。
◆H0−11M◆
昨日は延長11回で完封食らったロッテだが、この日は一転して打線爆発。2回にフクーラの5号2ランで先制すると、3回には西岡,今江の連続二塁打で1点を追加。5回には岡田,西岡の連打でソフトバンク先発・岩崎をKOすると、またも今江がタイムリー。更に、連続四球で押し出しの1点を加えると、一死後、サブローが犠飛を打ち上げ、この回3点。8回にはまたもサブローが11号ソロをぶち込むと、9回にも4長短打で4点を加え、試合を決定付けた。最後は小林宏が締めて、完封リレーを達成。先発・マーフィーは8回を5安打無失点で7勝目。
◆L8−4E◆
2回、坂田の3号2ランで先制した西武は更に、二死後、3連続出塁で満塁とするも、中島がショーゴロに終わり、三者残塁。ピンチを脱した楽天は3回、。一死一、二塁から草野が走者一掃の同点タイムリー二塁打を浴びせると、二死後、中村紀が勝ち越しのタイムリー。その裏、坂田の2打席連続4号ソロで追い付かれるも、直後の4回、草野のタイムリーが再び勝ち越し。しかし、その裏、西武は連打と犠打で一死二、三塁とした所で栗山が走者一掃の逆転二塁打。更に、中島もタイムリーを浴びせて、6点目。続く5回には二死満塁からブラウンのタイムリーで2点を追加。7回からは長田−藤田−シコースキーと1回ずつ繋いで、楽天の反撃を断ち切った。先発・帆足は4回KOとなったが、2番手・岡本篤が2回を無失点の好リリーフで2勝目を飾った。
◆F−Bs◆
初回、2四球で二死一、三塁とした日本ハムは近藤の暴投により、ノーヒットで先制点をゲット。しかし、直後の2回、偽バファローズはカブレラ,ティー岡田の連打で二、三塁とすると、一死後、バルディリスが犠飛を打ち上げ、同点。1−1で迎えた5回にはヒットのバルディリスを鈴木が送った所で山崎浩が右中間突破のタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功。更に、続く6回には後藤のヒットねカブレラの四球で無死一、二塁とすると、ティー岡田がレフトスタンドへ19号3ランを叩き込み、大きく突き放した。日本ハムは8回、一死から田中,劇団ひちょりと連打を浴びせ、偽バファローズ先発・近藤をKO。更に、代わった平野から稲葉が四球を選んで満塁とするも、反撃もここまで。一発が出れば一気に同点の場面で小谷野,糸井の4,5番が打ち取られ、無得点に終わると、9回は3番手・岸田の前に3人で打ち取られた。近藤は7回1/3を1失点に抑え、4勝目。日本ハムの連勝は4でストップ。先発・ケッペルは6回5失点KOで10連勝を逃した。
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June 20, 2010 19:32
◆G5−2D◆
首位戦線に留まる為にも何としてもこの3連戦を勝ち越したい落合監督は現役どころかコーチとしてすら名手・川相をベンチから遠ざけてしまった愚行を悔い改める事をせずに、またしても川井を先発させる事でお茶を濁す事に…。しかし、所詮、カワイであって川相ではない川井にはチームの空気を一気に変える事は出来ず、初回に先制点を貰いながら、2回に阿部に3戦連発となる21号2ランを被弾し、あっさり逆転を許してしまう。巨人は4回にも二死一塁から松田記者のタイムリー二塁打で3点目を追加。2点を追う中日は直後の5回、一死から野本が四球を選ぶと、二死後、小山がタイムリー二塁打を放って、1点差。3−2の儘、迎えた8回、巨人は先頭のガッツが16号ソロ。一死後、3者連続出塁で満塁とすると、二死後、亀井が押し出し四球を選んで、ダメ押しの5点目。土壇場9回、昨日は3失点の炎上で初黒星を喫した守護神・クルーンが二死からヒットを浴びたものの、後続を断ち切って、汚名を返上。先発の藤井は6回を散発2安打2失点に抑え、5勝目。
◆C−S◆
1,2回と先頭打者をヒットで出しながら、後が続かないヤクルトに対し、広島は2回、二死一、三塁から東出がレフト前へ先制のタイムリー。5回には四球の東出を三塁へ進めた所で嶋がレフトへ犠飛を打ち上げ、2点目を追加。広島先発・ジ・oの前に7回までゼロ行進のヤクルトだったが、8回から高橋にスイッチするや、青木の二塁打と2四球で一死満塁のチャンス。ここで代わった梅津から、デントナが押し出し四球を選ぶと、福地がライト前へ同点タイムリー。更に、相川もレフト前へ2点タイムリーを浴びせて、勝ち越しに成功。その裏からマツ・オカ−林とパーフェクトリレーを見せ、広島の反撃を断ち切った。先発の由規は制球に苦しみながらも、7回を2失点で切り抜け、3勝目をマーク。
◆YB14−6T◆
鳥谷の7号先頭打者アーチで先制された横浜だが、その裏、内川の3号2ランですかさず逆転に成功。続く2回にはカスティーヨが6号ソロ,4回にはスレッジが13号ソロと一発攻勢で加点。更に、この後、一死一、三塁とすると、ソニックの犠飛,下園のタイムリー二塁打で2点を追加し、阪神先発・フォッサムをKO。阪神は5回にブラゼルの4試合連続21号2ランで応戦すると、更に、J.マッケンジー,林の連打で一、三塁とするが、桜井がショートゴロに終わり、2点止まり。すると、その裏、横浜は一死二塁からスレッジ,大西,武山と3連打を浴びせて、点差は再び5点と拡大。横浜は6,7回にも3点ずつを加え、一気に突き放した。阪神は代打・キュラソ星人の7号2ラン,ブラゼルのこの日2発目となる22号ソロで追い上げたものの、及ばなかった。横浜先発・ソニックは6回途中で降板となったが、打線の援護に恵まれ、通算100勝目となる今季7勝目をあげた。
◆L6−4H◆
序盤から点の取り合いとなったこの試合。初回は両軍2人の走者を出しながら、無得点に終わったが、2回、ソフトバンクが柴原,山崎の連続タイムリーで2点を先制すれば、その裏、西武は阿部のタイムリー二塁打,栗山のタイムリーであっと言う間に同点。3回にソフトバンクがオーティズの犠飛,柴原のタイムリー二塁打で2点を勝ち越すも、その裏、西武は二死満塁から2試合連続4打点とこの所、ポイントゲッターになっている細川が3試合連続となる6号グランドスラムをぶち込んで、一気に逆転。ソフトバンクは4回以降は一転して、西武の小刻みな継投の前に僅かに1安打と沈黙し、屈辱の3連戦3連敗。西武2番手の武隈は2回1/3を無失点の好リリーフでプロ初勝利を飾った。
◆Bs1−11F◆
日本ハムは2回、四球の糸井が二盗と内野ゴロで三塁へ進むと、鶴岡のセンター前ヒットで先制のホームイン。3回には3四球で二死満塁とし、偽バファローズ先発・近藤をKOするが、代わった香月の前に高橋が打ち取られ、追加点ならず。ピンチを脱した偽バファローズはその裏、二死から四球で出た下山が牽制悪送球で二塁を陥れた所で後藤がセンター前へ同点のタイムリー。1−1で迎えた5回、日本ハムはヒットの劇団ひちょりが二盗とライトフライで三塁へ進んだ所で糸井がレフト前へ勝ち越しのタイムリーヒット。7回には二死満塁からレスターの暴投でタナボタの3点目。そして、8回には小谷野,金子誠と1イニング2発の満塁弾で一挙8点を奪い、試合を決定付けた。先発のケッペルは6回を自責点0の好投でハーラートップに並ぶ9勝目。
◆M3−1E◆
無傷の5連勝中のロッテ先発・マーフィーに対し、楽天は2回、二死満塁から聖沢が押し出し四球を選んで、労せずして、1点を先制。しかし、3回以降立ち直ったマーフィーの前に6回まで一人の走者も出せず、7回にエラーで貰ったチャンスも生かせず、追加点を奪えない。一方、楽天先発・永井の前に無得点に抑え込まれていたロッテは7回、サブローの四球,竹原のヒットで無死一、二塁とした所で里崎がタイムリー二塁打を放ち、ようやく同点。二死後、今江がライト前へタイムリーを浴びせて、ついに2点を勝ち越し。8回からは薮田−小林宏と繋いで逃げ切った。マーフィーは7回を1失点に抑え、開幕6連勝。
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June 07, 2010 23:35
◆G1−0E◆
二軍から帰ってきてから、なかなか調子の上がってこない巨人先発・内海だが、この日は3回まで1安打と上々の滑り出し。4回に制球を乱して満塁のピンチを背負うも、ゲッツーで切り抜けると、6回にはエラーで作った無死一、二塁のピンチをかわし、7回も一死一塁からゲッツーを取る粘り強い投球で先制点を与えない。一方、楽天先発・ラズナーも再三ピンチを背負いながら、あと一本を許さずに6回まで無失点。7回二死から脇谷にヒット、内海を下げてまで登場した日本一高価な代打要員・李に四球を許して、KOとなるが、代わった小山が坂本を退け、ピンチ脱出。土壇場9回、楽天は巨人3番手・越智を攻め、鉄平のヒット,山崎の四球で一死一、二塁のチャンス。しかし、嶋が三振,代打・ルイーズがファーストフライに倒れて、二者残塁。その裏、巨人は三者凡退に終わり、0−0の儘、延長戦に突入した。10回、早くも投入された守護神・クルーンは三者三振と久々に守護神らしい快投を展開。すると、その裏、巨人は脇谷のヒット,坂本の四球,マッスル千代の富士のヒットで一死満塁。ここでブラウン監督は必殺の内野5人シフトを敢行するが、ここまで4タコのガッツが5人シフトの頭上を越えるセンターへの犠飛を打ち上げ、巨人が劇的なサヨナラ勝ち。クルーンに今季初白星がついた。
◆T3−3H◆
ソフトバンクは2回、ペタジーニのヒット,明石の二塁打,山崎の敬遠四球で二死満塁のチャンスを掴むと、投手の杉内がレフト前へ先制タイムリー。その裏、阪神は先頭のブラゼルが三振に倒れるも、振り逃げで生きると、J.マッケンジーが内野安打で続き、一死後、浅井が同点タイムリー。3回にオーティズの17号ソロで勝ち越された阪神は4回、またも浅井が今季初アーチを放り込んで、再び同点。続く5回には平野,マット・マートンと連打を浴びせると、一死後、ブラゼルが犠飛を打ち上げ、勝ち越し。3−2の儘、迎えた8回、ソフトバンクは二塁打のオーティズを江川が送ると、二死後、長谷川のタイムリー内野安打でついに同点。更に、明石が二塁打で続き、二、三塁とチャンスを広げるが、山崎が三振に倒れて、勝ち越しならず。試合はこの儘、延長に突入したが、両軍合わせて1安打と得点の入る気配もなく、12回規定でドローとなった。
◆D3−4L◆
名手・川相が現役復帰どころか、コーチとしてから一軍ベンチにも入れて貰えない理不尽な状況にチーム状態が上がらず、ナインの士気が下がる一方である事を察知した落合監督はまたもや川井を先発起用してお茶を濁す事に…。所詮、カワイであって川相ではない川井ではチームの空気を一気に変えるには至らなかったが、初回にベンちゃんのタイムリーで先制した中日は、3回にはブランコが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに13号ソロ。更に、ベンちゃん,井端と連続二塁打を浴びせて、3点目。川井は7回まで散発3安打無失点の快投を見せるが、日本シリーズでパーフェクト目前の投手を平然と引っ込める落合監督は8回から当たり前の様に浅尾にスイッチ。しかし、これが悪夢のきっかけになろうとは…。簡単に二死を取った浅尾だが、代打・上本に2号ソロを被弾し、2点差。9回からは通算250セーブでの名球会入りへ王手を懸ける守護神・岩瀬がマウンドに上がるが、代わりばな、片岡,代打・中村と連打を浴びると、中島を歩かせて、無死満塁の大ピンチ。栗山はサードファールフライに打ち取ったものの、高山にレフト前へ同点2点タイムリーを浴び、この日の名球会入りは消滅。更に、続く礒?にもタイムリーを許し、勝ち越し点を献上。逆転に成功した西武はその裏、シコースキーがきっちり締めて、20セーブ目。4番手の大沼は1回を三者凡退に斬って取り、今季初勝利。
◆C10−21Bs◆
壮絶な乱打戦は初回、後藤,ティー岡田の先制連続アーチで幕を開けた。広島は2回に石原の5号3ランで一気に逆転。3回に1点ずつ取り合って迎えた4回、偽バファローズは北川,日高の連続二塁打で追い付くと、二死一、二塁から坂口のタイムリー,荒金の2号3ランで一気に4点を勝ち越し、広島先発のジ・oをKO。広島も負けじと、5回に4安打で3点を返し、1点差と詰め寄るが、直後の6回、偽バファローズは北川の3号3ラン等、怒濤の10連打で大量8点を獲得。なおも勢いの止まらない偽バファローズは7回に北川の2打席連続アーチが飛び出すと、8回にも5安打で4得点。広島の18安打10得点が霞んでしまう25安打21点の大爆発で圧勝を収めた。しかし、先発・近藤は5回もたずに6失点KOの体たらく。3番手・レスターに今季初勝利がついたものの、2回を2失点と不本意な内容だった。
◆S2−14M◆
3回に1点を先制されたヤクルトは5回、二死三塁から青木,田中の連続タイムリーで逆転に成功。先発の村中は6回まで散発2安打1失点と好投していたが、7回、一死から里崎を歩かせると、南,代打・青野,西岡と3連打で逆転を許し、KO。勢い付くロッテは今江,井口と連打を浴びせた後、金が15号満塁弾,サブローが10号ソロと連続アーチで2番手・増渕を粉砕。更に、3番手・吉川からムニスが二塁打、里崎が8号2ランを叩き込み、この回大量10点目。続く南もヒットを放ち、史上初の10人連続安打を記録した。ロッテは8回には3点を追加し、ダメ押し。先発・マーフィーは6回を2失点に抑えて、来日5連勝をマークした。
◆YB3−13F◆
初回に内野ゴロの間に1点を先制した横浜は直後の2回、先発・清水が5長短打で4点を失い、あっさり逆転を許すも、その裏、下園の今季初アーチとなる2ランで応戦。突き放したい日本ハムは4回、金子誠,鶴岡と連打を浴びせると、投手のケッペルが自らを楽にするタイムリーを放ち、清水はこの回でKO。6回には稲葉のタイムリー二塁打等で4点を奪うと、8回には鶴岡がこの日4安打となる2号ソロ。更に、小谷野にも3号3ランが飛び出し、試合を決定付けた。2回までに3失点と不安を感じさせた先発・ケッペルだが、尻上がりに調子をあげ、7回まで追加点を許さず、7勝目を飾った。
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June 01, 2010 22:42
◆M11−0G◆
交流戦初優勝へもう1つも負けられない状況の巨人だが、初回、2四球で貰ったチャンスに寿司職人ラミレスが痛恨のゲッツー。これでガックリきたか、先発・内海はその裏、内野ゴロの間に先制点を失うと、3回には一死三塁から今江に3号2ランを被弾。更に、二死後、金,大松と連続二塁打を浴び、早くもKO。これで勢い付いたロッテは続く4回、西岡のタイムリー,井口の犠飛等で3点を加えた後、金に13号2ランが飛び出し、この回、一挙5点。6回にはサブローのタイムリー等でダメ押しの2点を追加し、試合を決定付けた。8回からは橋本−古谷と繋いで完封リレーを達成。先発のマーフィーは7回を4安打無失点で来日4連勝を飾った。
◆H3−4S◆
貧打線に見殺され、好投報われずに白星を取り損ねる日々が続いているうちに、調子を崩してしまったルーキー・中沢は初回にデントナの犠飛で先制点を貰うも、3回にオーティズにタイムリー二塁打を浴びて、同点。4回には相川のタイムリーで勝ち越して貰ったのも束の間、その裏、川崎に走者一掃の逆転タイムリー二塁打を浴び、あえなくKO。1点を追うヤクルトは7回、一死二塁から代打・吉本,青木の連続タイムリーで逆転に成功し、ソフトバンク先発・杉内をKO。その裏から、増渕−押本−マツ・オカと1回ずつをきっちり抑えて、1点のリードを守りきった。4回のピンチを切り抜け、2回1/3を無失点に抑える好リリーフを見せた川島亮は今季初白星。
◆Bs3−4D◆
名手・川相が現役復帰どころか、コーチとしてから一軍ベンチにも入れて貰えない理不尽な状況にチーム状態が上がらず、ナインの士気が下がる一方である事を察知した落合監督はまたもや川井を先発起用してお茶を濁す事に…。しかし、所詮、カワイであって川相ではない川井ではチームの空気を一気に変える事は出来ず、中日は4回まで毎回安打を放ちながら、2併殺を食らうなど、まずい攻めで一向に先制点を奪えない。いつ貰えるとも分からない援護を待って、必死に投げていた川井だが、5回、二死三塁から坂口に先制タイムリーを許すと、続く赤田に痛打された後、後藤には走者一掃のタイムリー二塁打を浴びて、一気に3失点。3点を追う中日は7回、先頭のベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに15号ソロを叩き込み、ようやく1点。続く8回にはヒットの大島が牽制悪送球で一気に三塁を陥れると、森野のサードゴロの間に生還し、1点差。土壇場9回、抑えのレスターを投入し、逃げ切りを図る偽バファローズだが、レスターはいきなり四球を連発すると、小池に犠打を許して、二、三塁となった所で谷繁に2点タイムリーを浴び、一気に形勢逆転。その裏、満を持して登場した守護神・岩瀬はいきなり先頭の代打・塩崎に痛打されると、フェニックスに犠打を許し、一打同点のピンチを背負ったが、代打・山崎広,坂口と退け、14セーブ目。打者2人に対し、連続三振の快投を見せた4番手・浅尾に4勝目がついた。
◆F4−5C◆
右肩痛で出遅れていた大竹がようやく今季初先発。しかし、初回から二死二、三塁のピンチを背負うと、小谷野,高橋と連続タイムリーを許して、いきなり3点を献上。一方、3回まで内野ゴロを量産する安定した投球を見せていた日本ハム先発・ケッペルは4回、四球の天谷を一塁に置いて、栗原に初安打を許すと、求道者・前田の内野ゴロの間に1点を献上。更に、ルパン広瀬にタイムリーを浴びると、二死後、石原にもタイムリー二塁打を浴び、試合は振り出しに。3−3の儘、迎えた8回、広島はフィオの勝ち越しタイムリーで均衡を破るが、日本ハムはその裏、陽の2年ぶりのアーチであっと言う間に同点。しかし、土壇場9回、広島は一死一塁から梵のタイムリー二塁打で再び勝ち越し。最後は横山が二死三塁のピンチを凌いで、辛くも逃げ切り。一時は同点アーチを被弾した2番手・岸本に今季初白星が転がり込んだ。日本ハムは1ヶ月ぶりの3連敗。
◆E3−2T◆
阪神は2回、DHで調子を上げてきているキュラソ星人がライトスタンドへ5号ソロをぶち込んで、先制。先発・スタンリッジは走者を出しながらも5回まで無失点と粘り強く投げていたが、6回、一死から中村紀に6号同点アーチを被弾。更に、二死後、謎の新助っ人・ルイーズに来日初安打を浴びると、暴投で二進を許した末に草野にタイムリーを浴びて、勝ち越し点を献上。結局、この回限りで降板となった。8回、ブラウン監督はここまで散発2安打1失点の好投を見せ、100球にも達していない先発・ラズナーを引っ込め、継投策に切り替えるが、これが裏目。2番手・片山がいきなりブラゼルに二塁打を浴びると、一死後、3番手・小山が代打・関本にタイムリーを浴びて同点。2−2で迎えた土壇場9回裏、楽天は先頭の嶋が四球を選ぶと、渡辺直の犠打で野選を誘って、一、二塁。この後、聖沢,内村と打ち取られるが、鉄平がセンター前へタイムリーを放ち、サヨナラ勝ち。4番手・川岸に2勝目がついた。
◆L2−6YB◆
27イニング無得点と貧打に喘ぐ横浜は初回、内野安打の石川を下園が送った所で内川がレフト前へ先制タイムリー。更に、村田が二塁打で続くと、二死後、カスティーヨが走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、この回3点。追いかける西武はその裏、原のプロ初アーチで1点を返すと、3回には中島のタイムリー二塁打で1点差と詰め寄る。初回こそ3点を失ったものの、2,3,4回と三者凡退に斬って取って立ち直りを見せる西武先発・石井一は5回も簡単に二死を取るが、ここからまたも石川に内野安打を許すと、下園を歩かせ、一、二塁となった所で内川に走者一掃のタイムリー三塁打を浴び、この回限りで無念のKO。横浜は7回にも石川の犠飛で1点を追加し、ダメ押し。8回からは牛田−山口と繋いで、西武の反撃を断ち切った。先発・清水は7回を2失点の好投で6勝目をマークした。
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