ブラウン
October 10, 2010 22:13
◆S4−6C◆
日本シリーズとは何の関係もない日韓クラブチャンピオンシップ出場権争奪戦出場権争奪戦の陰に隠れて、ひっそりと行われたセ・リーグ最終戦。広島は初回、ヒットの梵を木村が送ると、二死後、栗原が15号先制2ラン。続く2回には一死二塁から石原のタイムリーで1点を追加。その裏、内野ゴロの間に1点を返されるが、4回、飯原のタイムリーエラー,木村のタイムリーで2点を追加。ヤクルト先発・村中は13個の三振を奪えば、タイトル獲得と言う所だったが、5回までに11安打5失点と打ち込まれた上、三振は僅かに2つと、完投しても13三振は絶望的とあって、5回裏に代打・川本を送られてしまう。この川本が凡退し、二死となったヤクルトだが、ここから青木,野口,畠山の3連打で2点を返すと、更に、デントナが二塁打を放ち、二、三塁と一打同点のチャンス。しかし、ここまで2安打の飯原がショートライナーに倒れて、二者残塁。続く6回には二死走者なしから川端がライトスタンドへ2年ぶりの一発を叩き込み、1点差。何とか突き放したい広島は9回、代打・嶋の14号ソロで貴重な1点を追加。最後は横山が締めて、逃げきった。先発のソリアーノは5回0/3を3失点で2勝目をマーク。
◆L4−5M◆(日韓クラブチャンピオンシップ出場権争奪戦出場権争奪戦)
土壇場で引っ繰り返された前日の嫌なムードを払拭したい西武は先発・岸が初回を簡単に三者凡退に斬って取り、ロッテの勢いを止めると、その裏、一死から阿部で四球で出塁。ここで前日、得点機に5度凡退の大ブレーキで戦犯となった中島がセンター前に弾き返すと、二死後、中村がレフト前にタイムリーを放ち、昨日に続いて先制点をゲット。更に、高山が四球を選んで、満塁となった所でブラウンがライト前へ2点タイムリーを放ち、この回3点。直後の2回、ロッテは二死走者なしから今江がレフトスタンドへソロアーチを叩き込むと、四球の金が捕逸で二進したものの、大松はセンターフライに倒れて、1点止まり。西武は3回、先頭の中村が三塁線を破る二塁打を浴びせると、高山の犠打で三進。ここでブラウンのセンターへの深いフライは悠々犠飛となって、中村が4点目のホームイン。ロッテはこの回限りで先発・マーフィーを諦め、4回から渡辺俊を投入。9月15日以来の登板となる渡辺俊だったが、僅か9球で三者凡退に仕留めると、続く5回には無死二塁のピンチを背負いながら、難なく後続を断ち切る好投を展開。3点を追うロッテは6回、清田のヒット,井口の四球で無死一、二塁とすると、サブローが三塁線を破るタイムリー二塁打を放ち、清田が生還。なおも二、三塁とワンヒットで同点の場面だったが、フクーラ,今江,金とあえなく凡退し、1点止まり。しかし、続く7回、大松が左中間突破の二塁打で出ると、続く里崎がセンター前へタイムリーを浴びせて、1点差。岸の暴投で里崎が二進した所で西岡が送りバントを仕掛けるが、まともに転がしてしまった打球に里崎はスタートを自重。しかし、焦った岸がこれをエラーし、オールセーフとなとると、続く清田はきっちり送って、二、三塁。ここで井口はライトへ打ち上げるが、浅いフライで里崎はスタートを切れず。続くサブローが歩いて、満塁となったものの、フクーラは止めたバットに当ててしまう中途半端なバッティングでピッチャーゴロに終わり、三者残塁。西武は8回、一死からヒットの佐藤を細川が送ると、ここで代わった4番手・吉見から栗山がレフト前ヒット。一気に本塁を狙った佐藤だが、大松の好返球の前にタッチアウト。1点差で迎えた土壇場9回、西武は昨日、リリーフに失敗した守護神・シコースキーではなく、長田を投入するが、これが裏目。いきなり初球を里崎にレフトスタンドへ放り込まれる同点アーチを被弾。昨日の逆転劇の再現を予感させる展開に一気に畳み掛けたいロッテは続く西岡がセカンド右への内野安打。清田がヘッポコバントを打ち上げるも、西岡が二盗を決めて、一打同点のチャンスを作るが、井口,サブローの3,4番が倒れて、勝ち越しならず。その裏、西武は三者凡退に終わり、昨日に続いて、延長戦にもつれ込んだ。迎えた10回、西武は2つの四球で一死一、二塁のチャンス。ここでロッテは昨日、炎上した内を投入すると、内は佐藤をショートゴロゲッツーに仕留めて、昨日のリベンジに成功。ピンチを脱したロッテは直後の11回、大松がレフト前に弾き返すと、里崎が送って、一死二塁。西岡が敬遠されて、一塁が埋まると、清田がライトライナーに倒れて、二死一、二塁となった所で井口がセンター前へタイムリーを放ち、代走・岡田が勝ち越しのホームイン。その裏、守護神・小林宏に対し、西武は先頭の代打・上本がセンター前ヒット。ここでバントではなく強攻策に出た栗山の打球は二遊間へのライナーとなったが、ベース寄りに守っていた西岡の好守に阻まれると、浅村,中島と打ち上げて、万事休す。連日の大逆転勝利を果たしたロッテが日本シリーズとは何の関係もない日韓クラブチャンピオンシップ出場権争奪戦出場権争奪戦ファイナルステージへの進出を果たした。
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July 06, 2010 22:53
◆G8−7C◆
2回、広島がエラーの後に3連打を浴びせて、2点を先制すれば、その裏、巨人も四球の長野を一塁に置いて、江戸川がライトスタンドへ5号2ランを叩き込み、振り出しに。2−2で迎えた5回、広島は内野安打の東出を梵が送った所で赤松がレフト前へ勝ち越しのタイムリー。更に、続く嶋がライトスタンドへ6号3ランを放り込み、この回3点。その裏、巨人は連続四球で貰ったチャンスに坂本のタイムリー二塁打等で2点を返すが、直後の6回、広島は赤松のタイムリーで2点を加え、突き放す。3点を追う巨人は7回、二死から坂本の二塁打,松本の四球で一、二塁とした所でガッツがセンター前へ2点タイムリーを放ち、1点差。なおも一、二塁の場面で寿司職人ラミレスがレフトスタンドへ28号2ランをぶち込んで、一気に逆転に成功。8回からは久保−クルーンがパーフェクトリレーを見せて、1点のリードを守りきった。3番手の福田は2回2失点ながら今季初勝利が転がり込んだ。
◆YB4−5D◆
横浜先発・大家に対し、中日は2回、先頭のベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ22号先制ソロアーチ。4回には先頭の大島がヒットで出ると、二死後、ブランコ,セサルの両助っ人が連続タイムリー二塁打を浴びせて、2点を追加。3回まで毎回安打を浴びせながら、攻めあぐねていた横浜は4回、一死から謎の新助っ人・ハーパーがライトスタンドへ来日初アーチを放り込み、ようやく1点。7回には浅尾の暴投でタナボタの1点を返して、1点差。突き放したい中日は8回、二死一、三塁から代打・堂上剛が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、2点を追加。しかし、粘る横浜はその裏、橋本,藤田の連打で二、三塁とすると、一死後、下園がタイムリー内野安打にブランコのエラーが重なり、再び点差は1点と縮まった。続く石川のセーフティバントが結果として犠打になり、二死二塁と一打同点の場面を作ったが、内川は空振り三振に倒れて、同点ならず。土壇場9回、守護神・岩瀬に対し、横浜は一死からスレッジのヒット,岩崎達のエラーで一、三塁とするも、橋本,藤田と打ち取られ、あと1点が届かなかった。中日先発のウッチャンは6回を1失点で6勝目をあげた。
◆T6−1S◆
初回、一死満塁と絶好の先制チャンスを掴んだヤクルトだが、ここで相川が最悪のセカンドゴロゲッツーに倒れて、結局、無得点。ピンチを脱した阪神はその裏、ヒットの鳥谷を平野が送った所でマット・マートンがタイムリー二塁打を浴びせて、1点を先制。直後の2回、ヤクルトは一死から上田,鬼崎と連打を浴びせると、二死後、青木がセカンドへの内野安打。この間に一気に同点を狙った上田だが、タッチアウトとなり、またも無得点。一方、阪神は4回一死から連打と四球で満塁とすると、二死後、鳥谷がレフト前へタイムリーを放ち、1点を追加。7回には3連打で満塁とすると、マット・マートンのピッチャーゴロの間にまず1点。更に、新井,ブラゼルと連続タイムリーを浴びせて、この回4点。先発のスタンリッジは9回に鬼崎にタイムリーを許し、完封こそ逃したものの、今季初完投で5勝目を飾った。
◆F0−12H◆
ソフトバンクは初回、一死から内野安打で出た本多が二盗を決めると、二死後、ハマのスペランカーのライト前ヒットで先制のホームイン。2,3,4回と沈黙していたソフトバンクだが、5回、無死満塁のチャンスを掴むと、本多がライトへ犠飛を打ち上げ、1点を追加。更に、二死後、ハマのスペランカー,ペタジーニと連続タイムリーを浴びせて、この回3点。続く6回には二死走者なしから川崎の三塁打,本多の四球で一、三塁とした所でオーティズ,ハマのスペランカーと連続タイムリー。更に、ペタジーニがヒットで繋いだ後、松中が6号3ランを叩き込み、この回一挙6点を奪い、点差は10点に拡大。9回にも2点を加えて、ダメ押し。投げては先発・杉内が7安打を浴びながらも、粘りの投球で今季2度目の完封を果たし、リーグトップタイの11勝目をマークした。
◆E6−0M◆
コーリー,ラズナーの両助っ人先発が序盤は譲らず、3回まで両軍無得点。迎えた4回、楽天は先頭の中村紀が二塁打を浴びせると、続くルイーズがライトスタンドへ4号2ランを叩き込み、先制。そこから再び膠着状態となった試合は2−0の儘、8回へ突入。楽天はヒットの牧田を鉄平が送った所で中村紀がタイムリー二塁打を浴びせて、コーリーをKO。更に、代わった秋親から二死後、草野が四球を選ぶと、山崎,聖沢と連続タイムリーで3点を加え、試合を決定付けた。8回からは青山−小山と繋いで完封リレーを達成。7回無失点のラズナーは2勝目をあげた。
◆Bs6−7L◆
2回、西武はブラウンのヒット,礒?の四球で一、二塁とすると、一死後、坂田がライトスタンドへプロ初アーチとなる先制3ラン。その裏、偽バファローズは二死から連打と四球で満塁とした所で山崎浩がライト前へ2点タイムリーを浴びせて、1点差。直後の3回、西武は中島の二塁打に連続四死球で無死満塁と絶好のチャンスを作るが、後続3人が倒れて、三者残塁。しかし、続く4回、ヒットの片岡がボークと犠打で三進すると、栗山のピッチャーゴロの間に生還。7回には中島の三塁打の後、高山が犠飛を打ち上げ、5点目。3点を追う偽バファローズは8回、二死から連続四死球と内野安打で満塁とすると、北川が走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせて、一気に同点。更に、バルディリスが歩いた後、日高がタイムリーを浴びせて、ついに勝ち越し。しかし、土壇場9回、この回から登板の岸田に対し、西武は先頭の栗山が二塁打で出ると、二死後、ブラウンがライトスタンド逆転18号2ラン。最後はシコースキーが3人でピシャリと抑え、辛くも逃げ切った。一時は逆転打を許した2番手・藤田に3勝目が転がり込んだ。
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June 22, 2010 22:48
◆S1−5G◆
苦手とするヤクルト先発・村中に対し、巨人は2回、一死から松田記者のヒット,マッスル千代の富士の四球で一、二塁とすると、ここでダブルスチールを敢行。この時、村中が暴投を犯し、松田記者は一気に三塁を蹴って、先制のホームイン。4回には寿司職人ラミレスが10年連続となる20号ソロをぶち込んで、2点目を追加。1,2,3回と得点圏に走者を進めながら、あと一本がでないヤクルトは5回、二死走者なしから青木の二塁打,福地のタイムリーでようやく1点。更に、田中,ガイエルと連続四死球で満塁とチャンスを広げたが、畠山はサードライナーに終わり、三者残塁。1点差の儘、迎えた7回、巨人は阿部の四球,マッスル千代の富士のヒットで一死一、三塁とすると、長野がセンター前へタイムリーを放ち、3点目。9回には一死一塁からまたも長野がレフトスタンドへダメ押しの8号2ランを叩き込み、試合を決定付けた。先発の東野は制球に苦しみながらも、6回を1失点で切り抜け、ハーラートップタイの9勝目。
◆D5−2YB◆
ハマのチンピラ,あちゃくらさんの両先発が上々の滑り出しを見せ、4回まで両軍無得点。均衡が敗れたのは5回、横浜はヒットのカスティーヨをハマのチンピラが送ると、下園がライト前へ先制のタイムリー。続く石川も二塁打を浴びせ、追加点のチャンスだったが、内川はファーストライナーに倒れ、1点止まり。4,5回とチャンスを潰した中日は6回、荒木,藤井の連打の後、森野が犠飛を打ち上げて、同点。二死後、ブランコが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ17号2ランを叩き込み、勝ち越しに成功。ハマのチンピラはこの回限りで降板となった。8回には二死から森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに9号ソロを放つと、続くベンちゃんも川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに17号ソロを放り込み、ダメ押し。9回、浅尾が大西にタイムリーを浴びたものの、ここから代わった守護神・岩瀬がピシャリと締めて、ササキ様に並ぶ史上2位タイの252セーブ目をマーク。あちゃくらさんは7回を1失点に抑え、3勝目。
◆C7−13T◆
初回に新井のタイムリーで先制した阪神は3回には絶好調・ブラゼルが5戦連発となる23号ソロ。その裏、広島は梵の6号2ランで一気に同点とするが、直後の4回、阪神は一死二塁から鳥谷が勝ち越しタイムリー二塁打。その裏、広島は一死二、三塁から大竹の2ランスクイズが決まり、逆転に成功するが、それも束の間、阪神は5回、J.マッケンジーが11号2ランを放り込み、再逆転。粘る広島は6回、連打と四球で無死満塁とすると、石原が押し出し四球を選んで、同点。ここで満を持して代打で登場した求道者・前田だったが、交流戦でのDHによる出場が極めて少なかった事による試合勘の欠落の影響か、よもやのセカンドゴロゲッツー。しかし、細心の注意を注がなければならない求道者・前田との勝負で心身共に激しく疲弊させられた阪神3番手・西村の甘いスライダーを東出がセンター前に弾き返して、2点を勝ち越し。追いかける阪神は8回、二死一、二塁のチャンスに代打・関本が走者一掃の同点タイムリー三塁打を放ち、延長戦に持ち込んだ。迎えた11回、阪神は梵のエラー,桜井の四球゛て二死一、二塁とした所で代打・悠久の若虎・桧山が走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせ、2点を勝ち越し。更に敬遠と死球で満塁とした所でマット・マートンが9号グランドスラムをぶち込んで、ダメ押し。1回を無失点に抑えた守護神・藤川球に3勝目がついた。
◆H0−7F◆
ソフトバンク先発・小椋が初回から全くストライクが入らず、3四死球で一死満塁のピンチを背負うと、糸井に先制タイムリーを浴び、2点を献上。更に、よりにもよって残塁量産マシンの名を欲しいままにするあの男にまでタイムリーを浴びて、この回3失点。3回の一死満塁のピンチは切り抜けたものの、4回、またも四球から満塁のピンチを作った所で稲葉に犠飛を許して、4点目を献上。7回には2番手・陽が二死から3連続四球でKOされた挙げ句、代わった藤岡が金子誠に走者一掃のタイムリー二塁打を浴びる体たらく。日本ハムは僅か5安打で7点を奪ったのに対し、ソフトバンクは7安打を放ちながら、屈辱の完封負け。日本ハム先発・武田勝はプロ初完封を無四球で飾り、5勝目。
◆E3−5L◆
楽天先発・田中に対し、西武は初回一死一、三塁からブラウンがライト前へタイムリーを浴びせて、1点を先制。続くG.G.佐藤もセンターへ犠飛を打ち上げ、この回2点。3回には黒瀬,中島,ブラウン,G.G.佐藤と4連打を浴びせて、2点を追加。4点を楽天は4回、二死一、二塁から高須,草野と連続タイムリーで2点。なおも二、三塁と一打同点のチャンスだったが、渡辺は三振に倒れて、二者残塁。5回には西武が中島のタイムリーで1点をあげるが、楽天も負けじと聖沢の今季初アーチで応戦。2点を追う楽天は夜会、一死から嶋,鉄平と連打を浴びせるも、中村紀,山崎の4,5番が凡退し、二者残塁。西武は8回から長田−シコースキーと繋いで、2点のリードを守りきった。先発の岸は6回で11安打を浴びながら、3失点で食い止め、ハーラートップに並ぶ9勝目をマークした。
◆M1−9Bs◆
2回に大松の12号ソロで先制された偽バファローズは3回、一死から大引,坂口と連打を浴びせると荒金が走者一掃の逆転タイムリー二塁打。二死後、カブレラもタイムリーを放ち、3点目。5回には荒金,ティー岡田のタイムリー二塁打で2点を追加。更に、7回にはが犠飛、8回には後藤,カブレラが連続タイムリーと着々と加点。9回にも大引にタイムリー二塁打が飛び出し、ダメ押しの9点目。投げては大量援護を貰った先発・木佐貫が8回まで1失点に抑える好投で7勝目をあげた。
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May 22, 2010 21:44
◆E3−5G◆
7連勝中の巨人先発・東野に対し、楽天は初回、一死からヒットで出た高須を鉄平のタイムリー三塁打で返して、1点を先制。しかし、直後の2回、巨人は二死走者なしから、初回にクッションボールの処理を誤って先制を許した長野が汚名返上の4号同点ソロ。1−1で迎えた5回、楽天は内野安打の内村を聖沢が送ると、二死後、またも鉄平がタイムリーを放ち、勝ち越し。続く6回には山崎に8号ソロが飛び出して、3点目。2点を追う巨人は7回、先頭の寿司職人ラミレスがヒットで出ると、続く阿部が11号2ランを叩き込み、一気に同点。その裏、内村,聖沢の連打で無死一、三塁のピンチを背負った東野は高須をショートゴロに打ち取るが、ここで降板となり8連勝ならず。しかし、2番手・山口が鉄平を、3番手・久保が中村紀を退けて、ピンチ脱出。同点の儘、迎えた土壇場9回、巨人はヒットで出た寿司職人ラミレスの代走で出た鈴木が二盗に失敗するも、続く阿部が四球を選んだ所で長野がこの日2本目となる5号2ランをぶち込んで、ついに勝ち越しに成功。その裏、昨日とは違い、まだ越智を残した状態での登板となった守護神・クルーンは制球を乱す事なく、三者凡退で切り抜け、昨日の汚名を返上。巨人の連敗は3でストップ。1回1/3をパーフェクトに抑えた久保に2勝目がついた。
◆H7−4C◆
3回に東出のタイムリーで先制されたソフトバンクはその裏、プロ初登板となる広島先発・相沢から山崎,川崎,本多の3連打であっさり追い付くと、オーティズの15号2ランで勝ち越しに成功。更に、小久保のヒット,ハマのスペランカーの四球で一、二塁とした所で23日ぶりに一軍復帰となった松中がタイムリー。続く森本が歩いて、満塁となった所でプロ初スタメンとなった福田も2点タイムリー二塁打を放ち、この回、一挙6点。続く4回には四球の本多を三塁へ進めた所で小久保が犠飛を打ち上げ、7点目。6点を追う広島は7回、先頭の求道者・前田がライト前ヒットで反撃の狼煙をあげると、一死後、迎もセンター前ヒット。ここで小窪,石原と連続タイムリー二塁打を浴びせて、3点差まで追い上げたが、反撃もここまで。ソフトバンクは8回からファルケンボーグ−馬原と繋ぐ必勝リレーで逃げ切り。先発の和田は7回途中4失点で降板となったが、打線の援護に恵まれ、6勝目。
◆L8−0D◆
0−0で迎えた3回、西武は大崎,片岡と連打を浴びせると、一死後、中島が歩いて、満塁のチャンス。ここで中村が先制犠飛を打ち上げると、続くブラウンがよ号3ランを叩き込み、この回4点。7回には、またも大崎,片岡と連打を浴びせると、続く栗山がタイムリーを放ち、1点を追加。更に、8回にはブラウンのこの日2本目となる10号ソロ,細川の2号2ランと一発攻勢でダメ押し。中日は毎回の様に走者を出しながら、繋がりに欠ける攻撃で残塁の山を築き、完封負け。西武先発・帆足は7回2/3を無失点で6勝目を飾った。
◆Bs5−3T◆
マット・マートンの8号先頭打者アーチで先制した阪神は更に、二死後、新井,キュラソ星人の連打で追加点のチャンスを作ったが、J.マッケンジーが三振に倒れて、1点止まり。3回に内野ゴロと暴投の間に逆転を許すが、4回、二死満塁から葛城イクローが押し出し四球を選んで、同点。追い付かれた偽バファローズは5回、年に1本打つかどうかの荒金に今季初アーチが飛び出して、勝ち越し。直後の6回、ブラゼルの15号ソロで追い付かれるが、その裏、バルディリスの3号ソロで三たび勝ち越しに成功。8回には後藤に2試合連続の4号ソロが飛び出し、5点目を追加。最後は抑えのレスターが3人で締め括った。先発の木佐貫は6回を3失点で4勝目をマークした。
◆M20−4S◆
好投の報われない日々が続くヤクルト先発・中沢は初回、無死満塁のピンチにゲッツーの間に先制点を献上。1点取られた段階で黒星を覚悟しなければならない様なチーム状態により、この1点で絶望感に苛まれてしまったのか、続く2回には6本の単打を浴びて、5失点。更に、3回には南に1号ソロを被弾するなど5長短打を浴びると言う信じられない大炎上で失意のKO。代わった増渕も連打を浴びたばかり、大松に8号3ランをぶち込まれ、この回大量7失点。ロッテは中盤以降も大量に加点し、計4発含む22安打20得点で圧勝。移籍初登板となった先発・吉見は序盤から大量リードを貰って悠々と投げ込み、6回2失点で移籍初勝利。ヤクルトは頼みの中沢が火だるまに遭い、8連敗。不振の両助っ人が5安打3打点と復調の兆しを見せたのが唯一の救いだった。
◆F3−1YB◆
横浜は初回、石川,藤田と連続三振に倒れるが、内川がライト前に弾き返すと、村田が先制タイムリー二塁打。しかし、その裏、日本ハムも先頭の田中が二塁打を浴びせると、劇団ひちょりの犠打,稲葉の犠飛で同点のホームイン。1−1の儘、迎えた6回、一死二塁のピンチを迎えた横浜先発のルーキー・加賀はよりにもよってあの男にタイムリーを浴び、勝ち越し点を献上すると、二死後、小谷野にもタイムリー二塁打を浴び、KO。日本ハムは9回から建山を投入して、横浜の反撃を断ちきった。先発の武田勝は8回を3安打1失点の好投で3勝目をマークした。
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April 22, 2010 22:30
◆D3−1S◆
初回一死二塁,2回二死一、二塁,3回一死二塁と立て続けに得点圏に走者を進めながら、あと一本が出ずにいたヤクルトは4回一死から飯原に今季初アーチが飛び出し、ようやく先制。しかし、その裏、中日は森野,ブランコの連続二塁打であっさり追い付くと、相川の捕逸で労せずして勝ち越しに成功。1点を追うヤクルトは5回、青木,ガイエルの連打の後、飯原が送って、一死二、三塁と一打逆転の場面を作るが、デントナ,相川と連続三振に倒れて、二者残塁。突き放しておきたい中日は8回、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにブランコが6号ソロを叩き込み、3点目を追加。最後は守護神・岩瀬が締めて逃げ切った。先発・吉見は調子が悪いながらも7回を1失点で切り抜ける粘りの投球で3勝目。ヤクルト先発・バーネットは6回を自責点1と好投したが、打線の援護に恵まれず、来日初黒星となった。
◆T−C◆
降雨中止。
◆H6−11L◆
初回、西武は栗山のタイムリー,中村のタイムリー二塁打,高山のタイムリー三塁打で早々と3点を先制。その裏、小久保の3号2ランで1点差とされるが、4回、一死満塁から細川が走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせて、3点を追加。西武先発・オツは5回二死一、二塁と勝利投手の権利獲得まであと一人と迫りながら、ハマのスペランカーに走者一掃のタイムリー二塁打を浴びた所で無念のKO。更に、2番手・野上が代わりばな李に2号2ランを被弾し、試合は振り出しに。追い付かれた西武は7回、ブラウンのタイムリーで勝ち越すと、更に、代打・大崎が押し出し死球を食らって、2点差。9回にはブラウン,大崎,原とタイムリーを浴びせて、3点を奪い、試合を決定付けた。一時は同点となるアーチを浴びた野上は今季初勝利。
◆Bs1−11F◆
日本ハムは2回、一死二塁から小谷野がレフトスタンドへ今季初アーチを叩き込み、2点を先制。その裏、偽バファローズも日高のタイムリー内野安打で1点を返し、1点差。1−2の儘、迎えた5回、日本ハムは一死一、三塁から紺田が犠飛を打ち上げると、続く稲葉が2号2ランを叩き込み、偽バファローズ先発・近藤はこの回限りでKO。6回にも鶴岡のタイムリーで1点を加えた日本ハムは続く6回には高橋のタイムリー,小谷野の2点タイムリーで3点を追加。小谷野は9回にも2点タイムリー二塁打を放ち、この日3安打6打点の大当たり。先発・ケッペルは8回まで7安打5四球と苦しみながらも偽バファローズ打線を1点に抑え、2勝目をマークした。投打に精彩を欠いた偽バファローズは3連勝でストップ。
◆E−M◆
降雨中止。
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April 14, 2010 22:27
◆G2−3T◆
巨人の先発は予想されていた内海ではなく、ゴンザレスが中4日で登板。しかし、開幕から不安定な投球が続くゴンザレスはこの日も初回から関本に今季初アーチを被弾。更に、この後、二死一、二塁のピンチを迎えたが、J.マッケンジーを打ち取って、切り抜けると、2回以降は徐々にペースを取り戻し、追加点を与えない。一方、阪神先発・ソニックの前に4回まで1安打と沈黙していた巨人は5回、寿司職人ラミレス,阿部と連打を浴びせると、長野が送った所で亀井が犠飛を打ち上げ、ようやく同点。これで流れを引き寄せかけた巨人だが、6回一死一、二塁のチャンスに寿司職人ラミレスがゲッツー。7回にも一死一塁の場面で亀井がゲッツーと攻めきれない。8回からチーム事情から中継ぎ再転向となった山口が今季初のリリーフ登板となるが、キャンプから先発として体を作ってきただけに調子が戻らないのか、いきなり一死満塁のピンチを迎えると、ブラゼルに2点タイムリーを浴びて、失意のKO。その裏、巨人は一死から日本一高価な控え選手・李に今季初アーチが飛び出して、1点差と詰め寄るが、最後は藤川球の前に反撃を断ちきられた。ソニックは7回1失点の好投で2勝目。
◆D4−9YB◆
初回に森野のタイムリーで先制された横浜は2回、村田,スレッジの連続アーチで一気に逆転。4回には下園がタイムリー二塁打を浴びせると、5回にはスレッジのこの日2本目となる4号3ラン等で大量5点を奪い、中日先発・小笠原をKO。中日は6回二死一、二塁のチャンスを掴みながら、大量7点差とあって試合を投げたのか投手の長峰に代打を送らず、その儘、打席に送り込むが、ここで長峰がよもやの走者一掃タイムリー二塁打。更に、荒木もタイムリー二塁打を放って、4点差としたが、指揮官が投げた試合で選手が勝利に貪欲になれる筈もなく、7回以降は6つの三振を奪われるなど、一人の走者も出せずにゲームセット。横浜先発・はーちゅんは6回4失点で2勝目をマーク。
◆C6−3S◆
両助っ人からすっかり快音が消えて得点力低下に苛まれているヤクルト。この日も初回から不振のガイエルがチャンスを潰す嫌な立ち上がりとなったが、続く2回、中村,青木,田中のタイムリーで3点を先制。今度こそ今季初勝利が近付いたかと思われた石川だが、4回、藤本のエラーで足を引っ張られた後、梵に1号2ランを被弾。6回には代打・ヒューバーに2号ソロを被弾し、追い付かれると、更に、今度は飯原のタイムリーエラーで足を引っ張られて、勝ち越し点を失い、無念のKO。2番手・増渕も栗原を歩かせ、ピンチを広げると、、フィオにタイムリーを浴び、5点目を献上。広島はここで求道者・前田をようやくまともな場面で代打に起用したが、ライトフライに終わり、追加点ならず。しかし、8回には栗原がタイムリー二塁打を放って、ダメ押し。最後はシュルツが3人で締めて、逃げ切りに成功。先発の偽ハンカチ王子・斉藤は6回3失点で今季初白星を飾った。一方、石川はこれで開幕4連敗。不振の両助っ人だが、デントナには17打席ぶりにヒットが出たものの、ガイエルはまたも3タコに終わり、連続ノーヒットは19打席と伸びた。
◆Bs10−8H◆
2回までに大引の1号3ラン等で4点のビハインドとなったソフトバンクだが、3回、開幕から僅かに単打2本と壊滅的な大ブレーキとなっていた田上が今季初アーチで反撃の狼煙を上げると、ここから4連打を浴びせて、一気に同点。追い付かれた偽バファローズはその裏、ラロッカ,T−岡田の連続アーチで3点を勝ち越すが、ソフトバンクも6回に小久保のタイムリー等で2点を返し、1点差。6回に日高の一発で突き放されるが、7回、4連打で2点を奪い、ついに同点。しかし、8回、この回から登板のファルケンボーグが一死からハイツ田口に痛打されると、続く赤田のバントを処理して一塁へ痛恨の悪送球。ボールが転々とする間にハイツ田口は長駆ホームイン。偽バファローズは更に、後藤のファーストゴロの間にダメ押しの1点を加えると最後はレスターがソフトバンクの反撃を断ち切った。
◆F1−6M◆
日本ハムは初回、立ち上がり制球に苦しむ大嶺が2四球で掴んだチャンスに残塁量産マシンの名を欲しいままにするあの男がよもやの先制タイムリー。しかし、直後の2回、ロッテは一死から大松がヒットで出た所でサブローが3号逆転2ラン。4回には一死満塁から的場の押し出し四球,今江の犠飛で2点を追加。8回には金のタイムリー二塁打,神戸のタイムリーでダメ押しの2点を加え、日本ハム先発・カーライルをKO。尻上がりに調子を上げていった大嶺は散発3安打完投で2勝目を飾った。
◆L6−5E◆
いずれも開幕2連勝中の長谷部,石井一が先発となったが、互いに立ち上がりからピリッとしない。石井一は初回から、連打でピンチを作った挙げ句、山崎に3号先制3ランを被弾。いきなり3点のリードを貰った長谷部も、その裏、中村にタイムリー二塁打,2回には高山に2号2ランを浴びて、あっさり追い付かれる始末。3−3で迎えた4回、楽天は阿部のタイムリーエラーで勝ち越し点を奪い、石井一はこの回限りで降板。長谷部もその裏、2四球でピンチを作り、KO。更に、代わった松本が代打・礒?,ブラウンにタイムリーを浴び、逆転されてしまう。5回から継投モードに入った西武は6回に鉄平のタイムリーで1点差と詰め寄られるが、7回から野上−藤田−シコースキーがパーフェクトリリーフを見せ、1点のリードを守りきった。2番手の長田は6年ぶりの白星。
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October 11, 2009 23:35
◆S4−3D◆
プロ初登板となるヤクルト先発・山本の前に5回まで僅かに2安打と沈黙していた中日だが、6回、先頭の井端が二塁打を浴びせると、荒木が送って、一死三塁。ここで打点王を狙う森野がライト前へ先制タイムリーを放ち、打点単独トップに躍り出る。しかし、続くブランコは川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ39号2ランを叩き込み、あっと言う間に森野を抜い抜き、打点単独トップに浮上。3回を1安打7三振と言う快投を展開していたにも拘わらず、またもや炸裂した姑息な最多勝援護の為、早々にマウンドを引きずり下ろされたウッチャンに代わり、4回から登板していた吉見はその裏、志田,川本と連打を浴びると、森岡に犠打を許した後、鬼崎にタイムリーを浴び、この回限りで降板。続く7回にはゴーグルで照明の光を反射させて打者の目を眩ますと言う卑劣極まりない方法でも使わない限り、とてもプロでは通用しない投手として描かれると言う水島の呪いを受けて以来、2年近く白星をあげられないでいる3番手・山井が福地にヒット,野口に四球を許して、無死一、三塁のピンチを背負うと、畠山に犠飛を打ち上げられ、1点差。更に、ここでデントナにレフトポール際へ逆転21号2ランを被弾し、吉見の単独最多勝は消滅。ビデオで見てもフェアである事が明らかなこの打球に対し、ファールと異議を唱え、ネチネチと17分も無駄に抗議をかました落合監督は遅延行為により退場となった。リードを奪ったヤクルトは松岡−押本と繋いで、逃げ切りに成功。2回をパーフェクトの好リリーフを見せた松岡に6勝目がついた。
◆E0−5H◆
創設以来初のAクラス、しかも2位を確定させたにも拘わらず、ノムさんを事実上の解任としておきながら、いけしゃあしゃあと名誉監督(仮)などと名前だけでっち上げたポストへの就任を要請して、ご機嫌取りと他球団への流出阻止を兼ねた飼い殺し政策を図った上、殆ど内定していた雀士東尾案を白紙に戻してまで、求道者・前田を長期に渡ってシメ倒し続ける愚行を犯した挙げ句、結果を出せずに斬首されたばかりのブラウンを次期監督筆頭候補に立てると言う訳の分からない人事で発足初期の悪の温床ぶりが甦りつつある球団のやり口に加え、リンデンが監督批判でノムさんの逆鱗に触れて登録抹消されるなど、相次ぐお家騒動に意気消沈の楽天ナイン。これに対して、ソフトバンクは初回、一死から川崎,松田の連打で二、三塁のチャンス。ここで小久保はショートゴロに倒れるも、この間に川崎が先制のホームイン。更に、続くオーティズがライト前へタイムリーを放ち、この回2点。5回には一死から本多がセンター前に弾き返すと、続く川崎が4号2ランを放り込み、4点のリード。更に、5回には先頭の田上が26号ソロを叩き込み、5点目を追加。楽天は7人の投手を注ぎ込むソフトバンクの小刻みなリレーの前に散発6安打完封負けを喫した。ソフトバンク先発・和田は5回無失点で5月22日以来となる4勝目を飾った。これでパ・リーグは全日程を終了した。
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October 26, 2008 13:27
一時は交渉決裂寸前までいきかけたブラウン監督だが、結局、正式契約が成立してしまった。来季Aクラスなら再来年も続投との事だが、ブラウンの再来年の去就など、今はどうでもいい話だ。そんな事より、これで求道者・前田の選手生命が一気に縮まる事になったのは間違いないだろう。来季からの新球場で求道者・前田は一度として守備につかせて貰えない可能性がこの上なく高まってしまったと言っても過言ではない。つまり、全試合ベンチに幽閉され、どうでもいい場面で申し訳程度に代打で使われるくらいしか出番がないと言う事だ。来季の現役続行は明言したが、今の所、FA移籍に関しては微塵も口にしていない求道者・前田。だが、出来れば広島でやりたい為、ブラウン暗黒政権が崩壊する可能性に望みを託し、口を閉ざしていたと言う可能性は考えられないだろうか。ブラウンの続投が決まってしまった以上、最早、何も遠慮する事はない。今からでも、地元九州のソフトバンク(でなくても構わないが)へのFA移籍を表明してくれまいか! 年間150安打は普通に期待出来る男が、何故、年間50打席立たせて貰えるかどうかもアヤしい状況に追い込まれなければならないのだ!?
前田の美学―広島東洋カープ前田智徳
カープ猛者列伝 私家版
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October 15, 2008 22:31
3位か5割と言う具体的な続投条件を掲げておきながら、いずれも達成出来なかったにも拘わらず、惜しかったからなどと、取って付けた様な安直な理由と、観客動員に貢献したなどと明らかに的外れな理由でブラウン監督に続投を打診した広島フロント。3位も5割もブラウン暗黒采配により、むざむざ逃した様なものなのに、完全に血迷っているとしか思えない方針に広島ファンの絶望的な悲鳴が上がったが、ここへ来て、条件面で難航しているらしい。松田オーナーは早期決着を示唆しており、複数年契約や年俸吊り上げに応じるつもりはない模様。そもそも、続投条件を満たしてもいないブラウンにフロントが下手に出る必要は微塵もないのだが、ブラウン側も大いに望まれて続投を打診されたと勘違いしているのではないか。ブラウン続投路線が破綻した場合、山崎二軍監督の内部昇格が見込まれているとの事。これはチャンスである。是非とも、山崎新監督誕生に期待したい。と言っても、山崎の手腕に特別、評価しうるだけの何かを感じている訳ではない。野村でも大野でもセキリー小早川でも、いっその事、緒方の選手兼監督でも…、とにもかくにも大概はブラウンよりはマシだろうと言う話だ、求道者・前田的に…。ブラウン監督が忌み嫌い、ひたすら嫌がらせ幽閉策に終始している求道者・前田は既に来季の現役続行を表明。どこで…とは明言していないので、FA移籍の可能性がゼロな訳ではないが、「与えられた所で結果を出す」と言う口ぶりから、恐らく広島に留まるつもりと見ていいだろう。しかし、広島に残留したにも拘わらず、ブラウン暗黒政権が続いた日には、新球場が広くなった為、とても外野は任せられないと言う事を建て前に天谷,赤松らを積極起用し、一度としてスタメン起用されない可能性を否定出来ない。DHのある交流戦ですら、ベンチに幽閉する気満々だろう。実際、今季もそうだった訳で、あの交流戦でブラウンがどれだけ求道者・前田を評価していない、あるいは使いたくないかを痛感させられた。全戦代打要員となれば、年に50回打席に立てるかどうかすら分からない。しかも、そのうち、同点,逆転,勝ち越しと言った肩書き付きタイムリーを打てる場面での起用は1/3にも満たずに、大半は石原,小窪らの前座としてのチャンスメーカーと言うプライドも実績も踏みにじる無体な使われ方に甘んじてしまうのは想像に難くない。そんな不遇な状況に抵抗するかの様に2ストライクまでバットを振らない一振り勝負と言う茨の道を歩み続けながら、それでもそれなりに結果を出すのかもしれないが、全うな環境ならば、一体どれ程の数字を残すのか…と、妄想に浸るしかない日々に求道者・前田信者はやきもきさせられるのだ。足をケガしていなければ…一体どれ程の…とか、ファンの妄想癖を次々と引き起こす求道者・前田のミステリアスな魅力と言うのは、そういう不遇な状況が生み出している部分も少なからずあるのだが、だからと言って、わざわざそんな状況をファンが望んでいる筈はないのである。勿論、山崎新政権ならば、そうはならない…と言う保証は微塵もない。しかし、少なくとも、ブラウン暗黒政権ならば、そうなる事は確実なのだ。となれば、交渉が決裂する事を願うばかりである。万一、続投が決まってしまった曉には求道者・前田には是非とも、地元九州のソフトバンクへ移籍して貰いたいものである。
前田の美学―広島東洋カープ前田智徳
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June 25, 2008 23:14
広島・松田オーナーがブラウン監督の続投条件について「プレーオフ進出なら何も言わない。勝率5割越えなら、検討の余地がある」とコメント。これに対してブラウン監督は「私の一番のチョイスは来年も再来年も広島にいる事。二番目のチョイスは日本球界に残りたい」と返した。広島ファンはこのやり取りをどう受け止めるべきなのか。来年もブラウン監督に続投されてしまったら、我らが求道者・前田は今季以上の軟禁状態を余儀なくされ、かなり高い確率で引退ないしは移籍を決断しそうな気がしてならない(下手すりゃ、来季に絶望して今オフにも…)。だからと言って、5割は勿論の事、11年ぶりのAクラス=アジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦出場権の獲得も十分射程内にあるだけに、借金を抱えた儘、Bクラスに低迷する事を祈ると言う訳にも…。勝っても負けても素直に喜んでいいものかと、広島ファンは今後も頭を抱える事になりそうだ。個人的には、求道者・前田には来年も広島でまっとうに起用される形で現役を続けて欲しい訳で、ブラウン監督の続投は極力、回避したい事態。万一、続投となってしまった場合、他のユニフォームでプレーする求道者・前田など見たくはないが、引退を選ぶくらいなら移籍して欲しい所だ。ブラウン監督には退場試合不敗神話があるのだし、全試合初回先頭打者のプレーにイチャモンを付けて退場した後、監督代行が好きなだけ求道者・前田を使いまくる…と言う展開なら、どこにもマイナス要素は発生しないのだが…。
前田の美学―広島東洋カープ前田智徳
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