バーナムJr.
July 17, 2009 23:56
◆G1−5T◆
今季初登板となった伊集院光の弟子・金村に対し、2回に亀井の9号ソロで先制した巨人だが、以降は内野安打2本が出ただけと、完全に沈黙。最少援護しか貰えない中、巨人先発のゴンザレスは珍しく制球に苦しみながらも、あと一本を許さない粘りの投球で7回まで2安打無失点の好投を展開。その裏、巨人は二死走者から、久々に一軍へ戻ってきたアルフォンゾが代打で登場するも、あえなく三振。巨人は8回からオビスポ−山口と繋ぐと、9回一死で新井を迎えた所で越智を投入するが、これが大誤算。代わりばな新井を内野安打で出すと、続く鳥谷に7号逆転2ランを被弾。更に、狩野に痛打されると、代打・林に3号2ランを浴び、一死も取れないまま悪夢の4失点KO。代わったM・中村もいきなり代打・葛城イクローに2号ソロを叩き込まれて、この回5失点。その裏、阪神はセーブのつかない場面ながらも守護神・藤川を投入。藤川は3人でピシャリと締めて、逃げ切り。3番手のアッチソンに4勝目がついた。
◆YB0−12D◆
中日打線が序盤から大爆発。初回二死一、二塁からベンちゃん,小池の連続タイムリーで2点を先制すると、続く2回にはエラーで貰ったチャンスに荒木,森野,ベンちゃんのタイムリーで3点を追加。4回には川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに井端が3号ソロを叩き込むなど、一気に4点を加え、横浜先発・マストニーをKO。6回には、これだけ点差があっても安心出来ないのか、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに小池が4号2ランをぶち込むと、9回には中村一が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにプロ初アーチを放ち、ダメ押しの12点目。先発のウッチャンは大量点差にも緊張感を失わず、無四球3安打完封で3勝目をあげた。
◆C2−5S◆
2回、ヤクルトはデントナがライトスタンド15号ソロを叩き込み、1点を先制。4回には一死一、二塁から宮本,相川が連続タイムリーを浴びせて、2点を追加。その裏、広島はフィリップス,マクレーンの両助っ人のソロアーチで1点差と追い上げるが、ヤクルトは5回二死から福地がヒットで出ると、デントナがこの日2本目となる16号2ランをぶち込み、広島先発・前田健はこの回限りでKOとなった。ヤクルトは6回から萩原−松岡−五十嵐と1イニングずつ抑えると、最後は林がきっちり締めて、20セーブ目。先発・川島亮は5回2失点で5勝目。広島の泥沼の連敗は7と伸びてしまった。
◆M7−3H◆
初回、一死から川崎,オーティズ,松中の3連打で先制したソフトバンクは3回には一死満塁から松中の併殺崩れの間に三塁走者・田上に続いて、二塁走者・本多まで一気に生還する好走塁を見せ、3点目。しかし、その裏、ロッテは一死満塁から大松のファーストゴロの間に1点を返すと、サブロー,橋本将と連続タイムリーが飛び出して、一気に同点。3−3で迎えた6回、ロッテはヒットの橋本将を竹原が送った所でバーナムJr.が3号2ランを放ち、ついに勝ち越し。これで流れを掴んだロッテは7回には代打・里崎の犠飛,8回には今江のタイムリー二塁打で1点ずつ追加。最後はシコースキーが締めて、連敗を7でストップさせた。先発の小林宏は7回3失点でようやく2勝目。ソフトバンクはこれで3連敗。無傷の連勝を続けてきたジャマーノは今季初黒星となった。
◆E4−4Bs◆
0−0で迎えた3回、楽天はリンデンの3号ソロで先制。先制点を貰った楽天先発・田中だが、これを守れない。偽バファローズは直後の4回、大村のタイムリーですかさず追い付くと、続く5回にはヒットの小瀬を鈴木が送った所で坂口のタイムリー二塁打で勝ち越し。更に、6回には連打と犠打で一死二、三塁とした所でフェニックス一輝がタイムリーを浴びせて、2点を追加。3点を追う楽天はその裏、ノーヒットで満塁とした所で山崎武が犠飛を打ち上げると、8回には鉄平,山崎武と連続タイムリーを放ち、同点。試合はその儘、延長へもつれ込んだ。延長に入ってから両軍共に毎回走者を出したものの、あと一本が出ず、結局、12回規定によりドロー。田中は5戦連続白星なしとなった。
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