バルディリス
July 19, 2010 22:26
◆G14−8S◆
7月最下位の巨人の投壊がこの日も止まらない。2回に長野の15号先制3ランが飛び出したものの、立ち上がりからピリッとしない投球が続いていた先発・ゴンザレスが3回に炎上。二死走者なしからホワイトセルに3号ソロを被弾すると、ガイエル,相川と連打された所で畠山,相川の連続タイムリー二塁打で3点を奪われ、あっと言う間に形勢逆転。更に、4回にも先頭の青木に痛打され、田中はゲッツーに仕留めたものの、続く飯原にヒットを許した所であえなくKO。しかし、代わった2番手・星野もいきなりホワイトセルを歩かせると、続くガイエルに16号3ランを被弾する始末。しかし、投手陣がアテにならないならと、打撃陣が奮起。5回、内野ゴロの間にまず1点を返すと、続く6回には松本,ガッツ,寿司職人ラミレスの3連打で5点目をあげ、ヤクルト先発・バーネットをKO。2番手・ナベコーからは連続四死球で押し出しの1点をあげると、3番手・押本からは長野がセンター前へ2点タイムリーを放ち、逆転に成功。更に、脇谷が走者一掃のタイムリー三塁打,代打・松田記者もタイムリーと8者連続出塁で一挙8点を獲得。7回、4番手・山口がホワイトセルにこの日2本目となる4号ソロを被弾するも、その裏、マッスル千代の富士が10号3ランをぶち込んで、ダメ押し。8回は久保,9回からは育成選手枠から這い上がり、初登板となったロメロがきっちり抑えて、逃げ切った。3番手のMICHEALは1回無失点で移籍初白星。
◆D5−0YB◆
横浜先発のルーキー・加賀に対し、中日は5回まで毎回走者を出しながら、悉くチャンスを潰し、残塁を量産する拙攻三昧でゼロ行進。今季初先発となる岩田は6回まで4四球を許すも、ノーヒットに抑え込む無失点投球を展開。何とか岩田を援護したい中日はその裏、ブランコ,ベンちゃんと連打を浴びせると、一死後、堂上剛が四球を選んで満塁のチャンス。ここで小田が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、一気に3点を先制。続く7回には先頭の大島が三塁打を浴びせると、続く森野のタイムリー二塁打で1点を追加。更に、8回には英智が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに今季初アーチを叩き込み、5点目。岩田は8回二死から連打を浴びて、KOとなるが、このピンチを浅尾が摘み取ると、最後は高橋が締めて、先発投手のみでの記録こそストップとなったものの、プロ野球タイ記録となる4戦連続の完封勝ち。岩田は7回2/3を無失点に抑え、プロ初勝利を飾った。
◆T2−0C◆
3戦連続完封負け中の広島打線はこの日も阪神先発・スタンリッジの前に全く快音が聞かれない。いつになったら援護を貰えるのか、また最後まで貰えないのかもしれないのではないかと言う不安に苛まれながらも、4回までパーフェクトピッチングを展開していた広島先発・ジ・oだったが、5回、先頭の新井に四球を許した所で右肩に違和感を訴え、降板を余儀なくされるアクシデントが発生。緊急登板となった岸本はブラゼルを三振に斬ってとったものの、続くキュラソ星人にライトスタンドへ9号2ランをぶち込まれ、ついに先制点を献上。負けない為には延長12回を0−0で切り抜けるしかないと言うムードが蔓延している中、2点と言う大量点を奪われてしまい、絶望的な空気に包まれた広島は以降、一人の走者も出す事が出来ない儘、ゲームセット。好調・阪神打線を散発3安打と封じ込めたにも拘わらず、実に41年ぶりとなる4戦連続完封負けの屈辱的記録を残す事となった。スタンリッジはあまりにも手応えのない広島打線相手とは言え、散発2安打無四球の快投で今季初完封を果たし、6勝目。
◆H11−4L◆
初回、オーティズのタイムリーで先制したソフトバンクは続く2回には二死満塁から本多がタイムリー内野安打。更に、3回には一死から3連打を浴びせて、1点を追加。3点を追う西武は4回、ゲッツーの間に1点を返すが、ソフトバンクは5回、一死からペタジーニ,松田,長谷川の3連打で1点をあげ、西武先発・ミャオをKO。更に、代わった岩崎から田上のタイムリー,高山のエラー,川崎のタイムリーで3点を加え、7点目。6回に栗山のタイムリーで1点を返されるも、その裏、代打・松中が7号2ラン、7回には柴原が2点タイムリー二塁打を放ち、試合を決定付けた。ソフトバンクはこれで5連勝。先発のホールトンは6回を2失点で切り抜け、6勝目をあげた。
◆F3−5M◆
3回、ロッテは四球の里崎を岡田の犠打、西岡のライトフライで三塁へ進めると、今江がレフト前へ先制のタイムリー。今江はすかさず二盗を決めると、井口もタイムリーで続いて、この回2点。その裏、田中の5号ソロで1点を返されるが、直後の4回、フクーラのタイムリー二塁打,岡田のタイムリーで2点を追加。3点を追う日本ハムはその裏、糸井が12号ソロを叩き込むと、続く5回には二死二塁から稲葉がライト前へタイムリーを放ち、1点差。突き放したいロッテは7回、二死一、二塁から井口がこの日2本目のタイムリーを放ち、5点目を追加。その裏から伊藤−薮田−小林宏と繋いで、日本ハムの反撃を断ち切った。先発のコーリーは5回を投げて3失点で2勝目をあげた。
◆Bs8−5E◆
楽天は3回、渡辺,聖沢の連打で一、三塁とすると、高須の犠飛で1点を先制。続く鉄平が死球を食らって、チャンスを広げるも、山崎,中村紀の4,5番が倒れて、1点止まり。すると、その裏、先発のラズナーが一死から荒金の三塁打,後藤の四球で一、三塁とした所でカブレラに同点タイムリーを浴びて、あえなくKO。代わった松崎もティー岡田に四球,北川に死球を許して、押し出しで勝ち越し点を献上。更に、二死後、鈴木にも押し出し四球を与えて、この回3失点。続く4回にはカブレラに14号ソロを被弾し、4点目を献上。3点を追う楽天は5回、ヒットの聖沢が二盗を決めると、一死後、鉄平がライト前へタイムリー。続く6回にはリンデン,ルイーズの連続二塁打で1点をあげると、二死一、三塁とした所で高須が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、逆転に成功。しかし、その裏、偽バファローズはBCリーグ出身の謎の新助っ人・カラバイヨが来日初安打初アーチを叩き込み、あっさり同点。5−5で迎えた8回、偽バファローズは二死走者なしからカブレラ,ティー岡田の連打,北川の四球で満塁とすると、バルディリスが走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、一気に3点を勝ち越し。最後は岸田が締めて、最下位転落の危機を免れた。3番手の平野は2回をノーヒットの好リリーフで5勝目。
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June 10, 2010 23:29
◆Bs4−2G◆
偽バファローズ先発・小松は初回、簡単に二死を取るも、ガッツに痛打されると、連続四球で満塁とピンチを広げた挙げ句、亀井にタイムリーを浴び、2点を献上。一方、巨人先発・藤井は4回まで無失点に抑えていたが、5回に北川に5号ソロを被弾し、この回限りで降板。昨日3回1/3を投げた久保が使えない状況ながら、6回から山口−豊田と繋ぎ、8回からは越智を投入する勝ちパターンのリレーを展開するが、内野安打にエラーと死球で満塁のピンチを背負った越智は北川,バルディリスと連続タイムリーで3点を失い、KO。逆転に成功した偽バファローズは9回から登板した岸田がピシャリと締めて、逃げ切った。2番手の平野は1回1/3をノーヒットに抑えて、4勝目をあげた。
◆H10−5YB◆
育成選手から這い上がり、悲願のプロ初登板となった山田に対し、横浜は一死から4連続四死球で労せずして先制すると、更に、金城が2点タイムリー二塁打を浴びせて、この回3点。しかし、横浜先発・小林太がこのリードを守れない。その裏、連打と四球でいきなり無死満塁のピンチを背負うと、一死後、ハマのスペランカー,ペタジーニと連続タイムリーを浴び、あっさり追い付かれると、更に、二死後、山崎に2点タイムリー二塁打を浴びて、この回悪夢の5失点。2点を追う横浜は7回、二死二、三塁から内川の2点タイムリーで一気に同点とするも、それも束の間、その裏、ソフトバンクは本多,オーティズ,松中の3連打であっと言う間に勝ち越し。続くハマのスペランカーはゲッツーに倒れるも、ペタジーニ,長谷川が連続タイムリー。更に、森本が死球を食らった後、山崎が2点タイムリー二塁打を浴びせて、試合を決定付ける10点目。2失点で山田のプロ初勝利を粉砕した2番手の摂津に3勝目が転がり込んだ。横浜は今季ワーストの7連敗。
◆E2−7D◆
中日は初回、ベンちゃん,野本のタイムリーで早くも3点を先制。2回には一死一、三塁から大島が犠飛を打ち上げて、4点目。更に、4回にも一死一、三塁からまたも大島が犠飛を打ち上げると、5回には一死一、二塁から新井にタイムリーが飛び出し、6点目。7回まで3安打と抑え込まれていた楽天は8回、先頭の聖沢がヒットで出ると、二死後、山崎の14号が飛び出し、ようやく2点を獲得。しかし、9回、中日は藤井のタイムリーでダメ押しの1点を追加。最後は清水昭が3人で締め括った。先発のウッチャンは6回を無失点に抑え、4勝目。
◆M7−12C◆
2回に西岡の犠飛、3回にはサブローのタイムリーで1点ずつ失った広島は4回、二死から連打で一、二塁といた所で石原が6号逆転3ラン。5回に両軍1点ずつ取り合って迎えた7回、嶋の2点ソロ5点目を追加。3点を追うロッテは8回、井口のタイムリー等で同点とすると、更に、サブローのタイムリー二塁打で勝ち越しの2点をゲット。土壇場9回、守護神・小林宏を投入し、逃げ切りを図るロッテに対し、広島は二死一、二塁のチャンスを作ると、ここで代打に起用された求道者・前田がDHとしてすらスタメン起用されない鬱憤を晴らす走者一掃の同点タイムリー二塁打。試合はその儘、延長に突入。ラストイニングとなった12回、広島は一死満塁から天谷のタイムリーで勝ち越すと、更に石井タクローが走者一掃のタイムリー三塁打,石原がスクイズを決め、この回一挙5点。最後を締めた大島は2回無失点で今季初勝利。
◆L4−8T◆
初回、マット・マートンのタイムリー,新井の8号2ランで3点を先制された西武は2回、一死から平尾のタイムリー,片岡の犠飛で1点差と詰め寄ると、3回には一死満塁のチャンスを掴むが、G.G.佐藤が痛恨のゲッツーに倒れ、同点ならず。すると、直後の4回、阪神はJ.マッケンジー,鳥谷のタイムリー二塁打等で3点を追加。7回にもJ.マッケンジーのタイムリーが飛び出すなど、2点を加えて、大きく突き放した。西武は8回に高山の4号2ランで追い上げたものの、最後は4点差ながらも登板した守護神・藤川球の前に反撃を断ちきられた。阪神先発の下柳は7回を2失点の好投で4勝目をマークした。
◆F4−6S◆
3回まで5安打1四球と押しまくりながら、一向に先制点を奪えずにいたヤクルトだが、4回に相川の5号ソロ,鬼崎の今季初アーチで2点を先制。続く5回には相川のタイムリー等で2点、6回には田中がこの日4安打目となるタイムリー二塁打を浴びせて1点を追加。5回まで無失点の好投を続けていた先発・中沢は6回に突如、崩れ、一死から3連打で1点を返されると、稲葉に8号3ランを被弾し、KO。日本ハムは更に、代わった押本から小谷野,あの男とヒットを浴びせて、長打が出れば、逆転のチャンスを作ったが、鵜久森が三振に倒れて、二者残塁。ピンチを脱したヤクルトは7回に宮本のタイムリーで貴重な1点を追加。その裏から増渕−マツ・オカ−林と1回ずつを締めて、逃げ切った。中沢は6回途中で降板となったが、4勝目がついた。
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May 22, 2010 21:44
◆E3−5G◆
7連勝中の巨人先発・東野に対し、楽天は初回、一死からヒットで出た高須を鉄平のタイムリー三塁打で返して、1点を先制。しかし、直後の2回、巨人は二死走者なしから、初回にクッションボールの処理を誤って先制を許した長野が汚名返上の4号同点ソロ。1−1で迎えた5回、楽天は内野安打の内村を聖沢が送ると、二死後、またも鉄平がタイムリーを放ち、勝ち越し。続く6回には山崎に8号ソロが飛び出して、3点目。2点を追う巨人は7回、先頭の寿司職人ラミレスがヒットで出ると、続く阿部が11号2ランを叩き込み、一気に同点。その裏、内村,聖沢の連打で無死一、三塁のピンチを背負った東野は高須をショートゴロに打ち取るが、ここで降板となり8連勝ならず。しかし、2番手・山口が鉄平を、3番手・久保が中村紀を退けて、ピンチ脱出。同点の儘、迎えた土壇場9回、巨人はヒットで出た寿司職人ラミレスの代走で出た鈴木が二盗に失敗するも、続く阿部が四球を選んだ所で長野がこの日2本目となる5号2ランをぶち込んで、ついに勝ち越しに成功。その裏、昨日とは違い、まだ越智を残した状態での登板となった守護神・クルーンは制球を乱す事なく、三者凡退で切り抜け、昨日の汚名を返上。巨人の連敗は3でストップ。1回1/3をパーフェクトに抑えた久保に2勝目がついた。
◆H7−4C◆
3回に東出のタイムリーで先制されたソフトバンクはその裏、プロ初登板となる広島先発・相沢から山崎,川崎,本多の3連打であっさり追い付くと、オーティズの15号2ランで勝ち越しに成功。更に、小久保のヒット,ハマのスペランカーの四球で一、二塁とした所で23日ぶりに一軍復帰となった松中がタイムリー。続く森本が歩いて、満塁となった所でプロ初スタメンとなった福田も2点タイムリー二塁打を放ち、この回、一挙6点。続く4回には四球の本多を三塁へ進めた所で小久保が犠飛を打ち上げ、7点目。6点を追う広島は7回、先頭の求道者・前田がライト前ヒットで反撃の狼煙をあげると、一死後、迎もセンター前ヒット。ここで小窪,石原と連続タイムリー二塁打を浴びせて、3点差まで追い上げたが、反撃もここまで。ソフトバンクは8回からファルケンボーグ−馬原と繋ぐ必勝リレーで逃げ切り。先発の和田は7回途中4失点で降板となったが、打線の援護に恵まれ、6勝目。
◆L8−0D◆
0−0で迎えた3回、西武は大崎,片岡と連打を浴びせると、一死後、中島が歩いて、満塁のチャンス。ここで中村が先制犠飛を打ち上げると、続くブラウンがよ号3ランを叩き込み、この回4点。7回には、またも大崎,片岡と連打を浴びせると、続く栗山がタイムリーを放ち、1点を追加。更に、8回にはブラウンのこの日2本目となる10号ソロ,細川の2号2ランと一発攻勢でダメ押し。中日は毎回の様に走者を出しながら、繋がりに欠ける攻撃で残塁の山を築き、完封負け。西武先発・帆足は7回2/3を無失点で6勝目を飾った。
◆Bs5−3T◆
マット・マートンの8号先頭打者アーチで先制した阪神は更に、二死後、新井,キュラソ星人の連打で追加点のチャンスを作ったが、J.マッケンジーが三振に倒れて、1点止まり。3回に内野ゴロと暴投の間に逆転を許すが、4回、二死満塁から葛城イクローが押し出し四球を選んで、同点。追い付かれた偽バファローズは5回、年に1本打つかどうかの荒金に今季初アーチが飛び出して、勝ち越し。直後の6回、ブラゼルの15号ソロで追い付かれるが、その裏、バルディリスの3号ソロで三たび勝ち越しに成功。8回には後藤に2試合連続の4号ソロが飛び出し、5点目を追加。最後は抑えのレスターが3人で締め括った。先発の木佐貫は6回を3失点で4勝目をマークした。
◆M20−4S◆
好投の報われない日々が続くヤクルト先発・中沢は初回、無死満塁のピンチにゲッツーの間に先制点を献上。1点取られた段階で黒星を覚悟しなければならない様なチーム状態により、この1点で絶望感に苛まれてしまったのか、続く2回には6本の単打を浴びて、5失点。更に、3回には南に1号ソロを被弾するなど5長短打を浴びると言う信じられない大炎上で失意のKO。代わった増渕も連打を浴びたばかり、大松に8号3ランをぶち込まれ、この回大量7失点。ロッテは中盤以降も大量に加点し、計4発含む22安打20得点で圧勝。移籍初登板となった先発・吉見は序盤から大量リードを貰って悠々と投げ込み、6回2失点で移籍初勝利。ヤクルトは頼みの中沢が火だるまに遭い、8連敗。不振の両助っ人が5安打3打点と復調の兆しを見せたのが唯一の救いだった。
◆F3−1YB◆
横浜は初回、石川,藤田と連続三振に倒れるが、内川がライト前に弾き返すと、村田が先制タイムリー二塁打。しかし、その裏、日本ハムも先頭の田中が二塁打を浴びせると、劇団ひちょりの犠打,稲葉の犠飛で同点のホームイン。1−1の儘、迎えた6回、一死二塁のピンチを迎えた横浜先発のルーキー・加賀はよりにもよってあの男にタイムリーを浴び、勝ち越し点を献上すると、二死後、小谷野にもタイムリー二塁打を浴び、KO。日本ハムは9回から建山を投入して、横浜の反撃を断ちきった。先発の武田勝は8回を3安打1失点の好投で3勝目をマークした。
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May 09, 2010 20:46
◆YB5−7G◆
開幕5連敗中の横浜先発・ランドルフが初回から大炎上。先頭の坂本に痛打されると、カスティーヨのエラーに足を引っ張られた後、ガッツにタイムリーを浴び、先制点を献上。更に、ここから寿司職人ラミレスに球団通算9000号となる12号3ラン,阿部に7号ソロと連続被弾でいきなりの5失点。一方、戦列復帰後、開幕当初のキレが感じられない内海に対し、横浜はその裏、1点を返すと、3回には武山の三塁打の後、ランドルフが自らタイムリー。4回にはカスティーヨがエラーの汚名を返上する5号ソロを放り込み、2点差まで追い上げる。しかし、直後の5回、巨人は2年ぶりスタメンに抜擢された矢野が今季初打点となるタイムリー二塁打を放ち、2点を追加。粘る横浜は6回無死一、二塁のチャンスは逃したものの、7回、坂本のこの日2つ目のエラーの後、代打・井手がタイムリー二塁打。更に、石川が送った後、早川もタイムリーを浴びせて、再び点差を2点にまで縮めるが、反撃もここまで。8回からは山口−クルーンと繋ぐリレーの前にノーヒットに抑え込まれた。内海は5回降板となったが、リリーフ陣の援護を仰いで開幕5連勝をマークした。
◆D0−9S◆
壊滅的貧打で投手陣を見殺しにする日々が続いているヤクルトだが、この日は初回から11打席ノーヒットの福地,ここ5試合で僅か2安打の田中が連打を浴びせると、13打席ノーヒットの青木のショートゴロの間に先制。更に、15試合ノーアーチのデントナが7号2ランを叩き込むと、25打席ノーヒットと大スランプのガイエルにも10号ソロが飛び出して、この回4点。3回には一死一、二塁からガイエルが4月25日以来のマルチ安打となるタイムリーを放つと、宮本が内野安打で繋いで満塁となった所で藤本が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、この回も4点追加。続く4回には一死二塁から青木が16打席ぶりのヒットとなる内野安打を放つと、デントナが犠飛を打ち上げ、9点目。投げては村中−マツ・オカと繋いで、最後は連敗中、全く出番がなく、8日ぶりの登板となった守護神・林が3人で締めて、完封リレー。これまでの鬱憤を晴らす投打噛み合っての快勝で連敗を6でストップさせた。村中は7回無失点で3勝目。
◆T4−3C◆
好調の広島先発・前田健に対し、阪神は2回、ブラゼルがレフトスタンドへ10号ソロを叩き込み、1点を先制。ブラゼルは4回にも今度はライトスタンドへ2打席連続となる11号ソロを放り込み、1点を追加。2点を追う広島は5回、阪神先発・鶴に対し、前田健がブラゼルのエラーで出ると、一死後、梵の二塁打に桜井のエラーが重なり、まず1点。更に、二死後、栗原のタイムリー二塁打で試合は振り出しに。2−2で迎えた7回、阪神はまたもブラゼルがヒットを放つと、一死後、葛城イクローが歩いて一、二塁。ここで連続試合出場記録更新の為に登場の代打・キュラソ星人はセンターへ打ち上げるが、続くマット・マートンが走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、2点を勝ち越し。粘る広島は直後の8回、この回から登板の久保田から栗原の四球,赤松のヒットで二死一、三塁のチャンス。ここで阪神は早くも守護神・藤川球を投入するが、満を持して代打に起用された求道者・前田がライト前へ会心のタイムリーを浴びせて、1点差。しかし、続く代打・岩本はピッチャーゴロに打ち取られ、同点ならず。広島は9回にも二死一、二塁と一打同点のチャンスを作り、藤川球を追い詰めたが、最後はフィオがこの日3個目の三振を喫して、ゲームセット。7回に登板し、三者凡退に仕留めq阪神2番手・西村に無傷の4勝目がついた。
◆H1−4L◆
2回、内野ゴロの間に先制された西武だが、直後の3回、二死走者なしから片岡が同点3号ソロ。5回には一死から阿部,細川の連打で一、二塁とした所で大崎がレフト前へタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。続く5回には二死走者なしから、高山のヒット,佐藤の四球で一、二塁とした所で阿部が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、4点目。ソフトバンクは土壇場9回、守護神・シコースキーから一死一、二塁と一発同点の場面を築いたが、高谷,川崎と打ち上げて、万事休す。西武先発の帆足は8回を散発4安打1失点の好投で5勝目を飾った。
◆F7−3E◆
初回、一死から劇団ひちょり,稲葉の連続二塁打で先制した日本ハムは更に、二死後、あの男によもやのタイムリーが飛び出して、2点目。直後の2回、楽天はフィリップスの四球の後、山崎,中村,紀,嶋と3連打を浴びせて、1点。なおも無死満塁と一打逆転のチャンスは続いたが、牧田は浅いライトフライ,聖沢は最悪のショートゴロゲッツーに終わり、1点止まり。突き放したい日本ハムは4回、鶴岡の二塁打等で二死満塁とするも、田中がレフトへ打ち上げ、三者残塁。5回に1点ずつ取り合って迎えた7回、楽天は2四球で二死一、二塁とした所でフィリップスに2打席連続のタイムリーが飛び出し、ついに同点。しかし、それも束の間、その裏、日本ハムは二死満塁から高橋に2号勝ち越しグランドスラムが飛び出し、楽天先発・田中をKO。これで戦意喪失となった楽天は8,9回とあえなく無得点に終わり、今季3度目の4連敗。この試合、5回にブラウン監督が本塁上のクロスプレーの判定に不服を漏らし、通算10度目の退場処分。広島監督時代の退場試合は7勝1敗と無類の強さを発揮していたが、楽天移籍後は2戦2敗と、むしろ退場は縁起の悪いものとなっている。尚、一時は同点タイムリーを許した日本ハム5番手の谷元に今季初勝利が転がり込んだ。
◆Bs11−7M◆
3回まで両軍無得点と静かな立ち上がりとなったが、4回からは突如、乱打戦に変貌。バルディリス,山崎浩のタイムリー等で3点を先制した偽バファローズは5回に1点を返されるも、その裏、バルディリスの2号2ラン等で3点を追加。ロッテは6回にサブローの6号2ラン,今江のタイムリーで3点を返し、応戦するが、その裏、偽バファローズは赤田の6号2ランでまず2点。更に、二死後、5連打を浴びせて、この回一挙5点を獲得。それでも食い下がるロッテは8回、二死走者なしから4連打で1点を返すと、更に、荻野貴,井口と連続押し出し四球を選んで、4点差。なおも満塁と、一発が出れば一気に同点と言う場面で主砲・金を打席に迎えたが、金はどん詰まりのショートゴロに終わり、三者残塁。ロッテは9回にも一死満塁のチャンスを作る粘りを見せたが、今江,西岡と倒れて、あと一歩及ばなかった。偽バファローズ先発・木佐貫は6回途中4失点KOとなったが、打線に援護に恵まれ、3勝目。
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July 05, 2009 20:59
◆D5−4G◆
名手・川相の現役復帰待望論を無視し続ける落合監督はまたも川井を先発起用して、お茶を濁す作戦に…。しかし、所詮、カワイであって川相ではない川井にチームの空気を変える事は出来ず、初回から寿司職人ラミレスにタイムリーを許し、先制点を献上。しかし、その裏、巨人先発・内海に対し、井端,荒木の連打で一、三塁とすると、森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のセンターフライとなり、井端が同点のホームイン。更に、ブランコのヒットの後、ベンちゃんのショートゴロの間に荒木が返って、勝ち越しに成功。3回にはブランコのタイムリーで1点を追加すると、4回には川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに谷繁が今季初アーチとなる2ランをぶち込んで、5点目。4点を追う巨人は直後の5回、一死三塁から坂本の内野ゴロで1点を返すと、更に、ヒットで出た鈴木が二盗を決めた後、ガッツ,寿司職人ラミレスと連続タイムリーを浴びせて、1点差。中日は7回から登板の河原が三者凡退に仕留めて、巨人の勢いを止めると、8回には浅尾が三者三振の快投。そして、9回は満を持して登板の守護神・岩瀬が3人でピシャリと締めて、辛くも逃げ切った。川井は6回4失点ながらも、開幕8連勝。
◆YB4−6C◆
0−0で迎えた3回、広島は二死走者なしから末永,東出と連打を浴びせると、謎の新助っ人・フィリップスが先制2号3ラン。続く4回には嶋が2号ソロと一発攻勢で4点のリード。4者連続三振を奪うなど、3回まで素晴らしい立ち上がりを見せていた青木高だったが、4回、先頭のガッツな貴公子・仁志を歩かせると、一死後、村田にレフトスタンドへ15号2ランをぶち込まれ、2点差。これで流れを引き寄せたい横浜だったが、先発・マストニーが3四球で一死満塁のピンチを作り、KOとなると、代わったカリメロも嶋に犠飛を打ち上げられて、5点目を献上。粘る横浜はその裏、エラー絡みで1点を返すと、7回には代打・メカゴジラの犠飛で1点差。土壇場9回、広島は一死二、三塁からフィリップスが犠飛を打ち上げ、ダメ押し。最後は守護神・永川がきっちり締めて、8カードぶりの勝ち越し。久々の先発となった青木高は5回3失点で降板も2年ぶりの白星を掴んだ。
◆T4−1S◆
シャア少佐が首痛で登録抹消となり、開幕から15打数ノーヒットにも拘わらず、よもやの1番でスタメン起用されたバルディリスが何と今季初安打となる先頭打者アーチを叩き込み、阪神が1点を先制。4回には一死からキュラソ星人,ブラゼル,桜井の3連打で1点を加えると、更に、鳥谷が歩いて満塁となった所で狩野がショートゴロに倒れて、ゲッツー…と思いきや、ブラゼルに視界を遮られた川島慶がこれを後逸し、一気に二者生還。4点を追うヤクルトは6回、青木の二塁打の後、田中がタイムリーを放ち、ようやく1点を返すが、この後、クリーンアップが悉く凡退し、1点止まり。続く7回には一死から相川がヒットで出るも、川島慶が最悪の月ツー。8回にも一死一、二塁のチャンスを作るが、福地の痛烈なライナーがファーストの正面に飛んでしまい、一塁走者は戻れずにまたまたゲッツー。再三のピンチを切り抜けてきた阪神は最後は守護神・藤川が三者三振の快投で締め括った。先発のソニックは6回1失点の好投で3勝目。
◆F2−3H◆
1,2回とヒットを浴びせながら、日本ハム先発・スウィーニーを攻めあぐねていたソフトバンクだが、3回、先頭の松田が二塁打で出ると、一死後、オーティズがタイムリーを放ち、1点を先制。更に、続く松中が12号2ランを叩き込み、この回3点。3点を追う日本ハムはその裏、糸井のタイムリー二塁打で1点を返すと、6回にはゲッツーの間に1点を加えて、1点差。4回以降1安打と沈黙していたソフトバンクは8回、二死から連打と四球で満塁とするも、田上がサードゴロに倒れて、追加点ならず。しかし、その裏からファルケンボーグ,馬原が3人ずつで片付ける完璧なリリーフで1点のリードを守りきり、日本ハムと入れ替わりで今季初の単独首位に浮上。先発のホールトンは7回2失点で6勝目。
◆E6−7L◆
連敗地獄に喘いでいる楽天は初回、5月23日以来のスタメン復帰となった青波の長瀬の5号2ランで先制する上々の滑り出し。しかし、続く2回に無死満塁,3回にも二死満塁のチャンスを逃し、波に乗り切れない。すると、西武は4回にG.G.佐藤の2点タイムリーで一気に同点。追い付かれた楽天はその裏、二死三塁から渡辺直が勝ち越しタイムリーを浴びせ、西武先発・ワズディンをKO。5回に三たび満塁のチャンスを潰してしまうが、6回、二死一塁からまたも青波の長瀬がタイムリー二塁打を放ち、4点目。2点を追う西武は7回、二死から中島が四球,中村がヒットで出ると、礒?がタイムリーを浴びせて、1点差。なおも一、二塁のチャンスでここまで3打数3安打のG.G.佐藤に回したが、三振に倒れて、同点ならず。その裏、楽天は中村真の2点二塁打で突き放すも、直後の7回、上本の1号2ランで再び1点差とされると、更に、二死一塁からマウンドに上がったミチルが中島に痛打された後、中村を歩かせ、満塁とした所で、礒?,G.G.佐藤に連続四球を与えて、逆転を許す大乱調。楽天はその裏、一死一、二塁のチャンスを逃すと、9回にも二死一、二塁と長打が出れば、サヨナラと言う場面を作りながら、最後は首位打者・草野がセカンドゴロに打ち取られ、ゲームセット。楽天は15残塁の大拙攻と継投策の失敗で6連敗となった。
◆M4−1Bs◆
偽バファローズは初回、いきなり先頭の坂口が二塁打で出るも、後続3人があえなく凡退し、二塁に釘付け。続く2回には一死から連打を浴びせるも、山崎浩がゲッツーを食らい、またも得点ならず。すると、その裏、ロッテは先頭のサブローが9号先制ソロ。更に、橋本将,里崎の連打で二、三塁とした所で堀が犠飛を打ち上げ、この回2点。続く3回には一死満塁から橋本将のタイムリー,里崎の押し出し四球で2点を追加。5,7回と二死一、二塁のチャンスを逃すなど、一向に点を奪えないでいた偽バファローズは8回二死二塁からラロッカのタイムリーでようやく1点を返すが、後が続かない。最後はシコースキーの前で3人で斬って取られ、連勝は3でストップ。ロッテ先発の小野は8回途中まで1失点と粘りの投球を見せ、5勝目をマークした。
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