バス
July 13, 2007 20:52
◆G3−0C◆
7連敗から脱出したばかりの広島は守護神・永川が帰ってきた事により、役に立ったかどうかは別として暫定ストッパーを任せていた大竹を先発起用。これに対して、前夜の無茶なヘッドスライディングで右足首を痛めたマッスル千代の富士が一夜にして四番どころか、スタメンから外されてしまった巨人はそのマッスル千代の富士に代わり、スタメン起用された亀井が2回、バックスクリーン横へ今季初アーチとなる先制弾を叩き込むと、3回にはガッツが20号2ランと一発攻勢で3点を奪い、大竹は4回であえなく降板。自分から始まった連敗ロードを何としても止めたいと意気込む巨人先発・金刃は毎回走者を出しながらも、7回まで無失点に抑える粘りの投球を展開。8回は簡単に二死を取り、完封も見えてきた矢先、栗原にセンター前へ弾き返された所で無念の降板。しかし、代わった豊田が前日の汚名返上とばかりに新井を打ち取ると、9回は上原が3人で締めての完封リレーを達成し、連敗はようやく6でストップ。8回二死まで無失点の好投を見せた金刃は7勝目をマークした。
◆T−D◆
降雨中止。
◆YB1−0S◆
前回完封のハマのチンピラと前回8回無失点の館山がこの日も好投。ハマのチンピラはヤクルト打線に付け入る隙を許さぬ投球を見せるのに対し、館山は毎回の様に走者を出しながらも要所を抑える粘りの投球。0−0で迎えた8回、ヤクルトは一死から城石が二塁打を浴びせると、二死後、青木が敬遠され、田中浩のサードゴロを村田がエラーして満塁と、この日初のチャンス。しかし、ここで寿司職人ラミレスがショートゴロに倒れて、三者残塁。序盤は苦しんでいた館山も尻上がりに調子を上げていき、7回以降は一人の走者も出さず、試合は両軍ゼロ行進の儘、延長へ突入した。迎えた10回裏、横浜は四球で歩いた古木が内野ゴロで二進した所でガッツな貴公子・仁志がレフト前へタイムリーを浴びせ、劇的な2戦連続サヨナラ勝ちを収めた。ハマのチンピラは2試合連続完封で7勝目。
◆M5−6H◆
水島の呪いがセ・リーグに移りつつあるうちに調子を取り戻したいソフトバンクだが、この日も大苦戦。初回、先発・ガトームソンが3試合ぶりに4番に復帰したサブローのタイムリー二塁打で先制点を献上。3回に川崎のタイムリーで追いついても、その裏、TSUYOSHIにタイムリー二塁打,4回に松中の一発で追いついても、その裏、またもTSUYOSHIに犠飛と、悉く突き放されてしまう。6回、小久保に20号ソロが飛び出し、三たび追いついたソフトバンクは7回には橋本,青野と相次ぐエラーに乗じて、ついに勝ち越しに成功。しかし、8回、ガトームソンから水田にスイッチしたのが大失敗。二死一、二塁のピンチを迎えた水田はベニー松山に走者一掃の逆転タイムリー二塁打を浴びて、ガトームソンの白星を粉砕。土壇場9回、ロッテは守護神・小林雅を投入し、逃げ切りを図るが、またもやコバマサ劇場が開演される事に…。明石,代打・松田と簡単に打ち取られ、二死走者なしと絶対絶命の状況に追い込まれたソフトバンクだが、ここから大村,川崎,ハマのスペランカー,松中と怒濤の4連打を浴びせて、再逆転に成功。最後は守護神・馬原が3人で締めて、逃げ切った。ガトームソンの白星を粉砕した水田はちゃっかり5勝目を強奪。
◆E2−6F◆
悪の温床・楽天の先発は謎の新助っ人・バス。初回にフェルナンデスのタイムリー二塁打で援護を貰ったバスだが、3回二死から田中賢に内野安打を許すと、続く稲葉に10号2ランを叩き込まれ、形勢逆転。更に、5回には田中賢にタイムリー二塁打を浴び、デビュー戦は5回3失点で降板。2点を追う悪の温床・楽天は6回に山崎武の両リーグ一番乗りとなる30号ソロで1点差。しかし、直後の7回、日本ハムは一死満塁から小谷野,工藤の連続タイムリーで3点を追加し、試合を決定付けた。先発・ダルビッシュは1失点ながら、5回で早くも降板となったが、8勝目を飾った。
◆Bs2−5L◆
0−0で迎えた3回、西武は二死走者なしから礒?が四球を選ぶと、ここから中島,G.G.佐藤が連続二塁打を浴びせて、2点を先制。5回には中島,栗山のタイムリーで2点を追加。4点を追う偽バファローズはその裏、大引の2号ソロでようやく1点を返すも、後が続かない。西武は8回に福地のタイムリーでダメ押しの5点目。今季初登板初先発・宮越は6回途中でマウンドを降りたものの、その後、4人のリリーフを仰いで、今季初勝利をマークした。西武はこれで3連勝。逆に、敗れた偽バファローズは3連敗となった。
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