ウィリアムス

May 26, 2009 22:25

◆T2−3M◆
ロッテ先発・小野に対して、阪神は初回、シャア少佐のヒット,キュラソ星人の四球で二死一、二塁と先制のチャンス。しかし、新井はショートゴロに倒れて、二者残塁。一方、ロッテは直後の2回、5年ぶりの先発となるアポリー中尉に対して、先頭の井口がヒットで出るも、二盗を仕掛けて憤死。しかし、この後、里崎が四球を選ぶと、大松がヒットで続き、一、三塁。ここでベニー松山がレフト前へタイムリーを放ち、里崎が先制のホームイン。続く3回には二死満塁のチャンスを作るも、大松が三振に倒れて、追加点ならず。すると、その裏、阪神は先頭の関本がレフト前ヒットで出塁。二死後、新井が二塁打を放ち、二、三塁となった所で葛城イクローがライト前へ2点タイムリーを浴びせて、一気に逆転に成功。アポリー中尉に4回であっさり代打を送り、早くも継投モードに入った阪神は江草−アッチソンと繋いで、追加点を許さない。一方、ロッテは何と6回から先発要員の成瀬をサプライズ起用。成瀬は期待に応えて2回をノーヒットに抑える好リリーフを展開。2−1の儘、迎えた8回、阪神は4番手・ウィリアムスを投入するが、これが裏目。ウィリアムスは二死一、二塁のピンチを背負うと、今江にセンター前へタイムリーを許して、試合は振り出しに。9回には同点の場面ながら、守護神・藤川を投入するが、この日もピリッとしない藤川はいきなり先頭の西岡に二塁打を浴び、無死二塁のピンチ。しかし、続くフクーラを三振に斬って取ると、サブローをキャッチャーフライに打ち取り、二死…と思いきや、これを狩野がまさかの落球。打ち直しとなったサブローはタイムリー三塁打を浴びせて、西岡が勝ち越しのホームイン。最後は荻野が締めて、阪神は3連勝を逃した。ウィリアムスが同点を許し、藤川が勝ち越し点を献上と、阪神の勝利の方程式が完全に崩壊。走者を出していたとは言え、1失点で踏み留まっていたアポリー中尉の交代はやはり、早過ぎたのではなかろうか。おかげで藤川をあんな場面で使わざるを得なかった。狩野のエラーが痛恨この上なかったのは言うまでもないが、かつての藤川なら、さして致命的なミスではなかった筈だ。あのプレーを何て勿体ない事を…と感じてしまう辺り、今の藤川は不安感一杯なのだと改めて思い知らされる。しかし、リリーフ陣ばかりを責められない。9安打4四球と塁上を賑わせながら、11残塁で2点しか奪えない打線にも大いに反省の余地があるだろう。投打の歯車が噛み合わない阪神の苦しい戦いはまだしばらく続くのだろうか。出戻り中古助っ人・ブラゼルの加入で流れが変わる事を期待したいものだ。

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