アルフォンゾ
September 28, 2009 05:31
アルフォンゾとバーンサイドが近日中に帰国する事となり、今季限りで退団する運びとなる事が濃厚となった。アルフォンゾは痛めている左膝の手術を早期に行いたい意向である事、バーンサイドはアジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦での戦力構想から外れている事が理由となった模様。「素行の悪くない巨人直輸入助っ人をとりあえず応援してみる会」会員としては、二人共、応援の対象となっていただけに実に残念である。
今季V3を達成した巨人は若手の台頭もあったが、助っ人陣の活躍が非常に大きかったのは言うまでもないだろう。しかし、寿司職人ラミレス,グライシンガー,ゴンザレスは揃いも揃ってヤクルトからのお古であり、クルーンも横浜からのお古(李もロッテからのお古だが、今季活躍しなかったので割愛)。直輸入助っ人で活躍したと言えるのは、オビスポただ一人だった。WBCオーストラリア代表の座を蹴ってまで、巨人での躍進を目指したバーンサイドだが、保険で獲った筈のゴンザレスの予想外の大ブレイクの影響で今季一度も登板機会が回ってくる事はなかった。果たして、使ってみた場合、どうだったのかは分からないが、結果を出しているオビスポですら外国人枠の壁に阻まれる状況とあっては、一軍昇格の道はかなり険しいのは否めない。もし、チャンスがあるなら、国内の他球団で頑張って貰いたい所だ。アルフォンゾはメジャーでの実績とオープン戦でまずますの成績を残した事から久々に当たりの野手が来たかと言う期待を抱かせたが、開幕当初の中途半端な併用策に振り回された所為か、故障の所為か、はたまた単なる適性不足か、しょっぱい結果に終わってしまった。寿司職人ラミレスが日本人扱い,李が不振とあって、野手の助っ人枠には余裕があったにも拘わらず、出番が貰えない有様とあっては、流石に首を切られてもやむなしと言う所だろう。
さて、来季の巨人の助っ人陣容はどうなるのだろうか? このままでは来季も外国人枠の壁に苦しむ事になる事が必至のオビスポはシーズン中にも抱いた移籍志願の気持ちが再燃する可能性もある訳だが、高年俸のグライシンガーの首を斬って、オビスポを残すと言う展開もありうるか? もし、グライシンガーとオビスポのどちらかを斬らなければならない状況となるならば、直輸入のオビスポを残して欲しい所だが…。2年連続で不振に終わった李が解雇となる可能性は十分に考えられる訳だが、野手の新助っ人を獲ってくるのかどうか気になる所…。今季の助っ人野手は実質上、寿司職人ラミレスだけで乗り切ったものの、依然としてセカンドは固定出来ていない状況だし、亀井やマッスル千代の富士がファーストに回るのかどうかも微妙な事もあり、一応、新助っ人が食い込む余地はあるにはある。果たして、現有戦力の底上げを図るのか、更なる補強を図るのか。もし、新助っ人を獲ってくるなら、くれぐれも余所からのお古ではなく直輸入助っ人をお願いしたい。いい加減、野手の直輸入助っ人で当たりを見つけてくれと!
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April 08, 2009 23:01
◆YB1−12G◆
投壊貧打で勝てる気配の横浜は2年ぶりの白星を狙う現役最年長投手・カリメロが登板するが、初回からガッツに2ランを被弾すると、3回には痛恨の押し出し四球。4回には当ブログ一押し助っ人・アルフォンゾに来日初アーチを浴びると、5回にもガッツ,坂本に被弾するなど、8失点KOの大炎上。未だに開幕からタイムリーが出ない貧打線はこの日もさっぱりで唯一の得点も内野ゴロの間に掠め取ったに過ぎなかった。大惨敗で開幕5連敗となった横浜は夢の100敗まであと95敗とまた一歩近付いた。ダメ助っ人・ジョンソンはヘッポコ落球で転倒して亜脱臼を負い、リタイアしたが、これでようやくメカゴジラに出番が回ってくる事となったのが、横浜にとって順風になる事を祈るばかりだ。対する巨人の方は打線のテコ入れが奏功。1番に戻った鈴木が1番こそが自分の居場所と言わんばかりに4安打の大爆発。開幕戦以来のスタメンとなったアルフォンゾは来日初アーチに犠飛と2打点の活躍。初スタメンの松田記者も2安打3打点と気を吐いた。投げては開幕ローテに滑り込んだ福田が7回1失点の好投で2年ぶりの白星。昨日、途中で外された李は不甲斐ない連続三振がどうやら若大将の逆鱗に触れたらしく、この日はスタメンからすら外されて、11点差ついてからの代打と言うどうでもいい起用のされ方を…。競争心を煽る為にメンバーを固定させない方針は分からないでもないが、やり過ぎてバレンタイン暗黒政権の様な事にならなければいいが…。ともかく、アルフォンゾはきっちり使ってくれと…。あと、気がかりなのは打球を受けて負傷退場した阿部の様態か。
◆S8−4D◆
開幕から負け知らずの中日はこの日も初回から川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに飛び出した森野の2号3ランで先制。しかし、更に、二死満塁とチャンスを広げながら、追加点を奪えなかったのが運の尽き。一発依存&残塁量産攻撃に川相不在をまざまざと痛感してしまい、動揺を隠せない先発・中田は2,3回と1点ずつ失い、1点差と迫られると、5回にはガイエル,相川のタイムリーで4失点と逆転を許し、あえなくKO。3番手・平井も青木,ガイエルと被弾し、試合を決定付けられた。2回以降二塁すら踏めず、8回に川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにブランコが2号ソロを放ったが、焼け石に水で開幕からの連勝は4でストップ。ヤクルトは木田画伯がいきなりの3失点にも落ち着きを失わずに試合を作り、先発としては実に11年ぶりの白星を手にした。
◆T8−2C◆
鉄人の冴える打棒が止まらない! 初回に先制2号3ランを叩き込んだキュラソ星人は3回にも2打席連続の3号2ランを放てば、5回には3打席連続となる4号ソロ。奇跡のサイクルホーマーの期待が懸かる中、第4打席は二死二塁での打席となったが、ここでもきっちりタイムリーを放って、4安打7打点。兄貴分に釣られて、イマイチ調子が上がって来ないでいる弟分の新井も待望の今季初アーチを含む2安打。投げては、チーム最年長投手・下柳が走者を出しながらも6回2失点で切り抜け、今季初勝利。キュラソ星人一人にやられた広島だが、阪神と同じ11安打を放ちながら、僅か2点に留まる拙攻も痛かった。
◆E0−7H◆
球団創立以来最高のスタートダッシュを炸裂させている楽天だが、この日は先発・朝井が大乱調。初回、簡単に二死を取ったまでは良かったが、四球とヒットの後、小久保をセンターフライに打ち取りながら、これを鉄平が完全に見失って走者一掃の先制二塁打としてしまう大チョンボをかまされてから完全におかしくなり、更に、3連続四球による押し出しで3点目を失うと、2回にも先頭打者を歩かせた所でノムさんに見限られ、失意のKO。代わった木谷も松中に2点タイムリーを浴びる始末。打線もソフトバンク先発・ホールトンの前に7回まで僅かに1安打と手も足も出ず、結局、散発3安打のシャットアウトでついに今季初黒星を喫した。
◆F8−7M◆
序盤から激しい打ち合いとなったこの試合。7−7で迎えた7回裏に稲葉が勝ち越し弾を叩き込み、これが決勝点となった。稲葉はこの一発が3打席連続アーチ。小谷野の2本のアーチを放つなど、日本ハムらしからぬ一発攻勢が光った。そんな中、前日にインケツパワーをすっかり放出しきったあの男は4タコと本来の力を取り戻してしまった。打ち勝った日本ハムだが、プロ初登板初先発となった期待のルーキー・榊原はは3失点で4回途中KOとプロの洗礼を浴びた。ロッテは日本ハムを5本も上回る14安打を放ちながら、10残塁の大拙攻。大躍進が期待される大嶺は7失点KOと惨憺たる内容だった。
◆L2−10Bs◆
石井一の前に3回までノーヒットと沈黙していた偽バファローズ打線だが、4回に突如覚醒。大引がチーム初安打となる内野安打で出ると、カブレラもヒットで続いた所でローズが2号先制3ラン。以降、9回まで小刻みに毎回得点をあげ、計18安打10得点の猛攻を展開。投げては、山本がここまで全試合で5点以上奪ってきた好調・西武打線相手を手玉に取り、散発3安打2失点の完投勝利を収めた。
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