WBC / 五輪

March 27, 2006 22:06

 ウチの掲示板の方で素晴らしい記事を教えて頂いたので、こちらでも紹介しようと思う。

あの時、代打川相をコールできたなら…WBC

 ウチの常連さんなら誰もが思うだろうが、もう完全に私と同じ発想である。ライブドアのPJ(パブリック・ジャーナリスト)の記事であり、こういう事で飯食ってる方ではない様なので、あまり説得力を感じてくれない人もいるのかもしれないが(スポーツライターなら説得力がある…ってもんではないと思うのだが)、名手・川相を日本代表メンバーとして組み込むと言う事は戦略的に実に合理的な選択であり、断じて無茶な提案などではないのだ…と言う事がこの様な記事として掲載されたのは非常に喜ばしい事である。

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March 23, 2006 00:05

 茂雄の陰謀を振り払い、見事に世界一に輝いた王JAPAN。だが、この栄光を断じて認めようとしない奴らがいた。この日、奴らの野球委員会の総裁が「実質的には2勝1敗で負けたと、日本もよく分かっている」などとほたえたのだ。日本を讃えるどころか、世界一を謳うなどもっての外であり、実質的に日本に勝った自分達が世界一なのだ!と言わんばかり。3試合の内容は辛勝,辛勝,完敗とあって、別段、力の差を見せつけた訳でもなく、負けが許される予選リーグに連勝したくらいで勝ち誇り過ぎである。136試合もの長いシーズンを戦い抜いて、2位に4.5差をつけた堂々の1位に輝いたソフトバンクが、たかだか5試合に負け越しただけで優勝を取り消された事と比べれば、理不尽さのレベルが違うんだよ! プレー中の選手を観客が妨害するわ、まったく何て嫌な奴らなんだ…。鈴木一朗も奴らと嫌な思い出があるからと言って、余計な事言って、奴らの反日感情を煽らんでいいものを…。奴らは日本が世界一に輝いた事に関して、相当、腸が煮えくり返っている様で、今シーズンが終わったら、リベンジの場を設けろとウダウダ言ってるらしい。これで日本が断ったら断ったで、怖くて逃げただのと好き放題言いそうだが、果たして、日本はどう出るか…。実現した場合、今度は今夜の松井さんやJ.マッケンジーらも出られるのだろうか。だったら、見てみたいが…。
 一方、メキシコ代表の一員として戦った偽バファローズ・ガルシアによると、あの2次リーグでのアメリカ戦に関して、前日にディズニーランドで満喫したのは諦めからくるものなどではなく、「アメリカは準決勝進出に値しない。勝たせないように頑張ろう」と、ミーティングで話があった事を明かした。ガルシア自身も「アメリカは殆どまともに勝ってないじゃないか。(日本戦ばかりか、メキシコ戦でも)変な判定があったし、準決勝に行かせるべきじゃない」と思ったとの事。13回までに1点でも取ってしまったら準決勝進出の道が断たれる状況で、手を抜かなければ実現しない可能性の高い一縷の望みに懸けるよりも、アメリカ打倒に意欲を燃やし、初めから全力でぶつかったメキシコの戦いには大いに感謝したい。

マンガ嫌韓流
マンガ嫌韓流2

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March 21, 2006 15:05

 国際試合では圧倒的な実績を残す最強軍団・キューバとのWBC決勝。世界3大大会(インターコンチネンタル杯,ワールド杯,五輪)において、(アマ主体のチームが大半だったとは言え)4勝32敗と圧倒的な差をつけられている日本は、アテネ五輪で唯一キューバに土をつけた男・霊感投手・松坂を先発起用。1番には今大会初めて川崎を起用し、里崎を6番に上げるなど、打線に更なるテコ入れを図って、この一大決戦に臨んだ。一塁塁審にはイカレ審判・デービッドソンがまたもや出場しているが、そんな事に気を取られている暇はない。
 キューバ先発・ロメロに対して、この日はじっくりボールを見ていく様な指示が出ていたのか、新1番・川崎こそ凡退したものの、西岡がしぶとく粘って内野安打で出塁すると、すかさず二盗。これが揺さぶり効果となったか、鈴木一朗も四球で歩き、一、二塁。ここで王さんは松中に対して、フルカウントから何とエンドランのサイン。ボール気味の球だったが、強引にバットに当てた松中の凡ゴロは三遊間の深い位置への内野安打となり、満塁のチャンス。ここで何とキューバはまともなヒットを一本も打たれていないロメロを打者4人で早くも引っ込め、オデリンにスイッチする驚くべき継投策を展開。しかし、ピッチャーが代わってもじっくりボールを見ていく日本はハマのスペランカーが死球を食らって押し出しと言う意外な展開で1点を先制。二死後、ガッツがファールで粘った末に四球を選んで、またも押し出しで1点を追加すると、韓国戦で痛恨の大エラーをかました今江が名誉挽回の2点タイムリーを浴びせて、オデリンをもあっさりKO。いきなり4点を奪うビッグイニングを形成したものの、相手は最強軍団・キューバ。これくらいで油断などしていられない事をすぐさま思い知らされる。その裏、期待の霊感投手・松坂がいきなり先頭のパレに左中間スタンドへ追撃アーチを叩き込まれてしまったのだ。この一発で一気に緊張感が高まったか、その後、両軍一進一退の攻防で追加点を許さない。霊感投手・松坂は度々球が上ずったり、球場の広さに助けられる様な大飛球を連発されるなど、おぼつかない内容ながらも、粘りの投球で要所を締める。4回には完全にセンター前へ抜けたと思われたセペダの打球を川崎がダイビングキャッチで抑える超ファインプレーで盛り立てる。キューバへ流れを渡さない様に食い止める事で精一杯の日本だったが、5回にようやく流れを引き寄せる。そして、5回、鈴木一朗がうまいバッティングでレフト線へ二塁打を浴びせると、続く松中がこの日3安打目となるライト前ヒットを放ち、N.ゴンザレスをKO。4番手・ペドロソに対して、ハマのスペランカーは三塁線へ痛打。これをサード・エンリケスがダイビングキャッチするも、本塁へ突入する鈴木一朗が視界に入り、一瞬迷ってから一塁へ転送した事で一塁も間一髪セーフのタイムリー内野安打となって、待望の追加点をゲット。更に、里崎がきっちり送って、二、三塁となった所でガッツがレフトへ犠飛を打ち上げ、松中が足の痛みを堪えて激走し、ホームイン。ここでキューバ陣営がこのプレイに何ら関与していない一塁塁審・デービッドソンに松中のタッチアップが早いんじゃないかと抗議して、判定が覆る悪夢の展開…に至る事もなく、日本はリードを5点と広げた。すると、その裏、またも王さんのサプライズ采配が炸裂。荒れていたとは言え、ここまで1失点でまだ62球しか投げていない霊感投手・松坂から、今大会のエースと任命し、絶対の信頼を寄せる渡辺俊にスイッチしたのだ。渡辺俊は王さんの期待に応えるべく、三者凡退に斬ってとる快投でキューバの反撃を断ちきり、継投策は成功したかに見えた。しかし、続く6回、一死からグリエルの何でもないショートゴロを4回にはスーパープレイを見せた川崎がお手玉する痛恨のエラー。これで動揺したか渡辺俊はボレロ,セペダ,ウルティアとよもやの3連打を浴びて、2点を献上。なおも一、三塁のピンチにガルロボをセカンドゴロゲッツーに取って、辛くもピンチ脱出。しかし、世界一を目前にしたプレッシャーなのか、日本の守備陣はガチガチで7回にも信じられないミスを連発。まず、先頭のペスタノのショートゴロをまたも川崎がエラー。続くラミレスのショートゴロをまたまた川崎がお手玉するも、正面に落とした事が幸いし、素早く拾って、何とかゲッツーを完成。更に、この後、パレをファーストゴロに打ち取りながら、ガッツからのトスをベースカバーに入った渡辺俊が落球。相次ぐ守備のミスが出たものの、この回も何とか無失点で切り抜けた。続く8回、先頭打者を内野安打で許した所で王さんは渡辺俊から左の藤田にスイッチ。藤田はボレロをレフトフライに抑えたものの、続くセペダにレフトスタンドへ2ランを叩き込まれて、試合はついに1点差。世界一への道は何と険しく厳しい事か…。ジワジワと追いかけられ、一発で追いつかれると言うプレッシャーの中、ここで昨年までこのペトコ・パークを本拠地にしていた大塚が後続を見事に断ち切り、ついにラストイニングへ…。迎えた土壇場9回、先頭の金城のサードゴロをエンリケスが一塁へワンバウンド送球し、ファーストが落球(記録は内野安打)。プレッシャーを感じているのは日本だけではなくキューバも同様なのだ。しかし、エンリケスは続く川崎のサード前へのバントを猛ダッシュで捌き、すかさず二塁へ転送する好プレーですぐさまミスを取り返す。再びキューバに流れがいきかけた所で西岡が一、二塁間へ絶妙のセーフティバントを決め、一、二塁のチャンス。ここで鈴木一朗が一、二塁間を真っ二つ。これで一気に本塁へ突入した川崎はペスタノの好ブロックに阻まれてタッチアウトか…と思いきや、僅かに潜り込ませて、ほんの一瞬だけホームベースに触れた右手を見逃さなかった球審のナイスジャッジで貴重な7点目を追加。続く松中が歩かされ満塁となった所で王さんは韓国戦の殊勲者であり、スタメン起用も考えながら、あえてここ一番の代打の切り札として任命した福留を投入。ここで福留はまたも期待に応え、レフト前へ会心の2点タイムリーを放ち、ダメ押し。キューバは更に、新たな投手・Y.ゴンザレスを注ぎ込むなど、最後の最後まで諦めない姿勢を見せつけるが、ガッツの浅いライトフライでまたまた松中が激走し、10点目のホームイン。前日、「どかんどかん(と、一発が飛び出す事)はないだろう。うまく繋げた方が勝つ」と語っていた王さんだが、正に、その野球を体現した格好で、アメリカに渡ってから最も打線が繋がった試合となった。世界一へあと3アウト。しかし、やはり簡単には勝たせてくれないキューバ。先頭のペスタノが左中間突破の二塁打。続くラミレスはライトフライに倒れたものの、セーフティバントを仕掛けるなど、必死の揺さぶりをかけてくるなど勝利への執念を見せる。一死三塁となった所でパレの三遊間への深いゴロがタイムリー内野安打となって、4点差。続くエンリケスを空振り三振に斬ってとった所で王さんは自らマウンドへ足を運び、大塚に檄を飛ばす。これで気を引き締めた大塚は最後の打者・グリエルを空振り三振に仕留めて、ゲームセット。この瞬間、数ある試練を乗り越えた日本が見事にWBC初代王者に輝いた。開催時期がどうのこうのと中井美穂の旦那がウダウダ言ったり、収益が殆どMLBに入るからと経営者側がウダウダ言ったりして、下手すれば、出場辞退の可能性もあった日本だが、王さんはルールや開催時期などを初め、問題はたくさんあっても、日本球界の将来の為にも、まず第1回をやる事に大きな意義があると常々主張していた。そして、その言葉通り、日本はこの大会に参加して本当に良かったと思う。茂雄の陰謀で名手・川相や今夜の松井さんをメンバーに組み込めないと言う絶望的な状況に追い込まれながらも、チーム一丸となって世界一の座に輝いた事は日本球界にとって誇るべき輝かしい歴史を刻んだと言えるだろう。それにしても、世界の王さんがWBC初代王者の監督か…。カッコいいねぇ〜。おめでとう、王JAPAN!



March 20, 2006 00:56

 徹底したアメリカ贔屓のイカレ審判・デービッドソン,敵国に対する卑劣な妨害工作を厭わないイカレ韓国人ファンと言う最悪のシチュエーションに見舞われながら迎えた韓国との3度目の決戦。とりあえず、デービッドソンはアメリカが全く関与していない試合であった為か、人畜無害な存在になったのが何より。やはり、この男、決して下手なのではなく、アメリカ贔屓の故意誤審をする為の絶妙なタイミングを見切る鋭い目を持った凄腕審判に違いない(笑)。国際試合無敗の先発・上原はこの日も7回零封と韓国に付け入る隙を許さない好投を展開。一方、不振の福留をスタメンから外し、鈴木一朗を3番に移すなど、テコ入れを図った打線だったが、ヘッポコバント,残塁量産地獄など、相変わらず、川相不在の弊害を露呈しまくり、一向に点が取れないと言う重苦しい試合運びで、0−0の儘、過去2戦で決勝点を失っている魔の8回へ突入する何とも嫌な展開に…。しかし、ここで不振でスタメンを外された福留が意地を見せた。川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに放った大飛球はスタンドに飛び込む値千金の先制2ラン! これで完全に流れを掴んだ日本は畳み掛ける攻撃で一挙5点のビッグイニング。その中で宮本が代打でタイムリーを打ったのも嬉しかった。200安打で首位打者となった青木に代えて宮本を使う、と言う作戦は今まで理不尽なまでに干されまくっていた事を考えると、意表をつかれたが、本来、国際試合の経験豊富な宮本をこういう大事な局面で使うと言う発想は至極、当然の事なのだ。決勝でも使ってやってくれ、王さん。8回途中で雨による中断があったものの、流石に、6点も差がつくと、嫌な雰囲気にもならず、余裕の完封リレーを達成し、悲願の決勝進出。案の定、韓国側は日本に2回も勝ってる事や、予選を通じて初黒星なのに、3敗の日本が決勝に進む事に関して、こんな大会のシステムはイカレてるぜ!と難癖をつけている様だ。同情する部分がない事はないが、過去2戦圧勝したのに、今回、不運で負けたと言う訳ではなく、いずれも拮抗した戦いであり、殆ど力の差はなかった事を考えると、これはもうたまたま勝利の女神が日本に微笑んだと言う事なのだろう。
 それにしても、日本を極度にライバル視する国に2度に渡って苦渋を舐めさせられ、ぶっちぎりの優勝候補に挙げられていた国には勝利寸前までいきながらイカレ誤審に屈し、更なるイカレ誤審で準決勝進出絶望的の国が怒りを燃やした事により奇跡的に準決勝進出の道が開け、ライバル国には3度目の戦いで雪辱、そして、謎のペールに包まれたアマチュア最強軍団と決勝で対決…って、まるで野球マンガの様なドラマチックな展開ですなぁ。「MAJOR」より、よっぽど劇的かも…(^^;)。

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March 18, 2006 09:07

 イカレ審判・デービッドソンの故意の誤審を味方につけながら、それでもなお2次リーグに敗退を喫したアメリカ。アメリカのアメリカによるアメリカの為のWBCは脆くも破綻した格好となった訳だが、WBC公式ホームページでマイク・バウマン記者がこれに関して、「アメリカのファンはこの様な言い訳をすべき」と推奨している10個の言い訳を提言しているので紹介しよう。

1.最高の投手陣ではなかった(自業自得だ)
2.守備力の低い選手がいた(それも自業自得だろ)
3.打線が貧弱(だから、自業自得だっつーの)
4.準備不足。チーム内にまとまりがなかった(3月にやりたがったのは、あんたらだろ!)
5.予想以上に他国が強かった(これって言い訳? 力不足を認めてるとしか…)
6.気合いが足りなかった(自業自得やんけ)
7.2度のリーグ戦を経た勝ち上がり方式が難解だった(それ考えたの、あんたらでしょ?)
8.審判が下手(その恩恵を受けまくってるくせに、何を訳の分からない事を!)
9.A.ロドリゲスがいるチームは優勝出来ない(山田太郎のいた西武が日本一になれなかったのと同じ理屈?)
10.開催時期が悪い(だから、あんたらが反対押し切って、この時期にしたんだろっつーの!)

あまりにも説得力皆無な代物ばかりで、全然言い訳として成立してないではないか。アメリカ人なら、もう少しユーモアに富んだうまい言い訳をして欲しいものだ。では、これに対抗して日本が2次リーグで2敗した言い訳をしてみよう。

1.名手・川相の代表入りを茂雄に阻止された
2.今夜の松井さんの代表入りを茂雄に阻止された
3.茂雄に呪いのピンバッジを託された
4.デービッドソン審判のイカレジャッジ
5.イカレた韓国人ファンによる鈴木一朗への妨害工作

せいぜい、こんな程度。10個も思いつかんよ。大体、エラーや失投、ヘッポコバントなんてのは技術不足でしかなく、敗因ではあっても、言い訳にはならんしのぅ。開催時期が悪いと言っても、条件は同じだし…。

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 2敗を喫し、メキシコ vs アメリカの結果を見守るしかなくなった日本。アメリカが2点以上取られて負ける事を期待するしかない訳だが、対するメキシコは延長13回まで0−0でいき、そこからサヨナラ3ランか満塁弾で勝つ以外、望みがない殆ど絶望的な状況。この展開でメキシコとアメリカのモチベーションには大きく差がある筈で、メキシコに多大な期待を懸けるのはあまりにも虫のいい話だ。果たして、この試合、メキシコはどういう戦いをするつもりだったのだろうか。延長13回まで0−0で引っ張るべく、あえて得点を取らない戦い………無茶である。が、これしか道はないのだ。9回までに1点でも取ってしまったら(取られてしまったら…ではない)、準決勝進出が途絶えてしまうと言う訳の分からない展開にこの試合の勝ち負けはともかく、準決勝進出は殆ど諦めていたであろう事は想像に難くない。前日はディズニーランドではしゃぎまくるなど、緊張感ゼロだったそうだ。そんな複雑な心境を表すかの様に序盤から打線が奮わず、2回まで0−0。しかし、そんなメキシコの葛藤を打ち砕く事件が3回に起こる。バレンズエラがライトへ打ち放った大飛球はポールを直撃する先制アーチとなり、メキシコの準決勝進出が消滅…と思いきや、何と一塁塁審はポールではなく、フェンスに直撃したとジャッジし、結果は二塁打に。フェンスとポールのギリギリの当たりならまだしも、もう完全に柵越えの打球であり、誤審などと言うレベルではない。そう、この塁審こそ、日本 vs アメリカで西岡のタッチアップが早いなどとぬかした悪逆非道なジャッジをかましたイカレ審判・デービッドソンだった最早、一度轟かせた悪名はこれ以上悪くなりようもないと言う事なのか、こうなったら、どこまでもアメリカに有利な判定を…とばかりに、またもや「故意」の誤審を敢行した模様(大モメこそしなかったが、この男、2回表の段階で既に疑惑判定をかましていたりする)。ポールに当たったからこそ、ボールか大きく跳ね返って、グラウンドを転々したのであり、何と言っても、ボールにはポールの黄色い塗料の跡が付着していたと言う決定的な物的証拠があったにも拘わらず、それでもメキシコの抗議は通る事はなかった。点を取っていいのやら戸惑っていたメキシコ陣営だが、アメリカの卑劣なやり口に怒り爆発。この後、カントゥがセンター前へタイムリーを放ち、幻のアーチを取り返す先制点をゲット。4回に同点に追いつかれたものの、5回、一死二、三塁から内野ゴロの間に再び勝ち越しに成功。以降は投手陣が踏ん張り、2−1の儘、試合は9回へ。一死一、二塁のピンチを迎えたが、最後はショートゴロゲッツーで切り抜け、ゲームセット。一塁は完全にアウトのタイミングながら、またデービッドソンの野郎が、ベースから足が離れているとか、グラブからボールが浮いたとか、イチャモンをつけてセーフにしやしないかとヒヤヒヤものだったが、流石にここはどうしようもなかった様だ。かくして、日本はよもやのタナボタで準決勝進出が決定。タナボタと言っても、ここまで日本はアメリカ戦も韓国戦も完全に力負けしていた訳ではなく、殆ど互角の戦いを演じてきていた。ひとつ間違えば、どちらに転んでもおかしくない局面で、ヘッポコバントやヘッポコエラーをかましたのは明らかに実力不足の問題だが、イカレ審判やイカレ観客の妨害工作に見舞われるなどツキに見放されていた部分も大きかった。しかし、ここに来て、ようやくツキが味方をしてくれた。同じ2−1の展開でも、もし、メキシコが先攻だったなら、準決勝に駒を進めていたのはアメリカだったのだ。失点率で勝ったと言うのは、ひとえに日本の先発投手陣が頑張った証だろう。3たび、相見える事となった韓国相手に今度こそリベンジを果たして欲しい。2度負けておきながら、ここで勝って決勝進出をかっさらったとあっては韓国人の反日感情をますます拡大させそうな気もするが、3連敗はシャレにならんからのぅ。とりあえず、もういい加減、宮本を使ってやってくれよ、王さん…。

では、最後にデービッドソンの怒濤のイカレジャッジをご紹介。

wbc13.jpg

レフトフライで大きく飛び出した一塁走者。
必死こいて戻ったが、ボールが戻ってきた時には
まだ足はベースには届いておらず、完全なアウトに見える

………だが、セーフ。

wbc14.jpg

地上から3〜4m辺りの高さでポールを直撃。
完全にオーバーフェンスのホームランに見える

………だが、二塁打。

恐るべし、デービッドソン……。

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March 17, 2006 00:02

 渡辺俊が1次リーグでの屈辱を返上する快投を見せたが、いつも通り、川相不在の打線が全く機能しない。岩村は本塁憤死で負傷退場するなど、攻撃は空回りするばかりで、全く渡辺俊を援護してあげられない重苦しい試合運び。1次リーグでの韓国戦同様に、1点を争う展開で試合は終盤に突入。7回から登板した杉内はイマイチ、ピリッとせず、不安な内容だったが、問題の場面は8回にやってくる。一死から打ち上げられたライトへのファールフライ。ファールグラウンドが広ければ、鈴木一朗も楽々と捕球出来たのは間違いないこの打球だが、異様にファールグラウンドが狭いこの球場で鈴木一朗はあっと言う間に行く手を遮られてしまう。それでも体を伸ばして捕りに行ったが、ライトスタンドにいた観客が揃いも揃って大きく手を伸ばし、鈴木一朗のプレーを妨害。手の届く範囲に打球は落ちてきたが、目の前を遮られた事が災いし、捕球に失敗してしまう。このライトスタンドにいたのが韓国ファンだと言うのが、どうしてもひっかかる。明らかに故意の妨害工作だろ…と勘繰られても仕方がないのではなかろうか。直後、奴らは鈴木一朗に対して、罵声を浴びせ、フェンスを叩いて挑発。鈴木一朗もその意図を察したのか、拳を振り上げるなど、珍しく感情を露わにしていた。結局、この後、杉内は四球で歩かせると、次打者にはセンター前ヒットを浴びる。これで三塁を狙った一塁走者を金城が好返球で刺したと思いきや、負傷退場の岩村に代わってサードに入っていた2次リーグ初出場の今江が痛恨の落球でピンチを拡大する巡り合わせの悪さ。そっとベースの前にかざすだけで良かったものを思いっきり追いタッチに行った所為で、滑り込んできた走者の腹にグラブを巻き込まれたのが落球の原因だ。またも露呈する川相不在の弊害! やはり、このチームに川相がいない事は最大のネガティブファクターだと改めて痛感させられた直後、代わった藤川が韓国の石毛宏典こと李鍾範にタイムリー二塁打を浴びて、2点を献上。9回に川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに西岡のソロアーチで1点を返すのが精一杯で結局、1次リーグに続いて韓国に敗れる屈辱的展開。まったく韓国の反日感情は凄まじいねぇ。サヨナラ負けしても準決勝進出は確定してるのに、あの容赦ない継投。そして、韓国のファンはアメリカに勝った時よりも、「勿論、今回、日本に勝った事の方が嬉しい」そうだ。何で、「勿論」やねん!? で、あの鈴木一朗への妨害工作。そんなに日本が嫌いか、お前ら? 妨害工作の意図があったか否かは断定出来ないものの(主観的には絶対に妨害工作だと思うが)、そういう意図があろうがなかろうが、ああいう場面で手を伸ばす観客ってのはホント、信じられない。ブーイングなど、間接的な嫌がらせはまだしも、ああいう直接的に選手のプレーを邪魔しようとするヤツは球場に来る資格はない! 日本でもスタンドインするか否かって打球に手を伸ばし、ホームラン取り消しなんて事になったりするケースがあるが、ああいう奴はその儘、体乗り出し過ぎて、フェンスからグラウンドに落ちてしまえ!と思わずにはいられない(今回の様なフェンスの低い球場では落ちた所でケガもしないだろうが)。アメリカがメキシコ相手に8回2失点以上で負ければ…と言うパターンで準決勝進出の望みは残るが、既に準決勝進出の可能性が消滅したも同然のメキシコ(延長13回以上まで0−0でいき、サヨナラ3ランか満塁弾で勝つ…と言う無茶なパターンのみで進出可能)が必死こいて試合に臨んでくるであろうアメリカに勝てるかと言うと、あまり期待出来ないだろう。何にしても、これでアメリカにリベンジ出来る可能性は完全に消滅したのが残念だ。

追記:殆ど期待していなかったが、メキシコが2−1でアメリカに辛勝。8回2失点と言う本当にギリギリのラインを潜り抜け、日本の準決勝進出が決まった。これで3度、韓国との対決を迎える事になる。またも圧倒的なアウェーの空気に包まれる事だろうが、そんなものははね除けて、今度こそ雪辱を果たして欲しいものだ。

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March 13, 2006 22:57

 いよいよ始まったWBC2次リーグ。初戦の相手はまさかの2位進出同士となったアメリカ。鈴木一朗が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにらしくないバッティングでいきなり先頭打者アーチを放つなど、3回まで3−1と言う展開で出勤時間になってしまったのだが、会社に着いた頃には既に追いつかれており、最終的には無念のサヨナラ負け。スコアテーブルだけ見ると、かなり熱い展開に見えたのだが、帰宅後、ビデオを見てみると、実態は何とも後味の悪い嫌な内容であった事が分かった。最も問題となったプレーはこんな感じ…。

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