2006 プロ野球

October 14, 2006 21:52

 中日の優勝が決まってから、近日中に来るのでは…と恐れていた事が現実となってしまった。後半戦から落合監督のオレ流超特大嫌がらせチョンボ采配により、出場機会を奪われ続けてきた球界の至宝・川相がついに今季限りでの現役引退を発表したのだ。伊集院光の弟子・金村風に言わせて貰えば…

「絶対許さない! オレ流監督だから、球界が誇る至宝から
 プレーする機会を奪っても関係ないのでしょう。顔も見たくない!」

 何せどう考えても、川相が選手としての限界を感じて辞めたとは思えないからだ…。中日において、選手としての居場所がなくなっただけの事だ。それなら現役を辞めなくとも、中日を出ていけばいいと思うのだが、MA業…と言うか、仮初めのコーチ業で下手に選手に信頼されてしまった事により、出ていきづらい環境が整ってしまった感じだ。情に篤い川相だけに、残ってくれと頼まれれば受けてしまうだろう。巨人を暫定的に引退した時とて、若大将に頭を下げられた事で現役に未練がありながら、一時はコーチ就任を受けたくらいだし…。選手としてのタイプが思いっきりかぶっているヨン様をわざわざ中途トレードで獲得してまで、川相を干す理由がどこにあったのか、未だに納得出来ない。あえて理由を述べるなら、川相をバックアップ要員として専念させる為の陰謀である。そもそも、この伏線はMAに任命された時から張られていたと言えよう。元々、コーチ兼任を打診されていた川相だが、選手専任に固執する為、これを固辞。そこで選手としての立場を認めながら、コーチ会議に出なくてもいいMAと言う肩書きを与える事で無理矢理納得させた訳だ。しかし、結局、MAである事を利用されて、選手でありながら、出場も出来ないのに、延々、一軍に帯同させられ続けるコーチの様な立場を押しつけられてしまった訳だ。この川相をシメる為の深慮遠謀ぶりは茂雄とはひと味違う。茂雄はひたすら精神的,立場的に川相を追い詰めていったが、落合監督は一見、川相や周囲を納得させつつ、実際には選手としての川相を徹底的に追い詰めていた訳だ。ああ、これで桑田が国内移籍を果たしたとしても、川相との夢の対決はとうとう実現しない事が確定。球界初の現役親子鷹も夢と消えたし、まだまだ延々と更新し続けられるであろう犠打通算記録もあえなくストップする事になった
 さて、来季は中日の一軍
守備走塁コーチに就任するとの事。低迷極まる巨人が喉から手が出る程、欲しい人材である事は言うまでもないが、この貴重な人材を見事に囲い込み、巨人復帰を阻止する辺りも狡猾極まりない。川相も家族は川崎なんだし、コーチ業の為に名古屋へ単身赴任するくらいなら、巨人へ帰ってやれよ…。もしかして、もう巨人には帰ってこないのかねぇ。とにもかくにも、このショックからは当分、立ち直れそうもない。ブログはともかく、HPの更新停止は濃厚だなぁ…。

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 消化試合の結果? それどころじゃないんだよ!!

◆D8−1S◆
川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに飛び出した福留のアーチで先制した中日が逃げ切り。しかし、14残塁1併殺と相も変わらずの拙攻三昧で川相不在の弊害を大露呈! 来季は全試合、川相不在なんだぞ! どうしてくれる!

◆C6−2T◆
求道者・前田がプロ初登板となるルーキー・岩田に会心の22号同点2ランを叩き込むなど、3回4失点KOとプロの洗礼を浴びせた広島が快勝。セ・リーグ借金王・大竹は1ヶ月ぶりの白星で、借金を1つ減らして、吉見(横浜)に並んだ。

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October 13, 2006 23:20

◆S1−1YB
当面の目標は5割復帰くらいしかなくなったヤクルト。この日は先発・ガトームソンが6回まで散発2安打無失点の快投を展開。打線の方は横浜先発・アゴくらに5回まで抑え込まれていたが、6回、青木の二塁打等で一死一、三塁のチャンスを掴むと、寿司職人ラミレスのタイムリーでようやく均衡を破る先制点をゲット。続く7回にも二死から3連打で満塁のチャンスを作ったが、先制打の寿司職人ラミレスが今度はレフトフライに倒れて、三者残塁。1点を追う横浜は8回、リグスのエラーで二死二塁とすると、ここで代わった3番手・藤井から代打・鈴木なおのりが起死回生のタイムリー三塁打を浴びせて、ついに同点。土壇場9回、ヤクルトは米野のヒットと2つの敬遠で満塁と絶好のサヨナラの場面を掴んだが、ここで代打・度会がセカンドライナー。試合は延長にもつれ込んだが、両軍決め手に欠き、結局、延長12回規定でドロー。ヤクルトは対横浜2年連続の負け越しとなり、借金完済を果たすには残り3試合で1つも負けられない状況に追い込まれた。

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October 12, 2006 21:50

◆F1−0H
既に、リーグ制覇は果たし、日本シリーズ出場にも王手をかけた日本ハム。この日、ダルビッシュは恐怖のパ・リーグ撲滅漫画「ドカパロSS」にて、シメにシメてシメられまくっており、昨日のうちに先発しておいたのは正に、不幸中の幸いであった。ダルビッシュが辛くも呪いの直撃をかわした所で迎えた第2戦の先発に指名されたのはルーキー・八木。一方、日本一の夢は断たれ、辛くも望みを繋ぐアジアシリーズへの出場にも後がなくなり、背水の陣となったソフトバンクはエース・斉藤を中4日で投入。カモにしているソフトバンク打線を今日も翻弄する八木との投げ合いは先日の霊感投手・松坂との対決を彷彿とさせる投手戦となった。0−0で迎えた5回、ソフトバンクは一死からズレータが稲田のエラーで出塁。続くホルベルトの打席でエンドランを仕掛けるもホルベルトは空振り三振。二塁へスタートを切っていたズレータはアウトのタイミングに見えたが、グラブを蹴ってボールを弾き出し、盗塁成功…と思いきや、これが守備妨害を取られてしまう。ソフトバンク陣営の猛抗議も認められず、結局、この回は三人で攻撃終了。これで流れは日本ハムに傾きかけたが、斉藤和は落ち着きを失う事なく、日本ハム・ビッグステーキ打線(命名:若大将)に付け入る隙を許さない。しかし、0−0で迎えた土壇場9回、中4日の疲れが出たか、劇団ひちょりを歩かせ、この日初めて先頭打者の出塁を許してしまう。田中賢の犠打で一塁が空き、ガッツを敬遠後、青波の長瀬を空振り三振に斬って取る気迫の投球を展開。延長戦突入まであと一人と言う所で迎えた稲葉のセンターへ抜けようかと言う打球を仲沢がダイビングキャッチし、すかさず二塁に転送するも間一髪セーフ。この間隙をぬって二塁走者・劇団ひちょりが一気に本塁へ突入。川崎の懸命の送球は無情にも及ばず、日本ハムが劇的なサヨナラ勝ちで日本シリーズの出場を決めた。一応、ソフトバンクを応援してはいたものの、やはり、プレーオフ完全否定派としては、こういう結果に終わって良かったのだと思う。過去2年間、2位に大きく差をつけて優勝しながら、何ら優遇措置も与えられず、日本シリーズ出場辞退を余儀なくされたソフトバンクの無念さを思えば、今季から導入された1勝のアドバンテージとやらの存在が大きくものを言う様なもつれた展開にならなかったのも、むしろ救いだったかもしれない。とにもかくにも、3年ぶりに日本シリーズが開催される事になったのは何よりだ。それにしても、ソフトバンク打線は斉藤和に土下座して謝れぃ! 先の西武戦と言い、今日と言い、可哀想過ぎる…。味方が1点も取ってくれないなら、1点も与えなければいい…と言うのが真理かもしれないが、流石にそれは酷と言うものだ。今日は引き分けでもダメだった訳だしなぁ…。2戦続けての斉藤和の快投は、正に、四冠投手の名に恥じない見事な投球だった。この悔しさをバネに、来季こそリーグ制覇を果たして欲しいものだ。

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◆T5−1D
川相不在と言う計り知れないハンデを勝手に背負うナメきった野球を展開しながら、阪神が水島の呪いに苦しんでいる隙に差を広げて、滑り込みで優勝を果たした中日。依然として、川相不在の弊害を露呈しまくっている事から日本シリーズで惨敗を喫するのではないかと不安視されており、日本シリーズへ向けて、万全の体制で臨む為にも実戦から長らく遠ざけられた名手・川相の試合勘を取り戻させるべく、一軍へ引き上げさせるかと思いきや、この日も落合監督は名手・川相を飼い殺すオレ流超特大チョンボ采配を敢行こんな手抜きチームにセ・リーグの代表など任せられないと怒り心頭の阪神は2回、安藤,シャア少佐の怒りの連続タイムリーで2点を先制。5回にはこの日スタメン起用された片岡が引退試合だと言うのにこんな戦力不十分の失礼極まりない布陣を敷かれた事に怒りを爆発させて、タイムリーを放ち、3点目。6回には関本,林に怒りの連続タイムリーが飛び出して、ダメ押しの2点を追加。川相不在の中日打線は安藤の怒りの投球の前に沈黙し、6回まで無得点。7回に森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにソロアーチを放ち、完封負けを免れるのがやっとと言う無様な試合展開。安藤は8回からウィリアムス−藤川の怒りのリリーフを仰いだものの、7回1失点に抑える怒りの好投で2年連続の10勝目をマークした。川相不在が故のタイムリー欠乏症は全く回復の兆しを見せず、敗れるべくして大惨敗を喫した中日は日本シリーズへ向けて、不安は大きくなるばかり。日本ハムのシリーズ出場も決まり、無手勝流の日本一の望みも断たれてしまった今、最悪の事態が訪れる前に一刻も早く名手・川相に実戦の機会が与えられる事を祈るばかりだ

◆S5−11YB
順位は決まったものの、借金生活からは抜け出しておきたいヤクルトだったが、先発の霊感投手・高井が4暴投をかますなど、制球が全く定まらない大乱調ぶりで吉村に3ランを浴びるなど、4回途中で8失点KOとなる惨憺たる結果に。終盤、リグス,寿司職人ラミレスの助っ人コンビの一発で追い上げを見せたものの及ばず、借金は2と増えてしまった。

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October 11, 2006 21:35

◆F3−1H
25年ぶりにパ・リーグを制覇した日本ハムだが、この日から始まるソフトバンクとの「アジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦」に負け越す様な事があれば、日本シリーズを出場辞退せざるをえないとあって、絶対に負けられない状況。一方、V4を逃したソフトバンクは既に日本一の夢こそ断たれたものの、王さんの為にも何とかアジアシリーズには出場したいと、高いモチベーションを持って、この一戦に臨んできた。日本ハムの先発は水島の呪いに苛まれつつあるダルビッシュ。この大事な時期に呪われてしまったダルビッシュの動揺をついて、ソフトバンクは初回、川崎,大村の連打でチャンスを作り、松中の犠飛で早くも1点を先制。一方、ソフトバンク先発・杉内に対して、初回一死一、二塁、2回一死三塁と攻め立てながら、あと一本が出ずにいた日本ハム・ビッグステーキ打線(命名:若大将)だったが、3回、一死一、二塁と三たびチャンスを作ると、ここで青波の長瀬がレフト前へ同点タイムリー。更に、二死後、SHINJOがライト前へ弾き返して、一気に勝ち越しに成功。 リードされたソフトバンクはチラホラとヒットは出るものの、走者を溜める事が出来ず、一向に追いつけない。日本ハムも7回に二死満塁のチャンスを逃すなど、突き放せずにいたが、8回、一死一、三塁から金子のどん詰まりの打球がショート後方に落ちるタイムリーとなり、貴重な3点目を追加。ダルビッシュは水島の呪いと言う強大無比な敵に苦しみながらも、見事に1失点完投勝利。これで日本ハムは大手を振っての日本シリーズ出場へ王手。1日ブランクが空いてしまった事で西武戦での勢いがすっかり消沈してしまったソフトバンクは絶体絶命の状況に追い込まれた。ここから奇跡の3連勝はなるのか!?

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 巨人を退団する事が確実視されている桑田だが、移籍先として大本命視されていた悪の温床・楽天が何と桑田獲得に乗り出さないらしい。米田球団代表は「桑田はないよ。育成していく方が大事。何でもかんでも悪の温床・楽天じゃ困る」などとほたえ出したのだ。育成していく事が大事ならばこそ、桑田の様な人材を確保しておく事は重要だと思うのだが…。幹部候補生としてのパイプを形成しておく事も若い球団である悪の温床・楽天には損はない筈だ。「何でもかんでも悪の温床・楽天じゃ困る」の言い分は分からないでもないが、桑田は「何でもかんでも」に含まれる様なただのロートルではないだろうに…。所詮、この球団は悪の温床に過ぎないのか…。この調子では、川相が落合監督の幽閉策に耐えかねて退団する様な事になっても、ここのフロントはまた同じ様な物言いで動かないんだろうな…。くじ運と助っ人だけでチームを浮上させようなんて甘いんじゃ! 「プロ中のプロ。選手の鑑になってくれる」と評して、ドラフト1巡目で獲得した田中(駒大苫小牧)の教育係として任命する様な事をぬかしていたノムさんも「あれはリップサービス」などと発言を翻したのにも幻滅させられた。リップサービスどころか、単に桑田ファンの心情を逆撫でしただけではないか。それにしても、よりにもよって、本拠地ラストゲームでの登板を辞退し、桑田が完全に退路を断ってしまった当日と言うタイミングでこういう動きを見せるかね? チームを出ていこうとする桑田に対して、移籍阻止で引退に追い込むべく、巨人から根回しがあったんじゃないかと言う疑惑もある様だが…。某週刊誌では桑田の移籍先の本命は実は横浜であると言った事が書かれていたが、今の所、スポーツ新聞ではそういう類の報道が全くされておらず、信憑性は何とも微妙な所だ。果たして、国内に受け皿となるチームは現れるのか? メジャー挑戦で日米200勝を目指すのか? 幾ら何でも後者は厳し過ぎると思うのだが…。

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October 10, 2006 22:21

◆G3−9D
当初のペースならば9月初めには余裕で優勝のゴールテープを切れていた筈が、川相不在と言う絶望的な状況を2ヶ月以上も続けた事で未だに優勝出来ずにいる中日。それでも阪神が水島の呪いに苛まれていた際、1つも貯金を作れなかった事に大いに助けられ、ようやく優勝へ王手をかけて迎えたこの試合。流石に、ここまでくれば、名手・川相をスタメン起用して、一気に優勝を決め、胴上げに参加させるだろうと思いきや、落合監督はこの期に及んで、名手・川相を一軍に昇格させないオレ流超特大チョンボ采配を敢行。カモの巨人相手なら、川相を使うまでもなく勝てると考えているにせよ、功労者である名手・川相を一軍の選手として胴上げに参加させようと言う心遣いなど、全く感じられない究極無比の乱心采配に失意のどん底に叩き落とされた中日は初回、先頭の荒木がヒットで出るも、後続を断たれて、荒木は一塁に釘付けと早くも川相不在の弊害を露呈。3回にも先頭の谷繁が出たにも拘わらず、人斬り抜刀斎がヘッポコバントをかまして、最悪のゲッツー。しかし、続く4回、福留のセ・リーグ新となる46本目の二塁打等で二、三塁のチャンスを作った所で、T.ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドの看板を直撃する特大3ランをぶち込んで、3点を先制。だが、3点のリードごときでは川相不在の不安感は拭えないのか、先発・人斬り抜刀斎はその裏、ニックンに被弾。5回のチャンスにまたもヘッポコバントをかまして、チャンスを潰してしまった人斬り抜刀斎はそのショックが癒えないのか、7回にはマッスル千代の富士,小久保と連続アーチをぶち込まれ、試合はその儘、延長へ突入。中日は11回、無死一、二塁と絶好のチャンスを掴むも、森野が立て続けにヘッポコバントをかますと、代打・ヨン様,英智と悉く打ち上げて、二人の走者は一歩も動けず仕舞い。12回には先頭の谷繁がヒットで出るも、今度は岩瀬がヘッポコバントをかました挙げ句に三振。しかし、ここから荒木,井端,福留と3連打を浴びせて、ついに勝ち越しに成功。更に、ここでT.ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにこの日2本目となる47号グランドスラムを叩き込み、ダメ押し。その裏は岩瀬がきっちり締めて逃げ切り、中日が2年ぶりのリーグ優勝を飾った。またもや一見、劇的に見えるが、再三再四ヘッポコバントをかますなど、川相不在が故の拙攻三昧で無駄に苦戦して、長引かせた結果に過ぎないと言う後半戦十八番の試合運びであり、こんな調子では日本シリーズで惨敗を喫しかねない。しかし、現在、日本ハムは水島の呪いに苛まれている最中であり、「アジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦」でソフトバンクに敗れて、日本シリーズを辞退する可能性も十二分に考えられる所。ソフトバンクが出場辞退した2年前と同様の無手勝流による日本一奪取に期待するしか道はないのか!? 真っ当な形で日本一を掴み取る万全の体制を作る為にも一刻も早い名手・川相の一軍昇格が待たれる所だ

◆S13−8C
今季の5位が確定してしまい、広島ファンは最早、求道者・前田が少しでも2000本安打に近付く様を楽しみにするしかないと言うのに、ブラウン監督はまたもや求道者・前田を外し、新井がいないとウエスタンリーグやフェニックスリーグと殆ど区別のつかないショボいオーダーを展開。しかし、このショボいオーダーが頑張りを見せる。初回、ルパン広瀬,森笠の連続タイムリーで2点を先制。その裏、岩村の2ランであっさり追いつかれ、2回には青木のタイムリーであっと言う間に勝ち越されるも、3回、一死三塁から森笠が同点スクイズに成功。更に、5回にはルパン広瀬に2ランが飛び出して、再び勝ち越し。しかし、その裏、ヤクルトはリグスのヒットを皮切りに日本タイ記録となる9人連続安打を浴びせるなど、大量10点のビッグイニングを形成。この後、広島は3点を返す粘りを見せたものの、最後の最後で出てきた求道者・前田は四球に終わり、あと一歩及ばなかった。

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October 09, 2006 22:05

◆S1−10D
依然として、タイムリー欠乏症は深刻を極めている状態であるにも拘わらず、マジック2とした事で余裕ぶっこいているのか、落合監督はこの日も名手・川相を一軍に引き上げないオレ流超特大チョンボ采配を敢行。失意のどん底に叩き落とされた中日はヤクルト先発・石川の前に2回までノーヒットと沈黙。3回も簡単に二死を取られるも、荒木がセンター前へチーム初安打を放つと、続く井端が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2ランを叩き込み、先制。その裏、二死満塁のチャンスを作ったヤクルトだが、寿司職人ラミレスの大飛球を英智のファインプレーに阻まれ、三者残塁。これで意気消沈となったヤクルトに対して、中日は直後の4回、谷繁の通算1500安打となるタイムリー二塁打や川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに飛び出したT.ウッズのバックスクリーンへのグランドスラム等で一挙8点のビッグイニングを形成し、試合を決定付けた。これでついにマジックを1とし、優勝へ王手をかけた中日だが、川相不在が故の一発依存野球は相変わらずであり、こんな調子ではいつ連敗ロードに陥るか分からない。最悪の事態を迎える前に一刻も早い名手・川相の一軍昇格が待たれる所だ

◆YB5−3C
横浜は2回、先頭の村田が先制アーチを浴びせると、更に、吉村の二塁打の後、金城がタイムリーを放って、この回、2点。4回には二死から四球とヒットでチャンスを作り、相川の2点二塁打の後、久々の勝利に燃えるハマのチンピラが自らを援護するタイムリー三塁打を放って、5点目。しかし、簡単に白星を掴めないのが、この頃のハマのチンピラ。広島は5回、ルパン広瀬の一発でまず1点を返すと、6回には求道者・前田のタイムリー二塁打,新井の犠飛で2点差。たまりかねた牛島監督は7回から継投モードに切り替えると、加藤ーゲーリー川村と繋いで、最後は守護神・クルーンが3人で締めて、逃げ切り。ハマのチンピラは8月2日以来となる8勝目。横浜は対広島5年ぶりの勝ち越しを果たし、リトル万永くんの引退試合に花を添えた。一方、求道者・前田はマルチ安打で打率は.309と上昇。残り14打数ノーヒットでも3割キープとあって、3年連続の3割はほぼ確定か!? だからと言って、下手に温存したりしないで、しっかり使ってくれよ>ブラウン監督

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◆L1−6H◆
日本ハムとの「アジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦」を賭けたこの試合。西武がオツを起用する万全の体勢で来たのに対して、ソフトバンクは忘れた頃にしかいい投球をしないはーちゅんを使わざるをえない苦しい展開。しかし、前にいい投球をしたのがいつだったのか、すっかり忘れている頃だったのが奏功したか、はーちゅんは4回まで散発2安打無失点の好投。一方、オツも昨日、大爆発したソフトバンク打線相手に4回を1安打の快投。0−0で迎えた5回、ソフトバンクは二死から連打でチャンスを作るも、山崎が空振り三振で先制ならず。すると、その裏、西武は先頭の礒?が四球で出塁。すかさず二盗を仕掛けて憤死するも、これでホッとしてしまったはーちゅんの心の隙を見逃さず、中村がレフトスタンドへ放り込んで、ついに1点を先制。追いかける展開となったソフトバンクは6回、一死一、二塁で主砲・松中を迎えるもショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。中村の一発が重くのしかかりつつ迎えた7回、一死二塁のチャンスにホルベルトがライト前へのポテンヒット。捕球されるかどうか迷ったズレータは三塁止まりとなるも、打ったホルベルトが一気に二塁を陥れる好走塁を決めたのが、実に大きかった。二、三塁となってこの日2安打の田上に期待がかかるも強い当たりのショートゴロに倒れて、二死となるも、ここで出てきた代打・稲嶺がライト前へ会心のタイムリーを浴びせて、ついに同点。ライト・福地がかなり前で守っていた為にホルベルトは三塁でストップ。続く川崎が歩いて、満塁となった所でオツをKOするも、代わった星野の前に大村が打ち取られ、勝ち越しならず。しかし、この時、ブラッシュボールを投げ込まれた大村にガンを飛ばされ、すっかりびびってしまった星野は直後の8回、全くストライクが入らず、代打・仲沢,松中と連続四球でKO。ここで代わった山岸に対して、ズレータが2試合連続となる3ランをぶち込んで、一気に3点を勝ち越し。押せ押せのソフトバンクは更に、途中出場の的場にタイムリー二塁打が飛び出し、この回4点。更に、9回には昨日の大爆発から一転、この日はブレーキだった松中がタイムリー二塁打を放ち、ダメ押し。その裏、西武は馬原相手に無死一、二塁と粘りを見せたものの、後続を断たれて、万事休す。結局、西武は涌井を使いそびれた儘、今シーズンに幕を閉じる事に…。会心の逆転勝利を飾ったソフトバンクは「アジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦」史上初となる3位チームでの第1ステージ勝ち上がりを果たし、いよいよ日本ハムとの最終決戦に臨む事となった。

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October 08, 2006 17:44

◆T1−5G
川相不在と言う甚大無比のハンデを勝手に背負うナメきった高いを続ける中日を走らせる訳にはいかないと怒り心頭の阪神。デーゲームで横浜のヘッポコエラーにより、中日がタナボタの白星を掠め取ったとあって、絶対負けられない状況下、先発・井川が初回から李にタイムリー二塁打を浴びて、先制点を献上。1点を追う阪神はその裏、一死満塁のチャンスに浜中が最悪のゲッツー。2回以降も毎回走者を出しながら、あと1本がどうしても出ない。6回にはキュラソ星人の二塁打を皮切りに再び満塁のチャンスを掴むも、井川を下げてまで起用した代打・林がどん詰まりのピッチャーゴロに倒れて、三者残塁。しかし、7回、四球のシャア少佐を二塁へ進め、シーツのタイムリーでついに同点。押せ押せの阪神は8回にも一死二塁のチャンスを掴むも、秀太,中村豊と連続三振。9回には二死満塁とサヨナラのチャンスで藤川に打席が回ると、延長の事は考えずにここでゼブラ今岡を投入して、勝負に出るも、ライトフライに倒れて、試合は延長へ。迎えた10回、既にウィリアムス,藤川を使い果たし、最後の砦となった久保田がマウンドに上がるも、これが大誤算。一死から鈴木,ニックン,李と3連打で勝ち越しを許すと、更に、マッスル千代の富士,阿部,斉藤と立て続けにタイムリーを浴びる大炎上で悪夢の4失点。阪神の執念を持ってしても、この4点のビハインドはあまりにも大きく、無念の黒星。久保田の乱調は痛かったが、それ以前に16人もの走者を繰り出しながら、13残塁2併殺で僅かに1点しか取れない大拙攻が痛かった。これでは勝ちようもない。これで中日との差は再び3と開き、絶体絶命の状況に追い込まれたが、川相不在の中日はいつ連敗ロードに陥るとも知れないだけに、まだまだ諦めるには早いだろう。

◆YB3−4D
川相不在が故のタイムリー欠乏症は深刻を極め、攻めあぐねているうちに悪夢の逆転負けを喫したと言うのに、全く反省の色が見えない落合監督はこの日も名手・川相を一軍に引き上げないオレ流超特大チョンボ采配を敢行。阪神に2差と迫られる非常事態に、流石に、川相を昇格させざるをえないだろうと言う期待を無惨に裏切られた中日は初回、ボークで貰った二死二塁のタナボタチャンスをいきなり逃す不安な立ち上がりとなったが、続く2回にピンキー井上の実にチーム28イニングぶりとなるタイムリーで先制。4回には上田の犠飛で2点目を追加。6回まで無失点で凌いできた先発・朝倉だが、川相不在と言う絶望的な状況で序盤から持ちうる気力を全て注ぎ込んでいた影響からか、既に、限界寸前。迎えた7回、無死一、二塁のピンチを迎えると、桑原の送りバントを無理して三塁へ転送し、これが野選となると、更に、森野が一塁へ大悪送球をかまし、ボールが転々とする間に二塁走者・吉村がホームイン。川相不在の重さを改めて痛感し、茫然自失の朝倉は続く鶴岡に同点タイムリーを浴びると、更に、石井タクローのセカンドゴロの間にも生還を許して、一気に形勢逆転。しかし、直後の8回、無死一塁から森野のセカンドゴロを藤田が二塁へヘッポコ悪送球。この後、一死満塁となった所で代打・立浪のサードゴロを今度は村田が間に合いもしない本塁へヘッポコ悪送球をかまし、更に、カバーに入った加藤がクッションボールの処理を誤り、一気に二者が返って、中日が再逆転。最後は守護神・岩瀬が締めて、史上初となる2年連続40セーブを達成。敗色濃厚の中、横浜の相次ぐ守乱に助けられ、中日はタナボタの白星をゲット。しかし、元々、川相不在の横浜がヘッポコ守備を露呈するの仕方のない事だが、川相がいるにも拘わらず、無為に使わずにヘッポコ守備を露呈するなど、不用意極まりないとナインの首脳陣への不信感は強まる一方。この日もタイムリーは1本出たに過ぎず、12残塁と怒濤の拙攻三昧でタイムリー欠乏症が解消されたとはとても言えない状況であり、いつ連敗ロードに陥るか分からない。最悪の事態に陥る前に一刻も早い名手・川相の一軍昇格が待たれる所だ

◆S3−7C◆
広島は初回、ヒットの松本,四球の求道者・前田が何と重盗を仕掛けて、二死二、三塁のチャンスを作ると、森笠のタイムリーで2点を先制。5回には石原に3号ソロが飛び出して、3点目。また当初の予定通りだったのかは不明だが、先発・ダグラスは無失点ながら2回投げただけで謎の降板。2番手・広池が4イニングをピシャリと抑えるも、3番手・横山が宮出に3ランを浴び、一気に試合は振り出しに。しかし、直後の8回、無死満塁のチャンスに森笠のタイムリー二塁打で2点を勝ち越し。更に、代打・緒方のタイムリー等で2点を追加。この後、高橋−梅津と繋いで逃げ切った。

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◆L3−11H◆
既に、日本一の夢は断たれている上、この日、敗れれば、アジアシリーズ出場への望みも潰えてしまうソフトバンクだが、この日も先発・和田が初回に中島に被弾し、先制点を奪われる苦しい展開。初戦を取って余裕ぶっこいている西武にルーキー・松永を送り込まれて、3回まで攻めあぐねているソフトバンクだったが、4回、川崎,大村と連打を浴びせて、無死一、二塁のチャンス。ここで大道,松中と打ち上げて、二死一、三塁となり、嫌なムードが漂ったが、ズレータ,ホルベルトと連続四球を選んで、押し出しで労せずして同点。なおも満塁の場面で仲沢が右中間突破の走者一掃タイムリー二塁打を放ち、一気に3点を勝ち越し。3点を追う西武は5回、片岡のタイムリー二塁打で1点を返し、なおも一死二、三塁と一打同点のチャンス。ここでソフトバンクは何と早くも和田を引っ込め、柳瀬を投入すると、これが奏功。中島には犠飛を許したものの、これで二死とし、続くカブレラを空振り三振に斬って取り、ピンチを脱出。直後の6回、一死二塁の場面で4回のチャンスに凡退した主砲・松中が汚名返上のタイムリーを放つと、8回にはタイムリー二塁打。9回には大道のタイムリーの後、松中の3ラン,ズレータのソロと連続アーチが飛び出して、ダメ押し。最後は8点差ながらもマウンドに上がった馬原がピシャリと締めて、ゲームセット。攻撃力不足に泣かされ続けてきたソフトバンク打線が火を噴き、アジアシリーズ出場へ望みを繋いだ。5回途中で思い切って和田を降板させたのも結果的に成功だった。個人成績の関係ない「アジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦」だからこそ迷わず行けた継投策だった様に思う。伊集院光の弟子・金村みたいに造反されちゃかなわんからのぅ。今まで鬼門だった「アジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦」で一発含む3安打5打点と正に主砲の面目躍如と言える大爆発を見せた松中は感極まったか、お立ち台で涙を流した。だが、まだ五分に戻したに過ぎない。この日も一線級投手を打ち砕いた訳ではないし、そうそう浮かれてばかりもいられないが、このいいムードを明日にも繋げて欲しい所だ。

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October 07, 2006 21:09

◆T5−3G
川相不在と言う計り知れないハンデを勝手に背負うナメきった戦いを続ける中日を走らせる訳にはいかないと怒り心頭の阪神は2回にキュラソ星人の会心の一発で先制すると、4回には浜中にもアーチが飛び出し、2点のリード。巨人は5回,6回と続けて無死満塁のチャンスを潰すなど、拙攻三昧だったが、8回、二死一塁からマッスル千代の富士に2ランが飛び出して、ついに同点。しかし、それも束の間、その裏、阪神はシーツのタイムリーですかさず勝ち越すと、更に、キュラソ星人にこの日2本目となる2ランが飛び出して、ダメ押し。最後は藤川が清水に被弾するも、キュラソ星人のとどめの一発が大きくものを言った形で事なきを得て、逃げ切った。中日が敗れた事でその差は2と肉迫。川相不在の中日はいつ連敗ロードに陥るとも知れないだけに、最後まで諦めず、逆転Vへ意欲を燃やして欲しい所だ。敗れた巨人は球団史上初となる2年連続のBクラスが確定した。

◆YB3−2D
川相不在でタイムリー欠乏症は深刻を極めているにも拘わらず、全く意に介さない落合監督はこの日も名手・川相を一軍に引き上げないオレ流超特大チョンボ采配を敢行。失意のどん底に叩き落とされた中日は初回から二死一、二塁と言う絶好のチャンスを逃すと、2回には二死一塁のチャンスを逸し、3回にも先頭の荒木がヒットで出るも井端がゲッツーで潰すなど、川相不在が故のタイムリー欠乏症を大露呈。たまりかねたか、4回にT.ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに44号ソロをぶち込んで、ようやく1点を先制するも、5回には一死一塁のチャンスで今度は荒木がゲッツー。しかし、6回、連打で一、三塁のチャンスに森野の犠飛でようやく2点目。川相不在と言う計り知れない逆境下において、必死の継投で凌いできた中日だったが、8回二死一塁の場面でマウンドに上がった岡本がいきなり内川を歩かせると、村田に痛恨の3ランを叩き込まれて、僅か5球で一気に逆転される有様。最後は横浜守護神・クルーンの前に三者凡退に終わり、万事休す。これで中日は4日の立浪のサヨナラヒットを最後に26イニングタイムリーなしと言う川相不在の弊害を大露呈。ついに阪神に2差と迫られ、いつまでも不十分な戦力で戦っている場合ではないのは誰の目にも明らかだ。最悪の事態を迎える前に一刻も早い名手・川相の一軍昇格が待たれる所だ。尚、10勝が懸かっていた為に引っ張れるだけ引っ張って貰い、やむなく代打を出された回に逆転して貰うと言うツキに恵まれたアゴくらは2年連続の2桁勝利となった。

◆S4−3C◆
昨日は怨敵・落合監督のオレ流超特大チョンボ采配に無駄に対抗心を燃やして、求道者・前田を外すなどと言う愚行に走ってしまったブラウン監督だが、落合監督との対決が終わった事で平常心を取り戻したのか、この日は求道者・前田を3番スタメンに起用。くだらない理由で外され、怒りを燃やす求道者・前田の火の出る様なヒット等で初回から二死満塁のチャンスを作った広島はルパン広瀬のタイムリーで2点を先制すると、3回には一死二塁から求道者・前田が鬱憤を晴らすがごとく会心のタイムリーを放ち、3点目。鮮烈デビューを飾った偽ハンカチ王子こと斉藤は2回まで無失点で凌いできたが、3回、リグスに被弾し、ついにプロ初失点。斉藤は6回途中で降板となった後、小刻みな継投でヤクルトの反撃をかわし続ける。何とか突き放したい広島は8回に怒りに燃える求道者・前田がこの日3本目となるヒットを放つなど、二死一、二塁のチャンスを掴むも、ここで先制打を放ったルパン広瀬が空振り三振。ここで1点を追加出来なかったのが痛かった。その裏、4番手・河内が8回に連続四球でピンチ。ここで代わった林は寿司職人ラミレスをキャッチャーフライに打ち取った…筈が、これを倉が痛恨の落球。すると打ち直しとなった寿司職人ラミレスが神宮箱庭球場の利を生かした左中間スタンドギリギリに3ランを放り込んで、一気に形勢逆転。9回からマウンドに上がったヤクルト守護神・高津は一死一、二塁のピンチを迎えながらも、後続を断ち切って、日米通算300セーブを達成。ヤクルトはこれで単独3位が確定した。

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◆L1−0H◆
日本ハムに25年ぶりのリーグ制覇を許した西武とソフトバンク。既に、日本一の夢は断たれた両軍だが、アジアシリーズ出場権争奪戦の出場権を賭けて激突する事となった。西武は今季17勝の霊感投手・松坂,ソフトバンクは18勝の斉藤和と図抜けた成績を残したリーグ屈指のエースを初戦から投入。斉藤和は6回まで内野安打1本と西武打線に付け入る隙を許さない完璧な投球を展開。この斉藤和を何とか援護したいソフトバンクだが、初回にゲッツーでチャンスを潰したのを皮切りに、2回には無死一、二塁のチャンスを逃し、4回もゲッツーを食らい、7回には二死から連打と死球で満塁と追い詰めながら、大村がファーストゴロに倒れて、三者残塁と一向に点を奪えない。そうこうしているうちに流れは西武へ。7回裏、中島,カブレラの連打で一、二塁とした所でベンちゃんがレフト線へタイムリー二塁打を放ち、ついに1点を先制。続くリーファーのセカンドゴロで三塁走者・カブレラが不覚にもスタートを切れず、この後、中村,片岡が連続三振。カブレラの走塁ミスが痛恨のプレイとなるか…と思いきや、霊感投手・松坂は直後の8回、ホルベルト,松中,ズレータのクリーンアップを三者三振。9回も無難に締めて完封勝ち。投球内容は、むしろ斉藤和の方が上だったとも言えるが、ソフトバンクは幾らでも得点を奪えるチャンスを悉く逸したのが悔やまれる。4つの死球を食らわせる霊感投手・松坂の殺人投球に肝心な所でびびってしまったか? 7回にクリーンアップの3連打でワンチャンスを生かした西武に対し、ソフトバンクは直後の8回にクリーンアップが三者連続三振。正に、この試合を象徴していたかの様な対照的な攻撃だった。

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October 06, 2006 21:35

◆D5−2C
ブラウン監督への嫌がらせに固執するあまり、屈辱的大惨敗を喫したばかりだと言うのに、全く懲りていないのか、この日も落合監督は名手・川相を一軍に引き上げないオレ流超特大チョンボ采配を敢行。勝敗度外視の乱心采配に落胆の色を隠せない中日だったが、ブラウン監督も何を血迷ったのか、求道者・前田をスタメンから外す理解不能のミステリアスオーダーを展開。更に、中日にとって、僥倖だったのは、広島の先発がセ・リーグ借金王の大竹だった事。相変わらず、白星に縁遠い大竹に対して、2回に3連打を浴びせた後、英智の犠飛で1点を先制すると、よりにもよって投手の山本昌に押し出し四球と言う大きなおまけを貰って、この回2点。5回には福留が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに30号2ランを叩き込み、4点のリード。6回まで無失点投球を続けてきた先発・山本昌は7回に一死満塁のピンチを迎え、緒方の犠飛,東出のサード強襲のタイムリーで2点差と詰め寄られるも、8回、T.ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに43号ソロを放り込み、ダメ押し。最後は守護神・岩瀬がきっちり締めて、マジックを4とした。川相不在と言う計り知れない大ハンデを勝手に背負った事に対して、求道者・前田不在と言う計り知れない大ハンデを勝手に背負うと言う全く意味のない形でブラウン監督が対抗心を燃やしてしまった事に救われ、辛くも白星を拾った中日。しかし、相変わらず、川相不在が故の完全無策一発依存野球を展開しており、山本昌の力投がなければ、どうなっていたか分からない。この儘では、いつ阪神に抜かれてもおかしくないだけに、最悪の事態を迎える前に一刻も早い名手・川相の一軍昇格が待たれる所だ。尚、敗れた広島はこれで9年連続のBクラスが確定した。

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October 05, 2006 21:18

◆G9−1YB
巨人キラーと言うか、巨人以外の相手には如何ともし難い土肥が久々に巨人戦に先発登板となるも、立ち上がりから全くストライクが入らず、3四球を与えての押し出しで先制点を許すと、阿部の犠飛で2失点。以降も土肥は全く立ち直りの気配を見せず、3回には阿部に3ランを叩き込まれ、5回には投手の上原に2点タイムリー二塁打を許した上、脇谷にプロ初アーチを浴びて、9失点KOと惨憺たる結果に終わった。一方、巨人先発・上原は立ち上がりから快調なピッチングで横浜打線に三塁すら含ませず、8回まで3安打無失点。ようやく今季初完封なるか…と思われたが、9回先頭の石井タクローに二塁打を浴びるなど、一死三塁のピンチ。大量リードとあって、普通なら前進守備など敷かない場面だが、巨人内野陣は何としても上原に完封させてやりたいと異例のバックホーム体勢。しかし、そのシフトも虚しく、内川にレフトへの犠飛を許して、またも完封ならず。最後の最後での詰めの甘さは今季の上原を象徴している様だった。

◆D1−4C
意図的に不十分な戦力で戦い、無駄に接戦を演じる半ば作為的と言っても過言ではない形で劇的勝利を収めているものの、一歩間違えば、全て黒星に繋がっていた事を考えるだにナインの不信感不安感は募る一方だが、そんな事などお構いなしの落合監督はこの日も名手・川相を一軍に引き上げないオレ流超特大チョンボ采配を敢行。ナメきった戦力で戦うのは、確執のあるブラウン監督に対する挑発とも見られているが、そんなくだらない私怨の為に、理不尽な逆境を強いられたのか?と、中日先発・人斬り抜刀斎は茫然自失。これに対して、ナメられて怒り心頭の広島は2回、新井,求道者・前田が立て続けに痛打を浴びせると、ここでルパン広瀬が会心の3ランを叩き込み、3点を先制。その裏、英智のセカンドゴロの間に1点を返されるも、4回、ルパン広瀬,倉,松本と3連打を浴びせて、再び3点差と突き放す。この後、中日は4回二死満塁,8回一死一、二塁のチャンスを悉く逃すなど、川相不在の弊害を大露呈。最後は広島守護神・永川の前に反撃を断たれた。川相不在が故の大拙攻で屈辱的大惨敗を喫し、阪神との差は2.5と接近。最悪の事態に陥る前に一刻も早い名手・川相の一軍昇格が待たれる所だ

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October 04, 2006 21:28

◆G3−4YB
巨人の先発はグローバー。この所、中継ぎ登板が続いていた為、来季残留が危ぶまれていたが、ここに来ての先発起用はまだ残留の可能性が残されているに他ならない。今オフ、日本語習得プロジェクトを画策しているだけに残留へ意欲を燃やすグローバーだったが、気負い過ぎたか、自らの暴投でピンチを作り、内川に先制タイムリーを許してしまう。しかし、却って、これで落ち着いたのか、ここで内川を牽制で刺すと、村田を空振り三振に仕留め、1点で切り抜ける。すると、その裏、すかさずマッスル千代の富士の犠飛で同点。この後、満塁のチャンスに阿部がゲッツー,2回もグローバーのヘッポコバントでゲッツーと拙攻が続いたが、3回、李のタイムリーで勝ち越しに成功。4回も満塁のチャンスを逃すなど、川相不在の弊害を露呈しながらも、グローバーが粘りの投球で5回まで追加点を与えない。6回からは林−西村と繋ぎ、8回二死一、二塁のピンチも春風亭半ケツが後続を断ち切った。その裏、李に9試合ぶりの一発が飛び出して、ダメ押し…と思われたが、9回、二死満塁のピンチを背負った春風亭半ケツが鶴岡に走者一掃のタイムリー三塁打を浴びて、一気に形勢逆転。その裏はクルーンに3人で締められ、万事休す。終わってみれば、序盤の大拙攻であと1点を取りきれなかったツケが最後に回ってきた格好だ。グローバーの6勝目は無惨にも粉砕され、日本語習得プロジェクト実施へ黄信号。これで春風亭半ケツは2試合続けてのリリーフ失敗。そろそろ豊田に本来の役目を譲る頃ではなかろうか…。

◆D3−2
ただでさえ、川相不在のナメきった布陣を敷いている上、昨日は完封目前の朝倉を下ろしての嫌がらせ継投をかまされ、怒り爆発のブラウン監督。そんな犬猿の仲の落合監督はまたもあてつけるかの様に名手・川相を一軍に引き上げないオレ流超特大チョンボ采配を敢行し、ブラウン監督の腸は煮えくり返る一方。そんなくだらない事の為に川相を外されて、失意のどん底に叩き落とされた中日は好調・T.ウッズの2本のタイムリーで2点のリードを奪うも、川相不在が故にあと一歩攻めきれず、大きく突き放す事が出来ない。一方、中日先発・中田の前に再三チャンスを掴みながら、ものに出来ずにいた広島だったが、8回、二塁打で出た山田を2本のセカンドゴロでホームへ迎え入れると、ここで不完全燃焼野球など言語道断と気迫を漲らせる求道者・前田がライトスタンドへ怒りの21号ソロを叩き込み、ついに試合は振り出し。しかし、土壇場9回、一死一、二塁の場面で代打・立浪がタイムリー二塁打を放ち、中日がサヨナラ勝ち。結果的に土壇場での劇的に見える勝利が続いている中日だが、楽に勝てる試合を川相不在が故に無駄に追いつかれて、やっとの事で逃げ切っているのが実情であり、そんな事は誰から言われるまでもなく痛感している中日ナインには劇的勝利には程遠い重苦しいムードが漂うばかり。いつチームが崩壊してもおかしくない崖っ淵状態が続いているだけに、最悪の事態が訪れる前に一刻も早い名手・川相の一軍昇格が待たれる所だ

◆S2−4T◆
この期に及んで、不十分な戦力で優勝をかっらおうなどと言うナメた姿勢の中日に怒りを燃やす阪神は2回、矢野の通算100号となる3ランで主導権を握ると、4回には浜中のタイムリーで4点目。9月の月間MVPに輝いた先発・安藤はその裏、リグスに2点タイムリー二塁打を許したものの、4,5,6回と3人ずつで斬って取る安定した投球を展開。しかし、7回一死から宮本,代打・真中と連打を浴びた所で、岡田監督は何と早くも藤川を投入。まかり間違っても追いつかれる訳にはいかないと言う執念の起用に藤川は見事に応え、後続2人を打ち取って、ピンチ脱出。藤川は8回もピシャリと抑えると、最後はウィリアムスが3人で打ち取り、完勝。川相不在の中日はいつ連敗ロードに陥るとも知れないだけに、最後まで諦めず、逆転Vへ意欲を燃やして欲しい所だ。

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October 03, 2006 22:07

◆G5−1YB
8月2日以来白星のないハマのチンピラがこの日も序盤から捕まった。初回にマッスル千代の富士にタイムリーを浴びると、3回には、またもマッスル千代の富士に一発に浴びるなど2失点。4回にも満塁のピンチを迎えるなど、フラフラした投球が続く。一方、巨人先発・パウエルは4回までノーヒットに抑えるなど、横浜打線を翻弄していたが、6回に内野ゴロで1点を失うと、7回に一死三塁のピンチを迎えた所で早くも降板。しかし、このピンチを2番手・林が切り抜けると、その裏、ニックンのタイムリー内野安打で4点目を奪い、ハマのチンピラをKO。8回には村田のタイムリーエラーでダメ押しの1点を追加。8回からマウンドに上がった豊田は9回も投げきって、9月10以来となる13セーブ目。巨人の連敗はようやく6でストップした。パウエルは今頃になってようやく10勝か。序盤の快投ぶりは下手すると前半戦で到達しそうな勢いだったのに…。

◆D8−0C
どこまで他球団をナメきれば気が済むのか、この日も落合監督は名手・川相を一軍に引き上げないオレ流超特大チョンボ采配を敢行。失意のどん底に叩き落とされた中日だったが、幸い、この日は広島先発・長谷川が大乱調。川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振した井端が2打席連続でタイムリーとなる長打を浴びせ、2回までに3点を奪うと、5回にはT.ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに42号3ランを叩き込み、長谷川をKO。この後、7回にもエラーで貰ったチャンスにつけ込み、ダメ押しの2点を追加。投げては先発・朝倉が8回まで10三振を奪う力投で無失点投球を展開。これだけワンサイドゲームであるにも拘わらず、落合監督は完封目前の朝倉に代打を送り、9回には小林−鈴木−久本と一人一殺と言う無駄に慎重な継投で完封リレーを達成。阪神戦に3連敗した事で挙がっていた落合監督への嫌からせ疑惑をとりあえず、否定しておきたかったのか否かは分からないが、広島の投打に渡る覇気のない戦いに救われ、とりあえず、勝ちを拾った中日だが、阪神もしっかり追ってきており、まだまだ安穏とはしていられない。最悪の事態が訪れる前に一刻も早い名手・川相の一軍昇格が待たれる所だ。尚、落合監督の嫌がらせの様な余裕ぶっこいた継投策にブラウン監督は「あんなにたくさんの投手を出す必要があったのだろうか。落合監督にしか分からない事だが」と不快感を露わにし、二人の遺恨はより一層深まった模様だ。

◆S0−4T◆
いつまでも川相不在の手抜きモードを続ける中日を走らせる訳にはいかないと怒り心頭の阪神だが、この日はヤクルト先発・石川の前に5回まで散発3安打の無得点と大苦戦。しかし、阪神先発・井川も負けじとヤクルト打線に付け入る隙を与えない。0−0の均衡が破れたのは6回。阪神は関本,シーツの連打で二死一、二塁のチャンスを作ると、浜中のタイムリーでついに1点を先制。さらに、鳥谷が歩いて満塁となった所で矢野が2点タイムリーを浴びせて、この回、3点。9回には関本のタイムリーでダメ押しの4点目。井川は最後まで安定した投球を見せ、2試合連続の完投勝利を完封で飾った。ここに来て、ようやくエースらしい働きを見せ始めた井川の力投は心強い。川相不在の中日はいつ連敗ロードに陥るとも知れないだけに、残り試合を全て勝つつもりで逆転Vに意欲を燃やして貰いたい所だ。

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October 01, 2006 20:37

◆G0−3C
広島の先発マウンドに上がったのは何と「さいとうゆうき」。と言っても、ハンカチ王子こと「斉藤祐樹」の事では勿論なく、プロ初登板となるルーキーの「斉藤悠葵」。広島に「斉藤」は一人しかいないのに、ハンカチ王子にかこつけて、実況ではやたらとフルネームで呼ばれるのが妙におかしい。この偽ハンカチ王子が巨人相手に5回まで散発3安打無失点と言う素晴らしい投球を展開。5回限りで降板する事が決まっていたルーキーの好投に何とか報いたい広島打線も巨人先発・姜の前に無失点に抑え込まれていたが、6回、姜が痛恨のボークを犯して、一死二塁のチャンスを貰うと、新井のタイムリーでついに1点を先制。ようやくリードを奪った広島は斉藤の白星を潰す訳にはいかないと、河内−小山田−高橋と必死のリレーを見せると、9回には森笠,倉と2本のアーチを叩き込み、ダメ押し。最後は守護神・永川がきっちり抑えて、完封リレーを達成し、斉藤にプロ初勝利をプレゼント。高卒ルーキーの初登板初先発初勝利はドラフト制以後、球団史上初の快挙となった。好投の姜を見殺しにする格好で敗れた巨人は6連敗となり、広島との差は僅かに1ゲーム差と5位転落の危機に瀕している。

◆YB4−9S◆
ヤクルトが序盤から集中攻撃で主導権を握り、快勝を収めた。初回に岩村,田中浩のタイムリー等、5本の単打で3点を奪うと、2回には城石が2号ソロ。5回には米野,青木に2点タイムリーが飛び出し、横浜先発・那須野は8失点KOとなった。一方、ヤクルト先発・川島は6回を無失点に抑えて、ようやく今季初勝利。横浜は終盤、粘りを見せて、4点を返したものの、及ばなかった。

◆E1−3M◆
悪の温床・楽天は今季限りでの引退を表明した飯田とボン野村がスタメン出場。何とか二人の引退に花を添えたい所だが、先発・岩隈が右手中指に違和感を訴え、3回途中で降板といきなり水を差す。緊急登板となった2番手・ナベコーは4回、この日、来季の契約更新を済ませてウキウキのベニー松山に先制被弾。5回にボン野村が自らのヒットで口火を切るも、飯田がチャンスを潰してしまう皮肉な展開。6回にショートの併殺崩れの間にようやく同点に追いつくも、それも束の間、4番手・青山がサブローに被弾し、勝ち越し点を献上。9回にもダメ押しの1点を失った悪の温床・楽天は結局、ロッテ先発・清水に6度目の完投での5年連続の10勝目を許してしまった。ヒット数ではロッテの5本を上回る8本を放ちながら、拙攻と一発攻勢の差が出た格好だ。それにしても、幾らフリーパスだからって、6盗塁とはロッテも容赦ないにも程がある。限界感じて辞めるヤツに鞭打つ事もあるまいに…。パ・リーグはこれで全日程を終了した。

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September 30, 2006 17:20

◆G3−5C
阪神戦で求道者・前田がスタメン起用されなかった事に関して「いつまでも川相を幽閉し続ける落合監督を忌み嫌うブラウン監督の中日への嫌がらせ」疑惑が挙がっているそうだが、その前の横浜戦から外している事もあって、真偽の程は明らかではない(阪神戦だけ外すと怪しまれるので、その前から布石を打っていた?)。阪神に3タテを食らって、十分中日への嫌がらせを果たしたと満足したからかは分からないが、この日、求道者・前田は6試合ぶりにスタメン、しかも3番で復帰。個人的には求道者・前田に一番似合うのは3番だと思うので、これは嬉しい。巨人先発・内海は簡単に二死を取るも、溜まっていた鬱憤を晴らしてやらんとばかりに鬼の形相の求道者・前田の迫力にびびったか、手元を狂わせ、ぶつけてしまう。更に、この後、広島は満塁とチャンスを広げるも、井生は倒れて、三者残塁。すると、その裏、巨人は2本の内野安打でチャンスを作り、李のタイムリーで2点を先制。2点を追う広島は3回、またも二死走者なしの場面で打席に入った求道者・前田は鋭いスイングでライト前へ痛烈なヒット。この後、一、二塁とチャンスを広げるも、ルパン広瀬が倒れて、二者残塁とまたも求道者・前田の出塁を生かせない。阿部の一発で3点差とリードを広げられた5回、二死一塁と初めて走者のいる場面での打席となった求道者・前田はライトスタンドへ弾丸ライナーで飛び込む20号2ランを放ち、1点差。7回に二死から連打で一、二塁とした広島はここで求道者・前田を迎える絶好のチャンス。しかし、求道者・前田の痛烈なゴロはファースト真正面。あまりの打球の強さに李が弾かれるも、内海が一塁へ素早いカバーリングを見せて、間一髪アウト。若大将は8回から豊田を投入する継投モードに走るも、これが裏目。一死一塁から井生のタイムリー二塁打を浴びせて、ついに同点。9回には同点の場面ながら、春風亭半ケツを投入した若大将だが、これまた裏目に出る。ヒットの東出を山田が送って、一死二塁で求道者・前田を迎える絶体絶命の場面。春風亭半ケツは持ちうる全ての精神力を注ぎ込み、空振り三振に斬ってとった事でホッとしてしまったのか、新井を敬遠した後、ルパン広瀬に走者一掃のタイムリー二塁打を浴びて、痛恨の2失点。リードを奪った広島は守護神・永川を投入して逃げ切り、連敗を4でストップさせた。やはり、求道者・前田が入ると、打線が締まるねぇ。必勝リレーが完全に裏目に出る形で敗れた巨人は5連敗となり、Aクラスどころか5位転落の可能性も迫ってきた。

◆T1−7D◆
いつまでもいつまでもいつまでも川相不在と言う計り知れないハンデを勝手に背負うナメきった戦いを続けて、無駄に阪神の怒りを買い、2ゲーム差にまで追い込まれた中日。しかし、事態の深刻さを理解する知能を持ち合わせていないのか、落合監督はこの日も名手・川相を一軍に引き上げないオレ流超特大チョンボ采配を敢行。相も変わらぬ指揮官の乱心ぶりに失意のどん底に叩き落とされた中日は初回から二死一、三塁のチャンスを逃す川相不在の弊害を早くも大露呈。いきなりの拙攻に落胆の色を隠せない先発・山本昌はその裏、キュラソ星人にタイムリーを浴びて、先制点を献上。1点を追う中日は5回、二死二塁から荒木の完全に差し込まれた打球が一塁線を破る幸運なタイムリー二塁打となり、同点とすると、更に、福留にもタイムリー二塁打が飛び出して、勝ち越しに成功。何とか1点差に留めておきたい阪神だが、7回、先頭のピンキー井上を歩かせると、山本昌の犠打を矢野が、荒木の犠打を福原が立て続けにエラーし、ノーヒットで無死満塁のピンチを作った挙げ句、井端の2点タイムリー,森野の犠飛で3失点。更に、8回には久保田の暴投等で2失点。この大事な局面ですっかり自滅モードに陥ってしまった阪神はついに連勝が9でストップ。中日は山本昌の力投と、阪神の自滅に救われた格好だが、依然として川相不在の弊害を露呈し続けており、いつ連敗ロードに突入するか分からない。最悪の事態が訪れる前に一刻も早い名手・川相の一軍昇格が待たれる所だ

◆YB3−1S◆
ヤクルトが初回に岩村のタイムリーで1点を先制。横浜は毎回走者を出すも、毎回の一人の走者しか送り出せず、一向に得点を挙げる事が出来ない。先制こそ許したものの先発・アゴくらは2回以降無失点の好投を展開。何とかアゴくらの好投に報いたい横浜は7回、無死満塁と絶好のチャンスを掴むと、ここでアゴくらの代打・鈴木なおのりが押し出し四球を選んで、同点。更に、ゴンザレスの暴投で労せずして勝ち越した後、藤田がダメ押しのタイムリー。この後、中日相手には何とも頼りなかったリリーフ陣がヤクルトの反撃をノーヒットでかわして、逃げ切った。

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September 29, 2006 21:06

◆T4−0D◆
川相不在と言う計り知れない大ハンデを勝手に背負い、川相不在の弊害を大露呈しながら、無為に綱渡りの試合が続く中日と、いつまで経っても全力で戦おうとしない手抜きモードの中日を走らせる訳にはいかないと怒り心頭の阪神の最後の首位攻防3連戦。この天王山においても、落合監督は優勝する気が皆無なのか、名手・川相を一軍に引き上げないオレ流超特大チョンボ采配を敢行。流石に、この3連戦には川相を使わざるをえない筈だと言う期待を無惨に裏切られ、呆然の中日ナインは初回からゲッツーでチャンスを潰すなど、怒濤の拙攻三昧で川相不在の弊害を大露呈。一方、屈辱的なハンデ戦を展開され、怒りを爆発させた阪神は2回に矢野のタイムリーで1点を先制。中日先発・人斬り抜刀斎は川相不在と言う逆境を強いられながらも、何とかその1失点のみで踏ん張っていたが、7回、先頭のキュラソ星人の何でもないセカンドゴロを荒木が昨日に続いてのヘッポコエラー。守りのミスが出て、川相不在がいかに絶望的な状況下であるかを改めて痛感させられ、動揺を隠せない人斬り抜刀斎は続く浜中にも痛打され、一、二塁のピンチ。ここで鳥谷がピッチャー前にまともに転がすヘッポコバントをかまし、キュラソ星人を三塁で刺すも、このヘッポコバントを目の当たりにし、限りなく100%に近い確立でバントを決められる選手がいると言う事がどれだけ有難く、また、そんな選手を飼い殺しにする事がどれだけ愚かな事を改めて痛感させられ、失意のどん底に叩き落とされた人斬り抜刀斎はこの後、二死満塁のピンチを迎えると、代打のゼブラ今岡に右中間突破の走者一掃タイムリー二塁打を浴びて、点差は一気に4点と広がった。下柳からウィリアムス−久保田と繋いでくる阪神の必勝リレーに中日は8回、二死ながら一、二塁のチャンス。しかし、ここで代わった藤川の素晴らしい快速球の前に福留は手が出ず、見逃し三振に倒れて、三者残塁とまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。9回も藤川の前に三者凡退に仕留められ、結局、完封負け。阪神はこれで9連勝となり、中日との差は僅かに2ゲームと肉迫。最早、恐れていた最悪の事態は現実的な可能性として迫ってきているのは言うまでもない。一体、落合監督はいつまでこんな不完全燃焼野球を続ける気なのか!?

◆YB4−2S◆
横浜先発・土肥は相変わらず、巨人以外の相手には如何ともしがたいのか、2回に田中浩に被弾し、先制点を献上。しかし、その裏、横浜は吉村が同点アーチを浴びせると、4回にはメカゴジラのタイムリー等で2点を勝ち越し。6回には村田に一発が飛び出して、4点目。リードを貰った土肥は「非巨人」が相手でありながらも立ち直りを見せ、7回2失点の好投。ヤクルトは8回無死二塁,一死二、三塁とチャンスを作りながらも、あと一本が出ず、連勝は4でストップした。

◆H0−4E◆
この大事な時期に無惨にも5連敗を喫し、4年連続の優勝を逃したソフトバンクはこの日も精彩を欠いた戦いを展開。2回に杉内の暴投でピンチを広げると、西谷のショート後方の打球を大村と川崎がお見合いする無様なプレーで2点を献上。打っては立ち上がり制球に苦しんでいた悪の温床・楽天先発・一場を拙攻で助けてしまう。4回には無死から柴原が、5回には一死から本多がそれぞれ三塁打を放つも、返す事が出来ない。そうこうしているうちに7回には藤井のタイムリーと西谷のスクイズでダメ押しの2点を失い、4点差。結局、一場の前に3安打完封を喫する何とも不甲斐ない戦いで今季の最終戦を終える事となった。

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September 28, 2006 22:24

◆S6−0
Aクラス死守に燃えるヤクルトは初回に岩村の3ラン,3回には寿司職人ラミレスの2ランと序盤から怒濤の一発攻勢。巨人先発・上原は4回にも青木にタイムリー二塁打を許して、4回6失点でKOされる惨憺たる結果となった。一方、ヤクルト先発・石井一は元気のない巨人打線に付け入る隙を許さず、7回を4安打無失点。8回からは木田画伯−花田と繋ぐ余裕の継投で完封リレーをマークし、石井一は10勝目。巨人は上原から(西村を挟んで)豊田−春風亭半ケツと繋ぐまるで会心の勝利を収めたかの様な継投を展開したが、結果は惨敗。ヤクルトが4連勝したのに対して、逆に4連敗となり、Aクラス浮上の望みは大きく遠のいた。

◆D9−8YB◆
阪神の破竹の快進撃は留まる所を知らず、これ以上無意味なハンデ戦を強いられ続ける事は自滅の道を辿るだけだと絶望感に打ちひしがれるナインの想いなど、委細構わず、落合監督はこの日も名手・川相を一軍に引き上げないオレ流超特大チョンボ采配を敢行。懲りずに乱心采配をかまし続ける指揮官に失意のどん底に叩き落とされた中日は初回、T.ウッズが川相不在では一発に賭けるしないとばかりに40号2ランを叩き込むなど、3点を先制すると、3回にはまたもやT.ウッズが川相不在では一発に賭けるしないとばかりに李を抜いてリーグトップとなる41号2ラン。5回には森野,オチョアの連続二塁打で6点目をあげる。さて、この日の中日の先発は佐藤充。10勝を目前にしてスランプに陥り、ついには登録抹消と新人王争いに黄信号が灯っていたが、対抗馬の梵が今季絶望となる大チャンス。あとは眼下の敵となる吉村を叩いての10勝目を挙げ、新人王レースへ大きく前進したい所だったが、川相不在の不安感からピンチの連続。しかし、横浜の拙攻三昧に助けられ、5回まで自らの暴投で1点を失っただけで凌いできたが、6回、先頭の村田に二塁打を浴びた所でKO。代わった鈴木は続く吉村を歩かせ、一、二塁の大ピンチを迎えると、ゲッツーに仕留めた筈のメカゴジラのセカンドゴロを荒木が痛恨の悪送球。守りのミスが出た事により川相不在の重さを改めて痛感し、落胆の色を隠せない鈴木は一死後、鶴岡に死球を食らわせKO。この後、小林,デニーと次々に繰り出す投手が川相不在の不安感から打ち込まれる。金城のタイムリーでついに追いつかれると、打者一巡で回ったきた村田には走者一掃のタイムリー二塁打を許し、この回、大量7失点で一気に2点を勝ち越されてしまう。7回に無死二、三塁のチャンスをむざむざ逃し、ムードは悪くなる一方の中日だったが、8回一死一塁から荒木の何でもないファーストゴロを捕ったメカゴジラが悠々間に合う二塁への送球を何故か逡巡したばかりか、この間に荒木まで内野安打で生かしてしまう大チョンボ。このタナボタチャンスに井端の内野安打で満塁とした所で福留がタナボタの押し出し四球を選んで、1点差。更に、ここで出てきた守護神・クルーンの初球をT.ウッズがセンター前へ弾き返す2点タイムリーで一気に逆転に成功。土壇場9回、満を持して登場した守護神・岩瀬も川相不在の影響から不安感一杯でいきなり村田に二塁打を浴びる大ピンチ。吉村のセカンドゴロで一死三塁となった所で打席には8回に痛恨のミスを犯したメカゴジラ。名誉挽回といきたい所だったが、結果は最悪のピッチャーゴロ。続くマイケルも倒れて、中日が何とか逃げ切った。横浜のミスに助けられ、辛くも白星を拾った中日だが、怒濤の拙攻拙守を繰り広げるなど、この日も川相不在の弊害を大露呈。この儘では、いつ連敗ロードに突入するか分からないだけに、阪神の猛追をかわす為にも一刻も早い名手・川相の一軍昇格が待たれる所だ。

◆T6−0C◆
いつまでもいつまでもいつまでも川相不在と言う計り知れないハンデを勝手に背負うナメきった戦いを続ける中日を走らせる訳にはいかないと怒り心頭の阪神は初回、二死からシーツがヒットで出ると、キュラソ星人が会心の23号2ランを叩き込み、2点を先制。2回以降当たりが止まってしまったが、先発・杉山が3回までパーフェクトに抑えると、4回以降はピンチの連続ながらもあと一本を許さない粘りの投球で広島に得点を与えない。すると、阪神は7回、一死一、二塁から代打・林,シャア少佐,関本と3連続タイムリーが飛び出して、ダメ押しの4点を追加。依然として、二軍紛いの打線を組まざるを得ない状況にも拘わらず求道者・前田が干されるブラウン監督のミステリアスオーダーが炸裂する広島は8回にも満塁のチャンスを掴みながら、井生が最悪のゲッツーに倒れて、結局、無得点。9回も3人で捻られて、完封負けで4連敗。阪神は投打噛み合っての快勝で破竹の連勝を8と伸ばした。

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September 27, 2006 21:07

◆S9−7G
Aクラスを懸けた2チームの直接対決は巨人が李のタイムリー二塁打で2点を先制すれば、その裏、ヤクルトも寿司職人ラミレス,宮出の連続タイムリーですかさず同点と初回から激しい打ち合いを展開。しかし、3回、巨人は5連続単打等で一気に4点を勝ち越すと、4回には李の3打席連続タイムリーが7点目。これでパウエルの2年連続2桁勝利は見えたかと思いきや、その裏、ゲッツーに仕留めた筈のセカンドゴロで脇谷が痛恨の悪送球を犯してから、おかしくなったパウエルは宮出,田中浩に連続タイムリーを浴びてKO。後を継いだ野間口もピンチを拡大させた挙げ句、青木に走者一掃の三塁打を浴びるなど、この回、悪夢の7失点で形勢逆転。この段階で既に、阪神戦は終わっていると言う異常なまでの長時間ゲームの様相を呈してきたが、5回からはとんとんと試合は進み、両軍追加点のない儘、呆気なく試合終了。守りのミスから勝てる試合を落としてしまった巨人は球団史上初となる2年連続のシーズン5割以下が決定。ヤクルトには5.5差と広げられ、Aクラス浮上は極めて難しくなってきた。

◆D6−3YB◆
琵琶湖大橋が開通した42年前の今日、岡山県高梁市で一つの産声が挙がった。その赤子が努力に努力を積み重ね、後に日本が世界に誇る球界の至宝と讃えられる偉大な野球選手へと成長する事になろうとは、誰が予想しえたであろう。その素晴らしいプレーヤーがこの世に生を受けた記念すべき日であるにも拘わらず、落合監督はその男のプレーを心待ちにしているファンの期待を無惨にも踏みにじるオレ流超特大チョンボ采配を敢行。勝利至上主義であるにせよ、ファン至上主義であるにせよ、外す理由は皆無だと言うのに、執拗な幽閉策を繰り出す指揮官にナインは辟易とさせられるばかり。ハマのチンピラが四球を連発するタナボタチャンスでゲッツーの間に1点を掠め取ると言うしみったれた形で1点を先制するも、執拗に川相不在のマウンドを強いられた事に怒りを燃やし、首脳陣と対立した助っ人仲間のグスマンが斬首されて以来、傷心のあまり、一度として勝っていないマルティネスは相も変わらぬ指揮官の非道なやり口に落胆の色を隠せず、直後の2回、無死満塁のピンチを作って、あえなくKO。更に、代わった鈴木が相川に2点タイムリーを浴びて、あっさり形勢逆転。その裏、荒木のタイムリーで追いつくも、4回に石井タクローのタイムリーで勝ち越し点を献上。しかし、その裏、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに飛び出した森野の一発で追いつくと、更に、荒木,福留,T.ウッズと珍しくタイムリーが続いて3点を勝ち越し。中日は川相不在と言う絶望的な状況下におけるとてつもないプレッシャーに出てくる投手が悉く打者数人を相手にしただけで押し潰されてしまう為、3点しか取られていないのに、8人もの投手を繰り出す青息吐息のリレーを展開し、これが結果的に横浜打線の目先を変える事に繋がって、辛くも逃げ切り。何とか白星を拾ったものの、チームの勢いでは阪神と雲泥の差である事は誰の目にも明らか。最悪の事態を迎える前に一刻も早い名手・川相の一軍昇格が待たれる所だ

◆T5−1C◆
この期に及んで川相不在と言う計り知れないハンデを勝手に背負うナメきった戦いを続ける中日を走らせる訳にはいかないと怒り心頭の阪神は広島先発・ロマノの前に3回まで無安打と沈黙していたが、4回、一死からシーツ,浜中がそれぞれ2ランを叩き込んで4点を先制すると、5回にはキュラソ星人のタイムリー二塁打で5点目。一方、広島打線は嶋に続いて梵が登録抹消となり、求道者・前田がまたも外されると言う訳の分からないミステリアスオーダーを組まれてしまい、全く元気なし。今月に入ってから白星なしと背信投球の続く井川だが、新井さえいなければ、ウエスタンリーグの試合と見紛う様な迫力不足の打線を見下ろす様に悠々と投げ込み、6安打1失点で余裕の完投勝利。チームはこれで7連勝と中日追撃へその勢いは止まる気配は見えない。この日の求道者・前田は代打ですら出番なし。もうすっかり来年モードの様だから、それにしたって、このオーダーはファンに失礼だろ…。

◆F4−1H◆
公言した通りならば、この日が最後の公式戦となるSHINJOが突如、背番号登録を「1」から、阪神入団時の「63」へ変更(「63」だった渡部は「68」へ)するサプライズファンサービスを展開。26年ぶりのリーグ優勝へ王手をかけたチームのムードを盛り上げたが、先制したのは4年連続のリーグ制覇が断たれてしまったソフトバンク。日本ハム先発・武田勝に対して、3回にヒットに盗塁の大村を二塁に置いて、辻がタイムリー。ソフトバンク先発・和田は3回までパーフェクトの好投を見せていたが、勢いに乗る日本ハムは田中賢,青波の長瀬といずれも2試合連続の一発が飛び出して、逆転に成功。6回からは何とダルビッシュがスクランブル登板するなど、自力での優勝に燃える日本ハムは7回にマシーアス,金子の連続タイムリー二塁打で貴重な2点を追加。8回からは武田久−MICHEALと繋ぐ必勝リレーが決まり、この瞬間、日本ハムの25年ぶりのリーグ優勝が決まった。しかし、昨年,一昨年の様のソフトバンクの様に日本シリーズを出場辞退する危険性を残している為か、水島の呪いを打ち破って、これだけ白熱したペナントレースを見事に制覇したにも拘わらず、胴上げは自粛。とりあえずはビールかけでお茶を濁す事にした模様だ。試合後、SHINJOは「名古屋の人には申し訳ないけど(日本シリーズは川相さんを理不尽に外す手抜きモードの中日とはやりたくないので)出来れば甲子園でやりたい」と語った。それにしても、ソフトバンク、ここに来て、2年ぶりの5連敗とは不甲斐ないのぅ。

◆L4−3M◆
負ければ、日本ハムの結果を待たずして、V逸が確定する西武は2回に中村,高木の連続タイムリーで2点を先制。しかし、ロッテは4回にゲッツー崩れで1点を返すと、5回には里崎の犠飛で同点。更に、7回にはフクーラが犠飛を打ち上げて、ついに勝ち越しに成功。この日は粘りの投球を見せる渡辺俊に久々の白星がつくか…と思いきや、バレンタイン監督は何を血迷ったか、8回から炎上男・ミラーを投入。不安視された通り、いきなり先頭のリーファーに同点アーチを浴びて、渡辺俊の白星は一瞬にして消滅。まさか今季5勝しか出来ないとは…(泣)。日本ハムが勝って優勝を決めたとの報が入っても戦意を失わない西武は延長に入って、一死満塁のチャンスを作ると、フクーラのタイムリーエラーと言う形で呆気なくサヨナラ勝ちを収めた。

◆Bs0−1E
グリン,岸田と名前だけ見れば、打撃戦になりそうな先発投手同士の対決とは思えない投手戦となったこの試合。グリンが7回まで散発3安打9三振の力投を見せれば、岸田も7回を3安打8三振と全く譲らぬ好投で両軍ゼロ行進。しかし、8回、一死から塩川によもやのプロ初アーチが飛び出して、ついに悪の温床・楽天が均衡を破る先制点をゲット。1−0で迎えた土壇場9回、ノムさんは完封目前のグリンから福盛にスイッチ。福盛はいきなり連打を浴びて、無死一、二塁の大ピンチを背負ったものの、後続3人を斬ってとり、完封リレーを達成した。尚、中村監督が今季限りでの辞任を発表。もしかして、来季はガルシアがまっとうに使われて、完全復活なる…か?(残留させて貰えれば…)

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September 26, 2006 21:27

◆D5−4YB◆
ついに阪神に3ゲーム差にまで詰め寄られたにも拘わらず、依然として打開策を講じる気ゼロの落合監督はこの日も名手・川相を一軍に引き上げないオレ流超特大チョンボ采配を敢行。深刻なタイムリー欠乏症に苛まれているにも拘わらず、全くの無策を続ける指揮官に辟易とさせられた中日は初回、T.ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに38号2ランを叩き込み、先制すると、小池の一発で1点差とされた後の4回裏にはまたもやT.ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2打席連続のソロアーチを架け、3点目。6回にはオチョアのゲッツー崩れの間に1点を追加。しかし、川相不在の中日なら幾らでも巻き返すチャンスはあるとばかりに粘る横浜は7回に新人王へ望みを繋ぎたい吉村に久々のアーチが飛び出して、2点差と詰め寄ると、8回には一死一、二塁のチャンス。ここで中日は早くも守護神・岩瀬を投入するも、金城のタイムリーの後、村田が犠飛を打ち上げ、ついに同点。更に、9回にも岩瀬を攻め立て、二死満塁と絶好のチャンスを掴むも、代打・鶴岡が倒れて、三者残塁。その裏、中日はノーアウトの走者をピンキー井上のヘッポコバントで潰すなど川相不在の弊害をまたもや露呈し、試合は延長にもつれ込んだ。10回に入り、中日はクルーンの独り相撲でチャンスを貰うと、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振した福留の打球がスタンドにこそ届かなかったものの、センターオーバーのタイムリー二塁打となりサヨナラ勝ち。一見劇的に見える勝ち方だが、元々は9回で逃げ切れたゲーム。川相不在が故の怒濤の拙攻三昧に加え、守護神・岩瀬が攻略されるなど、不安要素は盛り沢山。一向に阪神の追撃が止まる様子はなく、最悪の事態が訪れる前に名手・川相の一軍昇格が待たれる所だ

◆T3−2C◆
この期に及んで、名手・川相不在と言う計り知れない大ハンデを勝手に背負うナメきった戦い方を続ける中日に怒り心頭の阪神は初回、シーツ,浜中のタイムリーで早々と2点を先制。しかし、2回以降立ち直った広島先発・小島の前に追加点を奪えない。一方、またもや求道者・前田をスタメン起用しないブラウン監督の不可解極まりないミステリアスオーダーを組まれて元気のない広島打線に回を追う毎に徐々に捉えられつつあった先発・安藤が6回、ついに捕まり、山田,井生のヒットの後、新井に犠飛を許して、1点差。しかし、阪神はその裏、鳥谷の一発ですかさず突き放す。粘る広島は7回、代打・緒方の内野ゴロの間に1点を返した所で、ようやく求道者・前田が代打に起用されるも、またもや歩かされ、東出も歩いて満塁となるも、井生が倒れて三者残塁。阪神は8回からウィリアムス−藤川と繋ぐ必勝リレーで逃げ切り、破竹の6連勝。嶋が右肩痛で登録抹消となり、梵も右眼窩部打撲+右眼窩壁骨折の疑いとやらで3週間の安静加療を言い渡されるなど、二軍紛いのオーダーを展開した広島はあと一本が出ずにまたもや1点差負け。この状況で求道者・前田を外す事に一体どんな効用があるのか頼むから教えてくれ!>ブラウン監督

◆F8−0H◆
水島の呪いの影響か、事もあろうにこの大事な時期にエースが造反し、チームに亀裂を生んでしまった日本ハムだが、全勝しなければ逆転Vの道が閉ざされるとあって気合十分のソフトバンク先発・斉藤和に対して、初回から青波の長瀬が会心の先制2ラン。2点を追うソフトバンクは日本ハム先発・八木の丁寧な投球の前に攻めあぐねていたが、5回、先頭のホルベルトがレフトフェンスを直撃する会心の一打。一気に二塁を狙ったホルベルトだが、劇団ひちょりが絶妙のクッションボール処理で素早く二塁に転送し、タッチアウト。二死後、本多に二塁打が飛び出す何とも勿体ない展開で、結局、無得点に終わると、その裏、伏兵・田中賢によもやの一発を浴びて、痛恨の3点目を献上。斉藤和が6回でマウンドを降り、7回から継投モードに入ったソフトバンクだが、吉武,吉田のリリーフ陣が火だるまに遭い、悪夢の5失点で試合を決定付けられた。結局、ソフトバンクは八木−武田久−MICHEALのリレーの前に散発4安打完封負け。打てないのは相変わらずだが、やはり、5回のホルベルトの二塁憤死が痛かった様に思う。闘病生活を潜り抜けてきた王さんを元気付ける為にも4年連続のリーグ制覇を果たしたいソフトバンクだったが、ついに優勝の可能性がついに消滅。残念ながら日本一の夢は潰えてしまったが、今後は「アジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦」での勝ち上がりを目指す事になりそうだ。斉藤和は下手をすると無冠の可能性もあったが、この日霊感投手・松坂が打ち込まれた事で投手4冠をほぼ確定としたのか、救いか。一方、勝った日本ハムは25年ぶりの優勝へついに王手をかけた。

◆L2−6M◆
勝って一気に優勝へ近付きたいと、先発に霊感投手・松坂を立てる必勝体制で臨んだ西武。霊感投手・松坂は期待に応え、2回までパーフェクトと言う上々の滑り出しに見えたが、3回、今江のヒットで初の走者を出したのをきっかけにリズムを崩し、二死満塁のピンチを迎えると、フクーラに2点タイムリーを浴びた後、連続四球で押し出し。更に、大松にもタイムリー内野安打を浴びて、4失点。5回にも大松,今江と連続タイムリーを浴び、よもやの5回6失点KO。西武は礒?の犠飛とタイムリーで2点を返したものの、焼け石に水。首位いじめに燃えるロッテに完敗を喫し、日本ハムと入れ替わりで首位陥落となった。

◆Bs4−1E
5位が確定し、悪の温床・楽天に抜かれる屈辱的事態を辛くも回避出来た事でプレッシャーから解き放たれた偽バファローズは初回、森山,塩崎に続き、練習中に携帯電話で話していなかった事が奏功し、4番スタメンに起用されたガルシアもヒットを放つ3連打で1点を先制。4回には松田さんに久々の一発が飛び出して、2点目を追加。一方、偽バファローズ先発・川越の前に6回まで散発2安打と抑え込まれていた悪の温床・楽天だが、7回、鉄平,フェルナンデス,ショートとクリーンアップの3連打でようやく1点を返し、1点差。しかし、偽バファローズは8回に後藤,日高のタイムリーでダメ押しの2点を追加。川越は完投こそ逃したものの、8回途中まで1失点の好投で9勝目。

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September 24, 2006 19:49

 今日は桑田ラスト登板観戦記作成に尽力する為、こちらは手抜きモード。TB送ってる余裕はなさそうですが、TB返しはなるべくしますので…。

◆G1−4T
名手・川相を幽閉すると言う計り知れないハンデを勝手に背負い続けるナメきった戦いの中日に怒り心頭の阪神。この阪神の気迫に怖じ気づいたか、巨人先発・姜はプロ初死球に初暴投と言うこれまでの精密機械のごとき制球力が乱れて、やらずもがなの先制点を献上。更に、阪神はキュラソ星人浜中の連続タイムリーで3点を加え、姜は無念のプロ初黒星。阪神先発・福原は粘りの投球で6回1失点に抑えると、ウィリアムス−藤川と繋ぐ必勝リレーで5連勝。川相不在の中日が案の定、敗れた為、その差は3と大接近した。

◆S4−1D◆
昨日、屈辱的大惨敗を喫した反省の色が全く見えない落合監督はまたもや名手・川相を一軍に引き上げないオレ流超特大チョンボを敢行。失意のどん底に叩き落とされた朝倉は岩村,青木と被弾し、2回までに4失点で早くも試合を決定付けられる。打っては川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに飛び出した福留のソロアーチによる1点しか奪えず、相変わらずのタイムリー欠乏症ぶりを遺憾なく発揮し、連夜の屈辱的大惨敗。阪神にまた一歩詰め寄られ、ナインの不安感は募る一方。最悪の事態が訪れる前に一刻も早い名手・川相の一軍昇格が待たれる所だ

◆C3−4YB◆
またしても求道者・前田はスタメン起用されず、それでいて打線沈黙の1点差負けを喫していれば世話はない。何で外しているのか、頼むから教えてくれ!>ブラウン監督。新井が3番なのは打点稼ぎの援護…なのか? だからって、4番に森笠はないだろう…

◆H2−5Bs◆
6回までノーヒットの快投を展開していた新垣が7回、本多のエラーを皮切りに大崩れ。二死まで取りながら、塩崎に3ランを浴びるなど、一挙5失点。打っては僅か5安打の体たらく。折角、西武も日本ハムもコケてくれたのに、お付き合いとは勿体ない限りだ。

◆M8−4F◆
モロ星人の引退試合となったこの日、ベニー松山が引退に花を添えるかの様に豪快な決勝グランドスラムをぶち込んだ。日本ハムは先発の伊集院光の弟子・金村が5回もたずにKOされる背信投球。折角、西武がコケたと言うのに、自力優勝復活のチャンスを逸してしまった。更に悪い事に、伊集院光の弟子・金村は試合後、監督批判をかましてしまい、一気に険悪ムードへ。これはやはり、水島の呪いなのか!?

◆E4−2L
1,2戦に続いて、またまた悪の温床・楽天に大苦戦の西武。飯田に決勝タイムリー,ダメ押しタイムリーを許して、この3連戦負け越し。悪の温床・楽天先発の有銘は4回途中でKOとなったが、2番手・山村が4イニングを無失点に抑える好リリーフを見せたのが大きかった。とてつもなく痛い取りこぼし…になる筈が、日本ハム,ソフトバンクもコケてくれたのは何ともラッキーな展開だ。

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September 23, 2006 17:13

◆G2−11T
いつまでもいつまでもいつまでも川相不在のナメきった戦いを続ける中日を走らせる訳にはいかないと怒り心頭の阪神打線がこの日も爆発。初回に李のタイムリーで先制されるも、すぐさま浜中の2ランで逆転。4回には矢野のタイムリーエラーで2点を奪うと、5回にはまたも浜中にタイムリーが飛び出し、苦手・内海をあっさりとKO。6回には藤本に一発が飛び出すと、8回にはこんな訳の分からない場面に突然、投入されたグローバーを攻め立てて、一気に4点を追加し、試合を決定付けた。先発・下柳は7回を2点に抑える好投で11勝目。阪神はこれで4連勝。それにしても、グローバー、初の中継ぎ登板…、しかも敗戦処理同様の扱いとは言え、この大炎上はまずいなぁ。来季の残留に響かない事を祈る。

◆S7−5D◆
阪神の猛追が止まらないと言うのに、何を楽観視しているのか、落合監督はこの日も名手・川相を一軍に引き上げないオレ流超特大チョンボ采配を敢行。失意のどん底に叩き落とされた中日ナインは例によって、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにT.ウッズ,ピンキー井上とアーチ攻勢を展開。1点リードで迎えた7回には二死満塁のチャンスを掴むも、一発が出ないと如何ともしがたいのか、荒木が凡退し、三者残塁。前回ノーヒットノーランの山本昌に代打を送ってしまった為、その裏から久本を投入するも、度会のヒット、T.ウッズのヘッポコエラーでピンチを作り、リグスのタイムリー二塁打で逆転を許す有様。更に、代わった鈴木も寿司職人ラミレス,田中浩と連続タイムリーを浴びて、この回、大量5失点。中日は2点差にまで追い上げたものの及ばず、阪神に再び4ゲーム差と迫られた。阪神と比べれば、チームの勢いは雲泥の差。最悪の事態が訪れる前に一刻も早い名手・川相の一軍昇格が待たれる所だ

◆C4−2YB◆
巨人相手でなければ如何ともしがたい土肥は今日も「非巨人」の広島を相手に初回からいきなり3連打で無死満塁のピンチを作った挙げ句に2失点。以降、土肥は立ち直りを見せ、打っては2打数2安打と気を吐くが、味方打線が沈黙。結局、追いつけない儘、7回で降板し、またも黒星。広島は求道者・前田が昨日に続いて謎のスタメン落ち。新井が一発に加えて、2本の犠飛を打ち上げての3打点と4番らしい仕事をしてくれたので、事なきを得たが、求道者・前田の欠場理由が気になる。今更、リフレッシュ休暇はありえない…と言うか納得いかない。Aクラスどころか4位浮上も諦めての来年モードに切り替え、広瀬や森笠に出番を与えたいのか? 長谷川は6回無失点の好投。2度目の先発でようやく今季初白星を掴んだ。もっと早く先発で使って欲しかったものよ…。

◆H4−5Bs◆
練習中に携帯電話で話していなかった事が奏功し、スタメンに起用されたガルシアの一発で先制されたソフトバンクだが、その裏、川崎,柴原の連続タイムリーで逆転すると、続く4回にはホルベルトの一発で3点目。2点のリードを貰った杉内だが、6回に無死一塁から下山に痛恨の同点被弾。更に、8回には3番手・吉田が代打・後藤にタイムリー二塁打を許し、勝ち越し点を献上。首位・日本ハム敗れるの報が入り、何としても差を詰めたいソフトバンクはその裏、無死満塁と絶好のチャンス、ここでホルベルトのゲッツー崩れの間に同点としたものの、1点しか奪えなかったのは何とも痛かった。流れを引き寄せきれなかった為に、土壇場9回、一死三塁のピンチから村松のセカンドゴロの間にまたもや勝ち越しを許してしまう。その裏、一死二塁と一打同点の場面を作ったものの、大村,川崎と倒れて、万事休す。

◆M5−4F◆
悪の温床・楽天の活躍により、自力優勝か復活した日本ハムは3回に金子,田中賢のタイムリーで2点を先制。しかし、その裏、ここまでノーヒットに抑えてきたダルビッシュが南の犠飛で1点を返されると、続く4回には里崎に一発を浴びて、試合は振り出しに。日本ハムずロッテ先発・小野の前に4回以降は一人の走者も出せずにいるのに対し、ロッテは8回、青野のタイムリー三塁打でついに勝ち越し、ダルビッシュをKO。更に、フクーラにもタイムリーが飛び出して、4点目。土壇場9回、3回に3安打浴びた以外はノーヒットに抑えている小野をあえて下げ、守護神・小林雅を投入してきたロッテに対して、日本ハムは一死から田中賢が三塁打を浴びせると、ガッツの犠飛で1点差とする、二死走者なし。この絶体絶命の場面で青波の長瀬が起死回生の24号ソロを叩き込み、ついに同点。しかし、その裏、一死二塁のピンチを迎えると、ここでマウンドに上がった守護神・MICHEALが大塚にレフトオーバーのタイムリー二塁打を浴びて、悪夢のサヨナラ負け。ロッテの継投ミスに助けられたのも束の間で、一夜にして自力優勝が消滅してしまった。

◆E4−5L
取りこぼしの完封負けでマジックを消滅させられた西武はこの日も悪の温床・楽天相手に大苦戦。3回に高木のタイムリーで先制したはいいものの、悪の温床・楽天先発一場の前に追加点を奪えない。先発・涌井は4回まで毎回の走者を出しながら、無失点と踏ん張っていたが、5回、西谷にヒットを浴びた後、塩川に頭部死球を食らわせて、痛恨の危険球退場。緊急登板となったミャオは一死後、昨日のヒーロー・高須に走者一掃のタイムリー二塁打を浴びて、逆転を許したばかりか、更に、暴投で3点目を献上。しかし、粘る西武は7回、大島,福地と連続タイムリーを浴びせて、同点とし、一場をKO。続く8回には伏兵・礒?が会心の3号2ランを放ち、勝ち越しに成功。その裏、山崎武のタイムリー三塁打で1点差と詰め寄った悪の温床・楽天だが、なおも一死三塁の場面で代打・憲史に対して、西武が左の星野を投入してくると、ノムさんは何を血迷ったか、いや平常心だからこそなのか、ボン野村を代打の代打に起用する親バカ采配を敢行。しかし、パ・リーグの投手並に打てないボン野村は案の定、凡退し、後続も断たれて、1点止まり。このノムさんの親バカ采配は悪の温床・楽天ファンは勿論の事、ソフトバンク,日本ハムのファンからも死ぬ程、恨まれる事は想像に難くない。左投手相手だからと言って、憲史よりカツノリの方が期待出来るなんて要素がどこにあるのだ!? 昨日も関川に代打の代打・カツノリで失敗しとるやんけ! いい加減にしろ! 結局、このチャンスを逃した悪の温床・楽天は追いつく事が出来ず、2年連続の最下位が確定。西武に三たびマジック3が点灯した。涌井の危険球退場と言うアクシデントに見舞われながらも、逆転で掴んだこの白星は西武にとっては大きなものになりそうだ。

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September 22, 2006 22:54

◆S1−9D◆
名手・川相を幽閉する計り知れない大ハンデを勝手に背負い続ける不完全燃焼野球にぶち切れた中日ファンが凶行に走ったのか、川相不在で戦い続ける手抜き野球でコケにされた阪神ファンが怒りを燃やして狂気に走ったのか、球界の至宝を無下に扱う非道なやり口に野球の神様が天罰を下したのか、はたまた単なる金品狙いのコソ泥の仕業か、20日の横浜戦の最中に、落合監督のバッグが監督室から忽然と消え失せた。家族3人で持ち合っているお守りが入っていた為、ショックを隠せない落合監督だったが、こんな事があっても全く反省の色が見えず、この日も名手・川相を一軍に引き上げないオレ流超特大チョンボ采配を敢行。失意のどん底に叩き落とされた中日はヤクルト先発・石井一の前に2回まで抑え込まれていたが、3回二死満塁のチャンスを掴むと、T.ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに36号グランドスラム。川相不在の中日ならば、幾らでも巻き返すチャンスはあるにも拘わらず、ヤクルトはこれで早々と戦意喪失。この後、中日は川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに飛び出した福留の28号2ラン等でダメを押し、圧勝。投げては先発・人斬り抜刀斎が7回1失点で16勝目をあげ、中日のマジックは1つ減って12となった。Aクラス転落の危機が迫っていると言うのに、何としてもその座を守ろうと言う気概の感じられないヤクルトの不甲斐ない戦いぶりに救われたものの、川相不在の弊害を随所に発揮する戦いぶりに中日ナインの不安感は募る一方。最悪の事態に陥る前に一刻も早い名手・川相の一軍昇格が待たれる所だ

◆C1−0YB◆
広島先発・佐々岡に対して、横浜は2回無死二塁,3回二死満塁と絶好のチャンスを悉く不意にする拙攻三昧を展開。攻めあぐねているうちに佐々岡の立ち直りを許してしまい、一向に得点を奪えない。一方、横浜先発・牛田の前に求道者・前田が何故かスタメンを外れた広島打線は全く元気がなく、6回まで僅かに1安打と手も足も出ず、0−0の儘、試合は終盤へ突入。迎えた7回裏、広島は梵のヒット,新井の四球で一死一、二塁とこの日初めて得点圏に走者を進めると、ここで何故かスタメンを外された求道者・前田に代わり、5番に入っていた森笠がセンター前へ弾き返すと、ここでようやく登場した求道者・前田のセカンドゴロの間に梵が先制のホームイン。ついに均衡を破った広島は8回からはベイル−永川と繋ぐ完封リレーを達成。佐々岡の粘り強い投球が光ったが、求道者・前田が外された理由が気になる。代打で出てきた辺り、ケガだとしても重傷ではないのだろうが、また単なるリフレッシュなのだろうか?(2日も休みがあったのに?) それでこれ程の貧打に苛まれていては世話ないな。牛田は佐々岡を上回る素晴らしい投球だったが、打線に見殺された格好だ。

◆E1−0L
2位ながらマジックを点灯させた西武との試合を3試合も残し、パ・リーグ優勝争いの鍵を握る悪の温床・楽天がどでかい仕事をやってのけた。初回、この試合で通算1500試合出場となる飯田がヒットと盗塁で二塁へ進むと、高須が左中間を破るタイムリー二塁打を放ち、1点を先制。2回以降、松永,牧野の投げ合いが続き、両軍ゼロを重ねるばかり。悪の温床・楽天は8回から福盛を投入。中島のセンター前へ抜けようかと言うゴロを掴み取る高須の超美技に勇気付けられた福盛は9回も投げきって、完封リレー。これで日本ハムの自力優勝が復活。最下位悪の温床・楽天の頑張りで西武のマジックは一瞬にして消え去った

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September 20, 2006 22:31

◆YB7−9D◆
川相不在と言う計り知れない大ハンデを背負い、勝手に足踏みしているうちに、突き放した筈の阪神の猛追を受けているにも拘わらず、全く危機感を感じていないのか、落合監督はこの日も名手・川相を一軍に引き上げないオレ流超特大チョンボ采配を敢行。執拗に川相不在のマウンドを強いられた事に怒りを燃やし、首脳陣と対立した助っ人仲間のグスマンが斬首されて以来、傷心のあまり、一度として勝っていないマルティネスは相も変わらず川相を幽閉し続ける指揮官のやり口に落胆の色を隠せず、2回に小池に先制タイムリーを許すと、3回には吉村,内川と連続タイムリーで3点を失い、失意のKO。横浜先発・ハマのチンピラの前に川相不在を象徴付ける様な拙攻三昧を展開していた中日は5回に荒木,井端の連続タイムリーでようやく2点を返すと、7回には福留にタイムリー三塁打が飛び出して、1点差。しかし、その裏、中継ぎ陣が藤田,村田とタイムリーを浴びて、3失点。中日は8回に川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにオチョアにソロアーチが飛び出して、3点差。土壇場9回、横浜は暫定ストッパー・ゲーリー川村を投入して、逃げ切りを図るも、このゲーリー川村が大乱調。代わりばな4連打で2点を失ったばかりか、T.ウッズを敬遠で一塁を埋めて満塁策を取った挙げ句に森野に押し出し四球を与えて、試合は振り出しに。ここで何と英智が2球連続スクイズ失敗で二人の走者を殺してしまう大失態こんな作戦を取るくらいなら、川相を一軍に上げて、川相を使えよ!と落合監督のオレ流超特大チョンボ采配にナインの怒りは爆発寸前だったが、ここでオチョアに幸運なタイムリー内野安打が飛び出して、勝ち越しに成功。更に、この後、加藤までが押し出し四球をかまし、この回、大量5点。こうなると、中日は守護神・岩瀬投入で難なく逃げ切り、マジックを1つ減らして13に…。7番手・中里はタナボタの今季初勝利を手にした。試合開始前から超特大チョンボ采配が冴え渡る落合監督が土壇場でも超特大チョンボ采配の上塗りをかまし、チームは内部崩壊寸前まで追い込まれながら、辛くも白星を拾った中日。しかし、川相不在が故に無駄に大苦戦しているのは誰の目にも明らか。一向に止まらない阪神の追撃をかわす為にも、一刻も早い名手・川相の一軍昇格が待たれる所だ。それにしても、何やっとんじゃ、ゲーリー! 牛島監督も引っ張り過ぎや! クルーンならまだしも、暫定ストッパーなんだから、遠慮なく下げろよ! まぁ、今日の加藤の調子じゃ、結果は似た様なものだったかもしれないが…。

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September 19, 2006 21:17

◆C5−7
地獄の連敗ロードを脱出した広島は今季初登板となる小島を先発起用。小島は期待に応え、2回まで5つの三振を奪う上々の立ち上がり。すると、その裏、広島は石原,梵のタイムリーで2点を先制。リードを貰った小島は4回にマッスル千代の富士に被弾するも、5回を2安打1失点と言う申し分ない投球でお役御免。巨人先発・パウエルも中盤から立ち直りの気配を見せていだか、6回に井生,代打・緒方のタイムリーで2点を失い、KO。巨人はニックンのバックスクリーン弾で再び1点差と詰め寄ると、8回にはこの所、ニックン顔負けのチャンスブレイカーぶりを発揮していた小久保が会心の逆転グランドスラムをぶち込んで、一気に逆転。最後は春風亭半ケツが梵に被弾するなど、危なっかしい内容ながらも、何とか凌いで、逃げ切りに成功。広島は小島のプロ初勝利を目前にしながら、永川の乱調が大誤算。求道者・前田を7回で引っ込めてしまったのも、結果には痛かった。

◆YB8−5D◆
川相不在を象徴するかの様なタイムリー欠乏症は深刻を極めているにも拘わらず、事態の重さに全く気付いていないのか、落合監督はこの日も名手・川相を一軍に引き上げないオレ流超特大チョンボ采配を敢行。勝つ事に邁進しない指揮官に落胆の色を隠せない先発・中田は初回から金城に被弾し、2点を失うと、3回には吉村に一発を浴びるなど、5長短打で5点を失い、3回7失点KOと言う惨憺たる結果に…。打線の方も2回、無死一塁のチャンスをゲッツーで潰すと、3回も二死一、三塁のチャンスを逃すなど、相変わらずのタイムリー欠乏症ぶりを遺憾なく発揮。4回に入り、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに飛び出した森野の2ラン等でようやく3点を返した中日は、二死から連打と四球で満塁と一発が出れば同点のチャンスを掴むも、井端が倒れて三者残塁。更に、5回には福留が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにソロアーチを放った後、連打で一、二塁としながら、ここから三者三振に倒れる有様で二者残塁。中日が攻めあぐねているうちに横浜は村田の一発でダメ押し。中日は8回に荒木のタイムリーで1点を返し、なおも満塁のチャンスを作りながら、森野が凡退し、三者残塁。この最後のチャンスを逃した中日は結局、追いつく事が出来ずゲームセット。13残塁の大拙攻を展開する川相不在の弊害を嫌と言う程に痛感させられる無様な試合運びにナインの不安感は増大する一方。突き放した筈の阪神がしぶとく食らいついてきており、最早、一刻の猶予もない。最悪の事態を迎える前に名手・川相の一軍昇格が待たれる所だ

◆T9−1S◆
川相不在と言う計り知れない大ハンデを勝手に背負っているナメきった布陣の中日を走らせる訳にはいかないと怒りに燃える阪神はヤクルト先発・川島の前に2回までパーフェクトに抑え込まれていたが、3回、藤本の先制タイムリー三塁打に続き、投手の杉山にもタイムリー二塁打が飛び出して、2点をゲット。6回には関本の一発と、浜中,矢野のタイムリーで大量4点を追加。7回には矢野のタイムリー等でダメ押しの3点を追加。あとは杉山がプロ初完封なるか…と言う所だったが、後2人と迫った9回一死からリグスに一発を浴び、完封ならず。しかし、後続をきっちり断って、今季初のの完投勝利をマークした。中日が敗れた事でその差は再び4と接近。中日が川相を幽閉し続ける以上、逆転Vの可能性はまだまだ十二分にありそうだ。完敗を喫したヤクルトはまたまた借金生活に逆戻り。

◆L6−2H◆
昨日は斉藤和の熱投とズレータの3発と言う会心の試合運びで勝利を飾ったソフトバンク。一気に2タテといきたい所だったが、昨日は打撃で奮ったズレータがこの日は守備で足を引っ張り、2回に痛恨の先制タイムリーエラー。3回には先発・新垣がカブレラに2ランを被弾。新垣は4回途中でKOとなる背信投球だった。霊感投手・松坂の前に5回まで無失点に抑え込まれていたソフトバンクだが、6回にズレータのタイムリーでようやく1点。しかし、追い上げムードに水を差すかの様に7回に藤岡が四球連発で押し出しの1点を献上。8回に西武のミスに乗じて1点を返したのも、束の間、その裏、今度は吉武がカブレラにタイムリー二塁打を浴びて、試合を決定付けられた。霊感投手・松坂は余裕の完投で17勝目。日本ハムが勝った為、首位奪回とはいかなかったが、それでもマジック5が再点灯悪の温床・楽天戦を3試合も残すなど、日程的には圧倒的に有利な状況を作り上げた。逆にソフトバンクには何とも痛い黒星。ここに来て、首位に2ゲーム差は大きすぎる…。

◆E1−2F◆
4連勝で4ヶ月ぶりの単独首位に立った日本ハム。一気に波に乗りたい所だったが、この日もカモの悪の温床・楽天相手に3回まで0−0と大苦戦。4回にガッツ,青波の長瀬の連続二塁打で先制するも、その裏、ショート,山崎武の連続二塁打であっさり追いつかれてしまう。1−1で迎えた6回、連続四球で一、二塁とするも、青波の長瀬が最悪のゲッツー。これでチャンスは潰えたかと思いきや、稲葉がタイムリーを放って、勝ち越しに成功。この1点のリードを小刻みな継投で繋いで、守りきり、5連勝で首位をキープ。最後を締めたMICHEALは西武時代の豊田に並ぶパ・リーグタイの38セーブ目をマークした。

◆M0−1Bs◆
偽バファローズは初回、一死から森山が二塁打。続く村松のピッチャーゴロを処理した小林宏は判断良く三塁へ転送。タイミングはアウトに思われたが、青野がこれを後逸する痛恨のタイムリーエラーで森山が先制のホームイン。この呆気ない1点が何と決勝点に。偽バファローズは2回以降、拙攻続きで残塁11個を量産してのスミ1に終わったが、先発・デイビーがロッテ打線を散発4安打に抑え込んでの完封で来日初の2桁勝利に到達。同じく10勝目にリーチをかけていたロッテ先発・小林宏は自責0で完投するも、打線が見殺し。モロ星人が今季限りの現役引退を表明するなど、ロッテファンには何とも歯痒い夜となった。

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September 18, 2006 17:19

◆C4−3G
初回から一死満塁のチャンスをゲッツーで切り抜けた広島はその裏、巨人先発・上原に対して、求道者・前田の走者一掃タイムリー二塁打で2点を先制。更に、2回には梵のタイムリー,3回には嶋の24号ソロと着々と加点。しかし、ここから巨人が反撃を開始。まず4回に李の2ランで2点を返すと、5回にはまたも李が今度は犠飛を打ち上げて、1点差。この後、試合はすっかり膠着状態に陥り、両軍得点の入る気配のない儘、土壇場9回へ突入。広島は守護神・永川を投入し、あっさり巨人打線を3人で仕留めて、逃げ切りに成功。泥沼の連敗はようやく7でストップした。巨人はまたかつての様な李が打たないと如何ともし難い状態に逆戻り。上原も立ち上がりの悪さをつかれて、逆ハーラーダービー独走中の大竹相手に投げ負けるなど、Aクラス浮上へ何とも痛い黒星となった。

◆YB4−6D◆
川相不在と言う計り知れない大ハンデを勝手に背負い、カモの阪神相手に完封負け。17イニングタイムリーなしと言うタイムリー欠乏症は深刻を極めているが、全く事態の重さに気付いていない落合監督はこの日も名手・川相を一軍に引き上げないオレ流超特大チョンボ采配を敢行。失意のどん底に叩き落とされた中日は横浜先発・アゴくらの前に3回まで僅かに1安打と沈黙。最早、川相不在では一発に賭けるしかないと悟ったか、4回にT.ウッズが3ランを叩き込み、ようやく3点を先制。更に、この後、無死満塁のチャンスを作りながら、追加点を奪えないタイムリー欠乏症は相変わらず。たった3点ごときでは川相不在の不安感は拭えないのか、その裏、中日先発・吉見は小池に2ランを浴びて、あっと言う間に1点差。直後の5回、中日は井端が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに7号ソロを放ち、4点目。なおも連打で一、二塁とするも、後続を断たれ、またもや川相不在が故のタイムリー欠乏症ぶりを遺憾なく発揮。6回にも二死満塁のチャンスを逃すなど、怒濤の残塁量産地獄を展開。一発が出ないと如何ともしがたい中日は7回にオチョアが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにソロアーチを放ち、5点目。8回に入って、荒実に25イニングぶりのタイムリーとなる荒木のタイムリー二塁打が飛び出し、ダメ押しの6点目。横浜は村田がついに大台に乗せる30号2ランを放ち、追い上げたが、あと一歩及ばず。吉見は5回2失点でプロ初勝利をマークした。辛くも白星を拾った中日だが、この日も川相不在を象徴する様な完全無策一発依存野球と言う無様な試合運びしか出来ない有様で、いつチームが崩壊してもおかしくない危機的状況にある事は変わらない。最悪の事態が訪れる前に一刻も早い名手・川相の一軍昇格が待たれる所だ

◆T6−5S◆
この所、背信投球が続いている井川が、この大事な時期にまたもピリッとせず、初回、岩村,寿司職人ラミレスと連続タイムリーを浴びて、あっさり2点を先制されてしまう。阪神は関本の一発等で何とか同点に追いつくも、井川はリグスに被弾し、またも勝ち越し点を献上。6回には福川にタイムリーを許し、この回限りで降板となった。しかし、その裏、阪神は矢野の2ランで1点差に詰め寄り、更に、藤本が二塁打を浴びせると、ヤクルトは何とここで先発要員の石川を投入。これに対して、代打・ゼブラ今岡は凡退するも、この後、石川が暴投を犯して、労せずして勝ち越しに成功。7回から継投モードで逃げ切りに入ろうとした阪神だが、2番手・ダーウィンがリグスに2打席連続となるバックスクリーン弾をぶち込まれ、あっと言う間に振り出しに。何としても勝つと言う岡田監督の意思表示か、9回同点の場面で早くも藤川を投入した阪神はその裏、二死一塁から鳥谷がセンター前ヒット。ここでシーツが何とか一塁から一気に本塁をつく暴走をかまして憤死し、延長に突入。10回も一死一、二塁のチャンスにシャア少佐が痛恨のゲッツーを食らうなど、重苦しいムードが漂うが、既に藤川がマウンドを降りた中、ウィリアムス、久保田がそれぞれ好投を展開する。迎えた11回裏、阪神は関本,シーツの連打に宮出のエラーが重なり、一、三塁。キュラソ星人が敬遠されて満塁となった所で浜中は完全な打ち損じで二塁ベース後方への凡フライ。これに対して猛然と前進してきたセンター・青木だが、深追いしてきたセカンド・田中浩の姿が目に入ったか、まさかの落球。この間に関本がサヨナラのホームイン。無死満塁だったので、青木のエラーがなくても勝ったやもしれんし、あまりラッキーラッキー言うのも何だと思うが、とにもかくにも攻守共にチーム一丸となった粘りが勝利に結びついた格好だ。川相不在などと言うナメた布陣を敷き続ける中日に簡単に勝たせて貰っては困る訳で、最後まで優勝を諦めずに食らいついて貰いたい。

◆L2−9H◆
首位西武との最後の2連戦を迎え、逆転Vを狙うには何としても2連勝しておきたいソフトバンク。西武先発・オツに対して、初回、簡単に三者凡退と思われたが、田上のサードゴロを中村がエラー。これに乗じて松中がヒットで続くと、ズレータが豪快なアーチを叩き込み、一気に3点を先制。2,3回とチャンスをものに出来なかったとは言え、押せ押せムードのソフトバンクは4回には本多のタイムリー二塁打で4点目。西武は3回に高木の犠飛、5回にはゲッツー崩れの間に1点ずつ返し、2点差と詰め寄るも、直後の6回、ソフトバンクはズレータがこの日2本目となる28号2ランを放り込み、一気に突き放す。ズレータは9回にも3本目のアーチをぶち込むと、更に、的場にも2点二塁打が飛び出し、ダメ押し。斉藤和は8回を自責1の好投で18勝目をマーク。現役で2度目の18勝は山本昌に続いて、僅か2人目。勝率で新垣,奪三振で霊感投手・松坂を抜き、これで再び投手四冠に返り咲いた

◆E0−2F◆
デーゲームで西武が敗れた為、勝てば首位となる日本ハムは初回、いきなり劇団ひちょり,田中賢,ガッツと3連打を浴びせて、1点を先制。なおも無死一、二塁のチャンスだったが、青波の長瀬,稲葉が連続三振。SHINJOが歩いて満塁となるも、マシーアスが倒れて、三者残塁。日本ハムはこれ以降もまずい攻めが続き、一向に追加点を奪えない。しかし、先発・八木が6回まで散発2安打無四球と言う悪の温床・楽天打線に付け入る隙を許さない好投で、1点のリードを守り続ける。何とか八木を援護したい日本ハムは7回、塩川のエラーをきっかけにチャンスを作り、ガッツの犠飛で待望の2点目をゲット。八木は8.9回とピンチを背負いながらも、あと一本を許さずに今季3度目の完封で11勝目をマーク。最早、新人王は当確と言っても過言ではないだろう。チームは4連勝で、ついに西武を抜いて単独首位に浮上した。

◆M4−0Bs◆
来季も現役続行を表明した41歳の大ベテラン・吉井と実質1年目の20歳・成瀬と言う新旧対決となったこの試合、先手を取ったのはロッテ。2回に二死一塁から大松のタイムリー二塁打で先制すると、3回には西岡,青野の連打で二、三塁とした所で里崎がきっちり犠飛を打ち上げ、2点目を追加。6回には、ヒットのフクーラを一塁に置いて、ベニー松山が2ランを叩き込み、吉井をKO。成瀬は立ち上がりから安定した投球で偽バファローズ打線に付け入る隙を許さず、8回まで散発3安打無失点。完封が懸かった土壇場9回、一死から塩崎,相川と連打を浴び、この日初めてのピンチを迎えたものの、松田さん,大西と打ち取って、プロ入り初完封で5勝目をマークした。

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