April 15, 2011 23:18
俊介、痛恨の盗塁死! キュラソ星人、よもやの連続試合出場ストップ!
◆C4−4G◆
期待のゴールデンルーキー・沢村が満を持してプロ初登板。初回から寿司職人ラミレスの2号3ランで援護を貰った沢村は走者を出しながらも粘っていたが、7回、求道者・前田の犠飛等で2点を失うプロの洗礼を受け、KO。8回にロメロがトレーシー,栗原の不振コンビの連打で追い付かれ、沢村の白星は消滅。9回には脇谷,梵のタイムリーで両軍1点ずつ取り合い、節電対策の3時間30分ルールにより、延長に突入せずに引き分けに終わった。
◆D4−5T◆
昨年、連続フルイニング出場が止まったのをいい事に、気楽に使える様になった休養の名目で開幕4戦目にして早くもスタメンから外されたキュラソ星人。これが悪夢の始まりだった。3−5で迎えた8回表二死一塁の場面でようやく代打に起用されたキュラソ星人だったが、ここで真弓監督は何を血迷ったか一塁走者・俊介を二盗を仕掛けさせて憤死させ、チェンジとなった事でキュラソ星人の打席は成立せず。それでも、その裏の守備につけば、問題はなかったのだが、真弓監督はキュラソ星人の打順に小林宏を投入して、あっさりキュラソ星人を引っ込めてしまい、1998年7月10日から続けていた連続試合出場は1766でストップ。1試合だけならともかく、シーズン通して、チームの勝利より、個人の記録を重視し続ける事が正しい事であろう筈はない。しかし、この記録の途絶え方はあまりにも無様だった。真弓監督が走らせたのかとも思ったが、何と俊介はノーサインで走ったらしい。若い俊介に失敗した時の事の重大さが分かっていたとは思えない。分かっていたなら、リードしている状況で無茶する必要もないこの場面での盗塁は100%成功出来る自信がなければ、とても仕掛けられない筈だ。それを考えると、真弓監督にはたとえ嘘であっても「サインで走らせた」と言って欲しかった。キュラソ星人を守備につかせなかった事に関して、多かれ少なかれ真弓監督がバッシングを受ける事は確実なのだから、せめて俊介にはバッシングがいかない様にかばってやれば良かったものを…。これで俊介のプレーから積極性が欠けたりしない事を祈るばかりである。それにしても、こんな形で記録が途切れてしまうなら、昨年、普通に欠場させていた方がマシだったと思わずにはいられない。昨年、無理矢理の代打起用で強引に記録を更新させ続けさせた訳だが、あれさえなければ、昨年、中日と僅か1ゲーム差だった阪神は優勝していたかもしれないのだから…。ああいう采配は今季中に衣笠の記録が抜けるとか言う状況だったらともかく、まだまだ差があった事を考えると、やはり、やるべきではなかったのだと改めて思う。尚、試合の方は鳥谷の先制三塁打,林,俊介の一発等で朝倉を4回KOした阪神が1点差で逃げきった。
◆S7−9YB◆
飛ばないボールも何のその、双方合わせて6ホーマー26安打の乱打戦。横浜はアーチ量産体勢が止まらないスレッジの5号2ラン等で3点を勝ち越し、オープン戦絶好調だった館山を6回6失点KO。代打・ユウイチの一発等で一気に4点を返され、一時は逆転を許したものの、8回に代打・金城の3ランで再逆転し、ようやく逃げきった。敗れたヤクルトは開幕3連敗。
◆H3−2L◆
サブマリンルーキー・牧田がドラ1の大石に先んじてプロ初登板初先発。中村の一発等で2点のリードを貰い、7回まで2安打無失点の快投を見せていたが、8回一死から長谷川を歩かせた所で指先に違和感を覚えて、無念の降板。この後、リリーフ陣が打ち込まれ、プロ初白星も消滅。延長に突入した試合は11回、不振に喘いでいたカブレラの一発でソフトバンクがサヨナラ勝ち。
◆F4−1M◆
早くも単独最下位となった日本ハムだが、この日は糸井が先制1号2ラン、中押し犠飛を打ち上げるなど、3回までに4点リードと序盤から主導権を握る。これで楽になった武田勝は7回まで今江のタイムリーによる1点のみに抑え、最後は今季初登板となった守護神・武田久が締め括り、ようやく今季初勝利をあげた。しかし、今季こそ水島の呪いを打破してのブレイクを期待されているトンガはこの日も3タコと、依然としてノーヒットが続いている。
◆E3−2Bs◆
楽天の今季初の主催し合いは被災した宮城ではなく甲子園。来日初登板となるメジャー最多勝アジア人投手・朴に対し、亡命先から復帰の松井稼がいきなり初回先頭打者アーチ。ティー岡田の2打席連続タイムリーで逆転されるも、山崎の同点三塁打の後、これまた亡命先から復帰した岩村の犠飛で勝ち越し。甲子園で投げさせたいと言う星野監督の意向で開幕投手から、こちらへスライドされた事が明らかになった田中は思い出の地での今季初登板を無四球完投勝利で飾った。
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