April 12, 2011 22:21
18日間の延期を経て、両リーグ2年ぶりの同時開幕!
◆G9−2S◆
空前絶後の大震災と言う非常事態にも拘わらず、予定通りの日程でのドーム開幕をゴリ押しした挙げ句、国民も政府も敵に回しただけのゴネ損と言う散々な結果に終わった巨人の開幕戦は公式戦としては、実に56年ぶりとなる宇部での開催。初の開幕投手となった東野は脇谷,坂本のタイムリーで3点リードを貰い、6回までノーヒットの快投。開幕早々快挙達成を期待する空気が流れ始めた矢先の7回、浜中に打たれた初安打をきっかけに2点を失い、KO。しかし、その後、巨人は長野の3ラン含む5打点をあげる活躍で一気に突き放し、逃げきった。
◆YB5−4D◆
球団史上25年ぶりの外国人開幕投手として寝損を起用する奇襲に出た中日だが、村田の先制タイムリー等、2回で早くも3失点と裏目。一方、開幕戦に投げると漏れなく黒星が付いてくるハマのチンピラに代わり移籍初登板で開幕投手に大役を任された山本も立ち上がりは良かったが、4回にグスマンに来日初アーチとなる逆転3ランを被弾。しかし、劇団ひちょりの犠飛で追い付いた横浜は9回、吉村のこの日4安打目となる二塁打等で作ったチャンスに代打・内藤のタイムリーでサヨナラ勝ち。8年ぶりの開幕戦勝利で、夢の100敗へ早くも黄信号が灯った。
◆T7−4C◆
昨年、投手のタイトルを総なめにした前田健だったが、いきなりマット・マートンに先頭打者アーチを浴びるなど、苦しい立ち上がり。6回に石原のタイムリーでリードを貰ったのも束の間、その裏、新井貴のタイムリー,何だかんだで開幕に間に合ったJ.マッケンジーの犠飛等で逆転を許し、あえなくKO。1点差で迎えた8回のチャンスに代打起用された求道者・前田は無念の凡退。最後は藤川に三者三振で締められた。
◆Bs2−2H◆
内川の先制二塁打,細川の中押し三塁打と移籍コンビの活躍でソフトバンクが7回まで2点のリード。しかし、7回まで散発2安打と完璧な投球を見せていた和田が8回にバルディリス,9回には後藤に被弾し、延長に突入。ラストイニングの12回、偽バファローズは一死二、三塁と絶好のサヨナラのチャンスを掴むが、後続を断たれて、引き分けに終わった。尚、外れ外れ外れ1位の駿太は高卒新人外野手としては52年ぶりの開幕スタメンを飾ったが、2打数0安打で途中交代となった。
◆F3−12L◆
涌井,ダルビッシュの球界を代表するエース対決は1点を争う展開になるかと思いきや、両投手共6回までに3失点とピリっとせず。ダルビッシュは7回に中島に3ランを浴びるなど4点を勝ち越され、プロワーストの7失点KO。移籍初登板のオビスポも大量5失点と大炎上し、終わってみれば、圧勝となった西武が3年連続開幕戦白星。涌井はヒットこそ打たれるも、8回を無四球と丁寧な投球でエース対決を制した。ダルビッシュはこれで開幕3連敗。
◆M4−6E◆
原発事故にビビって逃げ帰ったモリーヨが退団となったが、特に痛手でも何でもない楽天。同点で迎えた7回、先制タイムリーエラーを犯した嶋が汚名返上の勝ち越し3ラン。8回にも山崎,高須のベテランコンビがダメ押しの連続タイムリー。田中との争いを制して、開幕投手の座を勝ち取ったエース・岩隈は9回にフクーラに被弾し、完投を逃したものの、被災地である地元を元気付ける白星スタートとなった。7敗れたロッテは開幕戦6連敗。
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