October 30, 2010 23:44
吉見、失意の3回KO! 中日、怒濤の拙攻三昧で黒星スタート!
◆D2−5M◆(日韓クラブチャンピオンシップ出場権争奪戦)
ソフトバンクの出場辞退により、開催中止となった今季の日本シリーズ。かくして、日本一は中日に決まった訳だが、親会社が事業を広げている韓国と戦いたくて仕方なく、パ・リーグ3位チームであるにも拘わらず、日本一の中日を差し置いて、日本代表に名乗りを挙げようとしているロッテは立ち上がりからピリッとしない中日先発・吉見に対し、初回はゲッツーでチャンスを潰すも、続く2回、内野安打のサブローを今江が送って、一死二塁のチャンス。金は三振に倒れるも、続く大松がライトフェンス直撃のタイムリー二塁打を放ち、1点を先制。その裏、中日はロッテ先発・成瀬に対し、先頭のベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ同点アーチを叩き込むと、二死後、谷繁が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ放り込み、勝ち越しに成功。逆転を許したロッテだが、直後の3回、一死から清田がバックスクリーンギリギリに飛び込む同点アーチ。続く井口の内野安打,サブローの死球で一、二塁とすると、今江がセンター前へタイムリーを放ち、再び勝ち越し。その裏、中日は先頭の吉見を早くも見限って、代打・小池を投入すると、ライト前ヒットで出塁。しかし、続く荒木のヘッポコバントがキャッチャー小フライとなり、最悪のゲッツー。5回には一死から谷繁が歩くと、二死後、代打・平田がショートへの内野安打を放ち、一、二塁のチャンス。しかし、荒木が空振り三振に倒れて、同点ならず。突き放したいロッテは6回、3番手・平井から途中出場の岡田が内野安打で出ると、里崎がきっちり送って、一死二塁。ここで成瀬の代打・根元はショートゴロに倒れるも、続く西岡がセンター前へタイムリーを放ち、岡田が生還。続く7回には先頭の井口が初球を左中間スタンドへ叩き込み、5点目を追加。ロッテは成瀬を下げてからは、薮田−内−伊藤がそれぞれ1回を3人ずつで仕留めると、9回からは守護神・小林宏を投入。これに対し、中日は先頭の代打・野本がレフト前に弾き返すも、続く森野がセカンドゴロゲッツーに倒れた後、ベンちゃんがヒットを放つ、相変わらずのチグハグな攻撃を展開。最後はブランコがボール球を振らされて三振に倒れ、ゲームセット。理不尽な退団劇により、巨人移籍が決まった事でもう2度と川相に頼れないと言う絶望的な状況をフロントが作り出した為に、現場の動揺が収まらずにいる中日は走者を出してはヘッポコバントをかまし、ゲッツーを食らい、タイムリー欠乏症と一発依存症を発症しまくると言う川相不在の典型的な弊害を大露呈した結果、圧倒的な内弁慶ぶりを打破されての初戦黒星と言う何とも苦しい立ち上がりとなった。
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