October 18, 2010 23:31
日本シリーズ開催中止の危機! ソフトバンク、継投策失敗で逆転負け!
◆H2−5M◆(日韓クラブチャンピオンシップ出場権争奪戦出場権争奪戦)
日本一とは何の因果関係もない日韓クラブチャンピオンシップなるエキシビジョンマッチの出場権を確保したいが為に、日本シリーズの開催を阻止しようとするロッテに引導を渡したいソフトバンクは初回、ロッテ先発・大嶺に対し、一死から本多が四球を選ぶと、二死後、二盗に成功。ここで小久保が左中間フェンス最上部を直撃するタイムリー二塁打を放ち、1点を先制。続く2回には松中のヒット,長谷川の四球で一死一、二塁のチャンスを掴むが、山崎がセンターフライに倒れると、川崎も空振り三振を喫して、二者残塁。ロッテは3回から早くも大嶺を諦め、小野を投入すると、これが的中。小野は3回1/3を無失点に抑える好リリーフを展開する。ソフトバンク先発・大隣の前に4回まで1安打と沈黙していたロッテは5回、一死からゼブラ今岡のどん詰まりのサードゴロが幸運な内野安打となると、続く金が左中間へ大飛球。抜ければ、同点タイムリーとなるのは確実だったが、センター長谷川が打球に向かって一直線に背走し、好捕するファインプレー。続く大松は空振り三振に倒れて、結局、無得点。5回まで散発2安打7三振無失点とシーズン中にもなかった素晴らしい投球を続けていた大隣だったが、秋山監督は何を思ったか6回から大隣を下ろして、早くもファルケンボーグを投入する継投モードを展開。わざわざ好投の大隣を引っ込めてくれた事で流れを変えたいロッテはこの回こそ三者凡退に倒れたものの、続く7回、井口,サブローの連続二塁打でついに追い付き、ファルケンボーグをKO。代わった摂津から今江が犠打を決めると、代打・フクーラがライト前へタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。更に、金がヒットで続くと、二死後、里崎がライトへタイムリーを浴びせて、3点目。2点を追うソフトバンクは8回、4番手・伊藤に対して、先頭の本多がセンター前に弾き返すと、続くオーティズがレフト線タイムリー二塁打を放ち、1点差。なおも無死二塁と一打同点のチャンスに小久保は空振り三振,ハマのスペランカーはサードゴロに倒れて、二死。ここで代打・ペタジーニが起用されるも、セカンドゴロに倒れて、同点ならず。ロッテは9回二死二塁から清田がレフトスタンドへ2ランを叩き込み、決定的な2点を追加。最後は守護神・小林宏が3人でピシャリと締めて、逃げ切った。ソフトバンクは明らかに勝ちを急いで早めに打ち過ぎた継投策が裏目。これでアドバンデージ込みの3勝3敗とされ、日本シリーズ出場辞退の危機に追い込まれた。
ランキング投票にご協力下さい→ 人気blogランキング