October 16, 2010 23:41
マーフィー、痛恨の先制暴投! ソフトバンク、4投手完封リレーで王手!
◆T1−3G◆(日韓クラブチャンピオンシップ出場権争奪戦出場権争奪戦)
クルーンのお些末なKO劇がたった2回少なければ、V4を達成していた程の僅差だったとは言え、2年連続日本一の可能性は完全に消滅した巨人。必死こいて韓国のトップと戦いたいと言うさしたる理由もないものの、とりあえず、散々、痛い目に遭わされた鬼門・ナゴヤドームで一矢報いる為に阪神を撃破しておきたい所。巨人キラー・能見に対し、初回、2四球で一死一、二塁と先制のチャンスを貰いながら、寿司職人ラミレスが最悪のショートゴロゲッツー。続く2回にも一死一、二塁のチャンスに古城がゲッツーを食らうと、その裏、先発・東野がブラゼルに先制アーチを被弾する何とも嫌な試合運び。しかし、直後の3回、シーズン終了間際の若大将・原監督の嫌がらせに耐え、1番に復帰した坂本がレフトスタンドへ同点アーチ。更に、一軍復帰即スタメン起用された亀井がライト前に弾き返すと、暴投で二進した所でガッツがレフト前へタイムリーを浴びせて、勝ち越しに成功。その裏、阪神は能見の四球,平野のヒットで一死一、二塁とするも、マット・マートン,新井の3,4番が凡退し、二者残塁。1−2で迎えた5回、巨人は一死から坂本がライト線へ二塁打を浴びせると、林のエラーで一気に三塁へ。二死後、またもガッツがライト前へ2打席連続のタイムリーを放ち、3点目。6回からはシーズン中は先発として背信投球を繰り返したゴンザレスが2番手として登板。先週、他界した祖母の為に好投を誓っていたゴンザレスは6,7回と無難に抑えるが、8回、二死から平野にヒット,マット・マートンに四球を許して、KO。ここで代わった久保も新井を歩かせて、満塁とピンチを広げたが、4番手・山口がブラゼルをショートフライに打ち取り、ピンチ脱出。3位転落を決定付けた最終戦の投球で未だにクルーンへの不信感が拭えないのか、若大将・原監督は9回も山口をマウンドへ…。山口は一死から代打・藤川俊に痛打されるも、続く代打・桜井をショートゴロゲッツーに仕留めて、逃げ切りに成功。地元・甲子園で巨人に絶対的相性の良さを誇る能見を起用しながら、よもやの黒星を喫してしまった阪神は後がなくなった。
◆H1−0M◆(日韓クラブチャンピオンシップ出場権争奪戦出場権争奪戦)
3位でありながら、日本シリーズ開催を阻止しようとするロッテの黒い企てを打ち砕きたいソフトバンクは初回、ロッテ先発・マーフィーから先頭の川崎が四球を選ぶと、本多のバントがマーフィーの悪送球を誘って、一、二塁。松中がショートライナーに倒れた後、小久保のライトフライで川崎は三塁へ。ハマのスペランカーの打席で本多が二盗を決めると、ここでマーフィーが暴投を犯し、ソフトバンクはノーヒットで労せずして1点を先制。1点を追うロッテは直後の2回、井口の四球,金のヒットで二死一、二塁とするも、大松がショートフライに倒れて、二者残塁。6回には今江の二塁打,サブローの四球で二死一、二塁とし、ソフトバンク先発・ホールトンをKOするが、2番手・森福の前に代打・ゼブラ今岡がセンターフライに倒れて、同点ならず。続く7回には里崎の死球,清田の二塁打で二死二、三塁とワンヒットで逆転のチャンスを作るが、ここで代わった3番手・摂津の前に西岡がセカンドゴロに終わり、二者残塁。摂津は8回も三者凡退で切り抜けると、9回から登場した守護神・馬原もピシャリと3人で締め括り、完封リレーを達成。昨日同様、ミスで貰った数少ないチャンスをモノにして、投手陣が見事に守りきったソフトバンクはアドバンテージ込みで3勝1敗とし、日本シリーズ出場へ王手をかけた。
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コメント一覧
どうも相性があるみたいで、私の方では如何ともしがたいのです。すみません。