October 09, 2010 23:30
ロッテ、土壇場で驚異の粘り腰! 延長11回、フクーラ、会心の決勝弾!
◆L5−6M◆(日韓クラブチャンピオンシップ出場権争奪戦出場権争奪戦)
ロッテの先発が成瀬,西武の先発が涌井と横浜高校の先輩後輩同士の対決となったこの試合、2回に主砲・中村がレフトスタンドへソロアーチを叩き込み、西武が1点を先制。1点を追うロッテは4回、二死走者なしから井口がレフト線へ二塁打を放ち、この日初めてのチャンスを掴むが、続くサブローがファーストフライを打ち上げて、無得点。一方、西武も5回、レフト前ヒットの佐藤を細川が送ると、栗山が歩いて、一、二塁と追加点のチャンス。しかし、阿部はショートゴロ,中島はファーストフライに打ち取られて、二者残塁。迎えた7回、ロッテは一死からサブローが四球を選ぶと、続くフクーラがライト前に弾き返して、一、二塁。しかし、今江はライトフライに倒れると、打点王レースを独走していたシーズン中盤に水島の呪いに取り憑かれて以来、シーズン終了まで調子を取り戻せなかった金もサードゴロに終わり、二者残塁。その裏、西武は二死から栗山,阿部と連打を浴びせ、一、三塁とするも、中島がキャッチャーフライに倒れて、追加点ならず。直後の8回、ロッテは大松,代打・根元と簡単に打ち取られ、二死まで追い込まれるが、ここで首位打者・西岡の打球は低い弾道でバックスクリーンに飛び込むソロアーチとなり、ついに同点。追い付かれた西武はその裏、先頭のフェルナンデスがヒットを放ち、成瀬をKO。代わった内に対し、中村が四球で歩き、一、二塁。ここで高山の送りバントはまともに転がってしまい、三塁で封殺されるが、代打・礒?が四球を選んで、満塁とチャンス拡大。ここで佐藤はサードゴロに倒れ、ホームゲッツーでチェンジ…と思いきや、今江の送球が逸れ、里崎は捕球するのが精一杯。辛くもチャンスを繋いだ所で代打・大島がライト前へ弾き返して、二者生還。更に、サブローの悪送球でボールが転々とする間に一塁走者・佐藤も本塁を陥れ、一気に3点を勝ち越し。続く栗山もセンター前へタイムリーを放ち、5点目を追加。これで決まったかと思いきや、粘るロッテは土壇場9回、満を持して登場の守護神・シコースキーに対し、粘るロッテは先頭の井口がレフト前に弾き返すと、一死後、フクーラがしぶとく二遊間を突破。更に、8回のゲッツー成立に失敗した今江が汚名返上のレフト前ヒットを放ち、満塁とした所で金がセンター前へ2点タイムリーを浴びせて、2点差。続く大松は11球粘って四球を勝ち取り、再び満塁となった所でシコースキーをKO。代わった小野寺に対し、8月5日以来の実戦復帰となった里崎が見事にセンター前へ弾き返し、二者が返って、一気に同点。なおも一、三塁の場面で西岡はレフトへのライナー。代走で入っていた三塁走者・岡田は果敢にタッチアップを仕掛けるが、佐藤の好返球,銀仁朗の好ブロックの前に憤死し、勝ち越しならず。その裏、西武は二死一、二塁のチャンスをモノに出来ず、試合は延長戦に突入。10回、西武は先頭の銀仁朗のボテボテのサードゴロが幸運な内野安打となると、栗山が送って、一死二塁。ここで阿部がレフト線へライナーを放つも、岡田に好捕され、続く中島もサードゴロに倒れて、無得点。ピンチを切り抜けたロッテは11回、ワンポイントで起用された5番手・土肥からフクーラがライトスタンドへソロアーチを放り込み、ついに勝ち越しに成功。その裏、守護神・小林宏が3人でピシャリと締めて、逃げきった。
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