September 30, 2010 22:47
守護神・藤川球、痛恨の逆転被弾! 阪神、ついにマジック消滅!
◆T3−4YB◆
依然として1つも負けられない崖っ淵の闘いが続く阪神。先発・ソニックは初回無死一塁のピンチをゲッツーで切り抜けると、2回二死一、二塁のピンチも凌いで、先制点を与えない。迎えた3回、、阪神はヒットの坂がソニックの犠打,マット・マートンのセカンドゴロで三進すると、平野のセンター前タイムリーで先制のホームイン。直後の4回、横浜は一死から村田がレフトスタンドへ同点25号ソロを叩き込むが、その裏、阪神は二塁打の新井を三塁へ進めた所でブラゼルがタイムリーを放ち、再び勝ち越し。続く5回には一死からマット・マートン,平野の連打で二、三塁とすると、鳥谷がライトへ犠飛を打ち上げ、3点目。ソニックが8回まで散発4安打1失点の好投を見せると、9回からは定石通り、守護神・藤川球を投入するが、これが悪夢の様な展開を呼び込む事になろうとは…。藤川球は代わりばな松本,内川と連続四球を与えて、いきなり無死一、二塁の大ピンチ。ここで迎えた4番・村田に対し、カウント2−1と追い込みながら、レフトスタンドへこの日2本目となる26号3ランを叩き込まれて、一瞬にして形勢逆転。その裏、二死走者なしから関本,マット・マートンの連打で一、二塁と一打同点のチャンスでこの日3安打の平野に回したが、ショートゴロに打ち取られ、万事休す。引退セレモニーを控える矢野に9回二死からマスクを被らせると言う筋書きだった筈が、その裏も代打で起用するどころではなくなってしまう最悪の展開となった。ぶっちぎり最下位でありながら空気を全く読まない横浜の粘り腰にうっちゃられた阪神のマジックは消滅となり、逆マジックを点灯させた中日がついに優勝へ王手。横浜3番手・牛田は1回を三者凡退に斬って取り、2勝目をマークした。
◆C1−0S◆
広島は2回、嶋,ルパン広瀬と連打を浴びせると、一死後、石原がセンター前へ弾き返して、1点を先制。4回にも一死一、二塁のチャンスを作るが、先制打を放った石原が今度はショートゴロゲッツーでチャンスブレイク。続く5回には一死から梵が二塁打を放ちながら、三塁を欲張って憤死。この後、木村,天谷の連打,栗原の四球で満塁とチャンスを広げるが、ここまで2安打の嶋がファーストゴロに終わり、三者残塁。ヤクルトは8回、先頭の青木がヒットで出ると、田中が送って、一死二塁。しかし、畠山,ホワイトセルの3,4番が打ち取られ、またも得点ならず。9回も二死から宮本がヒットで出たが、最後は代打・川端が打ち上げて、ゲームセット。広島先発・前田健はキレ味を欠き、走者を出しながらも、粘り強い投球であと一本を許さず、今季2度目の完封でハーラーダービー独走の15勝目をマークした。
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