September 29, 2010 23:15
ゴンザレス、またも背信投球で終戦! 巨人、V4の可能性完全消滅!
◆T3−1G◆
首位・中日に試合のない中、最後の足の引っ張り合いで先手を取ったのは巨人。巨人キラーの阪神先発・能見に対し、3回、一死から坂本がチーム初安打となる内野安打で出ると、二死後、ガッツが歩いて、一、二塁となった所で寿司職人ラミレスがレフト前へタイムリーヒット。しかし、その裏、1,2回と3人ずつで抑えていた巨人先発・ゴンザレスが突如、変調。先頭の関本にライト前へ弾き返されると、坂にタイムリー三塁打を浴び、あっさり同点。一死後、マット・マートンに犠飛を許して、勝ち越し点を献上。更に、平野に死球を食らわせると、鳥谷,新井と連打を浴びて、3点目を失った所でKO。2点を追う巨人は直後の4回、長野,古城と連打を浴びせると、脇谷,代打・大道と連続三振。坂本もセカンドへ打ち上げて、二人の走者は一歩も動けず仕舞い。続く5回には一死からガッツ,寿司職人ラミレスと連打するも、阿部がセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。6回無死一、二塁,7回二死一、二塁,8回一死二塁と再三のピンチを背負いながら、東野,朝井と言った先発要員を次々にリリーフを注ぎ込むなど必死の防戦で追加点は阻止するものの、2番手・久保田の前に7,8回と抑え込まれ、2点ビハインドの儘、土壇場9回へ突入。満を持して登場した守護神・藤川球に対し、マッスル千代の富士が空振り三振,脇谷がセンターフライに倒れて、二死。ここで松本がうまく合わせてセンター前に弾き返したが、坂本のライトへの飛球はスタンドまで届かず、ゲームセット。これで巨人のV4の可能性は完全消滅となった。阪神のマジックは1つ減って7。能見は6回を1失点の好投で無傷の6連勝。
◆C12−4YB◆
横浜は3回、二死走者なしから内川がセンター前に弾き返すと、ルパン広瀬のエラーで二進。ここで村田がライト前へタイムリーを放ち、1点を先制。続く4回には二死二、三塁から石川がタイムリーを浴びせると、続く松本が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、この回3点。しかし、その裏、広島は木村,天谷,栗原の3連打で1点を返すと、なおも一、二塁のチャンスに嶋がレフトスタンドへ13号3ランを叩き込み、一気に同点。続く5回にはヒットの木村がすかさず二盗を決めると、天谷がセンター前へ勝ち越しのタイムリー。更に、この後、代打・岩本,梵のタイムリー等で加点し、この回一挙6点のビッグイニングを形成。続く6回には3四球で貰った二死満塁のチャンスに石原が2点タイムリーを浴びせて、ダメ押し。先発の偽ハンカチ王子・斉藤は4回KOとなったが、後を継いだ2番手・中田が1回を無失点に抑え、プロ初勝利を飾った。
◆E1−4L◆
ノムさんの予言通り、ダントツの最下位に甘んじた事で2年契約の1年目ながら早くもブラウン監督の解任が決まった楽天は初回、一死から3連続四死球で満塁とするも、牧田がショートゴロゲッツーに倒れて、無得点。一方、西武は3回、ヒットの礒?を細川が送ると、浅村がレフトスタンドへ先制の2号2ラン。2点を追う楽天は4回、山崎,牧田,嶋の3連打で無死満塁と一打同点のチャンスを掴むが、枡田,中川が連続三振。内村もセカンドゴロに打ち取られ、またも無得点。0−2の儘、迎えた6回、西武は先頭のフェルナンデスが11号ソロを叩き込み、1点を追加。更に、8回には二死一塁から中村のタイムリー二塁打で4点目。楽天はその裏、山崎の28号ソロで完封を免れるのが精一杯だった。6月29日以来の先発マウンドとなった岸は6回を無失点に抑え、ルーキーイヤーから4年連続となる10勝目。
◆M3−2Bs◆
負ければ、4位が確定するロッテは初回、いきなり先頭の西岡が二塁打を浴びせると、清田が送って一死三塁。井口がファールフライに倒れた後、サブローが四球を選ぶも、今江が打ち上げて、二者残塁。続く2回には先頭のフクーラがヒットで出るも、金がサードゴロゲッツー。3,4回も四球の走者を出すが、後が続かず、一向に先制点を奪えない。4回まで無失点と粘りの投球を続けていた先発・吉見だったが、5回、一死から横山に二塁打を浴びると、続く坂口にタイムリーを許し、先制点を献上。しかし、その裏、ロッテは一死から四球で歩いた西岡が二盗を決めると、清田がレフト前へ同点タイムリー。続く6回には先頭の今江がセンター前に弾き返すと、フクーラが犠打を決めて、一死二塁。ここで金がセンター前へタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。8回には暴投でタナボタの1点を追加。土壇場9回、守護神・小林宏が二死一塁から喜田にタイムリー二塁打を浴びると、代打・ハイツ田口にフルカウントまで粘られたが、最後はセンターフライに仕留め、辛くも逃げ切り、Aクラスへ望みを繋いだ。2番手の内は2回をノーヒットの好リリーフで2勝目。
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