September 28, 2010 23:25
崖っ淵の潰し合いは巨人が先勝! 長野、再昇格即スタメンで猛打賞!
◆T5−7G◆
負ければV4の可能性が消滅する巨人は初回、一死から松本,ガッツ,寿司職人ラミレスと立て続けにセンター前へ弾き返して、1点を先制。更に、阿部が死球を食らって満塁となると、二死後、阪神との相性を買われて再昇格した長野が期待に応える2点タイムリーを放ち、この回3点。その裏、新井のタイムリー二塁打で1点を返されるが、3回、二死満塁のチャンスで投手の内海が自らを助けるタイムリーを放ち、2点を追加。阪神先発・スタンリッジはこの回限りでKOとなった。続く4回には一死からヒットの松本が暴投で二進した所でガッツがタイムリーを浴びせて、6点目。巨人先発・内海は2,3,4回を3人ずつで打ち取った上、6三振を奪うなど、尻上がりに調子を上げてきたかに思われたが、6回、先頭のマット・マートンにセ・リーグ新のシーズン205安打となるヒットを許すと、平野のタイムリー三塁打,鳥谷の18号2ランで3点を奪われ、あえなくKO。阪神の押せ押せムードを食い止めたい巨人は直後の7回、一死から阿部が43号ソロを叩き込み、1点を追加。粘る阪神はその裏、8月14日以来のスタメンに起用された桜井が9号ソロをぶち込んで再び2点差と詰め寄った。土壇場9回、巨人は定石通り守護神・クルーンを投入。いきなり先頭のブラゼルを振り逃げで生かすと、代走・坂に二盗を許して、無死二塁のピンチを背負ったが、J.マッケンジー,桜井,代打・林と打ち取って、辛くも逃げ切りに成功。巨人と入れ替わりで3位転落となった阪神のマジックは点灯したままだが、優勝には残り8試合を全勝するしかなくなった。内海は5回0/3で4失点降板と不本意な内容ながら、リリーフを仰いで11勝目を挙げた。
◆YB0−4S◆
横浜先発・田中が4回まで四球1つ出しただけのノーヒットピッチングを展開。5回に2安打を浴びて、ピンチを背負うも、宮本をゲッツーに仕留めて0点で切り抜ける。6回も簡単に二死を取ったが、ここで青木にライトスタンドへ14号ソロを叩き込まれて、先制点を献上。7回には畠山,デントナの連打で二、三塁とされると、相川に犠飛を許して、2点目を失い、この回限りで無念の降板となった。ヤクルトは続く8回にも一死満塁のチャンスを掴むと、相川が押し出し四球を選んだ後、飯原のセカンドゴロの間にも1点を加えて、4点目。ヤクルト先発・石川は散発3安打無四球と横浜打線に付け入る隙を許さず、2年ぶりの完封で13勝目をマークした。敗れた横浜は史上初の3年連続90敗。
◆Bs0−4F◆
日本ハムは今オフ、亡命を望んでいるダルビッシュをポスティングシステムで売り飛ばす意向を示した。来季のAクラス確保へ早くも暗雲が懸かる事となった日本ハムだが、既に、今季のBクラスが確定して、モチベーションが低下している偽バファローズ相手に2回、陽,トンガの連続タイムリー二塁打で2点を先制。5回にはヒットの大野を飯山が送ると、二死後、劇団ひちょりがライト前へタイムリー。続く6回には二死から陽がヒットで出ると、トンガがタイムリー二塁打を放ち、4点目。0−4で迎えた8回、日本ハムは余裕ぶっこいて、亡命内定のダルビッシュを惜別(?)のマウンドへ投入。亡命を悲しむファンから悲鳴が上がる中、ダルビッシュは今季限りで引退を表明している代打・塩崎に痛打されるも、後続を無難に断ち切ると、9回は宮西−武田久と繋いで、完封リレーを達成。Aクラス残留はロッテの結果待ちと言う形で今季最終戦を終えた。先発の武田勝は6回0/3を無四球無失点の好投で14勝目。偽バファローズはこれで今季の5位が確定した。
◆M7−2E◆
楽天は初回、二死満塁と絶好の先制チャンスで牧田が三振に倒れて、三者残塁。ピンチを脱したロッテはその裏、一死から清田が内野安打で出ると、二死後、4番に入ったサブローがレフトスタンドへ19号2ランを叩き込み、2点を先制。続く2回には連続四死球と犠打で一死二、三塁とした所で西岡が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、2点を追加。4点を追う楽天は4回、連続四球で一、二塁とすると、一死後、嶋がライト前へタイムリー。二死後、枡田にもタイムリーが飛び出し、2点目。更に、聖沢が歩いて、満塁とチャンスを広げたが、渡辺がセカンドゴロに終わり、またも三者残塁。3回以降攻めあぐねていたロッテだが、7回、ヒットの西岡を清田が送ると、井口がタイムリー二塁打。二死後、今江に9号2ランが飛び出し、3点を追加し、試合を決定付けた。先発のマーフィーは8四球を出す乱調ぶりで勝利投手の権利まであと一人と迫りながら、降板となったが、2番手・内が2回1/3をパーフェクトに抑える好リリーフを見せ、今季初白星。
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