September 14, 2010 23:12
カブレラ、決勝24号ソロ! 金子千、12連勝で単独トップ16勝目!
◆S1−3G◆
ローテの谷間を迎えたヤクルトは2年ぶりの先発となる松井光を起用。1,2回と無難に抑えた松井光は3回も簡単に二死を取るが、ここから坂本,松本,ガッツと3連打を浴びて、先制点を失うと、続く寿司職人ラミレスにも内野安打を許して、満塁とピンチを広げた所で失意のKO。更に、2番手・李も代わりばな阿部を歩かせ、押し出しで2点目を献上。その裏、ヤクルトは二死二塁から青木のタイムリーで1点を返すが、巨人は5回、二死走者なしからガッツがレフトスタンドへ33号ソロを叩き込み、再び2点差。ヤクルトは5回以降、毎回走者を出しながらも、あと一本が出ず、1−3の儘、土壇場9回へ突入。巨人はこの回から守護神・クルーンを投入するが、いきなりホワイトセルに二塁打を浴びると、暴投で三進を許し、畠山のセカンドゴロで1点差。二死後、連続四球で一、二塁とワンヒットで同点,長打なら一気に逆転サヨナラの大ピンチ。ここで若大将・原監督はクルーンを諦め、山口にスイッチ。山口は代打・デントナをショートゴロに仕留めて、辛くも逃げ切りに成功。巨人先発・朝井は6回を1失点の好投で3勝目。敗れたヤクルトはこれで自力でのAクラスが消滅した。
◆C1−10D◆
広島は2回、栗原の二塁打,ルパン広瀬の四球で無死一、二塁と絶好の先制チャンスを掴むが、嶋が打ち上げると、小窪は最悪のショートゴロゲッツーで無得点。4回にも先頭の天谷がヒットで出た直後、栗原がショートゴロゲッツーを食らう体たらく。一方、中日も4回まで5安打を浴びせながら、2走塁死を喫するなど、まずい攻めでゼロ行進が続いていたが、5回、二死二塁から荒木のタイムリー三塁打でようやく1点を先制すると、続く大島にもタイムリーが飛び出し、この回2点。7回には二死一、三塁から森野がライトフェンス直撃の走者一掃タイムリー三塁打を放ち、4点目。これで一気に流れを引き寄せた中日は8回に4点,9回に2点を加え、大量10得点。広島は嶋の12号ソロで完封を免れるのがやっとだった。中日はこれで5連勝。先発・ウッチャンは8回を無失点で切り抜け、12勝目を挙げた。
◆YB6−3T◆
2回、ブラゼルの43号ソロ,J.マッケンジーの25号ソロと一発攻勢で2点を先制された横浜だが、その裏、二死二、三塁から8月8日以来のスタメン復帰となった橋本が2点タイムリーを放ち、一気に同点。直後の3回、新井のタイムリーで勝ち越しを許すが、その裏、二死二塁から村田がレフトスタンドへ22号逆転2ラン。続く4回には2四死球で貰った二死二、三塁のチャンスに内川がタイムリー内野安打を浴びせて、1点を追加すると、6回にはまたも橋本がタイムリー二塁打を放ち、6点目。土壇場9回、阪神は守護神・山口に対し、二死から新井,ブラゼルと連打を浴びせ、一発が出れば同点と言う場面を作ったが、キュラソ星人がセカンドゴロに倒れて、万事休す。横浜先発・清水は6回を投げて3失点で2年ぶりの10勝目を挙げた。
◆M5−4H◆
初回、ロッテは一死から四球で歩いた清田が二盗を仕掛け、山崎の悪送球を誘い、三進すると、フクーラがライト前へ弾き返して、1点を先制。3回には先頭の西岡がレフト線へ二塁打を浴びせると、清田の犠打で三進。ここで井口はセカンドゴロに倒れるも、本塁突入の西岡を刺そうとした本多の送球が逸れて、2点目。更に、二死後、井口が暴投で二進した所で今江がタイムリーを浴びせて、3点目。ヒットを打っては悉くゲッツーで潰してしまい、一向に得点を奪えずにいたソフトバンクだったが、7回、一死からオーティズのヒット,小久保の四球で一、二塁とした所でハマのスペランカーがライトスタンドへ26号3ランを放り込み、一気に同点。その裏、ロッテは井口のタイムリーで再び勝ち越すが、土壇場9回、ソフトバンクは先頭の小久保がヒットで出ると、代走・城所が二盗と斉藤の悪送球で三進。一死後、暴投でタナボタの同点ホームインとなり、試合は延長に突入。迎えた11回、2イニング目となった守護神・馬原に対し、ロッテは先頭のサブローがライト前に弾き返すと、一死後、岡田が四球,代打・金がヒットで出て、満塁のチャンス。ここで西岡はファーストゴロに倒れるが、バックホームした明石の送球が逸れて、サヨナラ勝ち。ロッテの連敗は5でストップ。1回を無失点に抑えた4番手・古谷に3勝目が転がり込んだ。
◆Bs3−2L◆
偽バファローズは初回、先頭の坂口がいきなり右中間を深々と破る三塁打を浴びせると、一死後、後藤が右中間スタンドへ自己最多となる15号先制2ラン。11連勝中の偽バファローズ先発・金子千相手に早くも2点のビハインドとなった西武だが、直後の2回、高山,阿部の二塁打ですかさず1点。3,4,5回と3人ずつで斬って取られたが、6回、ヒットの片岡が二盗とセカンドゴロで三進すると、中島の犠飛で同点のホームイン。更に、フェルナンデスのヒット,中村の四球で一、二塁のチャンスを作ったが、高山が打ち上げて、勝ち越しならず。2−2で迎えた7回、偽バファローズは先頭のカブレラがレフトスタンドへ24号ソロをぶち込んで、再び勝ち越しに成功。8回からは平野−岸田と繋いで、1点のリードを守りきった。金子千は7回を2失点に抑え、12連勝でハーラー単独トップに踊り出る16勝目。敗れた西武だが、ソフトバンクも敗れた為、マジックを1つ減らして6とした。
◆F9−0E◆
日本ハム先発のルーキー・中村は初回、いきなり先頭の聖沢を歩かせると、一死後、鉄平,山崎と連打を浴びて、先制点を献上。更に、二死後、草野に走者一掃のタイムリー二塁打を許し、この回3失点。続く2回には二死走者なしからまたも聖沢を歩かせると、渡辺,鉄平の連打で4点目を失い、この回限りで無念のKO。勢い付く楽天は4回には5連打で3点を奪うと、6回には山崎が25号2ランをぶち込んで、ダメ押しの9点目。楽天はこれで3連勝。先発・永井は6回以降ノーヒットに抑え、散発4安打の今季初完封で9勝目をマークした。日本ハムは2戦連続の完封負けで5位転落。
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