September 11, 2010 23:17
高山、3打点の活躍でマジック8点灯! 涌井、1ヶ月ぶりの14勝目!
◆G11−6C◆
初回からガッツの犠飛と寿司職人ラミレスの43号2ランで3点を先制して貰った巨人先発・東野だが、直後の2回、一死満塁のピンチで暴投を犯して、1点を返されると、二死後、梵に2点タイムリーを浴びて、同点。続く3回には一死二、三塁のピンチでルパン広瀬に犠飛を打ち上げられ、勝ち越し点を献上。続く石井タクローを歩かせた所であえなくKOとなる体たらく。このピンチは2番手・MICHEALが切り抜けると、巨人は4回、一死三塁から江戸川が同点犠飛。続く5回には二死二、三塁から寿司職人ラミレスがセンター前へ弾き返して、2点を勝ち越し。しかし、粘る広島は7回、二死二、三塁から石原がライト線を破る同点タイムリー二塁打。更に、代打で登場した求道者・前田がライト前へ弾き返すが、あまりにも痛烈な当たりで石原は三塁止まり。続く梵の打球はファースト左を襲うライナーとなったが、ガッツのダイビングキャッチに阻まれて、勝ち越しならず。すると、その裏、巨人は四球と野選で一、二塁とすると、一死後、ガッツが歩いて満塁となった所で寿司職人ラミレスがライト前へ勝ち越しタイムリー。なおも満塁の場面で阿部が捕手としては史上3人目の40号となるグランドスラムをぶち込み、試合を決定付けた。8回からは越智が残り2回をノーヒットに抑え、逃げ切り。一時は同点タイムリーを許した4番手・久保に8勝目が転がり込んだ。
◆D7−2YB◆
2回、中日はブランコ,堂上直のヒットで一死一、三塁とすると、小田がセカンドへ先制のタイムリー内野安打。山本昌の犠打で二、三塁となった所で荒木にもタイムリーが飛び出し、この回2点。続く3回には一死からベンちゃんが歩いた所でブランコが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ27号2ラン。5点を追う横浜は6回、村田,スレッジと連打を浴びせると、一死後、下園がライト前へタイムリー。なおも一、三塁の場面で武山が犠飛を打ち上げると、代打・金城が二塁打を放って、中日先発・山本昌をKO。しかし、代わった鈴木の前に内川がショートゴロに倒れて、2点止まり。続く7回にも一死一、二塁のチャンスを作りながら、スレッジ,カスティーヨが倒れて、二者残塁。すると、その裏、中日は二死から四球のベンちゃんを一塁に置いて、でブランコが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにこの日2本目となる28号2ランをぶち込んで、ダメ押し。8回からは平井−小林正と繋いで、逃げきった。山本昌は5回2/3を2失点で無傷の5連勝。
◆T2−3S◆
館山,メッセンジャーの両先発がいずれも4回まで1安打無失点と互いに譲らぬ好投を展開。0−0で迎えた5回、阪神はキュラソ星人,J.マッケンジーと連打を浴びせると、藤川俊が送って、二、三塁。二死後、マット・マートンはサードゴロに倒れるも、宮本のタイムリーエラーでタナボタの2点を先制。真弓監督は勝利を焦ったか、8回から無失点投球を見せていたメッセンジャーを下げ、早くも守護神・藤川球を投入するが、これが裏目。藤川球はいきなり代打・福地に死球を食らわせ、青木にも痛打されると、田中に犠打を許して、二、三塁のピンチ。ここで飯原のセカンドゴロの間に1点を返されると、続くホワイトセルにはレフトスタンドへ14号2ランを被弾。藤川球が逆転アーチを浴びるのはプロ初の屈辱だった。その裏、阪神はマット・マートンのヒット,鬼崎のエラーで一死一、三塁と絶好のチャンスを掴みながら、新井,ブラゼルの4,5番が倒れて、同点ならず。9回は守護神・林の前に3人で打ち取られ、万事休す。館山は7回を自責点0で切り抜け、9勝目を飾った。
◆H1−4F◆
デーゲームで西武がロッテを下し、この試合に敗れれば、マジック点灯を許してしまう事になるソフトバンクは、日本ハム相手に3戦連続完封中と絶対の自信を持つエース・杉内を立てての必勝体勢で臨んだが、3回、先頭の陽に初安打を浴びると、鶴岡に犠打を許した後、飯山には内野安打を浴びて、一、三塁のピンチ。ここで田中にセンターへの犠飛を打ち上げられて、先制点を献上。続く4回には一死から小谷野にライトスタンドへ16号ソロを被弾。6回には内野安打と連続四球で一死満塁のピンチを背負うと、トンガにレフト前へタイムリーを浴びて、2失点。8回まで散発5安打と沈黙していたソフトバンク打線は9回、2四死球で作った一死一、二塁のチャンスにペタジーニがタイムリーを放ち、ようやく1点。なおも一発が出れば一気に同点という場面だったが、長谷川,松田と打ち取られ、ゲームセット。これでソフトバンクの自力優勝は消滅。日本ハム先発・ダルビッシュは1失点完投で11勝目を飾った。
◆L4−2M◆
何とか西武のマジック点灯を阻止したいロッテは初回、西武先発・涌井の立ち上がりを捉え、いきなり先頭の西岡が左中間フェンス直撃の三塁打を浴びせると、一死後、井口がレフト線へ先制のタイムリー二塁打。しかし、その裏、西武は一死から栗山が二塁打で出ると、連続四死球で満塁のチャンス。中村は三振に倒れたものの、続く高山がレフトオーバーの2点タイムリー二塁打を放ち、一気に逆転。3回には中島,フェルナンデスと連打を浴びせると、一死後、またも高山がセンター前へタイムリーを放ち、3点目。中盤はまずい攻めが続いたが、8回、一死二、三塁から片岡の内野ゴロの間に貴重な1点を追加。9回から登板の守護神・シコースキーは今江の犠飛で1点を返されたものの、後続を断ち切った。ソフトバンクが敗れた為、西武に優勝マジック8が点灯。涌井は7回を投げて、1失点に抑え、8月13日以来となる14勝目をマークした。
◆E5−1Bs◆
偽バファローズは初回からいきなりゲッツーを食らうと、2,3,4回と立て続けにヒットを浴びせながら、一向に得点に繋がらない。移籍初白星を狙う先発・長谷川は3回まで1安打の好投を見せていたが、4回、連続四球で一、二塁のピンチを作ると、嶋に走者一掃の先制タイムリー二塁打を浴び、2点を献上。この回限りで降板となり、初白星はまたもお預け。楽天は続く5回にも一死二、三塁から暴投で1点を加えると、内村がライト前へタイムリー。更に、二死後、山崎がセンターフェンス直撃のタイムリー三塁打を放ち、この回3点。5点を追う偽バファローズは7回、カブレラ,北川の連打で一、二塁とするも、バルディリス,カラバイヨが連続三振を喫すると、日高も打ち上げ、二人の走者は釘付け。結局、9回に2番手・小山から北川の12号ソロで1点を返すのがやっとだった。楽天先発の岩隈は8回を5安打無失点の好投で3年連続の10勝目。
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