September 09, 2010 23:47
求道者・前田、貫禄の3点二塁打! 前田健、2失点完投で単独トップ13勝目!
◆YB10−7G◆
阪神と中日が潰し合っているうちに差を詰めておきたい巨人は2回、阿部の38号ソロで1点を先制。その裏、ゲッツーの間に同点とされるが、直後の3回、坂本,松本の連打で二、三塁とした所でガッツがセンターへ勝ち越し犠飛。更に、寿司職人ラミレス,脇谷のタイムリーで2点を追加。しかし、相変わらず、ピリッとしない投球が続く先発・内海がこのリードを守れない。3回一死二塁のピンチは辛くも切り抜けたが、続く4回、村田,スレッジ,カスティーヨ,下園と4連打を浴びて、1点差。ここから二死まで持ち込んだが、内川,石川の連続タイムリーで逆転を許し、KOとなる背信投球。代わった高木もハーパーにタイムリーを浴び、この回、悪夢の5失点。これで流れを掴んだ横浜は6回に石川のタイムリー,7回にカスティーヨの16号ソロで1点ずつ加えると、8回にはハーパー,村田の連続タイムリーで2点を加え、10点目。巨人は9回、3点を返す粘りを見せたものの及ばなかった。横浜2番手・江尻は1回を3人で抑えて、逆転を呼び込み、移籍初白星。
◆T2−2D◆
1勝1敗で迎えた首位攻防第3ラウンド、先手を取ったのは中日。初回、先頭の荒木が二塁打を浴びせると、大島の犠打で三進。ここで森野がライト前へ先制タイムリー。続く2回にも二死一、三塁のチャンスを掴むが、大島が凡退し、二者残塁。3回には阪神先発・能見の前に三者三振に斬って取られ、流れは阪神へと傾き始める。その裏、阪神は二死から平野がヒットで出ると、続く鳥谷がタイムリー二塁打を放ち、ようやく同点。しかし、直後の4回、中日は二死から堂上直が二塁打を放つと、投手の寝損もヒットで続き、一、三塁。ここで荒木がレフト前へ弾き返して、再び勝ち越しに成功。7回には二死満塁とチャンスを掴むが、藤井が三振に倒れて、三者残塁。8回二死一、二塁,9回無死一塁のチャンスも生かせず、1点差の儘、土壇場9回裏へ突入。頭から守護神・岩瀬が投入されるかと思いきや、まずは8回から登板の浅尾が浅井を三振に斬って取った所でようやく岩瀬が登場。代わりばなJ.マッケンジーに痛打されるが、代走・大和が二盗を仕掛けて憤死。これで終わったかと思いきや、藤川俊に三塁打、代打・悠久の若虎・桧山にはライト前へ同点タイムリーを許し、延長に持ち込まれてしまう。10回、二死一、二塁のピンチを切り抜けた阪神はその裏、一死からクリーンアップの3連打で満塁と絶好のサヨナラチャンス。しかし、浅井の打球はショートへのライナーとなり、飛び出した一塁走者・ブラゼルが戻れずにゲッツーとなる最悪の展開。しかも、この判定に不服を漏らし、暴言を吐いたブラゼルが退場処分となり、野手を使い果たしていた阪神は11回から投手の西村を外野に起用し、打者によって、平野とレフト,ライトを4度も入れ替える異常事態に発展。ラストイニングとなった12回、中日は2四球で二死一、二塁とするも、大島がピッチャーゴロに倒れて、この日の勝利が消滅。その裏、阪神は二死から四球を選んだ新井が、何を血迷ったか、二盗を仕掛けて憤死する大失態でゲームセットとなり、結局、ドローに終わった。
◆S2−9C◆
ヤクルトは初回、二塁打の青木を田中が送ると、飯原がエラーで出た所でホワイトセルがセンターへ先制犠飛。直後の2回、広島は栗原の死球,嶋のヒットで一、三塁となった所でルパン広瀬がレフト前へ同点タイムリー。続く岩本もセンター前へ弾き返すと、青木の悪送球を誘って、2点を勝ち越し。続く3回には二死から栗原がヒットで出た所で嶋がタイムリー二塁打を放ち、4点目。3点を追うヤクルトは5回、二死から青木が3打席連続の二塁打を浴びせると、続く田中のタイムリーで生還し、2点差。ヤクルトの押せ押せムードになりかけたが、広島先発・前田健は続く飯原を三振に斬って取り、切り抜けると、続く6回には三者三振の快投で流れを引き戻す。すると、7回、広島は一死満塁のチャンスで満を持して代打で登場した求道者・前田が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、一気に3点を追加。9回には木村が8年目のプロ初アーチとなる2ランを叩き込み、ダメを押した。前田健は6回以降ノーヒットに抑え込み、2失点完投で13勝目を挙げ、ハーラー単独トップに躍り出た。
◆H2−5E◆
序盤は両軍共に走者を出しながら、あと一本が出ない詰めの甘さで先制点を奪えず、0−0の儘、中盤へ突入。迎えた4回、ソフトバンクは一死から小久保がチーム初安打となる二塁打を放つと、二死後、松中がライトスタンドへ先制9号2ラン。直後の5回、ソフトバンク先発・小椋は内野安打と2四球で一死満塁のピンチを作り、勝利投手の権利まであと二人を残して、無念のKO。代わった森福は鉄平を打ち取るも、続くルイーズに押し出し四球を許して、1点差。楽天は7回、ヒットの聖沢を内村が送った所で鉄平がライト前へ同点タイムリー。更に、ルイーズが勝ち越しのタイムリー二塁打を浴びせると、二死一、二塁となった所で嶋にもタイムリーが飛び出し、この回3点。9回には山崎のタイムリー二塁打でダメ押しの5点目。8回から登板の青山が9回も締めて、逃げ切った。先発の松崎は5回もたずにKOとなったが、2番手・木谷が1回1/3を無失点に抑え、今季初白星。
◆L0−5F◆
西武先発・平野に対し、日本ハムは初回、一死から劇団ひちょりが歩くと、続く稲葉がライト線へタイムリー二塁打を放ち、1点を先制。4回には先頭の稲葉がライト前へ弾き返すと、小谷野がレフトスタンドへ14号2ランを叩き込み、2点を追加。6回にはまたも稲葉が16号ソロを放り込むと、小谷野が2打席連続の15号ソロを放ち、5点目。8回からは建山−武田久と繋いで完封リレーを達成。先発の高橋由伸は7回を3安打無失点の好投で3勝目を飾った。
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