August 31, 2010 23:13
偽バファローズ、3点差跳ね返し単独4位! 金子千、10連勝で14勝目!
◆G8−12S◆
借金完済を狙うヤクルト打線が序盤から大爆発。初回、青木,飯原のヒットで一死二、三塁とすると、ホワイトセルがタイムリーを放ち、1点を先制。畠山が死球を食らって満塁となった所で相川のタイムリー,坂本のエラーで2点を追加。その裏、坂本が汚名返上の27号先頭打者アーチを浴びせるが、直後の2回、ヤクルトは無死二、三塁から田中が2点タイムリーを放ち、ハーラートップを走る巨人先発・東野を早くもKO。代わった林に対し、飯原,ホワイトセルの連打で1点を加えると、一死後、相川がタイムリー。更に、二死後、川端がタイムリーを浴びせると、村中,青木と連続四球で押し出しとなり、この回一挙6点。その裏、巨人も押し出しで1点を返すが、攻撃の手を緩めないヤクルトは3回にも相川,川端のタイムリーで3点を追加。大量10点ビハインドとなった巨人は4回、代打・矢野が3年ぶりのアーチとなる2ランを叩き込むと、7回には長野,マッスル千代の富士のタイムリーで3点を追加。そして、8回にはガッツのタイムリー二塁打で4点差まで追い上げるが、反撃もここまでだった。ヤクルトはこれで再び借金を完済。先発・村中は6回2/3を7失点と不本意な内容ながら、打線の援護に恵まれて、初の2桁勝利に到達した。
◆D9−3C◆
広島は初回、二死二塁から栗原がセンター前へ先制タイムリー。続く2回には一死から岩本が14号ソロを叩き込み、1点を追加。2点を追う中日は4回、ベンちゃん,ブランコと連打を浴びせると、一死後、谷繁が歩いて満塁となった所で堂上直がセンターへ犠飛を打ち上げ、1点差。更に、ウッチャンが内野安打で繋いだ所で荒木が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、一気に逆転に成功。6回には一死満塁から森野のタイムリー,ベンちゃんの犠飛,藤井のタイムリーで3点を追加。続く7回には英智のタイムリー三塁打で2点を加え、ダメを押した。先発のウッチャンは7回を2失点の好投で11勝目をマーク。
◆T13−1YB◆
初回一死二塁,2回一死満塁と相次ぐピンチを切り抜けた阪神はその裏、先頭のブラゼルがライトスタンドへ39号ソロを叩き込み、1点を先制。続く3回にはマット・マートンの内野安打,鳥谷の四球で一死一、二塁とした所で新井,ブラゼルと連続タイムリーを浴びせると、二死後、J.マッケンジーにもタイムリー二塁打が飛び出し、3点を追加。4回、武山のタイムリーで1点を返されるが、その裏、マット・マートン,平野,鳥谷,新井,ブラゼルと上位打線が5連続単打を浴びせて、3点を追加。6回にはキュラソ星人の14号ソロ,新井の17号2ラン等、6長短打を集中して、一挙6点を奪い、試合を決定付けた。阪神先発・スタンリッジは5回を投げて1失点で9勝目。
◆F0−2H◆
ケッペル,ホールトンの助っ人同士の先発対決となったこの試合、先手を取ったのはソフトバンク。初回、先頭の川崎がレフト前に弾き返すと、本多の犠打,松田のライトフライで三進。ここで小久保がセンター前へタイムリーを放ち、1点を先制。3回には一死からエラーで出た本多が二盗を決めると、二死後、またも小久保がライト前へタイムリーを浴びせて、1点を追加。6回まで二塁も踏めずにいた日本ハムは7回、一死から小谷野,あの男の連打で二、三塁とするも、トンガ,紺田と倒れて、二人の走者は釘付け。続く8回にも一死から連打を浴びせると、劇団ひちょりが送って二、三塁と一打同点の場面を作るが、稲葉がショートゴロに倒れて、またも二者残塁。ソフトバンクは9回から投入した守護神・馬原が3人で締めて、完封リレーを達成。ホールトンは5回1/3を無失点に抑えて、8勝目をあげた。敗れた日本ハムは3連敗で5位転落。
◆M2−8E◆
楽天は2回、一死満塁のチャンスに草野のタイムリーで先制。続く嶋が押し出し四球を選ぶと、二死後、内村も押し出し四球で歩き、この回3点。続く3回には二死一、二塁から草野がタイムリー二塁打を浴びせると、嶋が歩いた後、聖沢がタイムリー内野安打を放ち、2点を追加。更に、5回には一死から連続四球で一、二塁とした所でまたも聖沢が走者一掃のタイムリー三塁打を放つと、続く内村が犠飛を打ち上げ、8点目。ロッテは8回に井口のタイムリー等で完封を免れるのが精一杯だった。楽天先発の岩隈は6回を無失点の好投で9勝目を挙げ、史上127人目となる通算100勝目を飾った。
◆L4−8Bs◆
9連勝中の偽バファローズ先発・金子千に対し、西武は初回、中島の16号2ランで先制すると、3回には中村の犠飛で1点を追加。しかし、苦しい立ち上がりの金子千を打線が援護。直後の4回、坂口,森山,後藤の3連打で1点を返すと、二死後、バルディリスのタイムリーで1点差。続く5回には一死二塁から森山が同点タイムリーを浴びせると、後藤がライトスタンドへ13号2ランを叩き込み、勝ち越しに成功。更に、ティー岡田が二塁打で続くと、二死後、バルディリスが2打席連続のタイムリーを放って、6点目。西武は7回、一死から阿部が四球を選び、金子千をKOすると、片岡のヒット,栗山の四球で満塁のチャンス。ここで中島のセカンドゴロの間に阿部が返って、4点目。なおもチャンスは続いたが、フェルナンデスが三振に倒れて、1点止まり。すると、直後の8回、偽バファローズは大引の2号2ランでダメ押し。土壇場9回、西武は抑えの岸田から二死満塁と一発同点のチャンスで打席には4番・フェルナンデスと言う絶好の場面を築くが、フェルナンデスはあえなく三振に倒れて、万事休す。金子千は6回1/3を4失点と苦しんだが、10連勝で14勝目をマーク。7月に続いて8月も月間5勝を飾り、2ヶ月連続の月間MVPが見えてきた。
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