August 26, 2010 23:44
巨人、怒濤の一発攻勢で首位奪回! 内海、完投で2ヶ月ぶりの白星!
◆G10−4D◆
今季5戦4敗と完全にカモにされている中日先発・吉見に対して、巨人は坂本がいきなり初球をレフトスタンドへ放り込む25号先頭打者アーチで先制すると、松田記者,ガッツと連打を浴びせた所で寿司職人ラミレスが王さんの記録を破る日本新の8年連続100打点突破となる40号3ラン。更に、二死後、長野にも18号ソロが飛び出し、早くも5点を獲得。続く2回には一死から坂本が2打席連続の26号を叩き込むと、二死後、ガッツもレフトスタンドギリギリに飛び込む27号ソロを放ち、7点目。今季ワースト7失点の吉見はこの回限りであえなくKOとなった。直後の3回、中日は一死一、二塁からベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに30号3ラン。続く森野もヒットを放ち、一気に畳み掛けたい所だったが、ブランコ,藤井と倒れて、3点止まり。5回には無死一塁のチャンスに英智がゲッツー。7回には二死から荒木が二塁打を放つも、ここでも英智が凡退。一方、3回以降、当たりが止まっていた巨人だが、7回、二死からガッツが歩いた所で寿司職人ラミレスがこの日2本目となる41号2ラン。中日は8回に谷繁のタイムリーで1点を返すも、その裏、巨人は坂本の犠飛でダメ押しの10点目。先発・内海は4点を失いながらも、最後まで投げきり、6月24日以来となる8勝目をマーク。これで巨人はまたまた一夜で首位奪回となった。
◆T1−6C◆
阪神先発・下柳は初回を3人で退けると、2回、簡単に二死を取るが、ヒューバーを歩かせると、岩本,会沢と連打を浴びせて、先制点を献上。続く3回には梵に二塁打を浴びると、木村の犠打で三塁へ進められた所で赤松に犠飛を許し、2点目を献上。その裏、阪神は先頭の藤川俊が二塁打を放つと、下柳が送った所でマット・マートンがセンター前へタイムリーを浴びせて、1点差。しかし、広島は5回、会沢,スタルツの連打で一、三塁とすると、梵のセカンドゴロの間に会沢がホームイン。更に、木村が犠打を決めた後、赤松がタイムリー二塁打を浴びせ、下柳をKO。8回には3連打で無死満塁とすると、ヒューバーが四球を選んで押し出し。更に、岩本が犠飛を打ち上げ、6点目。土壇場9回、阪神はマット・マートン,平野と連打を浴びせるなど、一死一、二塁のチャンスを作り、スタルツをKOするが、反撃もここまで。代わった横山に後続を断たれて、2位転落。広島先発・スタルツは完投目前で降板となったが、8回1/3を無四球1失点の好投で5勝目を挙げた。
◆S3−9YB◆
初の2桁勝利へリーチをかけるヤクルト先発・由規だが、この日は立ち上がりから乱調。。二死二塁から村田に先制タイムリーを浴びると、スレッジを歩かせた後、下園,カスティーヨと連続タイムリーを浴びて、いきなりの3失点。続く2回にも二死満塁とされるが、ここで下園を打ち取り、ピンチを切り抜けると、3回以降は調子を取り戻し、5回には日本人最速の161kmをマークするなど、付け入る隙を許さない。ヤクルトは4回、先頭の田中が四球で出ると、武内,ホワイトセルと連続タイムリーを放ち、1点差。しかし、5,7回と二死一、二塁のチャンスをモノに出来ず、あと1点が届かない。2−3の儘、迎えた8回、横浜は代打を出された由規に代わって登板の デラクルスに対し、一死二塁から代打・金城がタイムリー。その裏、ヤクルトもホワイトセルの12号ソロで応戦するが、横浜は9回、スレッジの25号2ラン等で一気に5点を奪い、ダメを押した。先発の藤江は制球に苦しみながらも6回2/3を2失点で切り抜け、2勝目。
◆H4−4Bs◆
後0−0で迎えた4回、ソフトバンクは本多がチーム初安打となるレフト線への二塁打を放つと、続く長谷川が三遊間突破の先制タイムリー。5回の二死満塁のチャンスは逃したが、6回、小久保,ハマのスペランカー,ペタジーニの3連打で1点を追加。更に、一死後、柴原が歩いて満塁となった所で山崎がセンター前へ2点タイムリー。一方、偽バファローズは7回、一死満塁のチャンスに暴投でまず1点を返すと、後藤がライト前へ2点タイムリーを放ち、1点差。土壇場9回、ソフトバンクは守護神・馬原を投入し、逃げ切りを図るが、2四死球で二死一、三塁のピンチを迎えた所で、ティー岡田にセンター前へ痛恨の同点タイムリーを浴び、試合は延長に突入。ソフトバンクは11回、二死一、二塁と一打サヨナラのチャンスを作るも、本多が三振に倒れて、二者残塁。12回は両軍三者凡退に終わり、規定によりドローとなった。
◆M2−1L◆
連敗阻止を目指す西武は初回、先頭の片岡がショートへの内野安打で出ると、すかさず二盗。一死後、中島がタイムリー二塁打を放ち、1点を先制。しかし、2,3,4回と立て続けに得点圏に走者を進めながら、あと一本が出ずに追加点を奪えない。一方、西武先発・オツの前に4回まで1安打に抑え込まれていたロッテは5回、二死走者なしから西岡,今江,井口と3連打を浴びせて、同点。続く6回には二死一、二塁とし、オツをKO。代わった岡本篤から西岡が四球を選び、満塁としたものの、今江が打ち上げて、三者残塁。1−1の儘、迎えた8回、ロッテは先頭のサブローが四球を選ぶと、大松がヒットで続き、一、三塁。一死後、清田がレフトへ犠飛を打ち上げ、勝ち越しに成功。最後は守護神・小林宏が3人で締め括った。先発・唐川は尻上がりに調子を上げ、8回を1失点で6勝目。西武はこれで6連敗となった。
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