August 19, 2010 23:08
吉見、今季初完封で11勝目! 中日、本拠地12連勝で2位浮上!
◆D3−0G◆
負ければ、3位転落の危機に苛まれている巨人。連続KOで中継ぎ降格となっていた内海が中日との相性を買われて先発に復帰したが、2回、2四球にエラーとノーヒットで二死満塁のピンチを背負うと、荒木に2点タイムリーを許し、先制点を献上。阿部の戦線離脱以降、深刻な貧打に見舞われている巨人打線はこの日も精彩を欠き、中日先発・吉見の前に4回までパーフェクトに抑え込まれる体たらく。6回、一死から連打で一、二塁と初のチャンスを作るが、松本,ガッツと打ち取られ、二者残塁。7回にもヒットと四球で一死一、二塁とするも、江戸川,代打・亀井と打ち上げて、またも無得点。3回以降は立ち直りを見せていた内海だが、相次ぐ拙攻に気持ちが折れてしまったか、二死二塁から小田にタイムリー二塁打を浴び、痛恨の3点目を献上。吉見は8,9回も無難に抑えて、今季初完封で11勝目。これで中日は巨人相手に3タテを食らわせて、7連勝を飾り、巨人と入れ替わりで2位に浮上した。
◆YB4−10T◆
初回、ハーパーの犠飛で先制された阪神だが、3回、。二死からマット・マートンのヒットに連続四死球で満塁とすると、黒羽根の捕逸でタナボタで同点とすると、新井がライト前へ勝ち越しの2点タイムリー。これで流れを引き寄せた阪神は5回には新井,ブラゼル,林のタイムリーで一気に4点を追加すると、続く6回には一死一、三塁から新井のショートゴロの間に8点目を追加。その裏、横浜は藤田,村田のタイムリー二塁打で2点を返し、応戦するも、阪神は8回、新井のこの日6打点目となる15号2ランで10点目を挙げ、試合を決定付けた。阪神はこれで5連勝。先発・安藤は5回1/3を3失点で2勝目を飾った。
◆C2−7S◆
広島先発・スタルツは立ち上がりから全く制球が定まらず、一死から3連続四球で満塁とすると、畠山に2点タイムリー,宮本に2号3ランを許して、いきなりの5失点。2回には3連打でまたも満塁のピンチを背負うと、ホワイトセルに犠飛を打ち上げられ、6点目を献上。一方、ヤクルト先発・由規は3回までノーヒットと上々の滑り出し。しかし、4回、二死一、二塁から石原に続き、6月30日以来音なしだった代打・求道者・前田にもタイムリーを浴び、2失点。2−6で迎えた7回、ヤクルトは一死一、三塁から川本の犠飛で7点目を挙げ、ダメを押した。由規は8回を2失点に抑えて9勝目と初の2桁勝利へリーチをかけた。
◆L5−1H◆
首位戦線に留まる為にも何としても勝ち越したいソフトバンクは2回にハマのスペランカーの19号ソロで先制。しかし、西武は3回、エラーで貰ったチャンスに栗山が同点タイムリーを浴びせると、4回には先頭のフェルナンデスがライトスタンドへ5号ソロを放り込み、勝ち越しに成功。更に、5回には一死から上本がヒットで出ると、二死後、連続四球で満塁のチャンス。ここでフェルナンデス,ブラウンと連続タイムリーが飛び出し、3点を追加。8回からはカリメロ−長田と繋いで逃げ切った。先発の野上は7回を1失点の好投で2勝目をマークした。首位攻防戦に負け越したソフトバンクは自力優勝が消滅となった。
◆F0−7M◆
初登板初勝利の鮮烈デビューを飾った高卒ルーキー・中村が2度目の登板。3回まで毎回走者を許しながらも、あと一本を許さない粘りの投球を見せると、4,5回は三者凡退に斬って取り、尻上がりに調子を上げてきたかに思われたが、6回、二死満塁の大ピンチでサブローにライトスタンドへ14号先制グランドスラムをぶち込まれ、この回限りで無念の降板。ロッテは7回に井口のタイムリー二塁打で2点、8回には清田のタイムリーで1点を追加。先発の唐川は散発4安打と日本ハム打線を封じ込め、完封で5勝目を飾った。中村はプロ初黒星。敗れた日本ハムは自力優勝が消滅した。
◆Bs6−5E◆
2回、内野ゴロの間に先制した楽天は続く3回にも山崎の23号ソロ等で2点を追加。しかし、その裏、偽バファローズは一死二、三塁から後藤が2点タイムリーを浴びせると、続く4回には一死一、二塁から坂口のタイムリー二塁打,森山の犠飛で逆転に成功。直後の5回、楽天は一死満塁から中村紀が押し出し四球を選ぶと、香月の暴投で労せずして勝ち越しに成功。1点を追う偽バファローズは6回、連打と犠打で一死二、三塁とした所で坂口が2打席連続のタイムリーを放ち、同点。続く代打・下山が歩いて満塁としたが、後藤,ティー岡田と連続三振に倒れて、勝ち越しならず。5−5の儘、迎えた土壇場9回、偽バファローズは先頭の下山がレフトスタンドへ今季初アーチを叩き込み、劇的なサヨナラ勝ち。1回を無失点に抑えた4番手・岸田に6勝目が転がり込んだ。
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