August 15, 2010 22:11
中日、連日の延長サヨナラ勝ち! セ・リーグ3強、2.5差の大混戦!
◆G1−5YB◆
巨人の先発は前回、移籍初登板で7回零封の快投を演じた朝井。不振を極める巨人先発投手陣の救世主として、一躍、多大なる期待を背負う事となったが、初回に寿司職人ラミレスの犠飛で先制点を貰いながら、直後の2回、一死二、三塁のピンチを背負うと、武山にタイムリーを浴びて、あっさり同点。更に、大家の犠打の後、内川には2点タイムリーを許して、勝ち越し点を献上。3,4,5回と3人ずつで片付け、立ち直ったかに思われた矢先の6回、村田に痛恨の17号ソロを被弾。その裏、巨人は二死からガッツの内野安打,カスティーヨのエラーで一、二塁とするも、マッスル千代の富士がファーストゴロに終わり、二者残塁。8回には二死から長野がヒットを放ち、横浜先発・大家をKOするが、早くも登場した守護神・山口の前にガッツが空振り三振。土壇場9回、横浜は村田が右中間へ2打席連続の18号ソロをぶち込んで、ダメ押しの5点目を追加。最後は山口が三者三振の快投で締め括り、4連敗を阻止した。大家は7回2/3を自責点0の好投で4勝目。
◆D3−2C◆
中日先発が中田賢一,広島先発が中田廉と言う中田対決となったこの試合、先手を取ったのは広島。2回一死から岩本がヒット,石原が四球で出ると、赤松のファーストゴロで二死二、三塁。ここで中田廉のファーストゴロが新井のタイムリーエラーを誘い、2点を先制。追いかける中日は4回、先頭のベンちゃんが二塁打を放つと、二死後、堂上直が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ4号2ランを叩き込み、一気に同点。6回には2番手・岸本から無死一、二塁と絶好の勝ち越しチャンスを掴むも、森野が最悪のショートゴロゲッツー。続く谷繁も三振に倒れて、勝ち越しならず。8回には二死満塁のチャンスを作るが、一発含む2安打を放っている堂上直がセカンドゴロに終わり、三者残塁。広島も9回に二死二塁のチャンスを生かせず、昨日に続いて延長にもつれ込んだ。迎えた10回、中日は荒木が栗原のエラーで出ると、英智が送った後、ベンちゃんが歩かされて、一、二塁。ここで森野がレフト前へタイムリーを浴びせて、サヨナラ勝ちで3連戦3連勝。1回を3人で抑えた4番手・浅尾に8勝目がついた。
◆T9−6S◆
デーゲームで巨人が敗れた為、勝てば首位返り咲きとなる阪神は2回、相川の11号ソロで先制を許すも、その裏、先頭の新井がすかさず13号同点アーチ。更に、一死後、キュラソ星人がライトスタンドへ10号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。続く3回には先頭のマット・マートンの13号ソロを放り込むと、一死一、三塁からブラゼル,キュラソ星人と連続タイムリーが飛び出し、この回3点。しかし、連勝が止まったとは言え、打線好調のヤクルトは4回、宮本,川端,代打・デントナの3連続二塁打で2点を返すと、続く5回には飯原,ホワイトセルと連打を浴びせて、阪神先発・下柳をKO。続く山岸の犠打で二、三塁となった所で相川がレフト前へ2点タイムリーを放ち、一気に同点。更に、6回にはデントナが12号ソロを叩き込み、ついに勝ち越し。4回以降ノーヒットと沈黙していた阪神だったが、8回、ブラゼルの二塁打,川端のエラーで一、三塁とすると、キュラソ星人,J.マッケンジーと連続タイムリーを放ち、逆転に成功。二死後、マット・マートンが走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、ダメ押し。最後は守護神・藤川球がきっちり締め括った。これで阪神はまたまた首位奪回に成功。2回を無失点に抑えた4番手・久保田に5勝目がついた。
◆H5−9F◆
武田勝,小椋の両先発の投げ合いで序盤は両軍ゼロ行進。試合が動いたのは5回。ソフトバンクは一死からペタジーニがレフト前に弾き返すと、二死後、長谷川がライトスタンドへ2号先制2ラン。しかし、直後の6回、日本ハムは先頭の高口が川崎のエラーで出ると、一死後、小谷野がライトスタンドへ12号2ランを叩き込み、一気に同点。続いて糸井が二塁打を放つと、インケツパワーが充電されたあの男がよもやの勝ち越しタイムリー二塁打。更に、トンガが歩いた後、大野のタイムリー二塁打を放つと、金子誠のショートゴロの間にも1点を追加し、この回一挙5点。3点を追うソフトバンクは8回、長谷川,川崎のヒットで二死一、二塁とすると、本多がレフト前へタイムリーを放ち、武田勝をKO。なおも一、二塁のチャンスだったが、松田がショートゴロに終わり、1点止まり。すると、日本ハムは9回、4長短打で一気に4点を追加し、試合を決定付けた。その裏、武田久がペタジーニに9号2ランを被弾する安定感のなさを露呈したのは不安材料だったが、大局に影響は及ぼさなかった。武田勝は7回2/3を3失点で切り抜け、自己初の5連勝で2年連続の10勝目。
◆L6−1Bs◆
連勝街道をひた走る西武はこの日も2回に高山の先制5号2ランで早くも主導権を握ると、5回にはまたも高山がレフトスタンドへ2打席連続となる6号ソロ。続く6回にはフェルナンデス,ブラウン,代打・原の3連打で1点を追加すると、一死後、上本,佐藤と連続タイムリーを浴びせて、6点目。7回まで散発3安打と三塁も踏めずにいた偽バファローズは8回、先頭の前田大が二塁打を浴びせると、一死後、坂口のタイムリー三塁打でようやく1点。しかし、森山,後藤と倒れて、追加点ならず。9回にも走者2人を出す粘りを見せたが、及ばなかった。コレで西武は8連勝。1ヶ月半ぶりの登板となった先発・オツは6回を2安打無失点の好投で2勝目を挙げた。敗れた偽バファローズは自力優勝が消滅。
◆M6−3E◆
楽天は初回、二死から鉄平のヒット,山崎の四球で一、二塁とすると、中村紀がタイムリー二塁打を放ち、1点を先制。3回には先頭の内村が内野安打で出ると、鉄平がライトスタンドへ7号2ランを放り込み、3点目。その裏、ロッテは的場が内村のエラーで出ると、岡田のタイムリー二塁打で生還。続く4回には2四球で一死一、二塁のチャンスを掴んだ所で清田が走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせて、一気に同点。中盤以降、両軍共に決め手を欠き、3−3の儘、延長に突入。迎えたラストイニング12回裏、ロッテは2四球で一死一、二塁とした所で今江が7号3ランを叩き込み、劇的なサヨナラ勝ち。5番手・薮田は1回を無失点に抑えて、2勝目が転がり込んだ。
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