August 08, 2010 23:49
移籍初登板で7回無四球無失点! 朝井、2年ぶりの白星!
◆G7−0C◆
巨人の先発は栂野との滑り込み交換トレードで楽天から移籍し、初登板となる朝井。朝井が初回、簡単に三者凡退に斬って取ると、その裏、巨人は二死走者なしから3連続四死球で満塁とした所で当助っ人推奨助っ人・江戸川がライト前へ先制の2点タイムリー。3回には阿部がライトスタンドへ33号ソロを叩き込むと、江戸川,亀井の連打で二、三塁とした所で脇谷がレフト前へタイムリー。更に、朝井が送った所で坂本が犠飛を打ち上げると、続く松本もタイムリーを放ち、この回4点。続く4回には先頭の寿司職人ラミレスがレフトスタンドへリーグトップの36号ソロを放り込み、7点目。8回からは山口−越智と繋いで、完封リレーを達成。朝井は7回を投げ、出した走者は栗原の2本の二塁打のみと言う快投で移籍初登板初勝利。交換相手の栂野が楽天で炎上を続けている中、期待度は決して高くはなかったであろう朝井が最高の結果を出した事は先発陣の不振に苦しむ巨人にとって大きな収穫となりそうだ。
◆D10−0T◆
ナゴヤドームでは当たりが止まる阪神打線はこの日も精彩を欠き、2回二死満塁のチャンスを逸するなど、3回まで無得点。一方、中日はその裏、堂上直,小田の連打で一死一、三塁すると、荒木のタイムリー等で2点を先制。4回には堂上剛のタイムリー二塁打で1点を追加。更に、6回には一死満塁から堂上直の押し出し四球,新井のタイムリーエラー,中田賢のタイムリーで一気に4点を追加。そして、8回には英智のタイムリー二塁打等でダメ押しの10点目。先発・中田賢は5回以降は二塁も踏ませぬ好投を展開し、4安打完封で4勝目。これで中日はこの3連戦3連勝を飾り、首位戦線に何とか踏み留まった。
◆YB4−11S◆
ヤクルトは初回、青木,田中の連打で一、二塁とすると、一死後、ホワイトセルが先制のタイムリー二塁打。3回には田中の四球,ホワイトセルのヒットで一、三塁とすると、カスティーヨのタイムリーエラーで1点を追加。更に、続く相川が9号3ランを叩き込み、この回4点。その裏、横浜は一死三塁から村田がタイムリー二塁打を放ち、ようやく1点。スレッジもヒットで続き、一、三塁としたが、カスティーヨがセカンドゴロゲッツーに倒れて、1点止まり。直後の4回、ヤクルトはスレッジのエラーで貰ったチャンスにまたも相川がタイムリーを放ち、6点目。5点を追う横浜は6回、一死から下園,橋本と連続二塁打で1点を返すと、代打・藤田もヒットを放ち、一、三塁。二死後、石川が歩いて満塁となった所でハーパーがレフト前へ2点タイムリーを放ち、2点差。更に、村田が歩いて満塁と一打同点の場面を作るが、スレッジがセカンドゴロに倒れて、三者残塁。突き放したいヤクルトは直後の7回、二死から川端,代打・ユウイチの連続二塁打で1点を追加すると、8回には相川がこの日2本目となる10号3ランをぶち込んで、試合を決定付けた。先発のバーネットは5回2/3で4失点KOとなったが、打線の援護にも恵まれて、4勝目をマークした。
◆L7−4H◆
この日も連敗が止まらなければ、首位陥落となるソフトバンクは2回、小久保の四球,ハマのスペランカーのヒットで一、三塁とすると、ペタジーニがライトへ犠飛を打ち上げ、1点を先制。更に、続く松田がレフトスタンドへ13号2ランをぶち込んで、この回3点。しかし、先発・小椋がこのリードを守れない。2回から4連続三振を奪うなど、ノーヒット投球を見せていたが、3回二死から片岡に初安打を許すと、栗山にタイムリー二塁打を浴び、1点を献上。4回には二死二塁から平尾に3号同点2ランを被弾。そして、5回には二死二塁から中島にタイムリーを許し、勝ち越し点を献上。3回以降、ゼロ行進が続いていたソフトバンクだが、8回、一死から小久保がヒットを放つと、代走・福田がすかさず二盗。更に、田上が振り逃げで一塁に生きて、一、三塁のチャンス。ここで代わった西武5番手・カリメロにタイし、ペタジーニが右中間突破のタイムリー二塁打。福田に続く、田上も一気に三塁を蹴ったが本塁憤死で勝ち越しならず。追い付かれた西武はその裏、栗山,中島,フェルナンデスと3連続二塁打を浴びせると、更に、ブラウンもタイムリーを放ち、3点を勝ち越し。最後は守護神・シコースキーが3人でピシャリと締めて、逃げ切った。これで西武はソフトバンクと入れ替わりで首位に返り咲き。6番手・長田は打者一人抑えただけで4勝目が転がり込んだ。首位陥落のソフトバンクはこれで5連敗。
◆F1−7E◆
初回、いきなりの連打で無死一、二塁のピンチを背負った楽天先発・田中だが、稲葉をセンターフライ,小谷野をセカンドゴロゲッツーに仕留めて、ピンチ脱出。直後の2回、楽天は一死から中村紀,高須の連続二塁打で1点を先制。続く3回には一死から内村,鉄平の連打で一、二塁とすると、山崎が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、2点を追加。5回には一死三塁から鉄平がタイムリー二塁打,二死後、ルイーズがタイムリーを浴びせて、2点を追加。更に、7回には無死一、二塁から山崎がタイムリーを放つと、一死後、中村紀が犠飛を打ち上げ、ダメ押しの7点目。田中は8回に覚醒中のトンガに4戦連発となる8号ソロを被弾し、完封こそ逃したものの、完投で2年連続の10勝目を挙げた。
◆Bs6−8M◆
来日初登板となる謎の新助っ人・ペンに対し、偽バファローズは初回、二死から後藤がライトスタンドへ11号先制アーチ。1点を追うロッテは3回、的場,西岡と連打を浴びせると、二死後、金が歩いて満塁となった所で大松がライト前へ2点タイムリーを放ち、逆転に成功。4,5回と一、二塁のチャンスを立て続けに潰したが、6回、先頭の青野がライトスタンドへ3年ぶりのアーチを叩き込み、3点目。続く7回には二死一、二塁から代打・フクーラがライトスタンドへ8号3ラン。しかし、粘る偽バファローズはその裏、四球のティー岡田を一塁に置いて、北川が10号2ラン。一死後、代打・赤田,金子圭,坂口,代打・カラバイヨと4連打を浴びせて、1点差。二死後、カブレラが歩いて満塁となったものの、ティー岡田が空振り三振に倒れて、同点ならず。8回、ロッテは根元のタイムリー二塁打で1点を追加。その裏、偽バファローズも北川の2打席連続11号ソロで応戦するが、9回、ロッテは的場のタイムリー三塁打でダメ押し。最後は8回からマウンドに上がっていた小林宏が偽バファローズの反撃を断ちきった。ペンは5回1失点の好投で初登板初勝利。
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