August 03, 2010 23:09
グライシンガー、復帰登板で早々負傷退場! 巨人、アクシデント乗り越え首位奪回!
◆G6−2T◆
開幕から右肘のリハビリモードが続いていたグライシンガーが得意の阪神戦でようやく今季初登板。しかし、2回、先頭のブラゼルの打球を右脛に食らい、早々と降板を余儀なくされる不運に見舞われてしまう。急遽、マウンドに上がった野間口は後続を断ち切ると、3回二死二塁,4回一死満塁と立て続けにピンチを背負いながらも、あと一本を許さない粘りの投球を展開。一方、阪神先発・スタンリッジは3回まで1安打と上々の滑り出しを見せていたが、4回、先頭のガッツに右中間スタンドへ22号ソロを被弾し、先制点を献上。5回には二死走者なしから連続四死球でピンチを作った所で、松本,ガッツと連続タイムリーを許し、2失点。直後の6回、阪神は巨人3番手・久保からいきなり新井が二塁打を浴びせると、一死後、キュラソ星人が歩いた所でJ.マッケンジーがレフト前へ弾き返して、ようやく1点。なおも一、二塁のチャンスだったが、浅井,代打・林と倒れて、1点止まり。8回には新井,キュラソ星人のヒットで一死一、二塁とするも、後が続かず、またも二者残塁。すると、その裏、巨人は二死走者なしから江戸川,脇谷と連打を浴びせた所で阿部がライトスタンドへ32号3ランを放り込み、ダメ押し。阪神は9回、マット・マートンがタイムリーを放ったものの、4点ビハインドだと言うのに何を血迷ったか、二盗を敢行して憤死するボーンヘッドをかまして、呆気なく試合終了。これで巨人は阪神と入れ替わり、首位返り咲き。緊急登板ながら、4回を無失点に抑えた野間口は今季初勝利。
◆S3−2D◆
初回、押し出し四球で先制点を許したヤクルトだが、その裏、ヒットの青木を田中が送った所で畠山がタイムリー二塁打を放ち、あっさり同点。更に、続くホワイトセルが7号2ランを叩き込み、2点を勝ち越し。中日は2回、先頭の堂上直がヒットで出るも、続くウッチャンがサードゴロゲッツー。4回にも先頭のベンちゃんがヒットを放った後、松井佑がサードゴロゲッツー。この後、一、二塁と再びチャンスを作るが、またもウッチャンに回ってしまい、二者残塁。5回無死二塁,6回二死一、二塁のチャンスも悉く逸する壊滅的なタイムリー欠乏症で一向に点差を縮められずにいたが、7回、2四球で作ったチャンスにベンちゃんがようやくタイムリーを放ち、1点差。しかし、なおも一、二塁のチャンスに代打・堂上剛がセカンドゴロに終わる詰めの甘さで同点ならず。ヤクルトは8回からマツ・オカ−林と繋ぐ必勝パターンで中日の反撃を断ちきった。先発の村中は6回2/3で7安打7四球を許しながらも、2失点で食い止める粘りの投球で8勝目。
◆C5−1YB◆
2回、横浜は一死からスレッジがレフトスタンドへ21号ソロを叩き込み、1点を先制。二死後、カスティーヨの内野安打,武山の敬遠で一、二塁とするも、清水がセカンドゴロに終わり、二者残塁。その裏、ルパン広瀬の6号ソロであっさり追い付いた広島は続く3回には一死から東出が三塁打を放った所で梵がセンターへ犠飛を打ち上げ、勝ち越しに成功。6回には先頭の嶋が8号ソロを放り込むと、ルパン広瀬のヒット、代打・求道者・前田の四球で一死一、二塁とした所で石原がセンター前へタイムリー。更に、代打・石井タクローが内野安打で出て満塁となった所で東出がスクイズを決め、5点目。7回からマウンドに上がった大島は残り3回を1安打無失点に抑える好リリーフで逃げ切り、広島の連敗はようやく6でストップした。先発・篠田は6回を1失点の好投で5勝目。
◆F13−4H◆
初回一死一、二塁のピンチを切り抜けた日本ハムはその裏、一死から劇団ひちょり,稲葉の連打で二、三塁のチャンス。小谷野のサードゴロで劇団ひちょりは挟殺されるが、続く糸井が先制のタイムリー内野安打。更に、糸井が二盗を決めて、二、三塁となった所で6月29日以来打点をあげられず、インケツパワーを溜めに溜め込んだあの男がよもやの2点タイムリーを放ち、この回3点。2回には劇団ひちょりのタイムリー,稲葉の犠飛,小谷野のタイムリー二塁打で3点を加えると、3回にも金子誠,稲葉のタイムリーでまたも3点を追加。ソフトバンクは4回に松田の12号2ラン,5回にオーティズの24号ソロと一発攻勢で追い上げるも、その裏、日本ハムは劇団ひちょりのこの日4安打目となるタイムリーで10点目。8回にもダメ押しの3点を加え、試合を決定付けた。4戦連続5失点で白星から遠ざかっていた先発・ケッペルは7回を3失点で6月27日以来となる11勝目。
◆E5−3M◆
ロッテは2回、一死から大松の二塁打,サブローの四球で一、二塁とするも、フクーラがセカンドゴロゲッツー。3回にも二死から連打を浴びせるが、井口が打ち上げて、二者残塁。一方、楽天は3回までノーヒットと沈黙していたが、4回、連続四球で無死一、二塁のチャンス。ここで山崎,ルイーズと連続三振に倒れるも、中村紀がレフトスタンドへ12号3ランを叩き込み、先制。ロッテは5回、一死一、二塁から西岡の走者一掃タイムリー二塁打で1点差と詰め寄るが、その裏、楽天は3連打で満塁とした所で鉄平が犠飛を打ち上げ、4点目。直後の6回、ロッテも負けじと、一死二、三塁からフクーラが犠飛を放ち、再び1点差と詰め寄った。楽天は7回、山崎のタイムリーで貴重な1点を追加。9回、小山は2人の走者を背負ったものの、辛くも逃げ切った。先発・岩隈は6回を投げ、3失点で7勝目をマーク。ロッテは今季初の5連敗。
◆Bs6−5L◆
西武は初回、ヒットの片岡が二盗と内野ゴロで三進すると、栗山の犠飛で先制のホームイン。続く2回には連打で無死一、二塁とするも、後続3人が打ち取られ、追加点ならず。すると、その裏、偽バファローズはティー岡田の25号ソロ,バルディリスの7号ソロで逆転に成功。続く3回には先頭の坂口が三塁打を浴びせると、一死後、後藤がライトスタンドへ10号2ラン。更に、カブレラも三塁打を放った所でティー岡田が2打席連続となる26号2ランを叩き込み、この回4点。2回以降ゼロ行進が続いていた西武は7回にブラウンが20号ソロを叩き込むと、9回にも2打席連続となる21号3ランをぶち込んで、1点差。しかし、最後は上本が三振に倒れ、あと一歩及ばなかった。偽バファローズ先発の金子千は7回を2失点に抑えて、3年連続となる10勝目を飾った。
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