July 17, 2010 23:11
眼前の敬遠策に奮起! 守護神・山口、意地の2点タイムリー!
◆YB7−5G◆
坂本の17号先頭打者アーチで先制した巨人は続く2回には連続四球で無死一、二塁とすると、マッスル千代の富士がゲッツーを食らった後、脇谷がタイムリーを放って、2点目。しかし、その裏、横浜は一死からスレッジの二塁打,カスティーヨの8号2ランであっと言う間に追い付くと、続く3回には内川の四球,ハーパーのヒットで二死一、三塁とした所でスレッジがライトスタンドへ18号勝ち越し3ランをぶち込み、巨人先発・藤井をKO。追いかける巨人は5回、松本のタイムリー二塁打で1点を返し、2点差。その裏、二死満塁のピンチを辛くも切り抜けると、6回、無死満塁からマッスル千代の富士のタイムリー,脇谷の押し出し四球でついに同点。なおも満塁のチャンスだったが、後続3人があえなく凡退し、勝ち越しならず。巨人は続く7回にも一死二、三塁と絶好の勝ち越しチャンスを掴みながら、長野,マッスル千代の富士と倒れて、無得点。相次ぐピンチを凌いだ横浜は8回、この回から登板の6番手・久保に対し、村田,カスティーヨのヒットで二死二、三塁のチャンス。ここで巨人はは次打者が代打を出す訳にいかない守護神・山口と合って、武山を敬遠する満塁策を選択するも、山口はライト前へタイムリーを浴びせる意地を見せ、2点を勝ち越し。山口は自ら叩き出した決勝点を最後まで守り抜き、2勝目をマークした。
◆C0−4D◆
広島先発・スタルツに対し、中日は2回、二死走者なしから谷繁が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに6号ソロを叩き込み、1点を先制。しかし、3,4回とノーヒットで貰ったチャンスを悉く逸する相変わらずの拙攻三昧。5回には先頭の堂上直が二塁打を浴びせるも、痛恨の牽制死。二死後、荒木,大島が連打を浴びせた所で森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに11号3ランをぶち込んで、リードは4点に拡大。先発の中田賢は走者を出しながらも、丁寧な投球であと一本を許さず、今季初完封で3勝目をあげた。
◆S5−9T◆
阪神は2回、四球の新井を二塁に置いて、J.マッケンジーがレフトスタンドへ16号先制2ラン。続く3回にはソニックの内野安打,平野の二塁打で一死二、三塁とした所でマット・マートンが2点タイムリーを浴びせると、続く新井がレフトスタンドへ11号2ランを放り込み、ヤクルト先発・加藤をKO。その裏、暴投で1点を返されるが、5回、連打で無死二、三塁とすると、内野ゴロ2つで二人の走者を本塁へ迎え入れ、8点目。大量7点を追うヤクルトはその裏、2四死球で二死一、二塁とした所で飯原が5号3ランを放ち、4点差と接近。しかし、直後の6回、阪神は二死から連続四球で貰ったチャンスにマット・マートンがタイムリーを放ち、1点を追加。ヤクルトは8回に宮本のタイムリーで1点を返すと、9回も二死から連打を浴びせて、藤川球を引っ張り出す粘りを見せたが、藤川球の前にホワイトセルがショートゴロに終わり、万事休す。阪神先発のソニックはあと一人と迫った完投を逃したものの、8勝目をマークした。
◆Bs2−9H◆
偽バファローズ先発・小松は初回、三者凡退に斬って取ると、続く2回も簡単に二死を取るが、ここでペタジーニにライト前に弾き返されてから、突如、変調。森本にヒット,長谷川に四球を許して、満塁のピンチ。ここから田上に走者一掃のタイムリー二塁打,川崎に内野安打,本多に2点タイムリー二塁打を浴びて、5失点。その裏、偽バファローズはティー岡田,青波の永瀬の連続二塁打で1点を返し、続くバルディリスも歩いて、一、二塁としたものの、後続3人が倒れて、二人の走者は釘付け。3回は三者凡退、4回も簡単に二死を取り、立ち直りかけたかに見えた小松だが、ここから田上に5号ソロを被弾,川崎に二塁打,本多に3号2ランを被弾して、3点を失い、この回限りでKO。完全に流れを掴んだソフトバンクは続く5回にも森本の犠飛で1点を追加。大量援護を貰った先発・和田は6回1失点で12勝目を飾り、ハーラーダービー単独トップに躍り出た。
◆E3−2F◆
3回、日本ハムは先頭の金子誠が二塁打で出ると、田中の犠打で三進。ここで陽がセンターへ犠飛を打ち上げ、1点を先制。一方、日本ハム先発・ダルビッシュの前に3回まで1安打と抑え込まれていた楽天は4回、一死から四球にエラーとノーヒットで作ったチャンスに山崎がライトスタンドへ16号3ランを炊き込み、一気に逆転に成功。2点を追う日本ハムは6回、一死から陽が2号ソロを叩き込むと、更に、稲葉,小谷野と連打を浴びせて、一打同点のチャンス。しかし、糸井,ミスタースナイパー・坪井と打ち取られ、1点止まり。8回には二死からまたも稲葉,小谷野の連打でチャンスを作ったが、ここでも糸井が打ち上げて、同点ならず。すると、その裏、楽天は中村紀のタイムリーで待望の1点を追加。8回のピンチを切り抜けた4番手・小山が9回も続投し、日本ハムの反撃を断ち切った。先発・長谷部は5回2/3を投げて2失点で約3ヶ月ぶりの3勝目。
◆M3−9L◆
初回のチャンスを潰した西武だが、続く2回、先頭のフェルナンデスが出戻り初アーチとなる先制ソロ。更に、二塁打の坂田を高山が送ると、二死後、片岡が死球を食らった所で阿部がレフト前へタイムリー。そして、続く栗山が歩いて満塁とすると、中島が走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせて、この回大量5点をゲット。続く3回には好調・坂田の6号ソロで1点を追加。その裏、今江の6号2ランで2点を返されるが、5回、フェルナンデスがこの日2本目のソロアーチを放ち、7点目。8回にもブラウン,フェルナンデスの連続タイムリーでダメ押しの2点を追加。西武はこれで4連勝。先発の大沼は6回もたずにKOとなったが、打線の援護に恵まれて、2勝目をマークした。
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