July 16, 2010 23:32
涌井、粘りの完封でトップタイ11勝目! 渡辺俊、好投虚しく80日ぶりの黒星!
◆YB6−7G◆
連夜の雨天中止で苦手の阪神戦が9月に集中する事になってしまい、今のうちに少しでも引き離しておきたい巨人。しかし、先発・内海がピリッとしない。2回にマッスル千代の富士のタイムリーで先制点を貰うも、その裏、連続四球でピンチを作った挙げ句、スレッジにタイムリーを浴び、あっさり同点。3回にはガッツ,寿司職人ラミレスの連続アーチで2点を勝ち越して貰いながら、その裏、一死から3連打で1点を返されると、二死後、ハーパーを歩かせた所でスレッジに逆転2点タイムリーを許し、あえなくKOとなる背信投球。直後の4回、巨人は四球の長野が盗塁と捕逸で三進した所でマッスル千代の富士が2打席連続のタイムリーを放ち、同点。この後、2四球で一死満塁とチャンスを広げるも、松本,ガッツと倒れて、勝ち越しならず。4−4で迎えた7回、巨人は二死走者しから寿司職人ラミレスがこの日2本目となる31号ソロをぶち込んで、勝ち越し。その裏、江戸川のエラーで作ったピンチで内川に犠飛を許して、追い付かれるも、直後の8回、一死一、三塁から坂本の走者一掃タイムリー二塁打で2点を勝ち越し。粘る横浜はその裏、連打で無死二、三塁とするも、武山の内野ゴロの間に1点を返すに留まり、守護神・クルーンの前に三者三振に斬って取られた。巨人4番手・山口は一時、同点に追い付かれたものの、4勝目が転がり込んだ。
◆C0−4D◆
中日は2回、ブランコの四球,ベンちゃんのヒットで無死一、二塁とすると、セサルがライト前へタイムリーを浴びせて、先制。堂上直はファーストゴロゲッツーに倒れるも、続く小田がタイムリー二塁打を放ち、この回2点。続く3回にはヒットとエラーで無死一、二塁とするも、森野がサードゴロゲッツー。この後、連続四球で満塁とし、先制打を放ったセサルに回すが、ピッチャーゴロに終わり、三者残塁。5回二死一、二塁,6回一死一、二塁のチャンスも潰した中日だが、7回、あまりの拙攻地獄に業を煮やしたベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ24号2ランを叩き込み、4点目。ゴーグルで照明の光を反射させて打者の目を眩ませでもしないと到底通用しない四流投手などと言う言いがかり極まりない水島の呪いを受けている中日先発・山井は6年ぶりの完封で4勝目をマークした。
◆S3−1T◆
初回、阪神はヒットの鳥谷を平野が送ると、マット・マートンがセンター前へ先制のタイムリーヒット。しかし、その裏、先発・下柳が一死から3連続四死球で満塁のピンチを作ると、畠山に犠飛を浴びて、あっさり同点とされてしまう。追い付かれた阪神は2回、藤本の連続エラーに浅井の四球で一、三塁とするも、後続を断たれ、無得点。3回にも二死から連打を浴びせながら、スタメン復帰のキュラソ星人がキャッチャーファールフライ。4回には一死から浅井がヒットで出るも、下柳がヘッポコバントをかまして、最悪のゲッツーと怒濤の拙攻三昧。一方、5回まで僅か1安打と沈黙していたヤクルトは6回、田中の二塁打,ホワイトセルのヒットで二死一、三塁とすると、相川が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、2点を勝ち越し。阪神は7回以降、一人の走者も出せなかった。ヤクルトはこれで今季初の6連勝。先発・石川は7回を1失点の好投で7勝目をあげた。
◆Bs1−6H◆
両軍2回まで塁上を賑わせながら、あと1本が出ずにいたが、3回、ソフトバンクはヒットの川崎を本多が送ると、二死後、小久保がタイムリー二塁打を浴びせて、先制点。5回には田上の4号ソロ,オーティズの21号2ランと一発攻勢で3点を奪うと、6回には鈴木の捕逸でタナボタの1点を追加。偽バファローズは7回、バルディリス,代打・横山の連打でソフトバンク先発・大隣をKO。更に、代わった摂津が代打・北川もヒットを浴びせて、無死満塁とするが、坂口はファーストライナー,ハイツ田口は最悪のショートゴロゲッツーに終わり、結局、無得点。ピンチを切り抜けたソフトバンクは8回も松田の8号ソロでダメ押しの6点目。偽バファローズはその裏、ティー岡田の20号ソロで完封を曲がれるのが精一杯だった。大隣は6回0/3を無失点の好投で4月4日以来となる2勝目。7回のチャンスを潰した坂口とハイツ田口は岡田監督の逆鱗に触れ、二軍降格を通達された。
◆E4−5F◆
楽天先発・岩隈に対し、日本ハムは初回、先頭の田中がセンター前へ弾き返すと、村田が送った後、稲葉もヒットで繋いで一、三塁。ここで小谷野が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、2点を先制。続く2回には陽のヒット,岩隈のエラー等で一死二、三塁とした所で田中のタイムリー,村田の犠飛で2点を追加。更に、3回には一死から糸井が11号ソロを叩き込み、5点目。5回までに2併殺を食らうなど、攻めあぐねていた楽天は6回、先頭の牧田が二塁打を浴びせると、二死後、鉄平,高須と連続タイムリー二塁打を放ち、2点を獲得。土壇場9回、日本ハムは抑えの武田久を投入し、逃げ切りを図るが、依然として安定感が戻らない武田久はこの日もピリッとせず、いきなり中村紀に二塁打,山崎にタイムリーを浴びて、1点を失うと、嶋にも痛打されて、無死一、三塁のピンチ。しかし、ここでルイーズをセカンドゴロゲッツーに仕留め、この間に生還を許して、1点差と詰め寄られたものの、最後は代打・草野をセンターフライに打ち取って、辛くも逃げ切り。先発の武田勝は5回2/3を2失点で降板となったが、7勝目がついた。
◆M0−2L◆
ロッテ先発・渡辺俊は初回、先頭の片岡に痛打された以降は6回までノーヒットに抑え込む素晴らしい投球を展開。一方、西武先発・涌井は2回から7回まで毎回ヒットを浴びながら、連打と四球を許さない粘りの投球で先制点を与えない。0−0の儘、迎えた8回、西武は先頭のフェルナンデスがライト前に弾き返すと、坂田が送って、一死二塁。ここで代打・礒?がレフト前へタイムリーを放ち、ついに均衡を破る先制点をゲット。更に、上本のヒットで渡辺俊をKOすると、二死後、原の四球で満塁とした所で栗山がショートへのタイムリー内野安打を浴びせて、2点目。待望のリードを貰った涌井は8,9回と3人ずつで切り抜け、今季2度目の完封でリーグトップタイの11勝目。ロッテは今月だけ4度目の完封負けで好投の渡辺俊を見殺し。渡辺俊は4月27日以来の黒星となった。
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