June 21, 2010 21:54
時は6年後! ぐうたら親父・吾郎の隠された計画とは!? / 今週の「MAJOR」
吾郎がホーネッツをワールドシリーズ制覇に導いてから6年。眉村は開幕から連勝街道を走り、Jr.は通算350号をマークするなど、ライバル達がメジャーで活躍し続ける中、2年前に肩を壊し、現役引退を余儀なくされた吾郎は日本でぐうたらな日々を過ごしていた。小学生になった長女・いずみは昔は凄かったと言う話を散々聞かされてはいるものの、現在はいつも家でゴロゴロしてばかりで、たまに外へ出るかと思えばパチンコで、ロクに遊びにも連れていってくれないダメ親父の吾郎に対し、友達の父親と比べて劣等感を抱き、不信感,嫌悪感は強まる一方。やがて、その反抗心を口に出してしまう。薫から真実を話す様に促される吾郎だったが、形になるまでは話したくないとし、かつて茂治が見せてくれた様に背中で納得させるべく薫の提言を拒否する。そんなある日、いずみはパチンコに行った筈の吾郎が何やらトレーニングをしているらしき姿を目にするのだった。時は流れて、秋となり、NPBの合同トライアウトに姿を現した吾郎は3打数3安打1本塁打と打棒を爆発させる。投手生命を断たれた吾郎は打者としての再起を目論んでいたのだ。
今回の話ば本田茂治リスペクトなのか、はたまた「ゲキトウ」のリスペクトなのか? まぁ、普通に考えりゃ、前者だよな。吾郎の引退は想定範囲内だったが、血行障害ではなく右肩痛が原因だったか…。つくづく故障に泣かされる野球人生だな…。それにしても、吾郎ともあろう者が野手転向に2年も懸けるとは…。投手をしながら、類い希なる打撃センスも発揮し続けていただけに、肩がぶっ壊れた段階ですぐにそういう発想に至っても不思議ではなさそうなものだ。右肩を壊した際に、英毅から、左腕転向がうまくいかなければ茂治の様に野手でもいいじゃないか、と言われてるくらいだし…。両肩共に壊れた事でさしもの吾郎も長らく打ちのめされたのだろうか…。さて、このエピソードはエピローグの一端なのか、これから長期に渡って野手転向編が始まるのか気になる所だ。NPBだと、高校時代のライバルとか色々出てきそうなので、それはそれで結構、楽しみではあるのだが、「MAJOR」なのにNPBでいいのか?と思うと、やはり、エピローグなのかなぁと言う気もする。ところで、吾郎は「大吾」が諦めきれなかったのか、3年後に作った長男にちゃっかり「大吾」と命名しているのが、何だが微笑ましかったね。
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