June 13, 2010 20:25
ティー岡田、決勝14号2ラン! 偽バファローズ、交流戦初優勝!
◆H7−5G◆
巨人は初回、先頭の坂本が内野安打で出るも、続くマッスル千代の富士がゲッツー。2回には寿司職人ラミレス,阿部と連続二塁打を浴びせながら、寿司職人ラミレスが判断を誤り、三塁止まりの大チョンボ。それでも無死二、三塁のチャンスが続いたが、後続3人があっさり打ち取られ、二人の走者は釘付け。そして、迎えた3回裏、一死一塁から本多の打球が胸に直撃した先発・西村健が降板を余儀なくされると、緊急登板となった黄が満塁とピンチを広げた上、松中に4号先制グランドスラムを被弾し、あっと言う間の4失点。巨人は4回、ガッツ,寿司職人ラミレス,阿部の3連打で無死満塁と一発で同点のチャンスを作るが、松田記者のショートゴロゲッツーの間にガッツが生還しただけの1点止まり。すると、その裏、ソフトバンクは2番手・黄からハマのスペランカーのタイムリー二塁打で2点を追加。しかし、粘る巨人は5回、マッスル千代の富士の犠飛,ガッツのタイムリーで2点を返し、ソフトバンク先発・杉内はこの回限りで降板。更に、6回には3連打に本多の悪送球が重なり、1点をあげると、一死後、日本一高価な代打要員・李のセカンドゴロに間に1点を加えて、1点差。しかし、反撃もここまで。ソフトバンクは7回にハマのスペランカーの12号ソロで突き放すと、8回から摂津−馬原と繋ぐ必勝リレーでリードを守りきった。杉内は5回3失点降板と不本意な内容ながらも、リリーフの援護を仰いで、ハーラートップタイの9勝目。
◆F5−0D◆
名手・川相が現役復帰どころか、コーチとしてから一軍ベンチにも入れて貰えない理不尽な状況にチーム状態が上がらず、ナインの士気が下がる一方である事を察知した落合監督はまたもや川井を先発起用してお茶を濁す事に…。しかし、所詮、カワイであって川相ではない川井ではチームの空気を一気に変えるには至らず、初回から3四球で二死満塁のピンチを背負うと、よりにもよって、残塁量産マシンの名を欲しいままにするあの男に走者一掃の先制タイムリー二塁打を浴びてしまうと言う大失態。続く2回には一死一、三塁から劇団ひちょりに犠飛を許して、4点目を献上。7回まで僅か1安打と三塁も踏めずにいた中日は8回、二死走者なしから藤井の内野安打,谷繁の四球で一、二塁とするも、代打・小池がサードゴロに終わり、二者残塁。すると、その裏、4番手・岩田がよりにもよって、あの男に5号ソロを被弾する大失態を演じ、試合を決定付けられた。日本ハム先発・ケッペルは散発2安打完封と完璧な投球で8勝目をマークした。
◆L2−4C◆
2回にブラウンの13号ソロで先制を許した広島だが、直後の3回、一死二塁から梵のタイムリーで追い付くと、続く4回には一死二塁からフィオがレフト前へ勝ち越しのタイムリー。更に、5回には一死から嶋がヒットで出ると、ヒューバーがレフトスタンドへ3号2ランを叩き込み、4点目。土壇場9回、この回からマウンドに上がったベイルに対し、西武は一死から中島のヒット,代打・佐藤の四球で一、二塁のチャンス。二死後、代打・阿部がセンター前にタイムリーを放ち、2点差。なおも一、二塁と一発が出れば、逆転サヨナラの場面だったが、平尾はセンターへ打ち上げて、ゲームセット。広島先発のジ・oは6回を1失点の好投で来日初勝利をあげた。
◆M9−8T◆
阪神は初回、二死一、二塁から新井がレフト前へ弾き返して、先制のタイムリー。しかし、その裏、ロッテは一死満塁から大松の2点タイムリー二塁打で逆転に成功。続く2回には二死二、三塁から井口,金と連続タイムリー二塁打を浴びせて、3点を追加。4点を追う阪神は3回、一死から連打と四球で満塁とするが、ブラゼルの犠飛で1点を返すのが精一杯。5回に井口,大松のタイムリーで更に突き放されてしまった阪神は5回、ブラゼルの19号2ラン,林のタイムリーで3点を返し、2点差まで詰め寄った。7回に1点ずつ取り合い、2点差の儘、迎えた土壇場9回、ロッテは守護神・小林宏を投入し、逃げ切り体勢。しかし、阪神はJ.マッケンジーのヒット,代打・関本の四球で無死一、二塁すると、林がこの日4安打となるタイムリー二塁打を放ち、1点差。更に、小林宏が暴投を犯して、タナボタの同点。なおも無死二塁と勝ち越しのチャンスだったが、鳥谷,平野,マット・マートンの上位打線があえなく凡退し、同点止まり。試合はその儘、延長にもつれ込んだ。迎えた10回、ロッテは9回途中からマウンドに上がっていた守護神・藤川球に対し、一死から井口がライトスタンドへ5号ソロを放り込み、劇的なサヨナラ勝ち。一時は同点を許した小林宏に2勝目がついた。
◆E1−3S◆
由規,田中の両先発が上々の滑り出しを見せ、0−0の儘、中盤へ突入。迎えた5回、楽天は先頭の山崎が15号ソロアーチをぶち込んで、ついに均衡を破る先制点をゲット。更に、一死後、草野の四球,嶋の二塁打で二、三塁とするも、内村,聖沢とセカンドゴロに打ち取られ、1点止まり。7回までゼロ行進を続けていたヤクルトだが、8回、福地,青木の連打で無死二、三塁。一死後、ガイエルが歩いて満塁となった所でデントナが犠飛を打ち上げ、ついに同点。更に、飯原に続いて、相川も四球を選んで、押し出しで勝ち越しに成功。その裏、楽天は二死から連打を浴びせて、由規をKOするが、2番手・マツ・オカの前に山崎が三振に倒れて、同点ならず。すると、9回にヤクルトは田中のタイムリー二塁打で貴重な1点を追加。最後は守護神・林が3人でピシャリと締めて、逃げ切った。由規は7回2/3を1失点の好投で2勝目をマークした。
◆Bs7−2YB◆
交流戦制覇へ王手をかける偽バファローズは初回から村田のタイムリーで先制されるが、その裏、死球の坂口を三塁へ進めると、カブレラのタイムリーで同点。更に、続くティー岡田が14号2ランを放り込み、勝ち越しに成功。3回にもカブレラのタイムリーで1点を追加。4回に内藤のタイムリーで1点を返されるも、その裏、二死満塁から下山がタイムリーを放って、6点目。6回には石川のエラーで労せずして、ダメ押し点を追加。6回以降は平野−レスター−岸田と繋ぐリレーで追加点を許さず、快勝。これで偽バファローズは交流戦初優勝を飾った。先発の木佐貫は5回を2失点で6勝目。
ランキング投票にご協力下さい→ 人気blogランキング