June 02, 2010 23:19
偽バファローズ、7点差跳ね返す大逆転! ティー岡田、劇的サヨナラ3ラン!
◆M8−1G◆
3戦連続完封勝利で29イニング無失点中のロッテに対し、巨人は初回からガッツの犠飛で1点を先制し、連続完封を阻止。しかし、打線好調のロッテ打線の前に巨人先発・ゴンザレスが炎上。その裏、井口のタイムリーで簡単に追い付かれると、続く2回にはフクーラにタイムリー二塁打を浴びて、勝ち越し点を献上。更に、4回には5連打で3点を失い、一死も取れずにKO。2番手・オビスポも今江にタイムリーを許して、この回4失点。勢い付くロッテは6回にも西岡のタイムリー三塁打,今江の犠飛でダメ押しの2点を追加。投げては先発・成瀬が2回以降、散発4安打と三塁も踏ませず、完投で7勝目をマーク。ロッテはこれで4連勝となった。
◆H6−1S◆
ソフトバンクは初回、ヒットの本多が二盗を決めると、二死後、ハマのスペランカーの内野安打に荒木のエラーが重なり、1点を先制。続く松中はライトスタンドへへ3号2ランを放り込み、この回3点。直後の2回、ヤクルトは田中のタイムリーで1点を返し、なおも二死一、二塁のチャンスで先制エラーの荒木に回ってきたが、三振に倒れて、名誉挽回ならず。続く3回には二死一、二塁のチャンスにデントナがゲッツー。4回には先頭の飯原がヒットで出るも、二盗に失敗。5回一死二塁、6回一死二、三塁と再三再四のチャンスを悉く不意にし、一向に点差が縮まらない。一方、2回以降、沈黙していたソフトバンクは6回、またもヒットの本多が二盗を決めた所でオーティズがタイムリー二塁打を放ち、4点目を追加。7回には押し出し四球で1点、8回にも柴原のタイムリーで1点と着々と加点し、大きく突き放した。先発・小椋は6回途中1失点で降板となったが、リリーフ陣の援護を仰いで、3勝目をあげた。
◆Bs10−7D◆
0−0で迎えた3回、中日は谷繁,荒木の連打で二、三塁とすると、一死後、森野がセンター前へタイムリーを放ち、2点を先制。5回には二死走者なしからブランコがレフト前へ弾き返すと、続くベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに16号2ランを叩き込み、4点目。更に、8回には谷繁に川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに3号3ランが飛び出して、これで完全に試合は決まったかに思われた。しかし、その裏、偽バファローズが猛反撃を開始。この回から代わった鈴木にいきなり連打を浴びせると、4番手・長峰から坂口の走者一掃二塁打でまず2点。更に、赤田が歩いた後、後藤がタイムリーを浴びせると、5番手・高橋からはティー岡田が四球を選んで満塁とした所で北川が2号グランドスラムをぶち込んで、一気に同点。偽バファローズは9回にも二死満塁とサヨナラのチャンスを掴むが、、代打・塩崎が三振に倒れて、延長へもつれ込んだ。迎えた11回、勝ちパターンの中継ぎ陣を使い果たして閉まった中日は7番手として金剛を投入。これに対して、偽バファローズはヒットの坂口,敬遠の後藤を塁上に置いて、ティー岡田がライトスタンドへ11号3ランを叩き込み、劇的なサヨナラ勝ち。5番手の岸田に4勝目が転がり込んだ。
◆F2−2C◆
好調の広島先発・前田健に対し、日本ハムは2回、先頭の小谷野がセンター前ヒットで出塁すると、すかさず二盗に成功。ここで高橋がライト前へ弾き返し、小谷野が先制のホームイン。5回には二塁打の鶴岡を金子誠が送った所で田中がセンター前へタイムリーを浴びせて、1点を追加。2点を追う広島は7回、二死走者なしからフィオの四球,石原のヒットで一、二塁とすると、ここで代打に起用された求道者・前田がライト前へ会心のタイムリーを放ち、日本ハム先発・増井をKO。続く8回には梵,天谷の連打で無死一、二塁のチャンス。ここで二人の走者はダブルスチールを仕掛けるも、天谷で憤死。この後、栗原が四球を選ぶなど、二死一、三塁と場面が変わった所でルパン広瀬がタイムリー二塁打を浴びせ、ついに同点。試合はその儘、延長に突入したが、両軍共に決め手に欠き、延長12回規定でドローに終わった。
◆E3−7T◆
3回、2四球で二死一、二塁のチャンスを拾った阪神は平野,マット・マートンの連続タイムリーで2点を先制。追いかける楽天はその裏、聖沢のヒツト,鉄平の四球で一、二塁とすると、中村紀がレフト前へタイムリーを浴びせて、1点差。5回には四球の渡辺直を聖沢が送った所で高須がセンター前へ同点タイムリー。7回には四球の渡辺直が犠打と内野ゴロで三進すると、鉄平がタイムリー二塁打を放ち、ついに勝ち越し。土壇場9回、楽天は抑えの川岸を投入し、逃げ切りを図るが、川岸がよもやの大乱調。四球と内野安打で一死一、二塁のピンチを背負うと、キュラソ星人にタイムリーを浴び、同点。更に、新井に勝ち越し犠飛を打ち上げられると、ブラゼルに痛打された後、J.マッケンジーには9号3ランをぶち込まれ、この回、悪夢の5失点。最後はセーブのつかない場面ながら登板となった藤川球が締め括った。1回を3人で切り抜けた4番手・上園に3勝目が転がり込んだ。
◆L3−2YB◆
横浜は初回、一死から下園が二塁打を浴びせると、二死後、村田がライト前へタイムリーを放ち、1点を先制。更に、カスティーヨ,金城と連打を浴びせて、2点目を追加。横浜先発・大家の前に5回まで散発3安打とゼロ行進を続けてきた西武だが、6回、上本のタイムリーでようやく1点を返すと、続く7回には先頭の礒?がライトスタンドへ今季初アーチを放り込み、同点。更に、8回には二死からヒットで出た上本が2番手・真田の暴投で二進。ここで代打・大島が2年ぶりのヒットで繋ぐと、またもや真田が暴投を犯して、上本が労せずして勝ち越しのホームイン。土壇場9回、横浜は守護神・シコースキーから二死一、三塁のチャンスを作る粘りを見せたが、最後は下園がファーストゴロに打ち取られ、あと一歩及ばなかった。西武先発・涌井は8回を投げ10安打を浴びながらも、2失点に留める粘りの投球で7勝目。
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