May 27, 2010 23:57
守護神・林、登録抹消! 新生・小川ヤクルト、あと二人で連敗阻止失敗!
◆G5−2H◆
初回、坂本,寿司職人ラミレスのヒットで二死一、三塁とした巨人は阿部のタイムリー二塁打,長野の2点タイムリーで3点を先制。直後の2回、ソフトバンクは一死三塁から森本のタイムリーで応戦するが、巨人は3回、二死走者なしからマッスル千代の富士が3号ソロを叩き込み、点差は再び3点に拡大。4回二死満塁のチャンスは逃したものの、続く5回、一死からまたもマッスル千代の富士がレフトスタンドへ2打席連続となる4号ソロを放り込んで5点目。9回、キャンプから先発として体を作ってきたにも拘わらず、先発として失敗した訳でもないのに、早々と中継ぎに回された挙げ句、いつ二軍に落とされても仕方ない程、炎上を繰り返しても、一向に先発には戻して貰えない3番手・山口が本多に三塁打を浴びるなど、1点を返されたものの、大事には至らなかった。先発の藤井は7回を散発3安打1失点の好投で4勝目をあげた。
◆D5−9F◆
中日先発・吉見に対し、日本ハムは初回、3本のヒットで二死満塁とすると、高橋,金子誠と連続押し出し四球を選んで、労せずして2点を先制。4回には金子誠,鶴岡と連打を浴びせると、二死後、劇団ひちょりのタイムリー,ブランコのエラーで2点を追加。5回に1点ずつ取り合って迎えた7回には二死二塁から代打・佐藤がライト前へプロ初打席初安打初打点となるタイムリー。更に、8回には糸井が走者一掃のタイムリー二塁打、9回には田中がタイムリー内野安打と着々と加点。その裏、中日は川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに森野,ブランコが連続アーチを叩き込むなど、4点を返す粘りを見せたものの、13残塁と言う大拙攻が大きく響いた。日本ハム先発のルーキー・増井は6回を1失点で3勝目。
◆C3−0M◆
広島先発・前田健は初回から二死一、二塁のピンチを背負うも、大松をセンターフライに仕留めて、ピンチ脱出。広島は2回、ヒットの栗原が暴投と犠打で三塁へ進むと、小窪のセンターフライで生還し、1点を先制。以降、ロッテ先発・成瀬と前田健の投げ合いが続き、1−0の儘、後半戦へ突入。迎えた6回、広島は一死からヒットで出た東出ずすかさず二盗を決めると、梵のサードゴロの間に三進。ここでルパン広瀬がタイムリー内野安打を放ち、2点目を追加。8回には一死二塁から東出がこの日3安打目となるタイムリーを放ち、ダメ押し。最後は横山が3人で締めて、完封リレーを達成。前田健は8回無失点の力投を見せ、ハーラー単独トップの8勝目。
◆T1−6L◆
KONAMIからの低評価を覆す事に燃える阪神先発・フォッサムだが、いきなり片岡に痛打されると、栗山を三振に取るも、二盗を許して、一死二塁のピンチ。ここで中島にタイムリーを浴び、先制点を献上。更に、中村を歩かせると、二死後、高山にタイムリーを許して、早くも2失点。阪神は2回にブラゼルが16号ソロを叩き込み、1点差とするが、西武は4回、一死三塁から細川がスクイズを決めて、3点目。2点を追う阪神は8回、一死から3連続四球で満塁と長打が出れば、一気に逆転の場面を作るが、ここで新井がショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で結局、無得点。ピンチを逃れた西武は9回、中島のタイムリー,佐藤の犠飛,高山のタイムリーで3点を奪い、試合を決定付けた。先発・涌井は8回を1失点に抑え、6勝目を飾った。
◆S3−3E◆
引責辞任を申し入れた高田監督に代わり、小川コーチが監督代行となった早々に、黒星続きで一向に出番が回って来ない守護神・林が右膝痛で登録抹消と更なる逆風に見舞われたヤクルト。10連敗阻止へ望みを託された先発・村中は1,2回と無難に抑えるも、3回、2四球で二死一、二塁のピンチを背負うと、中村紀にタイムリーを浴び、先制点を献上。続く4回には二死からまたも四球の走者を出した後に渡辺直にタイムリー二塁打を許して、2点のビハインド。一方、楽天先発・永井は相変わらず、元気のないヤクルト打線を6回まで散発2安打無失点と封じ込めるが、7回、突如、制球を乱して、3四球で一死満塁のピンチを迎えた所で相川に走者一掃の逆転タイムリー二塁打を浴び、無念のKO。いよいよ連敗ストップへ光が見えてきたヤクルトだが、ここに来て、林の戦線離脱のツケが回って来ようとは…。9回を任されたマツ・オカが代わりばな、鉄平に二塁打を浴びると、一死後、聖沢に痛恨の同点タイムリーを浴び、試合はその儘、延長にもつれ込んだ。しかし、両軍共に、決め手に欠き、結局、12回規定で引き分け。ヤクルトの交流戦初勝利はたもお預けとなった。
◆YB1−4Bs◆
横浜は初回、連打と四球で一死満塁と絶好のチャンスを掴むも、ここからスレッジ,下園と連続三振に倒れて、三者残塁。しかし、続く2回、先頭の金城が内野安打で出ると、二死二塁となった所で石川がレフト前へ先制タイムリー。横浜先発・小林太の前に5回までゼロ行進を続けていた偽バファローズは6回、四球の坂口を二塁へ進めた所で後藤,ティー岡田の連続タイムリー二塁打で逆転に成功。続く7回にはヒットの大引を金子千が送った所で坂口がタイムリー二塁打を放ち、3点目。その裏、横浜は二死満塁とし、金子千をKOするも、代わった平野の前にここで3安打を放っていた金城が三振に倒れて、三者残塁。偽バファローズは9回、坂口の2打席連続タイムリーでダメを押すと、最後はレスターが三者凡退で締め括った。金子千は7回途中まで毎回走者を出しながら、自責点0で切り抜ける粘りの投球で4勝目。
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