May 16, 2010 23:03
2度のビデオ判定はいずれも逆風! 横浜、粘り及ばず6連敗!
◆G10−8M◆
初回、阿部の9号3ランで早くも3点ビハインドとなったロッテは直後の2回、今江のタイムリーで1点を返すと、続く3回には金が11号2ランを叩き込み、同点。しかし、その裏、巨人はガッツの12号ソロで再び勝ち越し、ロッテ先発・大嶺はこの回限りでKO。巨人は5回には寿司職人ラミレスの14号2ラン,マッスル千代の富士の2号2ランで一気に4点を追加。6回には坂本の10号ソロ等で2点を奪い、ダメ押しの10点目。ロッテは9回に2発のアーチで4点を返して、クルーンを引っ張り出す粘りを見せたものの、反撃もここまでだった。巨人先発・西村健は6回4失点降板ながら、打線に援護に恵まれ、3勝目をあげた。
◆S5−6H◆
初回、ソフトバンクは二死からオーティズが四球で歩くと、小久保がレフトスタンドへ10号先制2ラン。3回には先頭の川崎が四球で出るも、二盗に失敗。その後、ヒットと四球でチャンスを広げるが、小久保がゲッツーに倒れて、無得点。4回にも一死一、二塁のチャンスに後続が倒れて、二者残塁。すると、その裏、ヤクルトはデントナの二塁打と2死球で一死満塁とした所で吉本が犠飛を打ち上げ、1点差。6回には本多のダブルエラーで拾いモノの1点を加え、ようやく同点。2−2の儘、迎えた8回、ソフトバンクは本多のヒット,オーティズの四球で無死一、二塁とした所で小久保がこの日本目となる10号3ランを叩き込み、勝ち越しに成功。これで決まったかと思いきや、その裏、ヤクルトはデントナ,飯原と連打を浴びせると、ガイエルが同点12号3ランを放ち、ソフトバンク先発・杉内をKO。試合はその儘、延長に突入した。迎えた11回、ソフトバンクは二塁打の山崎を代打・高谷が送ると、二死後、本多がライト前に弾き返して、均衡を破る6点目を獲得。その裏はファルケンボーグが3人で締めて逃げ切った。2回を無失点で切り抜けた馬原は今季初勝利。
◆D4−1Bs◆
0−0で迎えた4回、中日は先頭のブランコが四球で歩くと、ベンちゃん,セサルの連打で無死満塁のチャンス。ここでルーキー・大島がレフト前へ先制タイムリー。更に、一死後、ワンバウンドのボールに対して、山内の止めたバットに当たった打球がセカンドの頭を越える幸運な2点タイムリーとなると、なおも一、三塁の場面で木佐貫が暴投を犯して、タナボタの4点目をゲット。4点を追う偽バファローズは6回、ヒットと四球で無死一、二塁とするも、赤田がショートゴロゲッツー。続くカブレラのヒットでようやく1点を返し、更に、後藤も四球を選んで、一、二塁とチャンスを広げたが、バルディリスがショートフライに倒れて、1点止まり、7回にも一死一、二塁のチャンスに坂口が最悪のゲッツー。9回には守護神・岩瀬に対し、二死から連打を浴びせ、一発が出れば同点と言う粘りを見せたものの、最後は代打・北川が三振に斬って取られ、万事休す。中日先発・山内は6回を1失点で切り抜け、2勝目をマークした。
◆C2−6F◆
広島は初回、二死一、二塁からフィオのタイムリーで1点を先制。しかし、直後の2回、日本ハムは四球の糸井を一塁に置いて、金子誠が2号逆転2ラン。続く3回には二死二塁からあの男によもやのタイムリーが飛び出すと、更に、連続四球で満塁となった所でまたも金子誠が2点タイムリー。続く4回には二死走者なしから3連打で1点を追加し、6点目。広島は2回以降、4度も先頭打者を出しながら、2併殺を食らうなど、拙攻続きでゼロ行進。赤松のヒットで5度目の先頭打者を出した7回、二死二塁となった所で石原がタイムリー二塁打を放ち、ようやく2点目をあげるが、8回も一死一、二塁のチャンスにフィオがチーム3個目のゲッツーを食らい、またも無得点に終わる始末。最後は建山の前に反撃を断たれた。日本ハム先発の武田勝は5回1失点で2勝目を飾った。
◆T3−7E◆
阪神先発・スタンリッジに対し、楽天は初回、エラーで貰ったチャンスに中村紀が先制タイムリー。続く2回も内野ゴロの間に1点を追加すると、3回には二死から鉄平,中村紀の連打の後、草野が4号3ランを叩き込み、一気にリードを広げた。5点を追う阪神はその裏、鳥谷の走者一掃タイムリー二塁打で2点を返すと、続く4回にはブラゼルの14号ソロで2点差と追い上げる。しかし、楽天は6回、無死一、二塁から渡辺直,田中と連続タイムリーを浴びせて、貴重な2点を追加。阪神は5回以降ノーヒットと沈黙し、連勝を逃した。楽天先発・田中は7回3失点、10個の三振を奪って、5勝目をあげた。
◆YB5−6L◆
初回、横浜は四球の石川を下園が送ると、内川の打球は右中間スタンドへの先制2ラン…と思いきや、ビデオ判定によりフェンス上部に当たってグラウンドに戻った二塁打と覆され、1点止まり。ここまで8度の先発で一向に白星をあげられない横浜先発・ランドルフは、3回、無死二塁から栗山が逆転2号2ランを被弾すると、ここで左脇腹痛を訴えて降板となり、またも初白星ならず。一死後、中村も11号ソロが飛び出し、西武はこの回3点。その裏、1点を返され、1点差とされた西武は5回、一死一塁から中村がレフトポール際へ2打席連続となる12号2ラン。ファールを主張する尾花監督の抗議により、この日2度目のビデオ判定が行われたが、判定は覆らなかった。その裏、横浜はブラウンのエラーで1点を返すと、続く6回には先頭の金城が今季初アーチを放って、1点差。更に、二死二塁とした所で代打・下窪がタイムリーを浴びせて、ついに同点。追い付かれた西武は直後の7回、3四死球で二死満塁と絶好のチャンスを貰うが、高山が打ち上げて無得点。続く8回にも二死一、二塁のチャンスに栗山が倒れて、二者残塁に終わったが、土壇場9回、先頭の中島が二塁打で出ると、中村,ブラウンは連続三振に倒れるが、7回のチャンスを潰した高山が名誉挽回のタイムリーを放ち、ついに勝ち越し。その裏は守護神・シコースキーがきっちり締めて、ゲームセット。1回を無失点に抑えた5番手・長田に2勝目が転がり込んだ。敗れた横浜はこれで6連敗。
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