May 12, 2010 22:36
交流戦開幕! 両リーグ首位対決は西武に軍配!
◆G3−1L◆
交流戦開幕戦は両リーグの首位チーム同士がいきなり直接対決。WBC使用球はからっきしだが、NPB使用球でのナイターの巨人戦とあれば絶対的な自信を持つ西武先発・岸は初回から三者凡退の好スタート。しかし、2回一死から阿部,高橋,李と3連打を浴びて、先制点を献上。一気に畳み掛けたい巨人だったが、ここで長野が最悪のサードゴロゲッツーに倒れ、1点止まり。一方、巨人先発・ゴンザレスは3回までに5三振と素晴らしい立ち上がりを見せるが、4回、二塁打の片岡を三塁へ進められた所で中島に犠飛を許して、試合は振り出しに。西武は続く5回には先頭のブラウンが8号勝ち越しアーチ。7回には中島に7号ソロが飛び出して、3点目。2回のピンチを切り抜けてから、完全に立ち直った岸は3回先頭のゴンザレスにヒットを許した以降は、9回まで21人連続で打ち取り、完投で6勝目をマークした。
◆D5−1H◆
交流戦3連覇を狙うソフトバンクに対し、中日は3回二死走者なしから岩崎達,森野の連続二塁打で先制。続く4回にはベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに13号ソロを叩き込むと、一死一塁から谷繁もタイムリー二塁打を放ち、1点を追加。3点を追うソフトバンクは6回、一死から川崎の3号ソロでようやく1点を返すが、後が続かない。8回には一死からまたも川崎が二塁打を浴びせるが、本多,オーティズと打ち取られ、無得点。すると、その裏、中日は二死三塁から英智,大島と連続タイムリーを浴びせて、ダメ押しの2点を追加。8回途中から登板の浅尾が最後まで投げきって、今季初セーブ。先発の吉見は7回を無四球1失点の好投でハーラートップタイの6勝目。
◆T2−4F◆
前年度パ・リーグの覇者ながら、最下位に低迷し、交流戦で何とか巻き返しを図りたい日本ハムは4回、ヒットの田中を劇団ひちょりが送った所で稲葉がレフト前へ先制タイムリー。更に、小谷野の二塁打,糸井の四球でチャンスを広げると、高橋がタイムリーを放ち、2点目。追いかける阪神は7回、鳥谷の四球,新井のピッチャー強襲ヒットで一、三塁とすると、ブラゼルの内野ゴロの間に1点。更に、連続試合出場記録を更新する為に登場した代打・キュラソ星人が内野安打で繋いだが、葛城イクローはセカンドゴロに打ち取られ、同点ならず。1点差の儘、迎えた土壇場9回、日本ハムは四球の劇団ひちょりを一塁に置いて、稲葉がレフトスタンドへ5号2ランを叩き込み、ダメ押し。その裏、阪神は鳥谷の一発で1点を返すのが精一杯だった。日本ハム先発のケッペルは来日初完投で5勝目をあげた。
◆S1−2Bs◆
偽バファローズは初回、二死一、三塁のチャンスにT−岡田がセカンドゴロと凡退。続く2回には先頭のバルディリスがヒットで出るも、続く山崎浩のセカンドライナーで飛び出し、ゲッツーを食らう始末。その裏、ヤクルトはようやくどん底を抜け出しつつあるガイエルがライトスタンドへ11号先制ソロ。続く3回には内野安打と2四球で二死満塁とするも、宮本が打ち取られ、三者残塁。ピンチを切り抜けた偽バファローズは直後の4回、一死から連打で二、三塁とした所でバルディリスが犠飛を打ち上げ、同点。中盤以降、両軍共に決め手を欠き、1−1の儘、試合は延長に突入。迎えた10回、偽バファローズは一死から内野安打で出た荒金を鈴木が送ると、坂口がタイムリー三塁打を浴びせて、ついに勝ち越し。最後はレスターが3人でピシャリと締めて、逃げ切った。3番手の岸田は1回無失点で3勝目。ヤクルト先発・石川は8回を1失点と今季最高の投球を見せたが、打線の見殺しに遭い、またしても今季初勝利を逃した。
◆YB1−2M◆
横浜の先発はロッテから厄介払いされた屈辱を晴らさんと怒りに燃える清水。しかし、2回、先頭の大松に先制7号ソロを被弾。その裏、金城の今季初打点となるタイムリーで追い付いて貰った清水は3回、バットでも怒りを燃やし、ライト前ヒットで出塁。この後、二死一、二塁とチャンスを広げたが、依然として不振から立ち直れない主砲・村田があえなく凡退。すると直後の4回、清水はサブローに7号ソロを被弾し、勝ち越し点を献上。以降、8回まで僅か1安打と抑え込み、打っては第2打席で犠打,第3打席で2本目のヒットと、投打に奮闘したが、終わってみれば、サブローの一発が致命傷に…。ロッテは7回から伊藤−薮田−小林宏と繋いで、1点のリードを守りきった。先発の渡辺俊は6回1失点で3勝目を飾った。
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