May 09, 2010 20:46
ブラウン監督、通算10度目の退場! 田中、今季最多7失点KOで4連敗!
◆YB5−7G◆
開幕5連敗中の横浜先発・ランドルフが初回から大炎上。先頭の坂本に痛打されると、カスティーヨのエラーに足を引っ張られた後、ガッツにタイムリーを浴び、先制点を献上。更に、ここから寿司職人ラミレスに球団通算9000号となる12号3ラン,阿部に7号ソロと連続被弾でいきなりの5失点。一方、戦列復帰後、開幕当初のキレが感じられない内海に対し、横浜はその裏、1点を返すと、3回には武山の三塁打の後、ランドルフが自らタイムリー。4回にはカスティーヨがエラーの汚名を返上する5号ソロを放り込み、2点差まで追い上げる。しかし、直後の5回、巨人は2年ぶりスタメンに抜擢された矢野が今季初打点となるタイムリー二塁打を放ち、2点を追加。粘る横浜は6回無死一、二塁のチャンスは逃したものの、7回、坂本のこの日2つ目のエラーの後、代打・井手がタイムリー二塁打。更に、石川が送った後、早川もタイムリーを浴びせて、再び点差を2点にまで縮めるが、反撃もここまで。8回からは山口−クルーンと繋ぐリレーの前にノーヒットに抑え込まれた。内海は5回降板となったが、リリーフ陣の援護を仰いで開幕5連勝をマークした。
◆D0−9S◆
壊滅的貧打で投手陣を見殺しにする日々が続いているヤクルトだが、この日は初回から11打席ノーヒットの福地,ここ5試合で僅か2安打の田中が連打を浴びせると、13打席ノーヒットの青木のショートゴロの間に先制。更に、15試合ノーアーチのデントナが7号2ランを叩き込むと、25打席ノーヒットと大スランプのガイエルにも10号ソロが飛び出して、この回4点。3回には一死一、二塁からガイエルが4月25日以来のマルチ安打となるタイムリーを放つと、宮本が内野安打で繋いで満塁となった所で藤本が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、この回も4点追加。続く4回には一死二塁から青木が16打席ぶりのヒットとなる内野安打を放つと、デントナが犠飛を打ち上げ、9点目。投げては村中−マツ・オカと繋いで、最後は連敗中、全く出番がなく、8日ぶりの登板となった守護神・林が3人で締めて、完封リレー。これまでの鬱憤を晴らす投打噛み合っての快勝で連敗を6でストップさせた。村中は7回無失点で3勝目。
◆T4−3C◆
好調の広島先発・前田健に対し、阪神は2回、ブラゼルがレフトスタンドへ10号ソロを叩き込み、1点を先制。ブラゼルは4回にも今度はライトスタンドへ2打席連続となる11号ソロを放り込み、1点を追加。2点を追う広島は5回、阪神先発・鶴に対し、前田健がブラゼルのエラーで出ると、一死後、梵の二塁打に桜井のエラーが重なり、まず1点。更に、二死後、栗原のタイムリー二塁打で試合は振り出しに。2−2で迎えた7回、阪神はまたもブラゼルがヒットを放つと、一死後、葛城イクローが歩いて一、二塁。ここで連続試合出場記録更新の為に登場の代打・キュラソ星人はセンターへ打ち上げるが、続くマット・マートンが走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、2点を勝ち越し。粘る広島は直後の8回、この回から登板の久保田から栗原の四球,赤松のヒットで二死一、三塁のチャンス。ここで阪神は早くも守護神・藤川球を投入するが、満を持して代打に起用された求道者・前田がライト前へ会心のタイムリーを浴びせて、1点差。しかし、続く代打・岩本はピッチャーゴロに打ち取られ、同点ならず。広島は9回にも二死一、二塁と一打同点のチャンスを作り、藤川球を追い詰めたが、最後はフィオがこの日3個目の三振を喫して、ゲームセット。7回に登板し、三者凡退に仕留めq阪神2番手・西村に無傷の4勝目がついた。
◆H1−4L◆
2回、内野ゴロの間に先制された西武だが、直後の3回、二死走者なしから片岡が同点3号ソロ。5回には一死から阿部,細川の連打で一、二塁とした所で大崎がレフト前へタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。続く5回には二死走者なしから、高山のヒット,佐藤の四球で一、二塁とした所で阿部が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、4点目。ソフトバンクは土壇場9回、守護神・シコースキーから一死一、二塁と一発同点の場面を築いたが、高谷,川崎と打ち上げて、万事休す。西武先発の帆足は8回を散発4安打1失点の好投で5勝目を飾った。
◆F7−3E◆
初回、一死から劇団ひちょり,稲葉の連続二塁打で先制した日本ハムは更に、二死後、あの男によもやのタイムリーが飛び出して、2点目。直後の2回、楽天はフィリップスの四球の後、山崎,中村,紀,嶋と3連打を浴びせて、1点。なおも無死満塁と一打逆転のチャンスは続いたが、牧田は浅いライトフライ,聖沢は最悪のショートゴロゲッツーに終わり、1点止まり。突き放したい日本ハムは4回、鶴岡の二塁打等で二死満塁とするも、田中がレフトへ打ち上げ、三者残塁。5回に1点ずつ取り合って迎えた7回、楽天は2四球で二死一、二塁とした所でフィリップスに2打席連続のタイムリーが飛び出し、ついに同点。しかし、それも束の間、その裏、日本ハムは二死満塁から高橋に2号勝ち越しグランドスラムが飛び出し、楽天先発・田中をKO。これで戦意喪失となった楽天は8,9回とあえなく無得点に終わり、今季3度目の4連敗。この試合、5回にブラウン監督が本塁上のクロスプレーの判定に不服を漏らし、通算10度目の退場処分。広島監督時代の退場試合は7勝1敗と無類の強さを発揮していたが、楽天移籍後は2戦2敗と、むしろ退場は縁起の悪いものとなっている。尚、一時は同点タイムリーを許した日本ハム5番手の谷元に今季初勝利が転がり込んだ。
◆Bs11−7M◆
3回まで両軍無得点と静かな立ち上がりとなったが、4回からは突如、乱打戦に変貌。バルディリス,山崎浩のタイムリー等で3点を先制した偽バファローズは5回に1点を返されるも、その裏、バルディリスの2号2ラン等で3点を追加。ロッテは6回にサブローの6号2ラン,今江のタイムリーで3点を返し、応戦するが、その裏、偽バファローズは赤田の6号2ランでまず2点。更に、二死後、5連打を浴びせて、この回一挙5点を獲得。それでも食い下がるロッテは8回、二死走者なしから4連打で1点を返すと、更に、荻野貴,井口と連続押し出し四球を選んで、4点差。なおも満塁と、一発が出れば一気に同点と言う場面で主砲・金を打席に迎えたが、金はどん詰まりのショートゴロに終わり、三者残塁。ロッテは9回にも一死満塁のチャンスを作る粘りを見せたが、今江,西岡と倒れて、あと一歩及ばなかった。偽バファローズ先発・木佐貫は6回途中4失点KOとなったが、打線に援護に恵まれ、3勝目。
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