May 08, 2010 22:56
快投・中沢、無念のサヨナラ被弾! ヤクルト、2戦連続サヨナラ負け!
◆YB3−4G◆
巨人先発・西村健に対し、横浜は初回、ヒットの石川を早川がきっちり送ると、内川がライト前へ先制タイムリー。3回には石川,早川の連打で無死一、二塁として、クリーンアップに繋ぐが、内川の送りバントがピッチャー前にまともに転がり、三塁封殺。村田,カスティーヨも凡退し、結局、無得点。一方、横浜先発・ハマのチンピラの前に3回までパーフェクトと沈黙していた巨人は4回、先頭の坂本がチーム初安打を浴びせると、脇谷の犠打の後、ガッツがセンターオーバーのタイムリー二塁打を放ち、ようやく同点。続く5回には一死から李が歩いた所で長野がライトスタンドへ勝ち越し3号2ラン。更に、二死後、坂本がレフト線へ二塁打を浴びせると、続く脇谷がレフト前へタイムリーを放ち、4点目。3点を追う横浜は6回、内川の三塁打の後、村田のレフト前タイムリーで1点を返すと、愉快には4番手・越智に対し、下園のタイムリーで1点差。土壇場9回、巨人は二死満塁と絶好の追加点のチャンスを掴むも、代打・矢野がショートゴロに終わり、三者残塁。その裏、守護神・クルーンは二死を簡単に取ったものの、内川に四球。またクルーン劇場が開演されるのか…と思った矢先、代走・野中が二盗に失敗し、呆気なく試合終了。横浜の自滅でサヨナラ負けの危機を免れた巨人は4連勝。西村健は6回1/3を2失点で2勝目をあげた。一方、ハマのチンピラは対巨人6年越しの10連敗。
◆D1−0S◆
泥沼の連敗モードが止まらないヤクルトはこの連敗に絡んでいないルーキー・中沢に連敗ストッパーを託す。中沢は立ち上がりこそ制球に苦しんだが、尻上がりに調子を上げて行き、8回まで無失点の好投。しかし、肝心の味方打線が中日先発・山内の前に6回まで1安打と相変わらずの貧打で一向に先制点を奪えない。7回に二死、二、三塁と初のチャンスを作ったが、藤本がセカンドゴロと凡退。8回にも一死一、二塁としたが、田中が最悪のセカンドゴロゲッツー。山内は8回に代打を出され、9回からは高橋が登板。これで流れを変えたいヤクルトだったが、あえなく三者凡退に終わる体たらく。その裏、中沢は森野,ブランコと打ち取り、ベンちゃんに川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーンに12号サヨナラアーチを被弾し、プロ初黒星。被安打は僅かに2本と言う快投を展開した中沢を見殺し、2戦連続サヨナラ負けを喫したヤクルトは今季ワーストの6連敗。
◆T8−11C◆
初回にフィオの2点二塁打で先制した広島は2,3回にも加点し、3点のリード。しかし、その裏、阪神は1点を返し、なおも二死満塁のチャンスで桜井が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、一気に逆転。1点を追う広島は直後の4回、二死二塁から天谷,フィオとタイムリーを浴びせて、逆転に成功。7回には栗原の5号ソロ,代打・ルパン広瀬のタイムリーで2点、8回にも栗原のタイムリー等で2点を追加し、ダメ押し。9回、6点差もあると言うのに引っ張り出された守護神・シュルツが3点を失う波乱はあったものの、大事には至らなかった。先発・今井は3回KOされたが、3回を無失点の好リリリーフを見せた篠田が今季初勝利。
◆H3−1L◆
西武先発・ミャオに対し、ソフトバンクは初回、二死走者なしからオーティズがレフトスタンドへ13号先制アーチ。更に、小久保がヒットで続くと、ハマのスペランカーがタイムリー二塁打を放って、この回2点。2回に一死一、三塁,3回に一死満塁のピンチを作ったかと思えば、4回には三者三振とムラのある投球ながら、無失点を続けていた杉内は5回、先頭の佐藤を歩かせるが、二盗に失敗。これで気が緩んだか、片岡に二塁打を浴びると、続く栗山にタイムリーを許し、1点差。更に、中島に二塁打,中村に四球を許して、満塁の大ピンチを迎えたが、ここからブラウン,高山と打ち取り、辛くもピンチ脱出。西武は6回にも一死から細川の三塁打で一打同点の場面を作るも、佐藤,片岡と倒れて、細川は三塁に釘付け。すると、その裏、ソフトバンクは一死からハマのスペランカーが6号ソロを放ち、3点目。7回からはファルケンボーグ−摂津−馬原と繋ぐ必勝リレーで西武の反撃を断ち切った。杉内は6回降板も1失点で食い止め、ハーラー単独トップの7勝目。敗れた西武は1日で首位陥落となった。
◆F1−0E◆
今季2度目の直接対決となった岩隈とダルビッシュの両エースが互いに譲らぬ投手戦を展開。ダルビッシュは3回二死一、二塁,5回一死一、二塁のピンチを乗り切ると、以降は二塁も踏ませず、9回までに11三振の無失点投球。一方、岩隈は制球重視の丁寧な投球で内野ゴロの山を築き、疲れが見え始めた終盤は走者を出しても落ち着いて後続を締めて、9回まで無四球無失点。試合は0−0の儘、延長にもつれ込み、両先発は先取点を許さずにお役御免となった。両軍共に継投モードに入った10回、日本ハム2番手・宮西は三振2つを奪うなど、三者凡退の好投。これに対し、楽天2番手・小山は一死から田中に痛打されると、二死三塁となった所で稲葉にタイムリーを浴び、サヨナラ負け。
◆Bs3−9M◆
3回、ロッテは先頭の里崎の5号ソロで先制すると、更に、二塁打の今江を三塁へ送った所で荻野貴がタイムリー。その裏、山崎浩の今季初アーチで1点差とされるが、5回、一死満塁から井口の犠飛,金の9号3ランで一気に4点を追加。偽バファローズは7回にT−岡田の8号ソロ,バルディリスの今季初アーチと一発攻勢で食い下がるが、直後の8回、ロッテは2四球で作ったチャンスに里崎がこの日2本目となる6号3ランを叩き込み、試合を決定付けた。ロッテは西武と入れ替わりで首位に返り咲き。先発の成瀬は7回途中でKOされたが、リリーフの援護を仰いで、5勝目をマークした。
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