May 02, 2010 22:15
代打・関本、決勝アーチ! 阪神、巨人3タテで首位浮上!
◆T8−7G◆
負ければ首位転落となる巨人は戦列復帰したエース・内海を先発起用。3回まで無失点に抑えていた内海だが、4回に阿部のタイムリーで先制点を貰ってからおかしくなり、その裏、3連打で無死満塁のピンチを背負うと、内野ゴロ2つで勝ち越しを許してしまう。続く5回にはマッスル千代の富士,脇谷がエラーと立て続けに足を引っ張られると、鳥谷にタイムリーを浴びて、今季最短のKO。更に、代わった久保は二死後、J.マッケンジーに6号3ランを被弾。5点を追う巨人は直後の6回、寿司職人ラミレスのタイムリーの後、阿部,松田記者の連続アーチで1点差。続く7回には無死一、三塁から久保田のエラーで追い付くと、更に、一死二、三塁から久保田の暴投で労せずして勝ち越し。しかし、その裏、キャンプから先発として体を作ってきたにも拘わらず、クルーンの離脱で開幕から半月程で中継ぎ復帰を強要されて以降、出ては炎上の繰り返していると言うのに、クルーンが復帰したにも拘わらず、一向に先発に戻して貰えない山口が新井に4号同点ソロを被弾。続く8回には代打・関本に2号ソロを被弾し、勝ち越し点を献上。土壇場9回、巨人は守護神・藤川に対し、一死一、二塁のチャンスを作ったものの、脇谷,ガッツと連続三振に倒れて、ゲームセット。阪神は3連戦3連勝でついに首位浮上となった。
◆C4−3D◆
中日先発・山内に対し、広島は初回、一死から梵のヒット,天谷の四球で一、二塁とした所で栗原がレフト前に弾き返して、梵が先制のホームイン。一方、中日は初回のチャンスをゲッツーで潰し、2回もエラーで先頭打者を出しながら、後続3人が凡退。3回にも一死一、二塁のチャンスに井端がゲッツーと怒濤の拙攻三昧。すると、4回二死から川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにベンちゃんが2試合連続の9号ソロを叩き込み、ようやく同点。1−1で迎えた6回、広島は先頭の栗原がレフトスタンドへ3号ソロをぶち込んで、勝ち越しに成功。更に、ルパン広瀬が荒木のエラー出ると、二死二塁となった所で倉がレフト前へタイムリーを放ち、3点目。2点を追う中日は先頭の井端が四球で歩くと、森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに6号2ランを放り込み、一気に同点。3−3で迎えた土壇場9回、広島は先頭の代打・石井タクローが荒木のこの日2つ目のエラーで出塁。倉が送った後、赤松がヒットを放ち、一、三塁となった所で東出がセンター前へタイムリーを放ち、サヨナラ勝ち。一時は同点弾を浴びた高橋に4勝目が転がり込んだ。1点を争う展開でありながら、またもや求道者・前田を使いそびれると言う広島首脳陣の勝負所に対する見極めの甘さが露呈し、今後に大いに不安を残す事となったのは言うまでもない。一方、中日は3併殺を食らい、一発でしか点の取れず、最後はエラーで負けると言う無様な試合を繰り広げており、名手・川相二軍監督の現役復帰を待望する声が強まる一方だ。
◆S1−4YB◆
横浜は3回、一死から石川の二塁打,内川の四球で一、二塁とすると村田がライト前へ先制タイムリー。更に、二死二、三塁となった所でカスティーヨに2点タイムリーが飛び出し、この回3点。5回にはこの日2安打と当たっている村田がレフトスタンドへ5号ソロを放り込み、4点目。亡命先から出戻り初登板となる大家は6回まで無失点の好投を展開。7回、先頭の武内に3号ソロを被弾するなど、この回途中で降板となったが、牛田−山口のリリーフを仰いで、出戻り初勝利となった。
◆H2−4M◆
ついに首位に立った好調・ソフトバンクはこの日も初回から二死一、二塁とすると、ハマのスペランカーのタイムリー二塁打で先制。なおも二、三塁のチャンスは続いたが、松田は三振に倒れて、1点止まり。ソフトバンク先発・大隣の前に3回までノーヒットと沈黙していたロッテは4回一死から金,大松と連打を浴びせると、二死後、ゼブラ今岡が同点タイムリー二塁打。続く5回には四球の南を二塁に進めると、荻野貴,井口と連続タイムリーを放ち、2点を勝ち越し。8回にはヒットの荻野貴が二盗とセカンドゴロで三進した所で金が犠飛を打ち上げ、4点目。3点を追うソフトバンクはその裏、オーティズの3戦連続11号ソロを叩き込むが、後が続かず、1点止まり。最後は小林宏の前に反撃を断たれて、連勝は5でストップし、1日で首位の座から陥落した。15試合の中継ぎ登板を経て今季初先発となったマーフィーは5回を1失点に抑え、来日初勝利をマークした。
◆F1−4L◆
0−0の儘、迎えた5回、西武は一死から細川が二塁打を浴びせると、続く佐藤が2年ぶりとなる2ランを放り込み、先制。続く6回には一死から内野安打で出た中村を一塁に置いて、ブラウンが5号2ランを放ち、2点を追加。日本ハムは7回、二死満塁と一発が出れば一気に同点のチャンスに代打・高橋を投入するが、サードゴロに倒れて、無得点。9回にあの男の全く勝敗に影響しない3号ソロで完封を免れるのが精一杯だった。西武先発・帆足は8回途中まで無失点の好投で4勝目を飾った。
◆E3−2Bs◆
初回、偽バファローズは二死から赤田の二塁打,北川のタイムリーで先制。更に、続く後藤もヒットを放ち、チャンスを広げたが、ラロッカは三振を喫して、二者残塁。すると、その裏、楽天は聖沢の二塁打に2つの四球で一死満塁とした所で中村紀が同点犠飛。続く嶋もタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功。続く2回にも一死満塁のチャンスを作った楽天は鉄平の犠飛で3点目を追加。2回以降、ゼロ行進が続いていた偽バファローズだが、8回から継投モードに入った楽天に対し、一死から赤田が5号ソロを叩き込み、1点差。更に、連打と四球で満塁とワンヒットで逆転のチャンスを作るが、4番手・有銘の前に代打・下山が三振、5番手・川岸の前に代打・バイナムがキャッチャーファールフライに終わり、三者残塁。9回にも坂口の二塁打,赤田の四球で二死一、二塁としたものの、最後は2安打の北川…に8回から代走で代わっていた大引が三振に倒れて、あと1点が届かなかった。楽天先発・田中は7回まで8安打を浴びながら、1失点で切り抜け、4勝目。
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