April 24, 2010 22:05
キムタク追悼試合! 松田記者、代打逆転満塁アーチ!
◆G7−3C◆
キムタクの追悼試合となったこの日、左肩に喪章を付けて臨んだ巨人だが、先発の西村健がいきなり先頭の東出に二塁打を浴びると、一死後、天谷にタイムリー二塁打を浴び、先制点を献上。1点を追う巨人は2回、二死からマッスル千代の富士が二塁打を放つと、脇谷のレフト前ヒットで同点のホームを狙うが、タッチアウト。しかし、続く3回、二死からヒットで出た松本が二盗を決めると、続くガッツのライト前ヒットで同点のホームイン。天谷のタイムリー以来、ノーヒットと沈黙していた広島は6回、二死一、二塁と久々のチャンス。ここで昨日の事を反省したのか、野村監督はルパン広瀬に代えて、求道者・前田を投入。しかし、求道者・前田の鋭い眼光に睨まれ、まともに勝負するのは得策ではないと察知した西村健に歩かされてしまう。それでもチャンスは満塁と広がったが、赤松はサードゴロに倒れて、三者残塁。すると、その裏、巨人は一死から阿部が3号ソロをぶち込んで、勝ち越しに成功。直後の7回、一死から代打・ヒューバーを歩かせた所で若大将・原監督は山口にスイッチ。しかし、キャンプで先発として体を作ってきたにも拘わらず、シーズン早々にリリーフ再転向を強要された上、その結果、まともに抑えた試しがないと言うのに、クルーンが戻ってきても、未だにリリーフをやらされ続ける山口はこの日も精彩を欠き、代打・会沢に痛打されると、東出には三遊間突破のタイムリーを浴び、西村健の白星を粉砕。8回には3番手・越智が一死満塁のピンチを背負うと、中東のレフト線へのファールフライを捕れば確実にタッチアップされるにも拘わらず、寿司職人ラミレスはキャッチしてしまい、三塁走者・栗原が勝ち越しのホームイン。その裏からマウンドに上がった3番手・高橋に対し、巨人はガッツの四球,寿司職人ラミレスのヒットで一、二塁とすると、阿部のファーストゴロの間にそれぞれ進塁。ここで長野が敬遠されて、満塁となった所で代打に起用されたキムタクの同期・松田記者が左中間スタンドへ公式戦ではプロ入り初となるグランドスラムをぶち込んで、一気に逆転。更に、二死後、李にも不振に喘ぐ李にも一発が飛び出して、ダメ押しの7点目。9回にクルーンが石井タクローにタイムリーを浴びたものの、大事には至らず、キムタク追悼試合に花を添えた。一時は勝ち越しとなる犠飛を許した越智に2勝目が転がり込んだ。
◆T3−1D◆
初回二死一、二塁と言う先制のチャンスは逃した阪神だが、続く2回、一死から桜井がレフトスタンドへ4号ソロを叩き込み、先制。1点を追う中日は4回、森野,ブランコと連打を浴びせた後、ベンちゃんが同点犠飛。更に、小池もヒットで続き、チャンスを広げるが、セサル,小山と内野ゴロに終わり、勝ち越しならず。6回には一死から連打と四球で満塁とするも、またもセサル,小山がブレーキとなり、三者残塁。桜井の一発以降、ノーヒットが続いていた阪神だが、その裏、先頭の平野が内野安打で出塁すると、代走・大和がすかさず二盗。一死後、新井がセンター前へ弾き返して、勝ち越しに成功。中日は7回一死一塁のチャンスに井端がゲッツー。8回にはも二死一、二塁のチャンスにまたもやセサルが三振に倒れて、無得点。すると、阪神はその裏、新井の2打席連続タイムリーでダメ押しの3点目。最後は守護神・藤川球が3人でピシャリと締めて、逃げ切りに成功。先発・能見は6回で7安打を浴びながらも、川相不在の中日の大拙攻に助けられ、無傷の3連勝。
◆YB3−2S◆
ヤクルトは初回、一死から森岡,青木と連打を浴びせると、デントナのセカンドゴロの間に森岡が先制のホームイン。横浜もその裏、二死から内川のヒット,村田の四球で一、二塁とするも、スレッジが三振に倒れて、二者残塁。しかし、3回、ハマのチンピラが自らヒットを放って、口火を切ると、石川の内野安打の後、早川の犠打がエラーを誘い、無死満塁。ここで内川,村田の連続タイムリーで逆転に成功。なおも満塁のチャンスでスレッジはセカンドゴロに倒れるが、この間に早川が本塁を陥れ、3点目。2点を追うヤクルトは6回、一死から青木,デントナ,ガイエルとクリーンアップの3連打で1点差。しかし、ここで飯原がサードゴロゲッツーに倒れて、同点ならず。3−2の儘、迎えた土壇場9回、横浜は抑えの山口を投入する逃げ切り体勢。山口は一死から連続四球でピンチを迎えたが、最後は宮本をショートゴロゲッツーに仕留めて、辛くも逃げ切った。ハマのチンピラは6回2失点で2勝目。
◆M3−4H◆
立ち上がりから制球が定まらないソフトバンク先発・小椋。1,2回と四球の走者を出しながら、無失点で切り抜けるも、テンポの悪い投球が野手のリズムを狂わせたか、3回一死から荻野貴のショートゴロを川崎がエラー。井口の打席で二盗を仕掛けられた際、今度は山崎が二塁へ悪送球し、荻野貴は三塁へ。ここで井口をショートゴロに打ち取るも、川崎が野選を犯して、ノーヒットで先制点を献上。1点を追うソフトバンクは5回、先頭のハマのスペランカーが4号同点ソロ。更に、四球と連打で無死満塁のチャンス。ここから山崎、川崎と連続三振に倒れるも、本多が走者一掃のタイムリー三塁打を浴びせて、一気に3点を勝ち越し。ロッテは6回、2番手・摂津に対し、一死満塁から井口のタイムリー内野安打、金の犠飛で1点差。なおも一、二塁のチャンスだったが、大松はファーストゴロに終わり、同点ならず。8回にはヒットの今江を2つの犠打で三塁まで進めるが、この日2打点の井口が三振に倒れて、無得点。最後は守護神・馬原に反撃を断たれ、あと一歩及ばなかった。唯一のピンチをモノにされてしまったロッテ先発・成瀬は完投負け。小椋は5回で7四球と言う大荒れの内容だったが、リリーフの援護を仰いで、2年ぶりの白星。
◆E3−0F◆
ダルビッシュ,岩隈の両エースが激突。岩隈は1,2回と三者凡退に仕留める快調な立ち上がり。一方、ダルビッシュは2回一死から鉄平にヒットを許すと、二盗と鶴岡の悪送球で三進を許した所で中村紀をピッチャーゴロに打ち取るも、本塁を狙った鉄平を刺そうとしたグラブトスが逸れて、先制点を献上。不本意な形で先制を許したダルビッシュは3回以降も毎回走者を許すピリッとしない投球。6回には二死から連続四球を許すと、草野にタイムリーを浴びて、2点目を献上。更に、糸井の悪送球に足を引っ張られ、この回2失点。この追加点で一気に楽になった岩隈は日本ハム打線に付け入る隙を許さず、散発2安打完封で3勝目。日本ハム・ビッグステーキ打線(若大将・原辰徳命名)は上位7人がノーヒットに終わる体たらくだった。ダルビッシュは自責点1の完投も虚しく2敗目。奪三振は6個に留まり、開幕から続いていた2桁奪三振は5試合でストップした。
◆Bs4−6L◆
1−1で迎えた4回、西武はブラウン,高山,礒?の3連打で無死満塁とすると、浅村が押し出し四球を選んで勝ち越し。続く上本もセンター前へ2点タイムリーを放ち、偽バファローズ先発・木佐貫をKO。更に、2番手・加藤から片岡が犠飛を打ち上げ、この回4点。6回には内野安打の礒?を一塁に置いて、浅村がタイムリー二塁打を浴びせて、6点目。5点ビハインドとなった偽バファローズはその裏、坂口,赤田の連続二塁打で1点を返すと、後藤もヒットで続き、西武先発・ミャオをKO。更に、中村のエラー,北川の犠飛で2点を加え、2点差。8回には連打で無死一、二塁のチャンスを掴むが、ここで代わった4番手・藤田の前にラロッカは三振,T−岡田はセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で無得点。最後はシコースキーの前に三者凡退に終わり、万事休す。ミャオは6回途中4失点で降板となったが、2勝目をマークした。
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