April 17, 2010 22:48
ロッテ、投打噛み合い5連勝! 成瀬、今季初完封で4勝目!
◆S1−6G◆
巨人先発・東野に対し、ヤクルトは初回、2四球で二死一、二塁のチャンス。ここで宮本はライト前に弾き返すが、一気に三塁を蹴った二塁走者・田中が長野の好返球の前に本塁憤死。これで息を吹き返した東野は4回まで無失点の好投を見せるが、ヤクルト先発・由規の前に巨人打線は4回までノーヒットと先取点を奪えない。0−0で迎えた5回、巨人は先頭の長野が二塁打を浴びせると、亀井のセカンドゴロの間に三進。ここで脇谷がセンターへ犠飛を打ち上げ、ついに均衡を破る先制点をゲット。しかし、その裏、ヤクルトも内野安打の相川を由規が送ると、二死後、田中がタイムリー二塁打を放ち、同点。追い付かれた巨人は7回、エラーとヒットで無死一、二塁した所で開幕以来対右投手32打席ノーヒットが続いている亀井がセンター前へ勝ち越しのタイムリー。更に、脇谷が内野安打で繋いで満塁とチャンスを広げると、一死後、由規の暴投で3点目。更に、二死後、松本がレフト前へ2点タイムリーを放ち、この回4点。9回には鈴木のタイムリーでダメ押しの6点目。最後は越智が3人で締め括り、これで巨人は地方球場で3年越しの11連勝。東野は6回を1失点で切り抜け、3勝目。
◆C8−7D◆
求道者・前田のサヨナラヒットで意気上がる広島の勢いを止めるのに川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに森野が5号2ランを叩き込み、初回から2点を先制した中日。その裏、梵の2号ソロで1点を返されるが、続く2回、広島先発・長谷川が3四球で一死満塁を作る独り相撲の投球でKOとなった後、代わった青木勇から井端の犠飛、森野のタイムリー二塁打で2点を追加。4回には一死一、二塁からまたもや森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに5号3ランを放り込み、7点目。しかし、求道者・前田の一打で乗っている広島はこのまま終わらず、その裏、栗原,小久保のタイムリーで2点を返すと、続く5回には梵,栗原のタイムリーで3点を奪い、1点差。7回に代打で登場した求道者・前田は昨日、サヨナラ打を浴びせた浅尾にリベンジされて、センターフライに倒れたものの、続く8回、守備から入っていた赤松のタイムリー三塁打でついに同点。そして、迎えた土壇場9回、広島は梵の二塁打等で二死二、三塁のチャンスを作ると、ルパン広瀬がセンター前へ弾き返して、昨日に続いての劇的なサヨナラ勝ちを収めた。5番手として登板していた高橋は昨日に続いて白星が転がり込み、出戻り3勝目を飾った。
◆YB7−3T◆
初回に続き、2回も先頭打者を出すピンチを切り抜けた横浜はその裏、先頭のスレッジがライトスタンドへ5号先制アーチ。更に、一死後、吉村,細山田と連続二塁打を浴びせて、1点を追加。2点を追う阪神は4回、一死から新井が3号ソロをぶち込んで、1点差。5回に村田の4号ソロ,吉村のタイムリーで突き放された阪神は8回、鳥谷の2号2ランで再び1点差と詰め寄るが、その裏から登板の4番手・久保田が代わりばなスレッジ,カスティーヨと連続被弾。代わったメッセンジャーも石川にタイムリーを打たれ、とどめを刺された。横浜先発の清水は7回を1失点の好投で2勝目。
◆H3−8E◆
ソフトバンクは初回、オーティズの6号2ランで先制。先発・藤岡はカモにしている楽天相手に1,2回と三者凡退に斬って取る上々の立ち上がりだったが、3回、二死一、二塁のピンチを迎えると渡辺直,高須と連続タイムリーを浴び、同点。続く4回には一死満塁から嶋に勝ち越し2点タイムリーを浴びて、KO。2番手・神内も二死満塁から高須に走者一掃のタイムリー二塁打を許し、この回5失点。大量リードを貰った楽天先発・岩隈は3失点無四球完投で2勝目をマーク。楽天の連敗は4でストップした。
◆M9−0Bs◆
初回、一死三塁のチャンスを逃した偽バファローズは3回にも一死から連打を浴びせながら、赤田,後藤が連続三振。一方、ロッテは偽バファローズ先発・金子の前に3回までパーフェクトと沈黙していたが、4回、先頭の西岡が四球を選ぶと、荻野貴のバント,井口のセンターフライで三進。ここで金の打席で金子が暴投を犯した隙に生還と、ノーヒットで1点を先制。続く5回には大松がチーム初安打を放った後、サブローが史上257人目の通算1000安打となる4号2ランを叩き込み、2点を追加。勢い付くロッテは続く6回にも4長短打を集中して、一気に4点を奪い、金子をKO。ロッテは8回にも神戸,的場の連続犠飛でダメ押し。投げては先発・成瀬が尻上がりに調子を上げ、今季初完封でトップタイの4勝目を飾った。7戦連続2桁安打をマークしたロッテはこれで5連勝。
◆L5−8F◆
2回、小谷野の犠飛で先制された日本ハムだが、その裏、ダルビッシュがまさかの大炎上。一死後、高山,礒?の連打で追い付かれると、続くG.G.佐藤にも痛打された後、連続四球とよもやの押し出しで勝ち越し点を献上。更に、原に犠飛,栗山を歩かせた後、中村にもタイムリーを浴び、大量5失点。折角、ダルビッシュを攻略したと言うのに、4回まで好投していた西武先発・ミャオが突如、崩れてしまう。一死から連打と礒?のタイムリーエラーで1点を返されると、二死後、飯山にヒットを浴びて満塁となった所で稲葉に2号満塁弾を叩き込まれて、一気に形勢逆転。日本ハムは6回にも鶴岡,9回には飯山のタイムリーでダメを押し、連敗を4でストップさせた。3回以降立ち直ったダルビッシュは7回で148球に達し、マウンドを譲ったが、10三振と開幕から続く2桁奪三振記録を5試合と伸ばして3勝目。
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