April 16, 2010 23:56
求道者・前田、16年ぶりのサヨナラタイムリー!
◆C4−3D◆
中日先発・ウッチャンに対し、広島は初回、一死から梵がヒットで出ると、末永が先制タイムリー二塁打。更に、続く栗原が2号2ランを叩き込み、この回3点。しかし、このリードを先発・小松が守れない。直後の2回、連打で作ったピンチで野本にタイムリーを浴びると、4回にはヒットのブランコを一塁に置いて、ベンちゃんに川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに同点5号2ランを被弾。3−3の儘、迎えた土壇場9回、この回から代わった3番手・浅尾に対し、広島は一死から赤松がヒットで出ると、東出が四球,梵がヒットで繋いで、一死満塁のチャンス。3番・末永の打順となった所で満を持して求道者・前田が代打で登場するが、初球をファール,2球目を空振りであっと言う間に2−0と追い込まれてしまう。しかし、3球で決めに来た浅尾のフォークを見事に捉えた求道者・前田はセンター前に弾き返して、実に16年ぶりとなるサヨナラヒット。これで広島は横浜に並ぶ5位タイに浮上。4番手の高橋に出戻り2勝目がついた。クリーンアップを任せた打者に代打起用するくらい求道者・前田を信頼しているならば、今までももっと効果的な起用が出来たのではないかと思わずにはいられないが、単に下半身の不安からスタメン起用しづらいだけの話で、一旦打席に入ってしまえば誰よりも信頼がおける打者であると言う事をこの日の試合で首脳陣が再認識したならば、今後の起用法については大きな期待を持てる………かもしれない。
◆YB−T◆
降雨中止。
◆H9−1E◆
初回、併殺崩れの間に先制した楽天だが、2回、一死一、二塁のピンチで李のサードゴロを草野が後逸する同点タイムリーエラー。更に、二死後、山崎のセンター前への打球を今度は鉄平が弾き、二者生還を許して、2点のビハインド。続く3回には内野安打で出した本多が二盗を仕掛けると、嶋が悪送球を犯して、三進を許し、一死後、小久保のショートゴロの間に4点目を献上。再三バックに足を引っ張られ、落胆の色を隠せない先発・藤原は5回には山崎に被弾するなど2失点。更に、この期に及んでなおも続投を強いられた6回にも連打を浴び、計8失点KO。大量援護を貰って余裕たっぷりのソフトバンク先発・杉内は8回1失点の好投でハーラートップの4勝目をあげた。楽天は今季2度目の4連敗。
◆M−Bs◆
降雨中止。
◆L7−3F◆
日本ハムの先発は将来、ダルビッシュ有,運天ジョン・クレイトンとの3本柱結成が大いに期待されるダース・ローマシュ匡。よりにもよって、涌井と投げ合う事になる不安に見舞われた事で気負ったか、初回から3四球で二死満塁の大ピンチ。しかし、ここでG.G.佐藤をショートゴロに打ち取って切り抜けると、直後の2回、日本ハムは片岡のタイムリーエラーで先制点をゲット。2回のピンチもゲッツーで切り抜けたダースだが、続く3回、無死一、三塁のピンチで栗山のショートゴロの間に追い付かれると、中村,ブラウンと連続二塁打で2点を勝ち越され、無念のKO。西武は続く4回にも栗山,G.G.佐藤のタイムリーで3点を追加し、早くも試合を決定付け、今季初の4連勝。涌井は8回3失点で3勝目をマーク。期待の新星も打たれ、敗れた日本ハムは今季2度目の4連敗で早くも借金10となった。
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