April 15, 2010 22:12
坂本、起死回生の逆転満塁弾! 内海、キムタクに捧ぐ開幕4連勝!
◆G5−2T◆
宿敵巨人相手に敵地での3連勝を目論む阪神はマット・マートンの先頭打者本塁打で電光石火の先制点を獲得。更に、この後、エラーと内野安打で二死一、二塁と地味にチャンスを広げたが、J.マッケンジーがサードライナーに倒れて、1点止まり。存命ならば、キムタクの38歳の誕生日となる筈だったこの日、気迫の籠もった投球を見せる内海は2回以降は阪神に付け入る隙を許さずに7回まで無失点。一方、来日初登板初先発となる謎の新助っ人・フォッサムは6回まで散発3安打無失点の快投を展開していたが、追加点を欲しがって7回の攻撃で代打を出してしまったのが運の尽き。その裏から登板の西村に対して、巨人は先頭の阿部が二塁打。一死後、3番手・筒井に対し、亀井が四球で歩くと、二死後、4番手・メッセンジャーから代打・脇谷が粘って四球を選び、満塁のチャンス。ここで坂本は初球を激振すると、これが左中間スタンドに飛び込む4号グランドスラムとなり、一気に逆転に成功。8回、昨日に続いてのリリーフ登板となった山口が内野ゴロの間に1点を失うも、その裏、寿司職人ラミレスに7号ソロが飛び出し、決定的な1点を追加。最後は越智がピシャリと締め括り、3連敗を阻止。代打を出された回に逆転して貰った内海は球団史上5人目となる開幕4連勝。特別な日にキムタクへウイニングボールを捧げる事が出来た内海はお立ち台で感極まって涙を流した。
◆D7−4YB◆
3度目の正直でプロ初勝利を掴みたいルーキー・加賀。先頭の荒木を三振に斬って取ったまでは良かったが、続く藤井にヒットを浴びると、森野にはタイムリー二塁打を浴び、先制を献上。2,3回と3人ずつで抑え、立ち直ったかに思われた矢先の4回、またも森野に痛打されると、ブランコに内野安打,ベンちゃんに四球を許して、無死満塁の大ピンチ。ここで井端をショートゴロゲッツーに仕留めるも、この間に森野の生還を許すと、続く野本にはセンター前へタイムリーを浴びて、2失点。6回にも一死二、三塁のピンチを作った所で無念の降板となり、またも初白星はお預け。このピンチは2番手・真田が何とか切り抜けたが、8回、4番手・木塚が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにブランコに5号ソロを被弾。これで一気に士気が落ちた横浜相手に中日は4連打と畳み掛けて、ダメ押しの3点を追加。完封目前となった中日先発・吉見だが、9回一死二塁からスレッジの打球直撃を食らい、無念の降板。ここで代わった鈴木に対し、横浜はは二死後、吉村のタイムリー内野安打で完封を免れると、更に、連続四球を選んで、押し出しの2点目を追加。ここでついに守護神・岩瀬を引っ張り出すと、代打・武山が2点タイムリーを放ち、なおも一、二塁と一発が出れば、一気に同点のチャンス。しかし、反撃もここまで最後は代打・金城がショートゴロに倒れ、万事休す。9回途中まで2失点の力投を見せた吉見は2勝目を飾った。
◆C1−2S◆
来日3連勝を狙うバーネットに対し、広島は初回、先頭の東出がレフト前に弾き返すと、梵の犠打で二進。ここで末永がセンター前へタイムリーを放ち、先取点をゲット。早々と援護を貰った広島先発・前田健は6回まで僅かに1安打に抑え込む素晴らしい投球を展開。しかし、7回、先頭の飯原に痛打されると、一死後、宮本,デントナと連打を許し、満塁のピンチ。ここで藤本をセカンドゴロに打ち取るが、この間に飯原が返って、試合は振り出しに。1−1の儘、迎えた土壇場9回、この回から代わった篠田に対し、ヤクルトは二死から宮本が四球を選ぶと、続くデントナがタイムリー二塁打を浴びせて、ついに勝ち越し。その裏、守護神・林が3人で締めて、1点差を守りきった。2番手の押本は今季初白星。広島はまたもや求道者・前田を使いそびれる大失態を犯し、痛恨の1点差負けとなった。
◆Bs1−5H◆
ペタジーニを緊急獲得すると言う仰天補強を披露し、合流が待たれるソフトバンクは3回、先頭の松田がライト前へ弾き返すと、これを下山が後逸。ボールが転々とする間に一気に三塁を陥れた松田は続く山崎の犠飛で先制のホームイン。一方、ソフトバンク先発・和田の前に3回までパーフェクトと沈黙していた偽バファローズは4回、先頭のハイツ田口がチーム初安打となる二塁打。続く下山が送った所で後藤がセンターオーバーのタイムリー二塁打を浴びせて、試合は振り出しに。1−1の儘、迎えた土壇場9回、3回の松田のヒット以降、5者連続三振を含む18人連続凡退と完璧に抑えていた偽バファローズ先発・近藤だが、先頭の代打・柴原の高く跳ね上がったピッチャーゴロを処理して、一塁へ痛恨の悪送球。これで動揺したのか、続く川崎のバントを処理した際、今度は三塁へ悪送球を犯して、やらずもがなの勝ち越し点を献上。更に、本多に犠打を許した後、オーティズにフェンス直撃のタイムリー二塁打を浴び、ついにKO。ソフトバンクはこの後、二死一、二塁からハマのスペランカーの走者一掃タイムリー二塁打でダメ押し。その裏、セーブのつかない場面ながらも登板した守護神・馬原が2安打を浴びながらも、無失点に抑えて、逃げ切った。和田は8回を3安打1失点の好投で3勝目。
◆F3−6M◆
3タテを狙うロッテは3回、一死二塁から西岡のタイムリーで先制すると、続く4回にはサブロー,的場のタイムリーで2点を追加。その裏、8日ぶりのスタメン復帰となった稲葉の今季初アーチとなる2ランで1点差と詰め寄られるが、直後の5回、一死二塁から井口がタイムリー二塁打を放つと、更に、二死満塁とチャンスを広げた所で代打・ゼブラ今岡が2点タイムリーを浴びせて、点差を4点と拡大。その裏、ここまで今季1安打しか打てていない鶴岡のタイムリーで1点を返した日本ハムは8回、二死満塁のチャンスでこの日一発を放っている稲葉に繋いだが、サードゴロに終わり、三者残塁。9回も抑えの小林宏相手に一発が出れば同点と言うチャンスを作る粘りを見せたものの、最後は糸井が打ち取られ、屈辱の3連戦3連敗。勝ったロッテはこれで早くも貯金10。先発・川越は5回3失点でマウンドを降りたが、打線の援護に恵まれ、2勝目をあげた。
◆L7−3E◆
西武は初回、いきなりの3連打で1点を先制。3回に先発・オツが3連続四球で押し出しをかまし、同点とされるも、4回、無死満塁のチャンスに高山が勝ち越しの2点タイムリー二塁打。更に、続く上本にも2点タイムリーが飛び出し、この回、一挙4点。6回にはエラーで貰ったチャンスに片岡が犠飛を打ち上げると、続く7回には中村が3号ソロを叩き込み、ダメ押し。楽天は終盤、2点を返したが、及ばず、3連戦3連敗。先発・ラズナーも開幕3連敗となった。オツは6回1失点でようやく今季初白星。
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