April 14, 2010 22:27
山口、中継ぎ復帰登板で失意のKO! ゴンザレスの奇襲登板も実らず!
◆G2−3T◆
巨人の先発は予想されていた内海ではなく、ゴンザレスが中4日で登板。しかし、開幕から不安定な投球が続くゴンザレスはこの日も初回から関本に今季初アーチを被弾。更に、この後、二死一、二塁のピンチを迎えたが、J.マッケンジーを打ち取って、切り抜けると、2回以降は徐々にペースを取り戻し、追加点を与えない。一方、阪神先発・ソニックの前に4回まで1安打と沈黙していた巨人は5回、寿司職人ラミレス,阿部と連打を浴びせると、長野が送った所で亀井が犠飛を打ち上げ、ようやく同点。これで流れを引き寄せかけた巨人だが、6回一死一、二塁のチャンスに寿司職人ラミレスがゲッツー。7回にも一死一塁の場面で亀井がゲッツーと攻めきれない。8回からチーム事情から中継ぎ再転向となった山口が今季初のリリーフ登板となるが、キャンプから先発として体を作ってきただけに調子が戻らないのか、いきなり一死満塁のピンチを迎えると、ブラゼルに2点タイムリーを浴びて、失意のKO。その裏、巨人は一死から日本一高価な控え選手・李に今季初アーチが飛び出して、1点差と詰め寄るが、最後は藤川球の前に反撃を断ちきられた。ソニックは7回1失点の好投で2勝目。
◆D4−9YB◆
初回に森野のタイムリーで先制された横浜は2回、村田,スレッジの連続アーチで一気に逆転。4回には下園がタイムリー二塁打を浴びせると、5回にはスレッジのこの日2本目となる4号3ラン等で大量5点を奪い、中日先発・小笠原をKO。中日は6回二死一、二塁のチャンスを掴みながら、大量7点差とあって試合を投げたのか投手の長峰に代打を送らず、その儘、打席に送り込むが、ここで長峰がよもやの走者一掃タイムリー二塁打。更に、荒木もタイムリー二塁打を放って、4点差としたが、指揮官が投げた試合で選手が勝利に貪欲になれる筈もなく、7回以降は6つの三振を奪われるなど、一人の走者も出せずにゲームセット。横浜先発・はーちゅんは6回4失点で2勝目をマーク。
◆C6−3S◆
両助っ人からすっかり快音が消えて得点力低下に苛まれているヤクルト。この日も初回から不振のガイエルがチャンスを潰す嫌な立ち上がりとなったが、続く2回、中村,青木,田中のタイムリーで3点を先制。今度こそ今季初勝利が近付いたかと思われた石川だが、4回、藤本のエラーで足を引っ張られた後、梵に1号2ランを被弾。6回には代打・ヒューバーに2号ソロを被弾し、追い付かれると、更に、今度は飯原のタイムリーエラーで足を引っ張られて、勝ち越し点を失い、無念のKO。2番手・増渕も栗原を歩かせ、ピンチを広げると、、フィオにタイムリーを浴び、5点目を献上。広島はここで求道者・前田をようやくまともな場面で代打に起用したが、ライトフライに終わり、追加点ならず。しかし、8回には栗原がタイムリー二塁打を放って、ダメ押し。最後はシュルツが3人で締めて、逃げ切りに成功。先発の偽ハンカチ王子・斉藤は6回3失点で今季初白星を飾った。一方、石川はこれで開幕4連敗。不振の両助っ人だが、デントナには17打席ぶりにヒットが出たものの、ガイエルはまたも3タコに終わり、連続ノーヒットは19打席と伸びた。
◆Bs10−8H◆
2回までに大引の1号3ラン等で4点のビハインドとなったソフトバンクだが、3回、開幕から僅かに単打2本と壊滅的な大ブレーキとなっていた田上が今季初アーチで反撃の狼煙を上げると、ここから4連打を浴びせて、一気に同点。追い付かれた偽バファローズはその裏、ラロッカ,T−岡田の連続アーチで3点を勝ち越すが、ソフトバンクも6回に小久保のタイムリー等で2点を返し、1点差。6回に日高の一発で突き放されるが、7回、4連打で2点を奪い、ついに同点。しかし、8回、この回から登板のファルケンボーグが一死からハイツ田口に痛打されると、続く赤田のバントを処理して一塁へ痛恨の悪送球。ボールが転々とする間にハイツ田口は長駆ホームイン。偽バファローズは更に、後藤のファーストゴロの間にダメ押しの1点を加えると最後はレスターがソフトバンクの反撃を断ち切った。
◆F1−6M◆
日本ハムは初回、立ち上がり制球に苦しむ大嶺が2四球で掴んだチャンスに残塁量産マシンの名を欲しいままにするあの男がよもやの先制タイムリー。しかし、直後の2回、ロッテは一死から大松がヒットで出た所でサブローが3号逆転2ラン。4回には一死満塁から的場の押し出し四球,今江の犠飛で2点を追加。8回には金のタイムリー二塁打,神戸のタイムリーでダメ押しの2点を加え、日本ハム先発・カーライルをKO。尻上がりに調子を上げていった大嶺は散発3安打完投で2勝目を飾った。
◆L6−5E◆
いずれも開幕2連勝中の長谷部,石井一が先発となったが、互いに立ち上がりからピリッとしない。石井一は初回から、連打でピンチを作った挙げ句、山崎に3号先制3ランを被弾。いきなり3点のリードを貰った長谷部も、その裏、中村にタイムリー二塁打,2回には高山に2号2ランを浴びて、あっさり追い付かれる始末。3−3で迎えた4回、楽天は阿部のタイムリーエラーで勝ち越し点を奪い、石井一はこの回限りで降板。長谷部もその裏、2四球でピンチを作り、KO。更に、代わった松本が代打・礒?,ブラウンにタイムリーを浴び、逆転されてしまう。5回から継投モードに入った西武は6回に鉄平のタイムリーで1点差と詰め寄られるが、7回から野上−藤田−シコースキーがパーフェクトリリーフを見せ、1点のリードを守りきった。2番手の長田は6年ぶりの白星。
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