April 13, 2010 23:45
お株を奪う一発攻勢! 阪神、5発のアーチで大逆転勝利!
◆G7−9T◆
阪神先発・能見が得意の巨人戦で大炎上。初回にガッツに6号2ラン、2回に不振の亀井に今季初アーチを被弾。更に、3回には寿司職人ラミレス,亀井とタイムリーを浴びて、あえなくKO。一方的な展開に余裕ぶっこいた若大将・原監督は5回表にして早くもお役御免とガッツを引っ込め、休養を取らせるが、後に悪夢の様な展開が待っていようとは、この時、想像すらしていなかったろう。先発・藤井は5回まで無失点の好投を見せていたが、後半戦になると顔を出す一発病が6回にまたもや発症。鳥谷,新井と被弾して3点を失い、降板すると、代わった久保もブラゼルに6号2ランを浴び、あっと言う間に1点差。巨人は7回、二塁打を放った松本が犠打と内野ゴロの間に俊足を飛ばして、本塁を陥れ、阪神に傾きかけた流れを引き戻したかに思われたが、8回から登板の3番手・豊田が一死一、二塁から18打席ノーヒットと不振を極める桜井に今季初アーチとなる逆転3ランを被弾。更に、代わった金刃もマートンに3号ソロを叩き込まれ、2点差を付けられる始末。その裏、巨人は一死から李がエラーで出塁して、好調の1,2番コンビに繋いだが、ここで阪神は早くも守護神・藤川球を投入。藤川球は期待に応えて、坂本,松本と打ち取ると、9回も引き続きマウンドに上がり、巨人の反撃を断ちきり、球団新の通算131セーブ目をマークした。
◆D8−7YB◆
前回の登板でようやく水島の呪いを打破したかに思われた山井だが、まだ完全には払拭出来ていないのか、初回からスレッジの2号3ランを被弾。その裏、中日はすかさずベンちゃん,井端の連続タイムリーで追い付くと、続く野本が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに今季初アーチとなる2ランを叩き込み、一気に勝ち越し。しかし、これで波に乗れないのが川相不在の中日。続く2回にも二死満塁と絶好の追加点のチャンスを掴みながら、井端が打ち上げて、三者残塁。落胆の色を隠せない山井は直後の3回、先頭の石川を歩かせると、一死後、内川,村田,スレッジ,カスティーヨの4連打で逆転を許し、失意のKO。代わった平井も吉村にタイムリーを浴び、この回4失点。毎回の様に走者を出しながら、2回以降ゼロ行進が続いていた中日は8回、二死一塁から川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに森野が史上260人目の通算100号となる2ランを叩き込み、ついに同点。試合はその儘、延長にもつれ込んだ。迎えた11回、この回から登板の山口に対し、中日は四球と敬遠で二死一、二塁とした所で谷繁がタイムリー二塁打を放ち、サヨナラ勝ち。6番手の高橋にトップタイの3勝目が転がり込んだ。
◆C3−2S◆
開幕3連勝を狙う館山に対し、広島は初回、末永,栗原の連続タイムリーで2点を先制。リードを貰った青木高だったが、3回、一死から飯原に痛打されると、続く田中に今季初アーチを叩き込まれて、一気に試合は振り出しに。その後、両軍共に追加点を奪えない儘、試合は延長に突入。迎えた10回、ヤクルトは2四球で二死一、二塁と勝ち越しのチャンスを掴むが、ガイエルがセンターフライに倒れて、無得点。すると、その裏、広島は二死走者なしから石原がレフトスタンドへ2号ソロを叩き込み、劇的なサヨナラ勝ち。5番手の高橋に出戻り初勝利がついた。試合には勝ったものの、1点を争う展開だったにも拘わらず、求道者・前田はよもやのフル欠場。石井タクロー,中東,喜田と代打が3人も起用されているが、求道者・前田は徹底的に後回しにされてしまった。これは最早、温存の域を超えているだろう。どう見ても求道者・前田を使うべきシチュエーションは何度もあった筈なのに、何とも不可解な野村采配である。
◆Bs6−8H◆
序盤から激しい点の取り合いとなったこの試合。初回にカブレラのタイムリーで先制されたソフトバンクは2回に松田の犠飛,後藤のタイムリーエラーで逆転。その裏、同点に追い付かれるも、3回に松中のタイムリー,ハマのスペランカーの犠飛で2点を勝ち越し。しかし、その裏、偽バファローズはカブレラ,T−岡田の連続アーチであっさり逆転に成功。1点を追うソフトバンク5回に小久保が同点タイムリーを浴びせると、6回には本多,オーティズの連続タイムリーで三たび勝ち越し。この後、1点ずつ取り合ったが、最後は馬原が締めて、乱打戦に終止符を打った。先発のホールトンは6回途中6失点降板と不本意な投球ながら、打線の援護に恵まれ、2勝目。
◆F7−8M◆
1−1で迎えた3回、日本ハムは田中の2打席連続タイムリーで勝ち越すと、続く4回には大野のタイムリー二塁打で3点目。2点を追うロッテは直後の5回、サブローのタイムリー二塁打等、5長短打を集中し手、4点を奪い、一気に逆転。続く6回にも井口のタイムリー二塁打で2点を追加。しかし、粘る日本ハムはその裏、あの男のタイムリーで1点を返し、唐川をKO。続く7回には二死満塁から高橋に2点タイムリーが飛び出し、1点差。更に、8回には二死走者なしから大野,陽,糸井と3連打を浴びせて同点に追い付き、唐川の3勝目が消滅。迎えた10回、この回から登板した高橋由伸に対し、ロッテは代打・フクーラが2号ソロをぶち込んで、勝ち越しに成功。その裏、9回からマウンドに上がっていた小林宏が三者三振の快投で締め括り、今季初勝利をあげた。
◆L5−3E◆
初回、楽天が中村紀洋のタイムリー二塁打で2点を先制すれば、その裏、今度は西武の中村が2号2ランを放り込み、あっさり同点。楽天は4回に草野の今季初アーチで勝ち越しに成功。2度の満塁のチャンスを逃すなど、拙攻が続いていた西武だったが、6回、細川に今季初アーチが飛び出し、ようやく同点。3−3で迎えた8回、西武は二死走者なしから片岡のヒット,原の四球で一、二塁とした所で栗山が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、この試合初めてのリードを奪う。最後はシコースキーが3人でピシャリと締めて、逃げきった。先発の岸は10安打を浴びながらも、8回を3失点で凌いで3勝目。
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