April 11, 2010 17:52
ついに出た待望の一発! 求道者・前田、2年ぶりのアーチ!
◆G7−1D◆
昨年のデビュー戦,今年のオープン戦と巨人打線を翻弄し、新巨人キラー襲名の期待が懸かる伊藤がついに巨人戦に登場。しかし、初回に内野ゴロの間に先制して貰いながら、その裏、四球を連発し、押し出しで同点を許してしまうと、続く2回には坂本,松本,ガッツの3連打で2点を勝ち越され、この回限りで失意のKO。2番手の清水の前に3,4,5回と0点に抑え込まれていた巨人だが、4イニング目となり清水に疲れの色が見え始めた6回、坂本にタイムリー二塁打で4点目を追加。更に、7回には寿司職人ラミレスが2試合連続の6号ソロ,8回にもガッツに2本目のタイムリー二塁打が飛び出し、ダメ押し。この3連戦勝ち越しを決めた巨人は単独首位に躍り出た。先発の東野は7回を自責点0の好投で2勝目。
◆T7−3S◆
初回、阪神は二死二塁から放ったキュラソ星人の打球はレフトポール際へ。最初は二塁打と判定されたが、キュラソ星人のアピールにより、ビデオ判定に持ち込まれた末、判定はホームランと覆った。先制を許したヤクルトだが、直後の2回、衣川の走者一掃タイムリー二塁打であっさり同点。更に、野選と死球で一死満塁とチャンスを広げたが、田中がセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で勝ち越しならず。3回のチャンスも逃したヤクルトだが、4回、先のチャンスを潰した田中が名誉挽回のタイムリーを放ち、勝ち越し。しかし、その裏、阪神は新井,J.マッケンジーの連打の後、ブラゼルが5号3ランを叩き込み、一気に逆転に成功。ヤクルト先発・村中はこの回限りでKOとなった。阪神は7回にもキュラソ星人のタイムリーでダメ押しの2点を追加。最後はセーブのつかない場面ながらも登板した藤川球が締め括った。先発の下柳は5回3失点で今季初勝利。
◆YB6−3C◆
今季初先発となる長谷川に対し、初回、四球にエラーとノーヒットでチャンスを掴んだ横浜は内川の犠飛で1点を先制すると、21打席ノーヒットと不振に喘ぐ村田にタイムリーが飛び出し、2点目。続く2回には1週間ヒットが出ずにいる吉村にも今季初アーチが飛び出すなど、不振の東福岡コンビの活躍で主導権を握った。3回には内川にも今季初アーチとなる2ランが出て、5点目。広島は嶋のタイムリー等で3点差まで追い上げるが、横浜は6回、カスティーヨのタイムリー二塁打で突き放す。広島は9回に代打で登場した求道者・前田がライトスタンドへ2年ぶり(代打では6年ぶり)のアーチを叩き込み、球場を大いに沸かせたが、焼け石に水。さしもの求道者・前田でも4点ビハインドの9回二死走者なしで引っ張り出された所で如何ともしがたいのは言うまでもなく、広島は開幕以来、非難囂々となっている求道者・前田の起用タイミングにまたもや大きな課題を残す事となった。天谷が戦線離脱したのだし、疲れが出ない程度にスタメン起用…とはいかないものか? 横浜先発の清水は6回を2失点で切り抜け、移籍初勝利。
◆H1−4F◆
いきなり連続三振でスタートを切るなど、2回二死まで5人を立て続けに打ち取った大隣だが、よりにもよってあの男に二塁打を浴びてしまった事でリズムを崩したか、鵜久森に先制タイムリーを許すと、3回には二死走者なしから陽に二塁打,田中に三塁打と連続長打を浴びて、1失点。更に、5回には二死走者なしから陽を歩かせた所でまたも田中に2号2ランを被弾。失点はいずれも二死走者なしからと言う詰めの甘さでこの回限りの降板となった。日本ハムは6回から早くも継投モードに切り替え、小刻みに繰り出された5人のリリーフがいずれも仕事を果たして、逃げ切り。先発の武田勝は5回1失点で今季初白星。ソフトバンクは再三塁上を賑わせながら、放った10本のヒットがい゛れも単打止まりで攻めきれず、川崎のタイムリーで完封を免れるのが精一杯だった。
◆E4−1Bs◆
偽バファローズは2回、この所、すっかり当たりが止まっていたT−岡田に久々の4号ソロが飛び出し、1点を先制。前回、大炎上した木佐貫は4回まで内野安打1本と抑え込み、5回も簡単に二死を取ったが、ここでリンデンに同点被弾。追い付いた楽天は6回、連続内野安打で作ったチャンスに主砲・山崎のタイムリーで勝ち越しに成功。7回には一死二、三塁から渡辺直がスクイズを決めると、8回にも中村紀のタイムリー二塁打で1点を加え、ダメ押し。先発の田中は終始安定した投球を見せ、散発6安打1失点完投で2勝目。偽バファローズはこれで3カード連続の負け越しとなった。
◆M11−0L◆
2回に中島の野選で先制したロッテは3回、西岡,荻野貴,井口の3連打等で2点を追加し、西武先発・帆足をKO。井口は5回にもタイムリーを放って、4点目。そして、8回には西武リリーフ陣の制球難につけこんで4四球を選び、今江の今季初アーチとなる2ラン等で大量7点を奪い、試合を決定付けた。投げては先発・小野が7回を3安打無失点の好投で2勝目。8回からは薮田−小林宏と繋いで、完封リレーを達成した。
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