April 10, 2010 20:03
越智、大量点呼ぶプロ初安打! 山口、先発初勝利も中継ぎ再転向!?
◆G11−3D◆
昨年、何度となく苦しめられた難敵・ウッチャン相手に初回から阿部がタイムリーを放ち、先制点を貰った山口だが、直後の2回、制球を乱して、無死満塁のピンチを背負った末、小山に同点犠飛を許してしまう。この後、連続三振でピンチを切り抜けたが、4回、ブランコに川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにブランコに4号ソロを被弾し、勝ち越し点を献上。しかし、その裏、巨人は長野の三塁打の後、マッスル千代の富士が犠飛を打ち上げ、あっと言う間に同点。続く5回には一死一塁からここまで2安打のガッツがバックスクリーン左へ5号2ランをぶち込んで、再び勝ち越し。2点を追う中日は8回、荒木,小池の連打で無死一、三塁として、クリーンアップに繋いだものの、森野のゲッツーの間に1点を返すのが精一杯。ここで代わった越智からブランコが二塁打を放ったが、続くベンちゃんは空振り三振を喫して、同点ならず。その裏、巨人は二死からマッスル千代の富士がヒットで出塁。ここで代わった4番手・鈴木はネクストバッターズサークルに李が控えていたものの、越智に代打は送らないと睨んだか、江戸川を敬遠気味に歩かせるも、これが悪夢の始まり。越智に浅く守っていたセンターの頭上を越えるプロ初安打となるタイムリー二塁打を浴びて、2点を失うと、これでがっくり来たか、この後、満塁とピンチを広げた挙げ句、ガッツに押し出し四球。更に、この日外野にすら打球を飛ばせずにいた寿司職人ラミレスに5号グランドスラムを被弾し、この回、大量7失点で試合を決定付けられた。寿司職人ラミレスはこの一発で史上37人目となる1000打点を達成。プロ入り最長最多となる7回2/3まで102球を投げた山口は2度目の挑戦にして先発初勝利を手にした。だが、クルーンの離脱により、山口は試合前からこの日を最後に中継ぎに戻されてしまう事に決定していた事が発覚。この日の結果次第とか言うならともかく、結果を見る前からこの方針が決まってしまうのは何とも不可解だ。クルーンの代わりは越智なり小林なりで回せるだろうし(小林は少々不安だが)、中継ぎは久保は好調、豊田,金刃もそこそこには結果を出している訳だが、ゴンザレスが不調,西村健が離脱している中、山口を先発から外してしまうのは果たして、得策なのか? 明らかに先発の頭数が足りなくなると思うのだが、久保辺りを先発に回すのかね?
◆T5−1S◆
初回から二死満塁と絶好の先制チャンスを掴みながら、宮本が打ち上げて無得点に終わった事に落胆したのか、その裏、ヤクルト先発・由規が大炎上。一死一、三塁からキュラソ星人に先制タイムリーを浴びると、新井を歩かせた後、J.マッケンジーに3号グランドスラムを叩き込まれて、大量5失点。由規は以降、6回までノーヒットと素晴らしい立ち直りを見せたものの、初回の乱調があまりにも大きく響き、今季初黒星。阪神先発・上園は6回まで無失点の好投。7回に四球を連発して、降板となったが、リリーフ陣の援護を仰いで、2年ぶりの白星をマークした。
◆YB3−7C◆
横浜は初回から内川,スレッジのタイムリー,カスティーヨの犠飛であっと言う間に3点を先制。プロ初勝利へ幸先のいい援護を貰ったルーキー・加賀は1,2回と3人ずつで仕留めるが、3回、いきなり連打を浴びると、一死後、東出,梵と連続タイムリーを許し、1点差。更に、二死満塁となった所でフィオに2点タイムリーを浴びて、形勢逆転。リードを奪った広島は8回、2四球で一死一、二塁とした所で栗原のタイムリーとカスティーヨのエラーで3点を追加し、ダメ押し。最後は梅津−シュルツと繋いで逃げ切った。先発・小松は5回1/3を3失点で今季初勝利。3回の集中打に泣いた加賀はプロ初黒星となった。
◆H1−12F◆
ダルビッシュ,藤岡の両先発が上々の滑り出しを見せ、序盤は両軍共にゼロ行進。均衡が破れたのは4回。日本ハムは一死からヒットの田中が二盗を決めると、続く高橋が先制タイムリー。更に、糸井が今季初アーチを叩き込み、この回3点。5回一死まで一人の走者も出せずにいたソフトバンクはハマのスペランカーの2号ソロでようやく1点。1−3で迎えた7回、日本ハムは糸井,小谷野,ミスタースナイパー・坪井の3連打で1点。この後、エラーでチャンスを広げた所で飯山の犠飛,代打・陽の押し出し死球で2点を加えると、更に、4連打を浴びせて、一挙9点のビッグイニングを形成。ダルビッシュは完投ペースながら、大量点差がついた事で8回1失点で降板したが、自身2度目となる4試合連続2桁奪三振をマークしての2勝目を飾った。
◆E6−1Bs◆
開幕から白星のないエース・岩隈を何とか援護したい楽天は初回から山崎のタイムリー二塁打で1点を先制。2回には草野が今季初アーチを叩き込むと、4回には宮出のタイムリー二塁打等で2点、5回には中村紀がタイムリー,6回には3四球等で1点と小刻みに加点。序盤から主導権を握って貰い、楽な状況での投球となった岩隈は7回を1失点と抑え、ようやく待望の今季初勝利を掴んだ。一方、今季初先発となった中山は4失点で4回もたずにKOとなり、今季初黒星。8回に加藤が聖沢に頭部死球を食らわせ、危険球退場となったが、大局に影響はなかった。
◆M5−8L◆
開幕から安定した投球を見せている渡辺俊がこの日は大乱調。立ち上がりから制球が定まらず、四球連発で作ったピンチにブラウンにタイムリー二塁打を許して、2失点。2回には先頭の上本に今季初アーチを被弾。一死後、3連打と自らの野選で3点を失い、あえなくKO。勢い付く西武は3回にも3連打で2点、4回には上本が早くも猛打賞となるタイムリーを浴びせて、8点目。終盤リリーフ陣の踏ん張りで西武の勢いを止めたロッテは3点差まで追い上げたものの、序盤の大量ビハインドを跳ね返すには至らなかった。西武先発・ミャオは7回途中まで5失点ながら、打線に援護に恵まれ、今季初勝利。
ランキング投票にご協力下さい→ 人気blogランキング