April 09, 2010 23:36
涌井、初回悪夢の6失点! 緊急代打・神戸、とどめの3ラン!
◆G4−7D◆
同率首位での激突となったこの試合。精密機械のごとき制球力が見る影もなく、昨年の大活躍はフロックに過ぎなかったのか…と思われても仕方ない投球が続く今季のゴンザレスだが、この日も立ち上がりからピリッとせず、2回には井端にタイムリー二塁打の後、野本,谷繁と連続犠飛を許して、早くも3失点。3,4回のピンチは凌いだものの、5回にもブランコに2点タイムリーを浴びて、移籍後最短となる4回1/3でKO。その裏、ガッツの4号3ラン等で1点差まで詰め寄ったものの、終盤にもリリーフ陣が追加点を奪われ、首位陥落となった。
◆T3−8S◆
本格的なブレイクを期待されながら調子が上がって来ない桜井を外し、ルーキー・藤川俊をプロ初スタメン起用した阪神は初回に1点ずつ取り合って迎えた3回、J.マッケンジーのタイムリーで勝ち越しに成功。1点を追うヤクルトは6回、一死二、三塁からガイエルが6号3ランを叩き込み、一気に逆転に成功。阪神もその裏、ブラゼルの一発で追いすがるが、ヤクルトは7回に2年ぶりの一発を放って調子に乗った衣川が8回にもタイムリー三塁打で走者を一掃し、ダメ押し。先発の新助っ人・バーネットは6回3失点と試合を作り、来日2連勝。
◆YB5−0C◆
来日初勝利を目指す新助っ人ジ・oは初回、簡単に二死を取りながら、ここから連続四球でピンチを作ると、スレッジ,カスティーヨの助っ人コンビに連続タイムリーを許して、3点を献上。2,3,4回とノーヒットに抑え、立ち直ったに思われた矢先の5回、一死から3連打と村田の犠飛で2点を失い、この回限りで降板となった。一方、開幕から出遅れてようやく今季初登板となった横浜の先発はハマのチンピラは6回を散発4安打無失点の好投。7回からは真田−江尻と繋いで完封リレーを達成した。
◆H6−0F◆
椎間板症と診断された稲葉がこの日もスタメンから外れ、迫力不足のビッグステーキ打線(若大将・原辰徳命名)は3回までパーフェクトと沈黙。プロ初先発となるルーキー・増井は2回まで無難に抑えていたが、3回、川崎に先制2ランを被弾。7回にも来日初アーチを被弾すると、松田に二塁打を浴びた所でKOとなった。この後、代わった金森も本多,オーティズと連続タイムリーを許し、致命的な3失点。ソフトバンク先発・杉内は10三振を奪っての散発5安打に抑えての今季初完封で3勝目。
◆E3−8Bs◆
偽バファローズ打線が序盤から大爆発。初回、赤田が先制2号ソロを叩き込んだ後、北川も2点タイムリー。続く2回にもまたも赤田が2打席連続の3号3ラン。更に、カブレラの7号ソロ,北川のタイムリーで大量5点を奪い、楽天先発・藤原はこの回限りであえなくKO。3回以降は楽天リリーフ陣の前にゼロ行進が続いたが、序盤の大量点が最後までモノを言い、逃げ切った。先発の金子は6回途中で降板となったが、打線の援護に恵まれ、2勝目。
◆M8−3L◆
開幕戦以来となる成瀬,涌井と横浜高校の先輩後輩対決は涌井がよもやの大乱調。初回一死からヒットと連続四球でいきなり満塁のピンチを背負うと、大松,サブローと連続タイムリーを浴びた後、右膝に自打球を当てて退場となったフクーラに代わって登場した代打・神戸に2年ぶりとなるの一発となる3ランを被弾し、悪夢の6失点。派手なガッツポーズを繰り返すなど、大はしゃぎの神戸にムカついたのか、3回には内角を突きまくった挙げ句、報復気味の死球を食らわせ、あわや乱闘となる騒ぎを起こしてしまった涌井はあえなくこの回で降板となり、今季初黒星。一方、成瀬は毎回走者を出しながらも、要所を締める粘りの投球で7回2/3を3失点で切り抜け、3勝目。
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