March 07, 2010 20:23
鉄面皮崩壊! キーンとの初対決は吾郎に軍配! / 今週の「MAJOR」
予期せぬ…と言うより、薄々予感を覚えながら、現実となって欲しくなかった吾郎の登板に、周囲が愕然、呆然、驚愕する中、寿也は検査の結果も問題なかった事だし、このピンチを切り抜けるには吾郎しかいないと考えていたと飄々とした態度を見せる。てっきり、体調の事で気を使われるかと思っていた吾郎は寿也の意外な反応に拍子抜けするのだった。フルカウントで迎えたキーンと吾郎はこれが初対決。最近は丸くなったと思いきや、心根は昔と何も変わっていない吾郎にキーンは呆れながらも、吾郎がただ蛮勇に酔いしれるだけの男ではなく、こういう無茶をする時に発揮する絶大な集中力に警戒を強めていた。吾郎の第一投はキーンがファール。ホーネッツ時代、吾郎の球を幾度となく受けてきたキーンだが、打席で対峙した時であまりにも勢いの違う吾郎のボールに戦慄を覚える。100マイルを連発する吾郎に対し、キーンはファールで粘るのが精一杯。外野フライや、詰まった内野ゴロでも決勝点が入る場面で、恐らくストレートしか来ないであろう状況下、打点王のプライドを懸けて渾身のスイングを見せるキーンだったが、吾郎の剛球はキーンのバットを叩き折り、何と、その儘、寿也のミットに飛び込むのだった。
眉村をも凌ぐキーンの鉄面皮がついに崩れる時が訪れた! バットを折ったボールがその儘、ミットに入るなんて、確かに衝撃的な事態ではあるのだが、まさかあのキーンがここまで驚愕の表情を見せるとは、こっちの方が遙かに衝撃的だった。期待していたキーンの移籍を巡る過去エピソードが開陳されなかったのは実に残念…。マードックに軽いバット使えよ…なんてエピソードやる暇があったら、キーンの移籍話をやってくれよ…。今回の様子を見る限り、別に吾郎と対決してみたかったから移籍したとか、そういう訳でもなさそうだしなぁ。それにしても、毎度、吾郎の両親を見ていると不憫になってくるね。散々、こういうシーンを見せられると、ドラマ的には吾郎が死んだ方が盛り上がる…みたいな気分になってしまうよ…。
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