February 15, 2010 22:49
脱ぎ捨てたプライド! マードック、執念の速球攻略! / 今週の「MAJOR」
二死一、二塁と一打同点の場面で打席に入ったマードック。引退間近マードックに対し、キーンは衰えで直球に目がついていっていないから引退は賢明な選択だと揺さぶりを仕掛ける。これにより、余計な事を考えてしまったマードックはコーエンの快速球の前に簡単に追い込まれ、吾郎相手に速球打ちの練習をし、反応が遅れてしまっていた時の事を思い出していた。元々、コーエンクラスの速球に目がついていっていない以上、キーンはささやき戦術で撹乱させて、球種を迷わせる必要などなく、、速球一本で十分だと考えているであろう事にようやく気付いたマードックはこの後も続くであろう速球攻めを打開すべく考えを巡らせる。あの時はバットを短く持った方がいいのではないかと言う吾郎のアドバイスに対し、自分の持ち味である長打力が失われるからとプライドが邪魔して拒絶したマードックだったが、この場面でプライドどうこうなど言ってはいられず、シングルヒットでもいいから何とかしたいと言う想いに駆られると、タイムをかけ、キーンに気付かれない様、バットが折れた振りをして、自分より軽い寿也のバットと交換し、再び打席に戻る。案の定、投じられた速球に対し、軽いバットでコンパクトに打ちに行ったマードックはこれを弾き返すが…!?
予想通り、マードックの過去話に突入。まぁ、そんな大層な話ではなかったが、こんな調子でよく1年間クリーンアップとして乗り切ったなぁ。キーンはどういう意図でああいう話をしたのか、真意が不明なのだが、もう7戦目だと言うのに、突然、こういう話をするってのは、やはり、ささやき戦術なのだろうか? キーンにこういう揺さぶりのかけ方はイマイチ、似合わない気もするし、単なるいつものストレートな物言いをしただけかもしれないが…。完全にシングル狙いだったマードックだが、こりゃ同点タイムリーにすらならないのかもしれんなぁ…。やはり、満塁で寿也が逆転タイムリーと言うご都合主義な展開が待っているのかね。下手すると、逆転グランドスラムも十分にありうるぞ…。それにしても、「オレが理想とする究極のプレーヤーは打って走って守れ、そして三振も取れるプロ野球選手さ」とか言っていた吾郎が最早、打撃は専門外…みたいな事を言ってたのには少々寂しさを覚えたなぁ。
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