September 29, 2009 23:11
延長10回、森本、決勝タイムリー三塁打! ソフトバンク、辛くも2位死守!
◆D4−1G◆
19日ぶりの登板となる巨人先発・グライシンガーに対し、中日は2回、先頭のブランコが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに38号先制ソロ。更に、二死後、柳田,小山と連打を浴びせると、投手のあちゃくらさんが走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、この回3点。続く3回には野本が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2号ソロを叩き込み、4点目。4回まで散発2安打と沈黙していた巨人は5回、古城のヒット,井端のエラー等で一死二、三塁とすると、坂本の犠飛でようやく1点。続く6回にはガッツ,寿司職人ラミレスと連打を浴びせると、一死後、松田記者がレフト前へ弾き返すが、二塁走者の代走・脇谷が本塁憤死。続く古城も倒れて、二者残塁。中日は7回からゴーグルで照明の光を反射させて打者の目を眩ましでもしなければ、とてもプロでは通用しない非力で卑劣な投手として描かれてしまった水島の呪いを受けて以来、2年間白星から遠ざかっている山井−高橋と繋ぎ、最後は浅尾が締めて、逃げ切った。先発のあちゃくらさんは6回を自責点0の好投で2年ぶりの10勝目。
◆S2−8T◆
Aクラス奪回へ負けられない阪神は初回、二死一、二塁から新井のタイムリー二塁打で先制。3回には一死一塁からキュラソ星人がタイムリー二塁打を放ち、1点を追加。しかし、その裏、ヤクルトは死球の福地を二塁に置いて、青木が15号2ランを叩き込み、一気に同点。追い付かれた阪神は4回、由規のエラーと連続四球で二死満塁とタナボタのチャンスを貰うと、鳥谷,キュラソ星人と連続二塁打を浴びせて、4点を勝ち越し。ヤクルトは6回、二死から連打と四球で満塁とし、阪神先発・ソニックをKO。一発が出れば同点と言う場面で代打・デントナを送り込んだが、ここで代わったアッチソンの前に三振に倒れて、三者残塁。ピンチを脱した阪神は直後の7回、新井が15号ソロを叩き込むと、9回には狩野のタイムリー内野安打でダメ押し。8回途中からマウンドに上がっていた藤川がその裏もピシャリと締めて、逃げ切り。再びヤクルトとの差を0.5に縮め、Aクラスへ望みを繋いだ。ソニックは5回2/3を2失点で9勝目。
◆C2−1YB◆
初回、広島は一死から死球を食らった小窪が天谷のセカンドゴロで二進すると、ここで栗原がライト前へタイムリーを浴びせて、1点を先制。立ち上がりは不安定だったが、徐々に調子を上げていく広島先発・今井は5回まで無失点の好投。しかし、6回、先頭の金城に二塁打を浴びると、藤田に犠打を許した所で内川に犠飛を打ち上げられて、ついに同点。1−1の儘、迎えた土壇場9回、横浜は一死から村田のヒット,ジョンソンの四球で一、二塁とするも、吉村,石川と打ち取られ、勝ち越しならず。初回の栗原のタイムリー以降、22人連続凡退と手も足も出ずにいた広島だが、その裏、先頭の代打・ルパン廣瀬がレフト前ヒットで出塁。続く東出がきっちり送ると、小窪が敬遠されて、一、二塁。天谷は三振に倒れたものの、またも栗原がセンター前へタイムリーを放ち、劇的なサヨナラ勝ち。4番手のシュルツに4勝目が転がり込んだ。
◆E6−7H◆
首位・日本ハムへの挑戦権を賭けた2位攻防4連戦、先手を取ったのはソフトバンク。楽天先発・岩隈に対し、2回二死から明石が三塁打を浴びせると、長谷川,田上と連続タイムリー二塁打で2点を獲得。楽天は3回、二死満塁から山崎武が押し出し四球を選んで1点差。ソフトバンクは5回、一死三塁から小斉が野選を誘い、1点を加えると、更に、二死一、二塁とした所で松中がタイムリーを放ち、この回2点。続く6回には先頭の田上が24号ソロを叩き込み、5点目。岩隈はこの回限りで降板となった。4点を追う楽天はその裏、草野,青波の長瀬と連打を浴びせると、一死後、宮出がタイムリー。更に、代打・中島が歩いて満塁となった所で渡辺直が犠飛を打ち上げ、3点目。続く7回には先頭の鉄平が内野安打で出ると、山崎武が37号2ランを叩き込み、ついに同点。土壇場9回、楽天は3四球で一死満塁と絶好のサヨナラの場面を作りながら、青波の長瀬がファーストゴロゲッツーに倒れて、延長に突入。迎えた10回、ソフトバンクは先頭の川崎が四球で歩くと、一死後、森本のタイムリー三塁打で勝ち越しのホームイン。更に、この後、2四球で二死満塁となった所で明石が押し出し四球を選び、この回2点。その裏、楽天は一死から中村真が3号ソロを叩き込むが、中谷,渡辺直と倒れて、あと一歩及ばなかった。4番手の馬原は2回を1失点で4勝目。
◆F12−3Bs◆
今度こそプロ初勝利をと、4度目の先発に臨んだルーキー・伊原は初回、簡単に二死を取り、上々の滑り出し…と思いきや、稲葉に死球を食らわせると、高橋に8号2ラン,スレッジに25号ソロと連続被弾で3失点。3回に1点を返して貰うも、4回、先頭の糸井に14号ソロを被弾すると、続く鶴岡に二塁打を浴びた所であえなくKO。勢い付く日本ハムは更に、田中,小谷野のタイムリー等でこの回5点。6回には二死走者なしから高橋が岡田のエラーで出ると、スレッジがこの日2本目となる26号2ラン。更に、小谷野が二塁打で続いた後、糸井もこの日2本目となる15号2ランを叩き込み、試合を決定付けた。5発のアーチを掲げる一発攻勢で快勝を収めた日本ハムはAクラスを確定させ、優勝マジックを5と減らした。先発のスウィーニーは7回を投げ、10安打を浴びながらも、3失点で食い止め、5勝目をあげた。
◆L3−13M◆
西岡の悲痛な叫びも虚しく、下衆なファンが無駄に空気を悪くしている中、この日は真っ当なファンの鬱憤を晴らすがごとく、ロッテ打線が大爆発。初回、一死満塁のチャンスに里崎が押し出し四球を選んで先制すると、今江のセカンドゴロの間に1点を加えた後、南が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、この回4点。2回に1点ずつ取り合って迎えた4回には一死二、三塁から堀のタイムリーで2点を追加。続く5回には一死一塁からまたも南が3号2ラン。更に、田中雅が歩いた後、早坂のタイムリー三塁打,堀のタイムリー内野安打で一気に4点を追加。8回にも今江のタイムリーで2点を加え、ダメ押し。投げては、大量援護に守られた先発・小野が西武打線を5安打3失点で切り抜け、完投で8勝目をマークした。敗れた西武は連覇の可能性が消滅。
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